| BELSTAFF | |
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「ベルスタッフ」は1924年に創業の英国のアウトドアブランドです。10年ほど前には当店でもここのワックスドコートを仕入れたりしていたので、オールドファンならご記憶かもしれません。 実は、数年前、ここは経営難からイタリアのある会社に営業権が移ったのです。そして、当時からその1ジャンルであったバイクウェアにその進む道を特化させ、見事に甦った、というわけです。イタリア人は英国のいいところを引き出すのがホントにうまいですよね。 写真左は「XL500T」。ベルスタッフのコレクションの中では、もっともポピュラーでおとなしいスタイル。ですので、タウンユースにはもってこいかと思います。素材は、デュポンの6.6デニールナイロンを織り上げたベルフレックスというここのオリジナル英国素材。防水&防風&強靱で、真冬の暴風雨に垣根へ突っ込んでも大丈夫!(かな?決して保証するものではありませんよ。) 2003年からは、従来ゴールド色だったメタルボタンやロゴマークをいぶし銀に変更した(ベルトのリフレクもピカピカものからブラックになりました)、より街着にふさわしいシックなニューモデル(パールブラック)が登場しました。 |
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| CLEO | |
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ダブリンのセレクトショップ「クレオ」は、小さいながらも珠玉のアイリッシュクラフトが一杯に詰まった玉手箱のような店。 二代目当主のキティ・ジョイスは、アイリッシュ・ファッションの生き字引的存在で、アランセーターの普及の歴史にも大きく関わった人物。野沢が自著を著すにあたっても大変世話になっています。 アランセーターの魅力を将来に語り継ごうと、キティが手掛けるハンドニットが「エラボレート・アラン」と呼ばれる数々のセーター。当店ではこれを日本人の女性サイズに細部に至るまで修正してもらったものを扱っています。 |
| GLOVERALL |
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「グローバーオール」といえば、言わずと知れたダッフルコートの老舗。学生時代からお世話になっている人も多いことでしょう。ブームであろうとなかろうと、ダッフルは当店の永久定番です。野沢は2004年春にイングランド・ノーザンブトン州の本社工場を訪れ、交流を深めてきました。一口にグローヴァオールのダッフルコートといいますが、そのラインナップはとても幅広いものです。当店では、2着目モノというか、そこそこの大人が老いてもてらいなく着ていられるような、軽くて上質なダッフルに絞って展開を続けています。 また、こんな型、こんな色のダッフルがどうしても欲しいという方、4月までにご注文いただければ、その年の秋にご用意いたします。こういう一年越しの予約を受けるのも、当店の特徴でしょう。 |
| JIMMY HOURIHAN | |
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「ジミー・ホリハン」(アイルランド・ダブリン)のケープも永年続いている当店の定番的ブランドです。 誰でも真似して作れそうないたってシンプルな一枚布のケープですが、抜群のウェイトバランス、ボリューム感、素材使いのうまさ、など完成度の高さが他の追随を許しません。 当店のダイレクト直輸入です。 |
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| JOUTSEN | ||
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| ココのフィンランド語の会社名は以前は「オイ・スオメン・ホイヘン」、英語に直すと「Finish
Feather Ltd」、つまり「フィンランド羽毛株式会社」という、まるで国策会社のような名前でした。創立は1936年というから、約70年の歴史を誇りますが、2005年に、ブランド名と同じ「ヨーツェン」に社名を変更しました。ちなみにJoutsenは、swan(白鳥)を意味します。 当店が、ヨーツェンのダウンはすごい、とお薦めする理由は、以下の通り。(ちょっと長いですけど…) 【原料がスゴイ】 その素材は、シベリア北方の北極圏内に生息するグース(がちょう)の胸の部分のうぶ毛状の羽毛。 夏毛が抜け冬毛が生えそろった10-11月に捕獲される。肉はシベリアで食用に供されるので、羽毛だけがフィンランドに送られる。 ちなみに、中国製に多く使われるダック(あひる)(こちらの肉はかの有名な北京ダックになるのです)との違いを尋ねたところ、「ダックは湿ると臭うが、グースはほとんど臭わない。そもそも、性能として、温帯にいるダックと北極圏のグース、どっちが寒さに強いか、自明のことでしょう。」と、余裕の答えをもらった。「ついでに言うと、ダウンの品質と色とはまったく無関係です。真っ白い方がいいダウンだというようなことが言われることがありますが、それは間違いです。」 【洗浄がスゴイ】 シベリアから届いた原毛は、ヨーツェンの自社内で洗浄される。自分の会社で洗浄までできるところはまれなのだそうだ。 ダウンにとって、洗浄という工程はとても大切で、洗浄がいい加減だと、虫の卵や微生物などが残り、後々品質の劣化を招いてしまう。ここでは、豊富でしかも清純な氷河の雪解け水を使い、3〜5回も、丁寧に洗浄され、一切の不純物を洗い落としたダストフリーのダウンマテリアルが完成する。 環境配慮はフィンランドの常識であり、もちろん合成洗剤の類はまったく使われていない。 「うちの工場の周りを流れる水は、本当にピュアでそのままごくごく飲める。それに比べたら、中国の水は泥水みたいなものです。」 昔から、清き水が豊富にあるところには、精密工業産業が成立した。信州諏訪しかり、スイスのレマン湖しかり…。フィンランドといえば、そう、ノキアがあるじゃないか。 【性能がスゴイ】 ダウンの性能はフィルパワーという数値で表される。(fillpowerは重量1オンスのダウンは何立方インチの体積が必要となるか、という単位) 普及品だとせいぜい500フィルパワー、600-700なら優良、800は現実には不可能、という。そして、ヨーツェンは常に700以上のフィルパワーを誇る。 コレを分かりやすくパクッと言ってしまうと、74cm四方の箱(だいたい洗濯機ぐらいの大きさ)の体積でようやく1kgの重量になるぐらいの軽さ、ということで、驚異的な性能と言わざるを得ない。 羽毛は一般にフェザー(羽根毛)とダウン(わた毛)に分けられるが、ヨーツェンではほとんどフェザーを混ぜず、ほぼ100%ダウンを使用。ただ、フェザーを完全に選り分けて取り除くことは技術的に不可能なので、品質表示は95%DOWN、5%FEATHERと謙虚に表示している。 【メンテがスゴイ】 どんなにいいモノも、手入れが面倒であったり、雨に弱かったりしては、使い勝手が悪くなってしまう。 ヨーツェンのダウンを包み込むシェル(外布)は、スウェーデン製の「ハイテク・マイクロ」という防水透湿のハイテクマイクロファイバー素材を使用、雨に強く、しかも体内の湿気は外に逃がす。もちろん耐裂性にも優れているので、中からダウンが飛び出してくることはない。そして、この素材は機能性の高さももちろんだが、一般のナイロンやポリエステルのようなツルツル感がなく、一見すると細番手のコットンのような高級感があるので、これがヨーツェンが一般的なスポーティなダウンウェアと一線を画する要素となっている。 そして、豪雨に遭うことも想定しなければならないウェア類には、この素材にさらに、デュポンのテフロン加工(お鍋でお馴染みですね)を施し、耐水性を強固なものにしている。 さらに、ヨーツェンのダウンは、洗濯機で洗うことができる。ダウン専用の洗剤も用意されていて、まさに至れり尽くせりなのだ。 【信頼がスゴイ】 実はこの会社の製品群のなかで、衣料品が占める割合はそんなに多くない。 一番多いのはフトン類で、日本橋の老舗百貨店・T島屋で、最高級羽毛布団として、長年にわたり取り扱われているが、ヨーツェンが最も心血を注いで作っているのが、寝袋である。 雪山登山や砂漠の探検で使われる寝袋は、使う者にとっては、間違いがあってはならない重要な生命維持装置なのだから、100%の信頼がおける製品でなければならない。探検家たちから絶大な信頼を寄せられているヨーツェンの寝袋は、最大マイナス40℃の極寒状態にも耐えられるように設計されている。この寝袋の高い技術が、衣料品に充分に活用されていることはいうまでもない。 いやぁ、語り出すと止まらなくなりそうなので、この辺で… 私たちが、ヨーツェンは世界一のダウン、と自負する誇りの一端がお分かりいただけたことと思います。かつていくつかの日本の輸入卸会社がココの扱いを手掛けたようですが、「性能もスゴいが、値段もスゴい」と、みなあきらめてしまったようです。確かに当店のように、直輸入直販でなければそうおいそれと扱える価格帯ではありません。 私は、ココを、かつて伝説のアウトドアショップとまでいわれた虎之門Pの、敬愛していたO氏(故人)から紹介されたのですが、この製品を扱えることに大きな喜びを感じ、改めて亡きO氏に感謝しています。 |
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| MACKINTOSH OF IRELAND | |
| 「マッキントッシュ」を辞書で引くとこうあります。 「mac(k)intosh 名詞U ゴム引き防水布;C 防水外套(がいとう)【略 mac(k)】.」 つまり、レインコートのひとつで、その名はCharles Macintoshという人が1823年にコールタール・ナフサが生ゴムを溶かす性質に着目して布の裏にゴムを張り付けることを発明したことに由来します。 ザ・ビートルズが故郷リバプールの日常風景を描いた曲「ペニー・レイン」にもこんな歌詞があります。♪And the banker never wears a mac in the pouring rain. - Very strange!♪ (で、あの銀行員は土砂降りの雨でも絶対マックを着ないんだよ。変な人だね) |
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このように、欧米ではmackintosh(mac)はレインコートの別称として一般的に広く知られた言葉となっています。世の中には、レントゲン、ギロチン、コンドーム、沢庵(たくあん)、隠元(いんげん)、など、発明者の名前がそのまま一般名詞になっているものが数多くありますが、マッキントッシュもまたそのひとつなのです。 なので、以下の説明で私が言うところのマッキントッシュ(マック)とは、あくまでも普通名詞としてのマックコートであることをまずお断りしておきます。 さて、このたび当店に入荷したのは、アイルランド製のマックコートで、ブランド名は「Mackintosh of Ireland」と言います。マックコートを作るメーカーは英国にもありますが、このアイルランドのマックは多くのお店が扱っている英国製のものとはいくつかの違いがあります。 決定的な違いは、その素材です。綿と綿との間に挟んである防水素材が生ゴムではなく、ポリウレタン系のハイテク素材がサンドイッチされています。なので、ゴム臭さ、硫黄臭さ(生ゴムを貼るのに硫黄を使うため)がないことはもちろん、通気性があるので蒸れることもなく、また長年使用しても三層構造がはく離してしまうという事態も起きません。生ゴムは冬にはパリパリに硬く冷たくなり逆に夏には溶け出したりすることがありますが、そんな心配も無用です。何より、ドライクリーニングも水洗いもOKというのが嬉しいです。 縫製面では、縫い目の裏からテープを糊貼りするという作業を施していません。なのでどうしても縫い目からは水が若干浸み入ることもありますが、タウンユースには全く支障はありません。むしろ、ゆくゆく糊が劣化してきてテープ貼りがベロベロと剥がれてくるという悲しい思いを心配する必要がない、という安心感を優先させています。 つまり、19世紀の先端技術として誕生したマッキントッシュの21世紀型バージョン、ということです。 「うん、品物が良いのはよく分かった。でも、雑誌によく載ってるマッキントッシュとは別物なんでしょ。ということは、これはやっぱりニセモノじゃないの?」と、まだ疑問に思っている方もおいでかと思います。その辺のことを語ると長くなりますので、別項を設けました。詳しくお知りになりたい方はこちらをお読み下さい。ここでは結論だけを申しますが、断じてニセモノじゃありません。 |
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