BIBURY COURT
 「バイブリー・コート」は、下間由一(しもま・ゆういち)という、渓流釣りが好きで好きでたまらない男が、一人でその趣味にハマりまくって作ってしまった商品です。
 ブランド名は、英イングランド・コッツウォルズ地方南麓の地名に由来します。何でも、彼がかつてここを訪れたら、とても美しい静かな場所で、ひねもす渓流に釣り糸を垂れていたとか。いつかこんな場所に昔ながらの釣り道具屋を開きたい、という彼の夢から名付けたんです、とうれしそうに語っていました。
ココとの出会いは、ホントに幸運な偶然のなせる仕業としかいいようがありません。
 事の発端は、ある展示会で、かねてから親交のあるファッションライターのY氏にばったり会ったことでした。
 彼は、方々のメンズ雑誌に、いつも綿密な下調べをし真摯な姿勢で原稿を書いている、私が最も信頼するライターですが、雑談の中で、私がボヤいて曰く「近頃のメンズカジュアルの服って、どうしてこうも素材をいじめる服ばかりなんだろう。もっと素材そのものの持ち味を大事にした服は現れないんでしょうか。」すると、Y氏は、ハッとひらめいた様子で、「今、時間ありますか。会わせたい男がいますから、すぐ行きましょう。ここから歩いて一分のところですから。」と、私の手を引くように、さっとそこを出ていき、そして、まさに目と鼻の先のマンションの一室へ。
 それが、バイブリー・コートだった、というわけ。

 こういった幸運な出会い、私はかなり大事にするタチの人間なんですね。
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Content Contenu  フランスのクラシックなビンテージ服を基本イメージに置き、そこからそのまんまのクラシックでなく現代の服らしいモダンさを加味したのが「コントン・コントニュ」の服です。その加味のやり方のさじ加減がとっても微妙なくすぐり具合で、ここにこのブランドの妙があり、ほぅうまいなぁ、と感じます。夫婦の二人三脚という小さな所帯で、奥さんがモノ作り、旦那さんがマネージメント、という役割分担をしています。
DUE BILANCE
 東京の巨大展示会の新人コーナーで出会ってしまいました。一目惚れです。
 「ドゥエ・ビランチェ」は、国内はもとより海外でも多くのキャリアを持つ多田州広が、「自分の好きな服を思いっきり作りたい!」と始めたブランドです。 シンプルだけど、細部への心配りが嬉しい、「そうそう、探していたのよ、こんな服。」とお思いの方も多いはず。
 ブランド名は、フランス語で「ふたつの天秤」の意味。ご自身とそのお師匠さんが天秤座だったという縁から名付けたそうです。
HYPERION


HYPERION


 「ハイペリオン」はギリシャ語で「高い志」という意味だそうです。男性二人の大阪の小さなところですが、よそのとこと決定的に違うのは、メンズのきちんとしたスーツのことを知り尽くした上で、なおそれで軽く羽織るパットなしのジャケットの製作を企画しているということで、これが着心地の差に現れるわけです。
INTOCA

intoca.






 ハンドニットの世界には我々の知らない違う境地もあるものなんだ、ということを「イントゥーカ」で知りました。 というのは、従前のハンドニットにありがちなカントリーとかクラフトとかトラッドといったイメージを見事に気持ちよく払底してくれていて、「そうか、カッコいいハイファッションとして21世紀に通用するハンドニットというのはこういうものなんだな」というひとつの答えを見せてくれます。
YOSHI FUNABASHI
 ミラノ在住のヨシ・フナバシ(船橋芳信)氏によるデザイナー・ブランド。ダブルフェイスのウール・ストレッチ素材を使ったコートやジャケットを得意としています。
 レディスが主ですがメンズもあります。もともとのご実家は長崎のテイラー屋さんだとのことで、弟のユキさんと共に、ミラノの服飾業界で活躍する日本人兄弟として高名です。
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