ARAN ISLANDS
 静岡の小さな洋服屋を全国区の店たらしめた、当店の「看板商品」。アイルランド西岸・アラン諸島の女性によって、昔ながらの伝統的手法で編まれている、「本物のアランセーター」です。編み柄は編み手一人一人によってすべて異なり、その見事な浮きだし模様は「編む彫刻」「着る芸術」とまで称賛されています。
 ゴルウェイベイ・プロダクツ社は、この「本物のアランセーター」を商業的に取り扱う世界で唯一の会社。当社はその在日事務所の役割を任命されており、全国のセレクトショップや有力メイルオーダー会社への商品供給も当社によって管理されています。また、アイルランド政府商務庁からも「日本におけるアランセーターの第一人者」として高い評価を頂戴しています。
 アランセーターを語り始めると、2時間あっても足りなくなりますので、別項「アランセーター」を設けてあります。ご参照下さい。また、そのすべてを一冊の本にまとめました。「アイルランド/アランセーターの伝説」(繊研新聞社刊、\2,000)です。詳細は「書籍のご案内」まで。
EVEREST
 このセーター、「エベレスト」といいます。1953年、英ヒラリー卿らがエベレスト初登頂の際着ていたセーターをそのまま現代に復刻したものです。
 すごいのはそのストーリーだけではありません。一般にシェトランドセーターというと、アジア製の安物という印象がありますが、このセーターはシェトランド諸島に生息する純血のシェトランド種の羊毛を使い、しかも編まれるのもそのシェトランド諸島という、真のシェトランドセーターなのです。その感触はカシミアともメリノとも違う不思議なタッチです。
 さらにその編み方も驚きの、50年前と変わらぬシームレス、つまり脇や袖に縫い目がないのです。細かな手作業でなければできない作りです。
FISHERMAN OUT OF IRELAND
 ブランド名からはベーシックな機械編みのフィッシャーマンセーターを想像されるかもしれませんが、これからのセーターってこうなっていくんだろうな、と感じさせるコンテンポラリーなニットが「フィッシャーマン/アウト・オブ・アイルランド」の最近の得意モノです。
 ボイルドウール、ジッパー使い、多様な切替え、カット&ソゥのテクなど、言うなれば「トレーナー感覚」のお気楽セーターとでも表現できましょうか。
 当社が国内エージェントをしているブランドです。
JOHN SMEDLEY
 秋冬のメリノウール、春夏のシーアイランドコットン。極細糸のフルファッション・ニットと言えば「ジョン・スメドレー」の右に出るモノはないでしょう。

 永らく並行輸入品を展開しておりましたが、2003年秋冬物の入荷商品より、代理店経由の仕入れに切り替えました。
 この切り替えの理由は大きく二つ。
まず、この数年間で、円安ポンド高が進み、並行品ならではの価格メリットが徐々になくなってきたことが挙げられます。
 もうひとつは、英本国の企画と日本で求められているニーズとに乖離が出始めてて、当店のお客様にも、日本独自の別注品をご紹介する必要があったため、です。

 まあ、コレには、仕入れる側としては、いろいろと苦労もあったわけですが、お客様には、今までと同じスメドレーであることには変わりありません。
WILLIAM LOCKIE

 英国スコットランドのボーダーズ地方・ホーウィックは、英国のカシミアセーターの大半がこの地で製造されている 「セーターの村」です。その長いニット産業の歴史の中で、実に数多くのブランドが、あるときは有名になり、またあるときは閉鎖の憂き目にあったりして、浮沈を繰り返してきました。その中で「ウィリアム・ロッキー」は1874年の創業から130年間、急激な成長を望まない堅実な経営と有名ブランドの黒子役に徹するという姿勢が功を奏し、変わらぬ生産スタイルを貫きつつ今日に至っています。
 野沢は2006年1月にここを訪問し、古い技術を持ちながらそれに頼り切ることなく最新技術も導入しつつ、伝統の維持と経営の効率化という二律背反する課題を克服していく姿勢を視察してきました。
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