入荷速報。ナイジェル・ケーボン、ベーシック・ヘンリーTシャツ(半袖)。好みの開きの量を自由に調整できるヘンリーネックです。

ナイジェル・ケーボン、ベーシックヘンリーTシャツ、8,100円(税込)。

15ss_nigel_basichenley1

前項のベーシックTシャツと同じく、
オープンエンドコットン素材で丸胴仕上げ、ですが、
こちらはヘンリーネックです。

3つのボタンで開閉するので、首回りに伸縮のリブが不要になり、
首回りを布帛のパイピングで処理しています。
15ss_nigel_basichenley2
で、脇の下には三角のガゼットパーツが配されていまして、
これはリブ素材になっています。

つまり、ボディ本体の天竺、首と前立て裏の布帛、脇下のリブ、と、
3つの異なる素材が組み合わさっている、という、
結構面倒なモノづくりをしているわけです。

15ss_nigel_basichenley_charcoal←チャコール

アスレティック・ウェア感を出すためでしょうか、
プラスティックの猫目ボタンが使われています。

15ss_nigel_basichenley_gry_3←グレー

ヘンリーネックのTシャツは、丸首でもVネックでもなく、
ボタンの開閉で開きの量を自分の好みに調整できて、
しかも、なんかリブ編みがまだ未熟な時代の19世紀っぽい古臭さがあり、
私は結構好きなんです。
ポロシャツから衿を取っちゃった、とも言えますし。

ヘンリーネックの由来、
知ってる人も多いとは思いますが、
テムズ川流域のヘンリーという町で初夏に行われる
ヘンリー・レガッタというボートレースのウェアから名付けられたものです。
1839年から180年続く伝統的イベントで、今年(2015年)は7月1~5日に開かれます。

改めて地図で調べてみたら、ヘンリーの町はウインザーからまださらに西へ遡った、
結構上流の方なんですね。

ちなみにテムズ川、スペルはThamesなのに、
セェィムズじゃなくてなぜテムズと呼ぶのか、
一説では、ある国王がちょっと滑舌が悪くて、どうしてもthの発音がtになってしまい、
みんながそれに倣ったからだ、聞いたことがありますが、
ホントかな。