入荷速報。ナイジェル・ケーボンがカノコのポロシャツを作るとこうなります。ワニ印とは別物のイッピンができました。

ナイジェル・ケーボン
インシグニア・ポロシャツ 14,040円(税込)
インシグニアというのは部隊章、
左袖に特殊なテクで浮き上がるように刺繍されています。

15ss_nigel_insigniapolo1

鹿の子のポロといえば、当然ワニ印が一つの完成形として存在するのですが、
そこはナイジェル、決してそれを追従するようなものは作らないわけです。

15ss_nigel_insigniapolo_wht1 15ss_nigel_insigniapolo_wht2
↑オフホワイト

1970年代に編まれたビンテージのカノコポロを顕微鏡レベルで解析したら、
40番手単糸と50番手単糸という、太さの異なる糸の引き揃え、
という設計を発見したのです。

プロの眼からいうと、こんな編み方をすると、編みの節ができやすくて、
とても効率の悪いやり方であり、
現代ではとてもやってられないほどの手間暇なんだそうですが、
これをやってしまうのがナイジェル・ケーボン、
1970年代のビンテージカノコを再現したのが、この素材です。
コシがあり目の立ったカノコ生地が編み上がりました。

15ss_nigel_insigniapolo_blk1 15ss_nigel_insigniapolo_blk2
↑ブラック

ビンテージ感は生地だけではありません。
脇の下に三角形のリブ編み地を差し込んだり、
錫色のメタルボタンを使ったり、
左胸に小さなベース型のポケットを付けたり、
前立てをV字にしてみたり、と、
ビンテージウェアからインスパイアされたものであろうディテールが盛り込まれています。

15ss_nigel_insigniapolo_blk3

ポロシャツをたくさん持っている人でも、
これは一枚着てみたいな、
と充分にそう思わせてくれる、そんなポロシャツであります。