入荷速報。ラコステのボタンダウン・シャツです(メンズ)

こんにちは、ラコステです。と、私たちにアプローチがあったのが、7月のこと。
じゃのんびり考えて来年の夏物からでも始めましょうか、と、こちらから東京の日本支社に返礼にお伺いしたところ、
ん、コレは…と私の目に留まったサンプルがありました。

Lacoste08fw1 カタチはシャツなんです。ボタンダウンのプルオーバー、背中にはヨークが切ってあるし、嬉しいことにちゃんとボックスプリーツまで入れてある。裾は、入れても出してもOk、のうまい丈と仕上げになっています。
で、素材はポロシャツでお得意のカノコ素材。簡単に洗えてアイロンもいらない。
つまり、ボタンダウンシャツとポロシャツのいいとこ取り、だったわけです。
こりゃ、単独で裾出しで着ても、裾入れしてジャケットのインに着ても、残暑が強くても使える一枚だね、と、強い興味を持ったのでした。

でも、そのサンプルには気になるところが二つあって、私、正直に言ってしまいました。
「このデュエ・ボットーニの台衿、と、ポリウレタン混のストレッチ素材、というところが私は納得できないなぁ…」
と、ぼやきますと、先方担当者、なぜかニコニコと曰く、
「実は、全く同じ意見がB社から出たので、デュエではない普通のBDの衿で、綿100%のカノコで作っている別品番があるんですよ。」と。
となれば、もう私も断る理由はありません。ということで、秋物からのスタートと相成ったわけであります。

Lacoste08fw2 前置きが長くなりましたが、ラコステの中でも「クラブ・ライン」という、すっきりシルエットの少しモードっぽいカテゴリーの商品です。なので、ワンポイントもいつもの緑でなく、小さいシルバーのワニになっています。白、濃紺、黒、の3色。サイズ3(M相当)と4(L相当)。\15,750。
(紺と黒はかなり近いです。大きく単独撮ってる写真、と、三枚まとめた写真の左上、これが紺です。)

製造は山形県のラコステ専属のメリヤス工場。
ワニ印の製造拠点は世界に何ヶ所かありますが、フランス本国のファクトリー亡き後は、日本が世界で一番いいクオリティのワニ印を作る、という定評で、世界のワニのお手本となっているというのがすでに業界の定説なのであります。