入荷速報。フィンランドから、世界最北のダウンウェア、ヨーツェンJoutsen到着。レディス編。

今年もフィンランドから、素晴らしいダウンウェアの数々が届きました。

羽毛相場の高騰と為替の円安というダブルチョップな影響で、
今年は価格の変更を余儀なくされましたが、
その向かい風をしても十分に魅力ある品揃えとなってくれたかと感じています。

まずは、全国からのメール問い合わせが多い、レディスからご紹介します。
3品番あります。

☆PIPSA 118,800円(税込)
着丈約75㎝
14fw_joutsenw_pipsan1_2 14fw_joutsenw_pipsan2_2

14fw_joutsenw_pipsa1 14fw_joutsenw_pipsa2_2

ポピュラーな膝上丈です。
すっきりとしたフィッティングで、ウェストのシェイプもうまく効いています。
フード取り外し可。
XSサイズのみ。

14fw_joutsenw_pipsan3←ダークブルー (ネイビー)

14fw_joutsenw_pipsa3←オリーブ

ダークブルーとオリーブの2色。
(このオリーブの色が写真だとうまく撮れないんですよね。
ホントにいい色なんですけれど)


☆ERICA 
116,640円(税込)
着丈約92㎝

昨年から継続の人気品番。
エリマキ状になるフードが特徴的です。
14fw_joutsenw_erican1 14fw_joutsenw_erican2_2
XSサイズのみ。

14fw_joutsenw_erican3
ダークブルー(ネイビー)

14fw_joutsenw_ericab1 14fw_joutsenw_ericab2
ブラック (追記:10月27日追加記載しました)

☆NATALIA  172,800円(税込)
着丈約97㎝

この品番はレディス専用の光沢感のあるハイグレードな素材を使っています。

14fw_joutsenw_natarian1 14fw_joutsenw_natarian2

ダブルブレストに見せる4つのメタルボタン、
ウェストマークを強調するベルト付き、です。
14fw_joutsenw_natariap1 14fw_joutsenw_natariap2
フードの取り外し可。
Sサイズのみ。
Mサイズあります。(11/16追記)
14fw_joutsenw_natarian3←ダークブルー(ネイビー)

14fw_joutsenw_natariap3←ダークプラム(パープル)

ダークブルーとダークプラムの2色。


入荷速報。スコットランド「ベグ」のカシミアマフラー。クラシックなサイズで男性的なチェックを選びました。品番Arranです。

スコットランド「ベグ」のカシミア100%マフラー、
品番名はArranです。
アランセーターのアランAranはアイルランドの島ですが、
こちらは、スコットランドのArran島の方です。
時々アランセーターの産地と間違えられたりします。、
ベグの会社があるエアAyrの対岸に浮かぶ島ですが、こちらも風光明媚な島です。

サイズ 30cm×160cm、カシミア100%。
34,992円(税込)。

14fw_begg_cashmeregershwinbrn 14fw_begg_cashmeregershwinbrn2

この160㎝という長さは近頃では少なくなったクラシックなサイズです。

カシミア100%で織り上げた後、アザミの実で引っ掻いて毛羽立たせる、
というスコットランド伝統の手法で仕上げています。

14fw_begg_cashmeregershwinnvy 14fw_begg_cashmeregershwinnvy2

男性的な寒色系の色合いを選びましたが、
もちろん女性にもお勧めできます。

14fw_begg_cashmeremetcalfeblu 14fw_begg_cashmeremetcalfeblu2

ビジネスシーンにも合うチェック柄、というところを狙いました。
ギフトにも適してます。

14fw_begg_cashmeresheppardfln 14fw_begg_cashmeresheppardfln2

以上の全部で4柄です。


入荷速報。スコットランドのカシミアスカーフといえばココがピカイチ、「ベグ」の極薄よろけ織りの絶品Staffa、届きました

スコットランドのベグBeggは1866年の創業ですから、
再来年で150周年を迎えます。

スコットランドにはカシミアのマフラーの会社はたくさんありますが、
その中でもたぶん一番ラグジュアリーなモノづくりを得意としているのが、
ベグではないかと感じています。

昨年に引き続いて展開するのが、スタファStaffaです。
カシミア65%シルク 35% の極細の糸をふわふわよろよろと織りあげていますので、
なんとなく縦方向に織り模様が現れます。

価格は29,160円(税込)。

14fw_begg_staffa_dm3 14fw_begg_staffa_dm2

サイズは42cm×200cm。
実は昨年のタイプよりも幅が狭くなっています。
男性は縦に二つ折りにしてマフラーとして使うことが多いですが、
女性は折らずに広げてスカーフとしても使え、薄手なので全シーズン対応できます。

色数は、無地が5色、チェックが1柄。

14fw_begg_staffa_bg1←STONE

14fw_begg_staffa_brn1←BARK

14fw_begg_staffa_gry1←GRANITE

14fw_begg_staffa_dm1←LIGHT DENIM

14fw_begg_staffa_idg1←DARK DENIM

14fw_begg_staffa_bw1←VINTAGE BLACK WATCH

昨年タイプよりも幅が狭いので、贅沢に二本巻きもできるんです。
14fw_begg_staffa_mix

昨年も言いましたが、
ベグは商品名にスコットランドの風光明媚な地名を付けています。
Staffaは、シングルモルトで名高いアイラ島の近くのホントに小さな島。

13fw_begg_boat_cave

この島の柱状節理は世界でも地学上とても貴重な場所です。
このうねった縞々がスカーフのイメージだったんでしょう。
いつか行ってみたいところの一つです。


入荷速報。バイブリーコートから、コーデュロイのハンティングジャケットです

バイブリーコートから届いた、ハンティングジャケットです。
今年はコーデュロイを使って、昨年と同じスタイルで作ってます。
49,680円(税込)。

14fw_bc_jk11 14fw_bc_jk12
色はブラウンの1色のみ。

14fw_bc_jk13
ジレ(ベスト)風の前立てが付いています。
これは隠してしまうこともできます。

14fw_bc_jk14
お約束通りの凝り凝りなリディテールです。

14fw_bc_jk1


入荷しました。フィンランドからヨーツェンのダウンがドカンと到着しました。

フィンランド・ヨーツェンから届きました。
箱のなりは大きいのですが、持ち上げたら軽い軽い!

14fw_joutsen1
ダウンジャケットが31着入っています。
3箱の売価合計は約400万円です。

店で販売する分は本日店内に並べました。

早期ご予約のお客様の注文分もすべて(一名を除いて)揃いました。
ご予約の方にはこれから順次個別にご案内します。

少しずつ商品を写真撮りしてできるだけ早く商品紹介をできるようにしますが、
待ちきれない方はどうぞご来店ください。


入荷速報。フィルメランジェ史上で最高品質の綿裏毛素材を使ったパーカー2型。あまりに良すぎて今シーズン限りの希少品となりました

フィルメランジェから遅れて届いたパーカー2型。

まず先に商品紹介から。

☆前開きフルジップのパーカー、クルーズCruz 32,400円(税込)。レディスあり。

14fw_fm_cruz4
左:ライトメランジェ 右:ダークメランジェ

☆かぶりハーフジップのパーカー、クリントClint 30,240円(税込)。

14fw_fm_clint4
左:ライトメランジェ 右:ダークメランジェ

☆レディスのみ、丸首のトレーナー、カラムCallum 23,760円(税込)。

14fw_fm_cruzcallum1

予言しておきます。コレ、恐らくきっと幻の逸品になります。

フィルメランジェではデビュー以来この7年間、
様々なコットンの裏毛(スウェット)素材を開発してきました。
ワタの段階から編み、組み立てに至るまで、矜持を持って取り組んで、
特に、オーガニックコットンをはじめとしたナチュラルコットンの糸で、
それを、古い吊り編み機にかけてゆっくりと編みたてる、
という手法を得意にしてきました。

14fw_fm_cruz_col_2

ただ、いろんな生地開発に挑戦してきたことで、
7年間で種類が増えすぎてしまい、
混乱してきたので、ここらで交通整理をして、
ナチュラルコットンで吊り編み、では、コレ、
という一つに絞り込もう、ということになりました。

で数種類の裏毛素材を思い切って廃番にし、
こいつを新定番生地として提案してきました。

14fw_fm_cruz3

うーん、さすが。この上なくふんわりとしたやわらかい空気感があり、
それでいて生地の腰もちゃんとあってテレテレしていない、
心地のいい裏毛です。これが新定番なら大歓迎です。

ところが、大問題が出ました。価格です。
今まで実績を積み上げてきたフィルメランジェだからこそ
今の3万円超という価格が何とか通用していますが、
将来もこの素材を継続していくならこの価格設定ではとても採算が合わない、
さらなる値上げがやむを得ない、
という試算が出たのです。計画はとん挫しました。

新定番にする、という触れ込みだったこの生地ですが、
先日行われた春夏物の展示会では、リストから消えてしまっていたのです。
代わりに価格を抑えたシンカー編み機での裏毛生地が出ていましたが、
正直こいつほどの魅力は感じませんでした。

ということで、もう一度言います。
多分これは幻の逸品になります。