バイブリーコートからお得意のフィッシングパンツが届きました。
いつも通りのシルエットですが、変わった点は、
①ポケットの数が減りました。それでも8個付いてます。
②素材がちょっと薄手に。それでも全季節対応型の素材であります。
③前半分と後ろ半分で色が違います。これがこのパンツの最大の特徴。
それでも全く違和感なく普通に履ける、これがすごい。
後ろの側がカーキ。つまり後ろ側の方が色が少し濃くなるわけです。
19,000円(税別)。
ドレイクスのタイ、遅れていましたが、ようやく40柄が届きました。
急いで紹介します。
すべて生地は英国製で、縫製は日本です。シルク100%、タイ幅8.5㎝、
価格は、12000円(税別)。ただし50オンスものだけは13000円(税別)です。
②ストライプ。ベースの部分はロゥシルク(わざとフシを残してワイルド感を出す)の
ヘリンボーン織りで、
シルクですがリネンっぽい風合いを演出しています。
③ストライプ。光沢のある生地をベースにシンプルな白系の3本線入り。
④ストライプ。ネイビーのフレスコ(ガーゼ織り)生地がベースです。
⑤スコットランド伝統のタータン、ブラックウォッチをテーマにしたシリーズ。
フレスコの生地で、チェック、グリーン無地、ブラック無地、という集積。
⑥織り生地ですが、ニットタイっぽい感じを出しています。
ニットタイでは細すぎる、軽すぎる、というときに便利に使えそうです。
⑦50オンスツイルのコレクション。定番のスモールドットのプリントもの。
ベースはすべてネイビー。
⑧50オンスツイルの無地。今ある在庫はこれらの色です。
ほとんどのものは1本だけの在庫ですので、売り切れの際はご容赦ください。
また、電話やメールでお問い合わせいただくのはいいのですが、
店へご来店の順に販売しますので、(明後日行くからそれまで取っといて)という類のお願いはご容赦ください。
(3/16までの臨時措置とします。ご理解ください。)
昨年同様の開催です。
「この指とまれ!」は他の予約会と少し違います。
予約会ですとお客様がカタチや色を自由に選んで決められるのですが、
対して「この指…」は、あらかじめ私たちが絞り込んで用意したカタチや色に対して
予約を入れてもらうものです。
ご予約の方には15%offの価格でご提供します。
今回立てた「指」は、メンズが3つ、レディスが1つ、の計4本の指です。
まずメンズから。
★「グローヴァオール」、定番の表無地、裏チェックのメルトン生地。
細身スタイルのダッフルコート。英国製。標準価格56,000円(税別)。
定番のCというファブリックで、いわゆるメルトンと呼ばれるものですが、
今回から裏側のチェック柄が大幅にリニュアルされまして、イメージ刷新です。
一言で言うと、大人っぽく、なりました。
型紙は、昔からずっと変わりがないものと思っている方も多いようですが、
実はかなり年々変化しています。
今回のシルエットは、ウェスト回りをスッキリと、また腕廻りも細くして、着丈もやや短めにしています。
定番なのに新しい、というのが今回のモデルです。
★「グローヴァオール」、昨年来好評のリーファージャケット(Pコート)。
英国製。標準価格63,000円(税別)。
昨年初登場で、大好評だったPコート、今年も継続します。
サイズ感、着丈、素材、作り、どれも良い意味で「普通」つまりスタンダードな一着。
★「インバーティア」、ウール100%ヘリンボーン織りの軽量高級ダッフル。
生地も縫製も英国製。標準価格89,000円(税別)。
英国のダッフルコートのブランドというといくつかあって、
時代によって、現れては消え、また現れては消え、と栄枯盛衰を繰り返していますが、
そのひとつがインバーティアです。
今年度から本格的な復活を遂げました。
その知名度は低いのですが、
かつては、仏の英国的嗜好ブランドOEや超メゾンブランドHのダッフルコートの製作も担当していた実力派ブランドです。
軽量なヘリンボーン織りの生地、三枚はぎの立体フード、丁寧なパイピングの処理、と、言うことなしの仕上がり感です。
スーツやジャケットの上から着るなら、コレが一押しです。8色あり。
続いてレディスです。
★「グローヴァオール」、定番の軽量バックチェックを使った
コンパクトシルエットなダッフルコート。
英国製。標準価格63,000円(税別)。
昨年も好評だったモデルです。やや長めの着丈で、適度なウェストシェイプ、大人っぽさが特徴です。
生地の色柄が大幅にリニュアルされまして、裏のチェック柄がかなり入れ替わりました。
色数の選択肢はたくさんあります。
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全モデルとも締切は3月16日(日)です。
なお、この「この指とまれ!」はご来店のお客様に限っての受付を原則としております。
ご了承下さい。
3月になりましたので、もう一度掲載します。
スーツの企画、「駆け込めフロンティア」です。
お待ちしてます。
以下再掲。———————————
赤い生地バンチでおなじみ、英国「ハリソンズ・オブ・エジンバラ」。
数多い生地コレクションのなかでは、それほど最高級というランクではないのですが、
当店ではダントツの一番人気を誇る生地が「フロンティア」です。
平織りの10オンス(300g)という、よそにないユニークなスペックで、
いい意味で季節感のない、本当に12ヶ月着られる重宝な素材です。
着ていくごとに味わいの増す英国服地らしいハリとコシ、シワが残りにくい抜群の回復力、
私の持っているスーツのなかで年間に一番着用回数が多いのが実はフロンティアでして、
私は、常々、困ったときのフロンティア、と言っています。
92種ある色柄は、紺無地だけで10種類近くある、など、
どれも英国服らしいロングセラーな定番ばかりです。
どうです、駆け込みでスーツを作ろう、という動機にこれほどふさわしい服地もないと思います。
で、価格も工夫しちゃいました。
8%直前を記念して、3/31まで、88,888円(税込)です。
(ちなみに、4月からの価格は96120円です。)
男女とも、です。
(メンズのファクトリーは豊橋のアルデックスを使います。)
ファクトリーが大渋滞中ですので、5-6週間の納期を頂戴します。
どの季節に何を着ればいいのか分からなくなってしまう人、
これ一着で一年間すべてをまかなおうという人、など、
ビギナーからベテランまで、すべての人に勧められる一着です。
駆け込めフロンティア、ご用命のほど、お待ちしてます。
私が毎年のように通う一月のダブリンの展示会は、業界では決してメジャーなものではないのですが、
それでも毎年現地で何人かの日本人の業界人に会います。
今年は超大物デザイナー、大御所T.K.氏をお見かけし、ちょっと驚きました。
そんな中で、偶然に知り合い、意気投合して何度か食事もご一緒できたのが、
某都内百貨店で紳士服のバイヤーとして名を馳せ、数冊のベストセラーも書かれているM氏でした。
彼の服地に掛ける豊富な知識と情熱は、凄まじいものを感じましたが、
英国やイタリアなど欧州の紳士服地を知り尽くしている彼にして、
尾州(愛知県尾張地方)に残るションヘル織機での服地、アレはすごい、と言います。
欧州では消え去ってしまった、まさに奇跡のような織機で、
日本人はもっと誇りに思うべきです、と語りました。
葛利毛織の服地はそのほとんどがションヘル織機で織られています。
この旧式でとってもスローな織機で織ると、
同じ糸を使っても、服地がふっくらと空気を含んで仕上がるので、
生地がとてもナチュラルにタテヨコ斜めに動いてくれて、
着心地の良い服地になるのです。
さて、M氏も絶賛の葛利のションヘル服地、
春夏物のコレクション、一覧で見られるようにいつもの「パタパタ」形式で並べ替えて、
準備が整いました。
無地物、柄物、そしてポリ混の盛夏物、の3つに分類しています。
画像だとわかりにくいかもしれませんが、じっくりとご覧いただければと思います。
参考価格(シングル上下)、バジェットラインで62,000円~75,000円(税別)、
クオリティラインで80,000円~93,000円(税別)、
クラシックラインで110,000円~122,000円(税別)。
英国製の紳士服地なのになんだか色っぽい、というのがドーメル。
もともとフランス人に英国服地を紹介する商社ということから発足した会社ですので、
さもありなん、です。
春夏物の定評素材、トロピカル・アマデウスが、2年振りにリニュアルされまして、
新しいパンチ(生地見本帳)が届きました。
従来からマッターホルンブルーと呼んでいる明るめ紺系の色柄は相変わらず堅調ですし、
それに加えて、やはりチェック柄が注目です。
シャドーで入った格子が美しい柄や、
グレー系のダークマドラスの柄などはジャケットとしてもお勧めです。
経緯(タテヨコ)双糸x双糸のsuper100’sウール100%・8oz(240g)平織り、
という安心の素材、全76柄、
参考価格(シングル上下)、バジェットラインで88,000円(税別)、
クオリティラインで108,000円(税別)、
クラシックラインで130,000円(税別)。
なお、昨年に引き続き、この服地の売上げの収益の一部は、
南三陸市に桜の木を植える復興プロジェクト「キボウKIBOU.311」に貢献します。