倶樂部余話【六十六】♪ケルト音楽♪(一九九四年十月十五日)


「カジるとハマるんだよね、ケルトって。」守安(功)さんと私が出会って以来、いつも出る言葉です。

クラシックのフルート奏者だった彼が、「使命感」を感じ、ケルト音楽のプロを目指した心境が、私には実によく分かります。

「蛍の光」や「ダニーボーイ」などもケルト民謡ですし、またカントリー&ウェスタンなどもアメリカに渡ったケルト音楽がルーツだと言われています。

笛、太鼓、アコーディオン、などのマイクを使わないシンプルな生演奏は、心も身体も躍るのに、不思議に安らぐ音楽です。

年一度、当店のバーカウンターが本来の役目を果たすミニ・コンサート「アイルランド・ナイト」、第二回目を開催します。昨年同様、吹き抜け階段に座り込みで客席代わりにします。当日アランセーターを着ている人に限りギネスビール一杯無料です。是非お気軽にご参加下さい。