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| 【倶樂部余話】 No.259 ジョージ・クレバリーでの出来事 (2010.6.23) 何かの機会に書こうと思っていたネタです。おととし一月ロンドン探訪のときの出来事。立ち寄ったのはオールド・ボンド・ストリートのロイヤル・アーケードにある小さな店構えの靴店「ジョージ・クレバリー(以下GC)」。 |
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その知名度に比較してその構えは こぢんまりと小さな店です |
GCと言えば、チゼルトゥという鑿(ノミ=チゼル)で削ったような独特の美しいつま先を考案したところとして世界に知られる名店です。さて、その日私が履いていたのは当店開店20周年の記念モデルとして作ったチゼルトゥの靴で、これはGCをかなり意識して考えた作品でした。つまり、弟子の模倣品を履いて元祖の師匠の店に入っていったようなものですから、随分と果敢というか無謀というか、思えば私も大胆なことをしたものでした。 |
| 狭い店内にスタッフが二人、年輩の人は他の客と応接中で、私の相手は若い方の人でした。気に入った靴があったので試足することに…。そのとき彼が言ったのです。「今日あなたが履いてるその靴はウチのですよね。」私は心の中で(やった!)とガッツポーズを取りながら「ノー、これは日本でパターンオーダーで作ったものなんです。」 | |
店員クンが間違えてくれた私の靴 |
彼、私の靴をじっと眺め「へぇ良い出来ですね、間違えちゃいましたよ。このSavile Row Club というのがブランドですか。」「いや洋服屋の店名なんだけど…」なんて会話が続きました。 |
| 私はこのロンドンでのことをすぐに製造元の宮城興業へ土産話に伝えたところ、彼らも大喜びしてくれました。きっと師匠に誉めてもらった弟子のような心持ちで小躍りしたことでしょう。 | |
欲しい靴は合うサイズがなくて買えませんでしたが、手ぶらで帰りたくなかったので、靴ブラシを購入しました。 |
あ、間違ってもらっては困るのですが、何も私は宮城興業にそっくりさんを作ることを賞賛したり奨励しているのではありません。本家取りをしながら、しかも履く人のサイズや要望に併せて一足ずつハイレベルの靴を作ることができる、という、世界でココにしかできない宮城興業の仕事の価値を評価してのコメントであることをご理解下さい。 |
靴を作ろう!「はじめの一足」キャンペーン、実施中です。 |
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| 【倶樂部余話】 <号外> 引っ越し先の発表です (2008.12.1) 年明け一月に店舗を引っ越しします、と前号でお伝えしました。多くの方から「同じ紺屋町で、大股で137歩、らせん階段・レンガづくり、の2階って、 一体どこ?」と問い合わせをいただきました。 「あそこじゃないの?」といろんな答えが出ましたが、ズバリの正解者はわずか2名でした。 それでは発表します。 住所は、紺屋町5-10 まるめビル2階。パルコの裏手・両替町通りで、浮月楼の正門の向かい側、1階に医心堂薬局さんが入居するビルの2階部分になります。 今より少し狭くなりますが、広い窓からは徳川のお屋敷跡の木立が見えます。 移転の具体的な日程は改めてお知らせいたします。 |
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| 【倶樂部余話】 No.232 カシミアセーター・ファクトリー訪問記 (2008.5.4) カシミアセーターの受注会を今月開催しますが、その実施前に一度見学しておきたいと思い、甲府の南、笛吹川(富士川の上流)に近い製造現場に伺いました。地図で測ると当店のある静岡市から北へ直線距離でわずか七十キロ、山梨県中央市成島にある(株)ユーティーオーの山梨工場です。工場と呼ぶにはあまりにも小さいファクトリーでしたが、ここで一枚ずつ、糸の太さもデザインも色もサイズも異なるカシミアセーターが作られているのです。キーワードは「さいしん」です。 |
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畑の真ん中の、一体中で何をやってんだかすら分からないような小さな工場。でも世界でもきっとここでしかできない離れ業をやっています。カシミアセーターの受注会、従前から大幅にスケールアップして、まもなく開催です。 (弥) |
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