ゴールデンウィーク(GW)なんて嫌いだ、と言い続けている私ですが、さだまさしさんもGWについて首をひねっています。先日新聞に載っていた短いエッセイに曰く。GWは本当にめでたいのか。すでにちゃんと休めているのだから、もっと働きたいと感じている人も多いのでは。働かずに稼ぐ者が憧れの対象となる風潮はおかしくないか。国は休めというが休めばお金は入ってこないのが当たり前だ。休むことはとても大切だが、働かないことは決して正しいことではない。というような趣旨でした。これには溜飲が下がりました。そうでしょ、GWなんていらないでしょ、不便ばかりでしょ。GWに疑問に感じているのは私だけじゃないんだ、と確信を持ちました。
そんな折、環境省は今年のクールビズを五月から九月までと終わりを一ヶ月早めるというニュースが入りました。服装規定を環境省がどうのこうの言うこと自体おかしなことなんですが、ともかく十月にノーネクタイはどうにもだらしなく映るということにようやく気がついたようです。ネクタイは付けるのが基本で、外すのは例外です。来年からはぜひ七~九月の三か月ぐらいに短縮してもらいたいものです。
どうやら世の中、ちゃんと働こう、きちんと着よう、丁寧に過ごそう、という風に染まってきているような気がします。いやいや、こりゃ朝ドラ「とと姉ちゃん」にちょっと感化されているのかもしれませんな。(弥)