倶樂部余話【六十三】第三回「ケルティック・フェスティバル」(一九九四年七月六日)


日本在住のケルト人(アイルランド/英国のコールウォールの一部とスコットランドとウェールズ/仏のブルターニュ/スペインのガリシアとアストリア、などに住む人々、及びそこから移民として米国や豪州などへ渡った人々とその子孫)と、ケルトの大好きな日本人、合計約二千人が一堂に会し、毎夏一度、ケルトの風俗や文化にどっぷりと浸かる集い、それがケルティック・フェスティバルです。

前回は私も観客として参加し、ギネスをあおり、ウェルシュパイに舌鼓を打ち、アイリッシュハープの音色に感傷を誘われ、スコティッシュダンスに身体を躍らせ、バグパイプバンドに感激し、さながらパスポートの要らないアイルランドともいうべき、楽しい一日を過ごしました。特にケルト美術とケルト音楽に興味のある方には必見のイベントです。

今年は、私も主催者側に廻り、アランセーターの普及告知を兼ねたアイルランド製品の販売ブースを出店することになりました。日時は7月2324日の土日、場所は東京平和島のTRC(モノレール「流通センター」下車)です。パンフ、チケットは当店にあります。是非遊びに来て下さい。待ってます。