アイルランドのジョナサン・リチャードに頼んでおいた帽子が届きました。\15,984(税込)。
ブラック
どこにでもありそうな帽子に見えますか。
これでも結構考えたんですよ。
キャップじゃなくてハット。
ツイードじゃなくて、と言っても、ホンブルグのようなハードなフェルトでもなく。
スーツ姿でも、ジャケット姿でも、はたまたカジュアルな服装でも似合うものを。
という難しい要望にジョナサン・リチャードが出してきた答えがこの帽子でした。
素材はチロリアンジャケットなどに使われる100%ウールのローデンクロス、
そのブラックとネイビーです。
カタチも通常のハットよりもやや深さのあるモデルを選びました。
そのまま生地を使うとコシがなくてふんにゃりとしてしまうので、
生地と裏地をミシンステッチで張り合わせています。
写真だと畝のように見えますが、そうじゃなくて
ハンドミシンをストライプ状に丁寧に掛けている、という、
面倒な作業をしてもらっています。
ネイビー
左についている羽根飾りは差し込んでいるだけなので簡単に外せます。
カジュアルなスタイルの時にはそのまま羽根飾りを付けますが、
スーツスタイルの時は外してしまった方がいいでしょう。
柔らかい素材で型崩れもしにくいので、脱いだ時にも持て余すことがありません。
サイズはMとL。
なかなかに考え抜かれた力作じゃないかなぁ、と自分ではそう思ってるんですが。