フィルメランジェの定番パーカー、その名もPARKERとJEFFREYがリニュアルされました。
カッコよく言うと、価格と製法の整合性を見直しました、ということでして、
平たく言うと、今までの吊り編み機での生地づくりがかなりのコストアップとなり
想定価格3万円超、となってきたので、
風合いを損なわない工夫を加えたうえで、生地の編立をシンカー編み機に変更をして、
そのかわりに価格を維持する、ということにしたというわけです。
試着してみましたが、
定評のフワトロ感は損なわれていないので、
このマイナーチェンジ、成功と言っていいでしょう。
ということで、リニュアル後の品番名はそれぞれ後ろに2が付いて、
PARKER2とJEFFREY2、となります。
★PARKER2 21,600円(税込)
ジッパーは従来通りスイスのririですが、
メランジタイプから単色モノに変わりました。
ラジオ体操してるわけじゃないんです。
面白い作りをしていまして、脇の下の縫い目が右側にしかありません。
左側はノーシームなので、丸胴じゃなくて片胴、とでも言えばいいのでしょうか。
↑Mix Melange(前身頃と後身頃だけが濃い色になっているツートンタイプです)
↑Light Melange(こちらはすべて同じ色の単色タイプです)
★JEFFREY2 25,920円(税込)
単純にかぶりのPARKER2の前を開けたということではなくて、
両者は根本的な作り方が違っています。
一目でわかることは、まず、こっちはラグランスリーブになっているということです。
そして、さらに、腕の下側に、大きな三角形のガゼット(リブまち)が施されています。
脇下のシームは左右共にあります。