次冬の予約会、1月は3ブランド。その3は、ヨーツェンJoutsen。フィンランドのグースダウン専業。男女とも、ついに完成の最強モデルと継続モデルの2本立て、の提案をします。1/31(金)締め切り。資料送付します、まずは問い合わせを。

年明け早々都内某所に届いたサンプルチェックを済ませてようやく提案がまとまりました。
できたてほやほやのデザインで、まだまだ詳細を公開できないので、簡単にご案内します。
高価なものですので、まずは、興味あります、のお問い合わせをください。
直輸入ならではの、現地サイトで買うのと変わらない価格での販売を目指します。

最大のニュースは、ようやく、というか、いよいよ、というか、最強モデルが、男女とも、ついに登場しました。

メンズの最強モデルTUISKU

私はXSを着ています。M~Lという感じです。
欧州価格Euro940.00(≒JPY155,000)
解説の自動翻訳です。
Tuiskuは寒い冬の日のためのメンズ・キルティング・ダウン・パーカー・コート。 ゆったりとした男らしいデザイン。 2方向からアクセスできるパッチポケット、取り外し可能なストームフード、大きな内ポケットなど、機能的なディテールが満載。 目立つメタルのプレススタッズと新しい刺繍ロゴが躍動感を与えている。 トゥイスクはダウンを内側に保ち、優れた透湿性と防水性を可能にするアウトドア用のテクニカル素材を使用しています。
– コート丈88cm|XS - サイズ XS-3XL - ダウン 281 g|L - コート重量 1490 g|L
– ストレートでリラックスしたマスキュリン・ダウンパーカ・コート
– フロントにジッパーとフラップ付きパッチポケット、内ポケット2つ。
– ストームブリム付きフードは取り外し可能。
– フロントのジッパーはオーバーレイの下にあり、プレススタッズ付き。
– ややワイドな袖、ストレートカフス、内側にリブ。
– 裾にドローストリング
– カラー ジェットブラック(0925)、チリペッパー(8325)

 

そのレディス版の最強モデルSIIRI

細身の日本人女性ですが、送られてきたサンプルがMなのでガバガバです。
欧州価格Euro930.00(≒JPY153,000)

Siiriは、冬のデイリーユースに最適なモダンなキルティング・ダウン・パーカー・コート。 丸みを帯びた暖かみのあるデザイン、ゆったりとしたパッチポケット、目立つ金属製のプレススタッズ、新しい刺繍ロゴが新鮮な印象を与えます。 取り外し可能なストームフードは、機能的でリラックスできるデザインです。 Siiriはダウンを内側に保持し、優れた透湿性と防水性を可能にするアウトドア用のテクニカル素材を使用しています。
– 着丈88cm|S  – サイズ XS-3XL  – ダウン 236 g|M  – コート重量 1310 g|M
– ストレート&リラックス・ダウン・パーカー・コート
– ウエストにドローストリング
– フロントにジッパー付きパッチポケット、内ポケット2つ。
– ストームブリム付きフード(取り外し可能
– フロントジッパーは2ウェイ、プレススタッド付き。
– ワイドスリーブ、袖口はストレート。
– 裾にドローストリング
– カラー ジェットブラック(0925)、チリペッパー(8325)

 

そしてメンズでは昨年からの継続で、簡易タイプのRUSKA。
詳細は昨年の記事で。


欧州価格Euro460.00(≒JPY76,000)
多目的に使用できるショート丈のライトダウンコートは、100%リサイクル・マイクロファイバーのポリアミド製。 ルスカのコートはクラシックなスタイルで、秋、春、夏用のホリゾンタルステッチ。 男女兼用のユニセックス・スタイルです。 固定された調節可能なフードがプロテクションを提供。 調節可能な裾と伸縮性のある袖口が保温性を高める。 ツーウェイ・フロント・ジッパーが快適さと日常的な機能性をプラス。
– コート丈62cm|XS – サイズ XS-3XL – ダウン111g|L – 重量 517 g|L
– 袖口は固定ゴム仕様 – 固定式フード – フロントファスナー
– ファスナー付きフロントポケット – 内ポケット2つとパッキングポケット – 裾にドローストリング


レディスも昨年からの継続で、斜めキルトのREINA。
詳細は昨年記事で。

欧州価格Euro790.00(≒JPY131,000)
斜めにキルティングされたヨーツェンのレイナは、コレクションの中でも印象的な冬のコート。 実用的なジップポケット付き。 柔らかな内襟付きの大きくて暖かいフードは、カジュアルで保護的。 袖口に向かって微妙なテーパードがかかり、袖には少しゆとりがある。 袖の折り返しはありません。
– 着丈102cm|XS - サイズ XS-3XL – ダウン 253g|M – コート重量 1060 g|M
– 斜めステッチ
– 小さな内襟付き固定式大型フード
– ターンアップのないストレートスリーブ

そっけない説明ですいません。現時点ではあまり主観を語れないんです。
ご来店いただければ詳しくお話します。
もちろん他のモデルも予約可能ですので、お問い合わせください。

例年通り、締切が早いです。1/31(金)。
これ以降も受注可能ですが、その場合現地価格よりも販売価格が上がる可能性が大きいです。

いつも言うことですが、当店の予約会は、予約金手付金不要、入荷直後までのキャンセル可能、
ご来店が原則ですが、リピータに限りメールでも受け付けます。

ヨーツェンのブランド解説はこちらをご一読ください。



















グローヴァオール・ダッフルコートの放出です。5着を紹介します。

何枚か集まりましたので、まとめて紹介します。

まずは新品です、昨年からの持ち越しです。

☆グローヴァオール・Newキングストン(5080)・ヘリンボーン・チャコール(新品)
2024年の設定価格は157,300円(税込)ですが、25%offで117,975円です。
実測値。チェスト56cm x 2 =112cm≒44インチ、着丈94cm,裄丈外周86cm
英国製2023年製造、生地は英国Mallalieus・100%wool





入荷時の解説をコピペします。

英グローヴァオールGLOVERALLのヘリンボーン・ダッフル。
日本別注の2023年版が届きました。生地が格段に良くなりました。
伊の某社から英国のMallalieus社に変わりました。


着用者・野沢のプロフィールは、年齢64歳、身長164cm、体重74kg,胸囲96cm,ウェスト88cm,なで肩で腕は短くシャツ裄丈で78cmです。
ゆったりとしてます。袖が長いですね。

チャコールは、よく見ないとヘリンボーン模様ががわかりにくいほどに黒に近い深いチャコールグレーです。

かつての名品キングストンKingstonのディテールはそのまま施して、
シルエットは現代のフィッティングに修正しています。だからアームホールも胴回りもスッキリとしています。

ウール100%の太畝ヘリンボーン織、一枚仕立て総パイピング、
袖裏地付き、袖口タブ付き、3枚ハギの立体的フード、
と、すべてに最高のレベルを施した、グローヴァオールのトップポジションの商品、
日本だけで復活した、日本別注品です。

袖裏付きなのでスーツやジャケットの上から着てもすんなりと腕が通ります。
ビジネス対応を前提に仕入れていますので、サイズは38″を選択しました。私が着ているものです。
これで日本のM~L、と言ったところでしょうか。
大人向きのふんわりと軽いダッフルに仕上がっています。これから肩の上がりにくくなった立派な?オトナでも難なく着られます。
そして、これ大事なポイントです、脱いだときに持て余さない、置き場に困りません。スタバの椅子にも背もたれにもすんなり置けます。手持ちでも重たくないです。
価格はグ社でも最上級の価格になりますが、同業他社の同様商品と比較したら未だにとっても良心的プライスでしょう。

売れましたので薄字に変えます(2025.01.05.)グローヴァオール・Newキングストン(508)・ヘリンボーン・ネイビー(usedほぼ未使用・程度よし)
チェスト52cm x 2 =104cm≒41インチ、着丈96cm,裄丈外周85cm
英国製2017年製造、生地は伊製・100%wool
当時の価格105,600円の品、43,000円で販売します。

付属のトグルと革紐もそのままポケットに入ってました。

私が着ても、ちょっと小さい。これだけピッタリと着られるキングストンは珍しいです。
リモデル後のサイジングで腕周りもスッキリしていますので、女性でもいいかもです。

これ、エージェントが3年間他社へ移る直前、最後の年のもの。ここから空白の3年間が始まりました。
当店としても浮月楼前の店舗から移転する際に、泣く泣く在庫処分した一枚。
買ったはいいけど、その後急に体重が増えたために結局ほとんど着なかった、ということで、Sさんが持ち込んでくれました。


☆グローヴァオール・oldキングストン(582)・ヘリンボーン・ブルーグレー(used 汚れ・キズあり)
チェスト57cm x 2 =114cm≒45インチ、着丈100cm,裄丈外周81cm(袖丈詰めしてます)
英国製1992年頃の製造、生地は英国ムアブルック・100%wool、表示サイズ38
販売価格15,000円

30年前のもの。ヘリンボーンのダッフルだけで、一体何十枚売っただろうという、絶頂期のもの。
これは亡父のもので、正月の初詣によく来てました。
所々にキズや汚れはありますが、トグルや革紐はしっかりしていて、着用には問題ないです。
今、私が着るとゆったりとしていて、これが表記サイズ38とはちょっと驚きです。
野沢のプロフィールは、年齢64歳、身長164cm、体重74kg,胸囲96cm,ウェスト88cm,なで肩で腕は短くシャツ裄丈で78cmです。
こんなに大きく着ていたのですね、ただ父は腕が私と同様に短かったので、袖丈は少し詰めていますね。

☆グローヴァオール・oldキングストン(582)・ヘリンボーン・マスタード(used 着込んでますが汚れ少し)
チェスト56cm x 2 =112cm≒44インチ、着丈98cm,裄丈外周80cm(袖丈詰めしてます)
英国製1992年頃の製造、生地は英国ムアブルック・100%wool、表示サイズ38
販売価格10,000円

上記ブルーグレーの色違いになります。だから30年前。サイズも同じ。着ていたのは女性ですので、
きれいに丁寧に着てくれたようです。生地はだいぶ柔らかくなってますが、クタったりヘタったりはしてなくて、さすがあのときのムアブルックはいい生地だったなぁ、と思い出されます。
どうしてなくなっちゃんだろう、残念でした。
私が着ても余裕のサイズです。
ただこの色ですよね、マスタードは好き嫌いがあります。難しい色です。
ということで、10,000円ポッキリです。

☆グローヴァオール・ガールズ・FCバックチェック・パープル(used 程度よし)
チェスト46cm x 2 =92cm≒36インチ、着丈78cm,裄丈外周75cm、女性合わせです。
英国製2008年頃の製造、生地は英国製FC・80%ウール 20%ナイロン
販売価格6,000円

当時はサイズ取りが大きかったので、子供用のモデルをベースに着丈と袖丈を長くした日本別注のモデルを展開しました。生地はFCという軽量のバックチェック生地で主に女性用の生地です。
色はナスのようなパープルです。
ガールズモデルですので、当然ですが、大人向きのキングストンほどにデイテールは凝ってません。
フードも普通の2枚ハギですし、袖裏地も付いてません。
生地のクタリはありますが、汚れもなく程度は良いです。予備のトグルと革紐も付いてます。

ご来店のお客様に着ていただきました。
身長165cm体重56kgの彼女にはちょっと小さいようです。
かなりタイトなフィット感ですね。


入荷速報。フィンランドからヨーツェンJoutsenのダウン。レディスは1モデル2色です。

ヨーツェンのレディスです。
☆Reina JPY158,400  webShopでお求めになれます

PlumとPineGreen

サイズはXS(日本のMに相当)。


モデルは同じシェアオフィスのKさん。身長160cm弱。
ご本人曰く「とっても標準的な体型、特徴がないのが特徴です」
Reinaは2年目のモデルですが、色はどちらも新色です。
Plumは昨年のAubergineよりも明るい色。PineGreenはメンズと共通です。
ここで自動翻訳登場です。
斜めにキルティングされたJoutsenのReinaは、コレクションの中でも印象的な冬のコート。
美しい流線型のパネルの下には実用的なジップポケットが隠されている。
ソフトな内襟付きの大きくて暖かいフードは、カジュアルで保護的。
袖口に向かって微妙なテーパードがかかり、袖には少しゆとりがある。 袖の折り返しはない。
– 着丈102cm|XS
– ダウン 253g|M
– 重量 1060 g|M
– 構造化された新しいダウンコート。
先方サイトからの画像(モノクロ加工)です。

動画もあります。こちらから。
———————————————–
(以下はメンズと同文です)
それから、すべてのヨーツェン製品にはロゴ入りリフレクター(反射素材)のキーホルダーが付いてます。
私、これをバッグに付けていたおかげで一度命拾いしました。是非ご活用ください。

————————————————————–
さて、ここからが是非読んでほしいところ。

ついついデザインや色の紹介が前に出てしまうのですが、
ヨーツェンのウェアの最大のウリは、まずその中身のグースダウンのクオリティです。
「ヨーツェン・ダウンシステム」という名称の付いた独自の洗浄方法は特許を取得していて、
100%ダストフリーのクリーンネスで排水にも配慮したエコロジカルなシステムです。
野沢は2005年にこのシステムを実際に見学しています。訪問記はこちら
ダウンウェアの宿命として、最大のウリであるこの中身が見えないので、
これはもう信じてもらうしかないのですが、
ヨーツェンを扱い始めて20年、これほど購買後の評価や口コミが良く、またリピータに恵まれているブランドは他にないことが何よりの証左と評価していただければ嬉しいです。
原料のグースダウンについて。ロシアのウクライナ侵攻からフィンランドがNATOに加盟し、ロシアへの貿易制裁を課している現在、心配になってヨーツェンに聞いてみました。「まだシベリアのグースダウンを仕入れているの?」「いや、もうとっくにロシアからの買付はやめている。今は、ポーランドやハンガリーなど東欧諸国から買い付けている。もちろん食肉の副産物としてね」安心しました。

 さらに、2024年からお知らせしたいことがあります。セカンドライフ事業を始めました。これは着る機会が少なくなったヨーツェン製品を顧客から下取りし補修とクリーニングをした後に、再販売する直営店を設けて、製品に第二の人生を送らせてあげよう、という事業です。フィンランドは進んでます。ヨーツェンはフィンランドのファッション団体の会長も務めたことのある優良企業、さすがです。

それから、今年からの価格設定ですが、フィンランドの直営webサイトのユーロ価格に合わせるようにしています。具体的には{(現地サイト価格+国際運賃)x円為替レート+関税}+消費税、で算出しています。今まで百貨店への卸をしていた輸入商社のヨーツェンとの契約が終了し、そちらへの配慮をする必要がなくなったため、直輸入ならではの独自の価格設定が実現しました。

ヨーツェンの次はヨーツェン、と、言っていただける所以、共感いただけたでしょうか。

ヨーツェンのブランド紹介はこちらから。



 

 





入荷詳報。フィンランドからヨーツェンJoutsenのダウン。まずはメンズから。レギュラーモデルとライトモデルの2品番です。

2024年の紹介に際して、お話したいことはいろいろあるのですが、
それは後回しにして、まずは商品紹介から。
☆PAJU JPY137,500     webShopはこちらから


PineGreen。XS(日本のM相当)とS(日本のL相当)

まずXSを着ました。私のサイズです。
私・野沢のプロフィールは、年齢66歳、身長164cm、体重69kg,胸囲98cm、ウエスト85cm、
首が長くなで肩で胴長、腕は短くシャツの裄丈で78cmです。

フードを外してSを着ました。大きいですけど、裾のドローコードを絞って暖気を閉じ込めてます。

写真に撮るとどうしても明るく見えてしまいまして、色の写りが難しいですけど、pineというように、黒っぽい松葉、針葉樹の森の色で、
ブラックやネイビーとの相性がいいです。
Pajuは5年連続の定評モデルですが、このPineGreenは2024年の新色です。
以下、昨年に続いて、自動翻訳の出番です。

リラックス感のあるPajuは、保温性に優れたメンズのスポーティなダウンジャケット。
デザインはタイムレスで、ゆったりとしたカット。
流行の大きめで長めのポケットはジッパー付きで、手袋をしていても手を入れることができる。
スタンドアップの襟は首元をしっかりと保護する。 フードは調節可能で、ジッパー付きなので取り外すこともできる。
快適性を高めるため、フードのドローストリングは端から少し離れている。
素材は高品質のJoutsen製。 袖口は内側にゴム入り。 内ポケット2つ。 ややルーズなカット。
コート丈 XS70cm,S73cm,胸幅XS59cm S62cm ダウン180g(L),重量990g(L)
*ホリゾンタルステッチを施したタイムレスなダウンコート
*フードは取り外し可能
*2ウェイジッパーが快適性とデイリーユースの機能性をプラス
*ウエストとフードにドローストリング
*コートの内側に実用的なジップ付き収納ポーチ
*ジップ付きフロントポケット
先方サイトの画像(モノクロに加工)と、動画です。

動画もあります。こちらから。

 

☆RUSKA JPY99,000   webShopでお求めになれます

ライトウェイトのタイプでリサイクル・ナイロンのシェルです。ブラックとブルー。

ユニセックスモデルの設定なので、サイズ取りが他のメンズ物よりも小さいです。
これはSを着てます。日本のMに相当します。


フードを被ってMを着ました。裾のドローコードも絞ってます。日本のLに相当します。

内ポケットに袋付きで、一分足らずでこんなに小さくなります(文具は大きさ把握のためです)

さあ自動翻訳に頼りましょう。

多目的に使えるショート丈のライトダウンコートは、100%リサイクルのマイクロファイバー・ポリアミド製。 ルスカのコートはクラシックなスタイルで、秋、春、夏用の横ステッチ入り。 男女兼用のユニセックス・スタイル。 固定された調節可能なフードがプロテクションを提供。 調節可能な裾と伸縮性のある袖口が保温性を高めます。 ツーウェイ・フロント・ジッパーが快適さと日常的な機能性をプラス。
– コート丈68cm(M) ダウン111g|L  重量 517 g|L
– 袖口はゴムで固定- 固定式フード- フロントファスナー
– ファスナー付きフロントポケット- 内ポケット2つとパッキングポケット
– 裾にドローストリング- ジャケットはパッキングポケットに収納可能
先方サイトからの画像です。

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それから、すべてのヨーツェン製品にはロゴ入りリフレクター(反射素材)のキーホルダーが付いてます。
私、これをバッグに付けていたおかげで一度命拾いしました。是非ご活用ください。

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持ち越し在庫2点もここで簡単に紹介します。

☆AKI 価格はwebShopでご確認ください。

S(日本のM),ダークブルーのみ。
解説はこちらをご覧ください。

☆KNUT 価格はwebShopでご確認ください。

AKIと重ね着してみました。アツイです。
S(日本のM-L),ダークブルーのみ。
解説はこちらから。
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さて、ここからが是非読んでほしいところ。

ついついデザインや色の紹介が前に出てしまうのですが、
ヨーツェンのウェアの最大のウリは、まずその中身のグースダウンのクオリティです。
「ヨーツェン・ダウンシステム」という名称の付いた独自の洗浄方法は特許を取得していて、
100%ダストフリーのクリーンネスで排水にも配慮したエコロジカルなシステムです。
野沢は2005年にこのシステムを実際に見学しています。訪問記はこちら
ダウンウェアの宿命として、最大のウリであるこの中身が見えないので、
これはもう信じてもらうしかないのですが、
ヨーツェンを扱い始めて20年、これほど購買後の評価や口コミが良く、またリピータに恵まれているブランドは他にないことが何よりの証左と評価していただければ嬉しいです。
原料のグースダウンについて。ロシアのウクライナ侵攻からフィンランドがNATOに加盟し、ロシアへの貿易制裁を課している現在、心配になってヨーツェンに聞いてみました。「まだシベリアのグースダウンを仕入れているの?」「いや、もうとっくにロシアからの買付はやめている。今は、ポーランドやハンガリーなど東欧諸国から買い付けている。もちろん食肉の副産物としてね」安心しました。

 さらに、2024年からお知らせしたいことがあります。セカンドライフ事業を始めました。これは着る機会が少なくなってきたヨーツェン製品を下取りし補修とクリーニングをした後に、再販売する直営店を設けて、製品に第二の人生を送らせてあげよう、という事業です。フィンランドは進んでます。ヨーツェンはフィンランドのファッション団体の会長も務めたことのある優良企業、さすがです。

それから、今年からの価格設定ですが、フィンランドの直営webサイトのユーロ価格に合わせるようにしています。具体的には{(現地サイト価格+国際運賃)x円為替レート+関税}+消費税、で算出しています。今まで百貨店への卸をしていた輸入商社のヨーツェンとの契約が終了し、そちらへの配慮をする必要がなくなったため、直輸入ならではの独自の価格設定が実現しました。

ヨーツェンの次はヨーツェン、と、言っていただける所以、共感いただけたでしょうか。

ヨーツェンのブランド紹介はこちらから。



 







 





再掲。アイルランド、ジミー・ホリハンから一枚布の見事なケープ。ケープ一筋60年、薄手のドネガルツイードです。

極薄のドネガルツイード100%wool。着丈90cm,フリーサイズ。47,300円(税込)。

2配色。A.ブルー系、B.ナチュラル系、と、呼びます。


アイリッシュの長身モデルさんが着ると膝の見える丈ですが、156cmの日本人が着るとちょうど膝の位置の丈になります。
拡げると、大きな一枚布(縦175cm横145cm)の真ん中に衿パーツとトグルボタン(ダッフルボタン)を縫い付けたという、
とてもシンプルな作りだということがわかります。
(この構造を知っておくと畳むときに役立ちます。16分の1にきれいに畳めます。)
生地の大きさ、重さ、縦横のバランス、などなど、を、計算ずくでこのサイズに仕上げるのは、
ケープ一筋60年の長い経験がなせる技なんです。

これがA.ブルー系。ドネガルものっぽい色使いです。
ツイードと言うと誤解を受けそうなほどの薄手の生地です。重たくもないしチクチクもしないです。
前に垂れた部分は肩の上に回すこともできます。うまく摩擦が効くので、落ちてくることはないです。


B.ナチュラル系。いわゆるモノトーンものですが、ベースの白色は真っ白ではなくてとても優しいナチュラル、
アイルランドで言うところのボイニーンbaininです。

2024年はこの2配色の展開、価格も少し下げました。
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ここからは、2023年の原稿を再掲します。
コロナでの中断もあって、3年ぶりに訪れたダブリンの展示会。
もちろん成果はあったのですが、一番落胆したのが、古くからの常連メーカーがことごとく出展を取りやめていたことでした。(あとで聞くと、出展料の高騰が一因のようで、決して業績不振が理由ではないようです)
そんな中で、90歳に近づいたジミーの笑顔を見たら、もう嬉しくて嬉しくて、涙が出てきちゃったんです。
30年前には毎年のように東京のホテルでアイルランドの展示会があり、私も恩師パドレイグ・オシォコンとともに出展者のサポート側に回っていました。そのころのことを知ってるのも、もうジミーぐらいになってしまいました。
ジミー、会えてよかったよ、お礼になんかオーダーするね、ということで、
当初の計画にはなかったのですが、とってもアイルランドらしいケープがあったので、
迷うことなくこれを注文したという次第。
あ、ジミーと写真撮ってなかった。また会ったときに忘れずに撮ろうね。


webShopからもお求めいただけます。