出来上がり紹介。靴、シャツ、礼服、ジャケット、トラウザーズ。

この2週間に仕上がってきたものです。

フルブローグ(ウィングチップ)は茶系で作る方も多いのですが、
なぜか黒で作る方が続きました。
スーツよりもジャケットスタイルに合わせたい、とのお考えなのでしょう。
中の革の色は、ダークパープルをチョイス。やってみるとそれほど派手じゃないです。


普段はシンプルな黒のプレーントゥや一文字ばかりのSさんですが、
珍しく遊びのある靴のオーダーです。
竪琴のようなフロントデザイン(アデレード)のセミブローグ(ストレートチップ)を中茶のスウェードで作りました。
革底に半革のヒール、ネーム入りのインソール、は、彼の矜持でしょう。


オフタイムのチェックのシャツを3枚同時に頼まれました。
左、伊製の英国ブランド「トーマス・メーソン」からオックスフォード織の紺ギンガムです。意外なことにこの大きさのギンガムはよそにはなかなかないんですよ。
中、国産カリビアンコットン100/2Gの綾織で、タッタソールの格子。黒と茶の2色構成は男性的で引き締まります。
右、国産の三子糸(3ply)使いのオックスフォードで、タッタソールチェックの中では基本のキな、赤と紺の2色もの。3枚とも同じ衿型、ボタン位置で、全く同じように見えますが、一箇所だけ違うのに気が付きますか。はい、カフの幅です。他の2枚がノーマルな7cm幅なのに対して、これの赤紺タッタソールだけは6cm幅。
なぜか、と言うと、他の2枚はウールタイやニットタイなどでタイドアップのスタイリングもあり得るのに対して、これは洗いざらしのシワ感を残した、もちょっとくだけたスタイリングのほうが適していると考えたからです。これ、発注主からは言われてないけど私が勝手に内緒でアレンジしました。許して、Yさん。




Sさんからブラックの略礼服のご注文。胸や肩はしっかりあるのに首が細い、という体型故に既製の服が合いにくいのです。
私が一番オススメしているカシミア5%入りの葛利毛織の生地で作りました。
フォーマルはいじれるところが少ないのですが、ちょっとだけ工夫をいれました。
まず「拝みボタン」。こうしておくとディナースーツの代用になります(その時は脇ポケットのフラップはしまってしまいましょう)。それと写真では見えませんが、組下(トラウザーズ)の持ち出しをなくし、普段は付けるベルトのステイループも付けませんでした。こうすると、ベルトレスのようにも見せられるからです(その際は上着のボタンを必ず留めてベルトループが見えないようにしてください)。


今年から始めた英FOX のフランネルで、ジャケットのオーダーです。
フラノといえばフォックス、と言われるだけあって、よそにはない、ほんとに不思議な色合いです。

拡大ルーペで見るとグレーの色しかないのに、
生地全体で見るとなんともアース感のあるや若い色合いになるんです。
多分、メランジ(杢(もく))のブレンド具合が絶妙なんでしょうね。
このオーダー、やり方も初体験で、他県にお住まいのAさんとテレビ電話で接客いたしました。お互い粘り強くやりまして、なんとか完成にこぎつけました。

で、ですね、このフラノをAさんにお勧めしているうちに、
私もこの生地が欲しくなっちゃいまして、一緒にトラウザーズを作ってしまいました。
どうせ作るなら、と、アルデックスから提案のあった最新モデルのスリムな型紙でやってみました。どうですか、ウェスト88cmには見えない、すっきりデザインでしょ。これがなかなかの履き心地、お気に入りで今日も履いてます。





 

 

 


出来上がり紹介。スーツと靴。

スーツの仕上がりです。

大学の先生からのご注文。
今までは割と重ため硬めの英国的素材が多かったのですが、
今回、バラケ生地の中から、伊Z社のふんわりした素材を選んでもらいました。
これぞイタリア服地、という感じの包まれるような感覚の生地です。
無地に見えますが、実はチェックです。

わかりますか。


焦げ茶のスウェードでサイドモンクストラップ、は、
中学の先生からのオーダー。
29.0cmでチゼルのラスト、と、過去最長記録を更新です。
比較のために左に置いた私の靴(宮城デン25cm)が子供の靴のように見えます。



出来上がり。靴の出来上がり紹介です。

カントリーブーツをグレーの革で作りました。
この色を作るのは2足目、久しぶりです。
アンティーク感があっていい色ですよね、Kさん。

Oさんからは、アデレードのセミブローグを赤茶の革で、のご注文でした。
腰裏はダークパープルで遊んでます。


フルブローグ、つまり内羽根のウィングチップですが、
このデザインを黒い革でいただくことは意外にないのです。
でも、なんかグラスゴーのビジネスマン、ってな感じで、Nさん、いい感じですね。
紗乃織靴紐に付け替える前なので、紐を通してません。

いろんなオーダーをいただきますが、このデザインが一番多いのです。
キャップトゥでスワンネックステッチ。キホンのキ、でしょうか。
こちらも紗乃織付替前でまだ紐を通してません。Tさんからのオーダー。

 


出来上がり紹介。靴キャンペーン時の受注がどんどん仕上がってきました。

仕上がった靴をまとめてご紹介します。


ごくごく普通のプレーントゥに見えますが、
材料や仕様でグレードアップがなされています。
革は仏アノネイのカーフ。革底は溝伏せ。カカトは、ピッチドヒールに形状変更し、積み上げは吟積み、化粧は半革仕様に。
Yさんらしいアンダーステートメントなオプション使いですが、
こうすると、一段とエレガントな見栄えになるのが、靴の正直なところですね。


当店のお得意モデル、サイドエラステックのブローグモデルに、
オプションでトゥにメダリオンを施して、セミブローグ調に仕上げました。
Mさん、27.5cm-D、という迫力あるサイズです。


カカトまでステッチありです、を撮りたくて後方から撮ったら、
トゥが短く見えてしまいましたが、
宮城デンのシリーズではロングセラーモデル、Vチップの靴はSさんのオーダーです。
ワックスドレザーに、スリットウェルトのダブル巻き、タフスタッズのソール、の仕様で、ややドスンとしたカジュアルっぽさを醸しています。


個人的には、私、ブーツの中でのNO.1は、サイドゴアだと思います。
履きやすくてしかも動きやすい。
同じ意見のIさんから二足目のサイドゴアブーツのご注文です。
外見は全く普通の靴ですが、内側の革にダークパープルをチョイスしました。


Nさんにもサイドエラのブローグモデルを勧めました。
この革は、新しくオプション革に加わった、英国のスーパーバックのスウェードです。
毛足が短くしかも腰のあるスウェードなので、使用後の経年変化がしにくいはずです。一年後が楽しみですね。


シンプルなストレートチップを黒のスウェードで作りました。
オレンジの腰裏が黒と合いますね。Iさん、まさかGiantsファンでしょうか。
半革のカカト化粧は滑りやすいので注意してくださいね。

今回は6足まとめてご紹介しました。
ご用命ありがとうございました。末永くご愛用ください。

 

 

 

 


出来上がり紹介。靴のキャンペーンで、靴の仕上がりが続いています。

6月にやったレザースニーカー「MY(えむわい)」のトランクショー、
多くの方に見ていただきましたが、実際の発注は私の一足だけでした。
サンプル代わりに作ってみました。

サドルシューズ好きの私らしく、紺をベースにして、
サドルのパーツにグリーンを載せたコンビにしました。
2回ほど履きましたが、このビブラムソールのクッション性は素晴らしいですね。体が跳ね上がる感じで、まさにスポーツシューズを履いている感覚です。


発売当時から変わらぬ人気のUチップ、
オーダーシューズ初挑戦のKさんからの注文は、
バーガンディブラウンのカラーで仕上げました。
靴紐はご要望で紗乃織(さのはた)に付け替えています。


Kさんご夫妻から、宮城デンのご注文でした。
左。ご主人からは、Vチップをアノネイのワインカラーで。
右。奥様からは、フルブローグを同じくアノネイのブラウンで。こちらは絶対に滑らないタフソールにしました。
2足のサイズは4cmも違うので、同じタイプのラストでも、見え方がかなり違ってきますね。

 


8月も、靴を作ろう!!~サマー・キャンペーンを延長。オーダーシューズ5,000円off,オプション革3,000円off,靴リペア15%off。靴を作るなら夏、引き続き。

受注が予定数に届かないので、8月もキャンペーンを延長します。
毎年夏は一足ずつ靴を作ろう、をぜひ習慣化していただきたいものです。

夏枯れ対策、という、とっても当店だけの事情ですが、
どうかご協力をお願いいたします。

誂え靴の詳細は「取扱商品一覧」誂える・シューズをご覧ください。

延長になりましたキャンペーン期間は、8月31日(月)まで、です。

①期間中の靴のオーダーは、5,000円offで承ります。
通常価格が38,000円(税別)ですので、33,000円となります。
ブーツは4,000円増しです。

②今年の目玉は、オプション革です。4月から始めた新しいオプション革を活用し、この革を使うと3000円offで承ります。
★仏アノネイのフレンチカーフ4色(+16000円)

★英国Charles.F.Stead社の最高級スウェード「スーパーバッグ」5色 (+10,000円)

★国産のムラ感のあるキップ5色。 (+10,000円)

この3種類のオプション革が対象です。

③靴のリペアは所定料金の15%offにて承ります。
例えば自社靴のオールソール張替えは通常価格13,000円(税別)ですので、11,050円となります。
他社の靴も受けます。(状態によってはお断りする場合もあります)

※なお、山形県南陽市の「ふるさと納税」で「宮城興業・誂え靴お仕立券」をご利用の場合、当社のキャンペーンの対象とはなりませんので、ご了承ください。

16年で1300足を作ってきた実績と経験は伊達じゃない、と自負しております。
もう、の人も、まだ、の人も、8月も、靴をはさんでお会いしましょう。