入荷速報。フィンランドからヨーツェンJoutsenのダウン。レディスは1モデル2色です。

ヨーツェンのレディスです。
☆Reina JPY158,400  webShopでお求めになれます

PlumとPineGreen

サイズはXS(日本のMに相当)。


モデルは同じシェアオフィスのKさん。身長160cm弱。
ご本人曰く「とっても標準的な体型、特徴がないのが特徴です」
Reinaは2年目のモデルですが、色はどちらも新色です。
Plumは昨年のAubergineよりも明るい色。PineGreenはメンズと共通です。
ここで自動翻訳登場です。
斜めにキルティングされたJoutsenのReinaは、コレクションの中でも印象的な冬のコート。
美しい流線型のパネルの下には実用的なジップポケットが隠されている。
ソフトな内襟付きの大きくて暖かいフードは、カジュアルで保護的。
袖口に向かって微妙なテーパードがかかり、袖には少しゆとりがある。 袖の折り返しはない。
– 着丈102cm|XS
– ダウン 253g|M
– 重量 1060 g|M
– 構造化された新しいダウンコート。
先方サイトからの画像(モノクロ加工)です。

動画もあります。こちらから。
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(以下はメンズと同文です)
それから、すべてのヨーツェン製品にはロゴ入りリフレクター(反射素材)のキーホルダーが付いてます。
私、これをバッグに付けていたおかげで一度命拾いしました。是非ご活用ください。

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さて、ここからが是非読んでほしいところ。

ついついデザインや色の紹介が前に出てしまうのですが、
ヨーツェンのウェアの最大のウリは、まずその中身のグースダウンのクオリティです。
「ヨーツェン・ダウンシステム」という名称の付いた独自の洗浄方法は特許を取得していて、
100%ダストフリーのクリーンネスで排水にも配慮したエコロジカルなシステムです。
野沢は2005年にこのシステムを実際に見学しています。訪問記はこちら
ダウンウェアの宿命として、最大のウリであるこの中身が見えないので、
これはもう信じてもらうしかないのですが、
ヨーツェンを扱い始めて20年、これほど購買後の評価や口コミが良く、またリピータに恵まれているブランドは他にないことが何よりの証左と評価していただければ嬉しいです。
原料のグースダウンについて。ロシアのウクライナ侵攻からフィンランドがNATOに加盟し、ロシアへの貿易制裁を課している現在、心配になってヨーツェンに聞いてみました。「まだシベリアのグースダウンを仕入れているの?」「いや、もうとっくにロシアからの買付はやめている。今は、ポーランドやハンガリーなど東欧諸国から買い付けている。もちろん食肉の副産物としてね」安心しました。

 さらに、2024年からお知らせしたいことがあります。セカンドライフ事業を始めました。これは着る機会が少なくなったヨーツェン製品を顧客から下取りし補修とクリーニングをした後に、再販売する直営店を設けて、製品に第二の人生を送らせてあげよう、という事業です。フィンランドは進んでます。ヨーツェンはフィンランドのファッション団体の会長も務めたことのある優良企業、さすがです。

それから、今年からの価格設定ですが、フィンランドの直営webサイトのユーロ価格に合わせるようにしています。具体的には{(現地サイト価格+国際運賃)x円為替レート+関税}+消費税、で算出しています。今まで百貨店への卸をしていた輸入商社のヨーツェンとの契約が終了し、そちらへの配慮をする必要がなくなったため、直輸入ならではの独自の価格設定が実現しました。

ヨーツェンの次はヨーツェン、と、言っていただける所以、共感いただけたでしょうか。

ヨーツェンのブランド紹介はこちらから。



 

 





再掲。アイルランド、ジミー・ホリハンから一枚布の見事なケープ。ケープ一筋60年、薄手のドネガルツイードです。

極薄のドネガルツイード100%wool。着丈90cm,フリーサイズ。47,300円(税込)。

2配色。A.ブルー系、B.ナチュラル系、と、呼びます。


アイリッシュの長身モデルさんが着ると膝の見える丈ですが、156cmの日本人が着るとちょうど膝の位置の丈になります。
拡げると、大きな一枚布(縦175cm横145cm)の真ん中に衿パーツとトグルボタン(ダッフルボタン)を縫い付けたという、
とてもシンプルな作りだということがわかります。
(この構造を知っておくと畳むときに役立ちます。16分の1にきれいに畳めます。)
生地の大きさ、重さ、縦横のバランス、などなど、を、計算ずくでこのサイズに仕上げるのは、
ケープ一筋60年の長い経験がなせる技なんです。

これがA.ブルー系。ドネガルものっぽい色使いです。
ツイードと言うと誤解を受けそうなほどの薄手の生地です。重たくもないしチクチクもしないです。
前に垂れた部分は肩の上に回すこともできます。うまく摩擦が効くので、落ちてくることはないです。


B.ナチュラル系。いわゆるモノトーンものですが、ベースの白色は真っ白ではなくてとても優しいナチュラル、
アイルランドで言うところのボイニーンbaininです。

2024年はこの2配色の展開、価格も少し下げました。
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ここからは、2023年の原稿を再掲します。
コロナでの中断もあって、3年ぶりに訪れたダブリンの展示会。
もちろん成果はあったのですが、一番落胆したのが、古くからの常連メーカーがことごとく出展を取りやめていたことでした。(あとで聞くと、出展料の高騰が一因のようで、決して業績不振が理由ではないようです)
そんな中で、90歳に近づいたジミーの笑顔を見たら、もう嬉しくて嬉しくて、涙が出てきちゃったんです。
30年前には毎年のように東京のホテルでアイルランドの展示会があり、私も恩師パドレイグ・オシォコンとともに出展者のサポート側に回っていました。そのころのことを知ってるのも、もうジミーぐらいになってしまいました。
ジミー、会えてよかったよ、お礼になんかオーダーするね、ということで、
当初の計画にはなかったのですが、とってもアイルランドらしいケープがあったので、
迷うことなくこれを注文したという次第。
あ、ジミーと写真撮ってなかった。また会ったときに忘れずに撮ろうね。


webShopからもお求めいただけます。

 

 

 


入荷速報。フィンランドからヨーツェンJoutsenの新作到着。世界一を自負する極上のグースダウンウェア、レディスもロング丈でダブル前のLOVISA。


レディスも自動翻訳で。

まず、企画総論から。
ヨーツェンの2023-2024年冬シーズンのダウンコートコレクションは、スカンジナビアン・ミニマリズムの路線を継承している。このコレクションは、新旧モデルの特徴を組み合わせ、自然なラグジュアリーを醸し出している。今シーズンの新作コートは、調和の取れた流線型に見えるが、注意深く考慮されたディテールが特徴だ。精緻なパターン、機能的な素材、最適なダウン量、丁寧な縫製、そして時代を超越したシェイプが、製品の質の高さにつながっている。

今シーズンのカラーテーマは、ダークで、ドラマチックでありながら洗練されたもの。新色のニュアンスグリーンは、素材によって明るいアボカド色から深みのあるオリーブ色へと変化します。 濃厚なブラックとダークブルーはクラシックなまま。 グレーの色調は再びファッショナブルになり、ローズゴールドが初秋の輝きを添えています。ブラウンの “Aubergine “カラーは引き続きコレクションに登場し、神秘性と温かみを加えている。

ヨーツェンのダウンコートの特徴である軽さ、通気性、ソフトな暖かさは、ヨーツェンの自社精製工場で洗浄された、責任を持って生産された100%高品質のダウンによって生み出されています。二重の除塵、有害な化学薬品を一切使用しない洗浄、高温の熱処理により、ダウンは非常にクリーンでホコリがつきにくく、ダウンの特性を最大限に引き出します。

NEW PRODUCTS
LOVISA

(着用モデルは、身長152cm,53kg, 胸囲95cm胴囲85cm。ご来店いただいたSさん夫人です)

ウエストを美しく強調するエレガントなAシェイプがフェミニンなハーフ丈ダウンコート。
アシンメトリーに配置されたサイドのジップが目を引き、
フロントのチェック柄ステッチがコートをスマートで調和のとれた印象に仕上げています。
調節可能な大きなフードはソフトで暖かく、印象的。
フロントのジッパーポケットと袖のたっぷりとした折り返しが、
魅力的なコートに仕上げのタッチを加えている。

・着丈99cm、½胸囲56cm, ½裾周り73cm,
 上袖丈(7cm折り返したとき)66cm, 肩幅41.4cm (サイズSの場合)
・サイズ展開XS~3XL (当店ではSのみ)
・ダウン重量228g(サイズMの場合)
・総重量1,070g(サイズMの場合)・エレガントなA字型
・クラシックなフィット、ウエストはややシェイプ
・フロントの2スライダージッパーは少しサイドに移動
・ジッパーポケット、内ポケット1つ
・固定された大きなフード、小さな内襟付き
・ゆったりとしたターンアップのストレートスリーブ
・カラー:ブラックオニキス、アボカド、クロウベリー (当店ではアボカドのみ)

某輸入商社の設定価格は170,000円ですが、
直輸入品なので、15%offで,158,950円(税込)、です。
色はアボカド(オリーブグリーン系)、Sの1サイズです。
(他にもご用意した品があったのですが、掲載時までに売れたので在庫はこれのみです)

動画があります。他の色で写ってますが、当店の今年の展開はアボカドだけです。


他の色も、あるいは別のモデルも発注したのですが、事前予約でかなり埋まってしまいまして、
店売りの商品はLOVISAのアボカドだけになりました。
ヨーツェンは、何年か前からの方針で、ひとつのモデルは2-3年は継続する、のを原則にしていますので、来年度入荷の打診も同時に受け付けます。
色違い、サイズ違い、他のモデルなど、のお問い合わせも受け付けますのて、
どうぞお問い合わせください。

 

 


入荷速報。アイルランド、ジミー・ホリハンから一枚布の見事なケープが到着。ケープ一筋60年、生きててくれて嬉しかったよ、ジミー。

感激話は後回しにして、まずは商品紹介を急ぎましょう。

極薄のドネガルツイード100%wool。着丈90cm,フリーサイズ。59,400円。



3配色。便宜上、A.ピンキーライン、B.ブルーライン、C.ナチュラル、と、呼びます。


アイリッシュの長身モデルさんが着るとこんな膝上ですが、158cmの日本人が着ると画像のごとく、です。
拡げると、大きな一枚布(縦175cm横145cm)の真ん中に衿パーツを縫い付けたという、
とてもシンプルな作りだということがわかります。(この構造を知っておくと畳むときに役立ちます)
生地の大きさ、重さ、縦横のバランス、などなど、を、計算ずくでこのサイズに仕上げるのは、
ケープ一筋60年の長い経験がなせる技なんです。

これがA.ピンキーライン。ドネガルものっぽい色使いです。
ツイードと言うと誤解を受けそうなほどの薄手の生地です。重たくもないしチクチクもしないです。

B.ブルーライン。ターコイスブルーの縦線のほうがより強く出ていることがおわかりでしょう。
前に垂れた部分は肩の上に回すこともできます。うまく摩擦が効くので、落ちてくることはないです。


C.ナチュラル。いわゆるモノトーンものですが、ベースの白色は真っ白ではなくてとても優しいナチュラル、
アイルランドで言うところのボイニーンbaininです。
———————————-

コロナでの中断もあって、3年ぶりに訪れたダブリンの展示会。
もちろん成果はあったのですが、一番落胆したのが、古くからの常連メーカーがことごとく出展を取りやめていたことでした。(あとで聞くと、出展料の高騰が一因のようで、決して業績不振が理由ではないようです)
そんな中で、90歳に近づいたジミーの笑顔を見たら、もう嬉しくて嬉しくて、涙が出てきちゃったんです。
30年前には毎年のように東京のホテルでアイルランドの展示会があり、私も恩師パドレイグ・オシォコンとともに出展者のサポート側に回っていました。そのころのことを知ってるのも、もうジミーぐらいになってしまいました。
ジミー、会えてよかったよ、お礼になんかオーダーするね、ということで、
当初の計画にはなかったのですが、とってもアイルランドらしいケープがあったので、
迷うことなくこれを注文したという次第。
あ、ジミーと写真撮ってなかった。急いでだんだよね、今年は。来年は撮ろうね。
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webShopからもお求めいただけます。

 

 

 


入荷速報。アイルランドのリズ・クリスティLiz Christyから、おなじみ「モネを巻く人/モネ・スカーフ」と、野澤屋100周年を祝賀して11年前のマフラーの復刻版、到着しました。後編。

後編です。
おなじみ「モネを巻く人/モネ・スカーフ」2022年の当店の展開商品一覧です。

サイズは幅34cm x 長さ180cm (+フリンジ8cm x 2)。
今年から価格は27,500円(税込)となります。

例によって、一枚づつ紹介します。
☆WL107…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「ルピナス(マメ科の植物/和名ノボリフジ」Wild Lipine

☆WL108…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「ラベンター・ドリーム(つるバラの一種)」Lavender Dreams

☆WL109…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「瑠璃色(るりいろ)」Lazuli Blue
 

☆JB204※経糸「日本の橋」Japanese Bridge x 緯糸「橙色のカボチャ」(Pumpkin Orange)

 

☆VC302※経糸「クルーズ川の渓谷」(Valley of the Cruese) x 緯糸「謝肉祭のパレード (Mardigras)」
リズのスカーフには珍しく、経糸よりも緯糸の色合いの方が強く主張されているカラーリングです。


今年もスカーフ一枚一枚に個別の商品解説を布にプリントして付けました。
これだと試着したりしても引っ張られたり外れたり商品を傷めることもなく、
ギフトに使っても相手先に商品の意義がわかってもらえます。
付けるのはちょっと大変なんですけれど、これ結構グッドアイデアだと自負してます。

どのスカーフもwebShopからお求めになれます。
(リアルな在庫状況はWebShop内にてご確認ください)

さて、以下は例年と同じ解説になります。
続きを読む →


出来上がり紹介、特別編。レディスのスーツ、アルデックス製。

4年前の店舗移転のときに展開を断念したレディスのスーツですが、
今回、ちょっと変わったカタチで展開を再開しました。

メンズのオーダースーツで主力ファクトリーである豊橋のアルデックスが、
少し前にレディスでも新しいパターンを引き直していいスーツを作り始めていたのは知っていたのですが、
これを店で始めるには、予めそれなりの数のゲージサンプルを作らなければならず、また採寸の勉強もやり直す必要があり、躊躇していたのです。
そしたら、展示会で豊橋にお邪魔した際、「そういうお店のために、有料の出張サービスをしています。静岡にも行きますよ」とのお誘い。

葛利毛織で別注しましたNZ100+JN50の記念のダブルクロスの生地を夫婦で揃いで作りましょう、ということで、Y夫妻のスーツのご注文でこれが実現しました。
7月の某日、アルデックスの東京営業所から担当営業のK女史が来静。
事前に送ってきてある数着のゲージサンプルを使って、採寸してもらいました。
私は見ているだけなので、こうやってその様子を撮影することができました。


今後のためにスカートの採寸も含めます。
一時間ほどかかりました。
そして仕上がったのがこちら。

細腹が美しく入った女性らしいシルエット、やっぱり女性ものは総重量も軽いです。
御本人に試着いただきました。

はい大成功、大満足です。

メンズで多くの方に喜んでいただいているアルデックスの高い技術力を
これからは女性にもお楽しみいただけます。

この出張サービスは、事前に日程の調整が必要ですので、
ご希望の方はお早めにご連絡ください。

まもなくふたり目のご注文が入る予定です。これまた楽しみです。