入荷速報。フィンランドからヨーツェンJoutsenの新作到着。世界一を自負する極上のグースダウンウェア、レディスもロング丈でダブル前のLOVISA。


レディスも自動翻訳で。

まず、企画総論から。
ヨーツェンの2023-2024年冬シーズンのダウンコートコレクションは、スカンジナビアン・ミニマリズムの路線を継承している。このコレクションは、新旧モデルの特徴を組み合わせ、自然なラグジュアリーを醸し出している。今シーズンの新作コートは、調和の取れた流線型に見えるが、注意深く考慮されたディテールが特徴だ。精緻なパターン、機能的な素材、最適なダウン量、丁寧な縫製、そして時代を超越したシェイプが、製品の質の高さにつながっている。

今シーズンのカラーテーマは、ダークで、ドラマチックでありながら洗練されたもの。新色のニュアンスグリーンは、素材によって明るいアボカド色から深みのあるオリーブ色へと変化します。 濃厚なブラックとダークブルーはクラシックなまま。 グレーの色調は再びファッショナブルになり、ローズゴールドが初秋の輝きを添えています。ブラウンの “Aubergine “カラーは引き続きコレクションに登場し、神秘性と温かみを加えている。

ヨーツェンのダウンコートの特徴である軽さ、通気性、ソフトな暖かさは、ヨーツェンの自社精製工場で洗浄された、責任を持って生産された100%高品質のダウンによって生み出されています。二重の除塵、有害な化学薬品を一切使用しない洗浄、高温の熱処理により、ダウンは非常にクリーンでホコリがつきにくく、ダウンの特性を最大限に引き出します。

NEW PRODUCTS
LOVISA

(着用モデルは、身長152cm,53kg, 胸囲95cm胴囲85cm。ご来店いただいたSさん夫人です)

ウエストを美しく強調するエレガントなAシェイプがフェミニンなハーフ丈ダウンコート。
アシンメトリーに配置されたサイドのジップが目を引き、
フロントのチェック柄ステッチがコートをスマートで調和のとれた印象に仕上げています。
調節可能な大きなフードはソフトで暖かく、印象的。
フロントのジッパーポケットと袖のたっぷりとした折り返しが、
魅力的なコートに仕上げのタッチを加えている。

・着丈99cm、½胸囲56cm, ½裾周り73cm,
 上袖丈(7cm折り返したとき)66cm, 肩幅41.4cm (サイズSの場合)
・サイズ展開XS~3XL (当店ではSのみ)
・ダウン重量228g(サイズMの場合)
・総重量1,070g(サイズMの場合)・エレガントなA字型
・クラシックなフィット、ウエストはややシェイプ
・フロントの2スライダージッパーは少しサイドに移動
・ジッパーポケット、内ポケット1つ
・固定された大きなフード、小さな内襟付き
・ゆったりとしたターンアップのストレートスリーブ
・カラー:ブラックオニキス、アボカド、クロウベリー (当店ではアボカドのみ)

某輸入商社の設定価格は170,000円ですが、
直輸入品なので、15%offで,158,950円(税込)、です。
色はアボカド(オリーブグリーン系)、Sの1サイズです。
(他にもご用意した品があったのですが、掲載時までに売れたので在庫はこれのみです)

動画があります。他の色で写ってますが、当店の今年の展開はアボカドだけです。


他の色も、あるいは別のモデルも発注したのですが、事前予約でかなり埋まってしまいまして、
店売りの商品はLOVISAのアボカドだけになりました。
ヨーツェンは、何年か前からの方針で、ひとつのモデルは2-3年は継続する、のを原則にしていますので、来年度入荷の打診も同時に受け付けます。
色違い、サイズ違い、他のモデルなど、のお問い合わせも受け付けますのて、
どうぞお問い合わせください。

 

 


入荷速報。アイルランド、ジミー・ホリハンから一枚布の見事なケープが到着。ケープ一筋60年、生きててくれて嬉しかったよ、ジミー。

感激話は後回しにして、まずは商品紹介を急ぎましょう。

極薄のドネガルツイード100%wool。着丈90cm,フリーサイズ。59,400円。



3配色。便宜上、A.ピンキーライン、B.ブルーライン、C.ナチュラル、と、呼びます。


アイリッシュの長身モデルさんが着るとこんな膝上ですが、158cmの日本人が着ると画像のごとく、です。
拡げると、大きな一枚布(縦175cm横145cm)の真ん中に衿パーツを縫い付けたという、
とてもシンプルな作りだということがわかります。(この構造を知っておくと畳むときに役立ちます)
生地の大きさ、重さ、縦横のバランス、などなど、を、計算ずくでこのサイズに仕上げるのは、
ケープ一筋60年の長い経験がなせる技なんです。

これがA.ピンキーライン。ドネガルものっぽい色使いです。
ツイードと言うと誤解を受けそうなほどの薄手の生地です。重たくもないしチクチクもしないです。

B.ブルーライン。ターコイスブルーの縦線のほうがより強く出ていることがおわかりでしょう。
前に垂れた部分は肩の上に回すこともできます。うまく摩擦が効くので、落ちてくることはないです。


C.ナチュラル。いわゆるモノトーンものですが、ベースの白色は真っ白ではなくてとても優しいナチュラル、
アイルランドで言うところのボイニーンbaininです。
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コロナでの中断もあって、3年ぶりに訪れたダブリンの展示会。
もちろん成果はあったのですが、一番落胆したのが、古くからの常連メーカーがことごとく出展を取りやめていたことでした。(あとで聞くと、出展料の高騰が一因のようで、決して業績不振が理由ではないようです)
そんな中で、90歳に近づいたジミーの笑顔を見たら、もう嬉しくて嬉しくて、涙が出てきちゃったんです。
30年前には毎年のように東京のホテルでアイルランドの展示会があり、私も恩師パドレイグ・オシォコンとともに出展者のサポート側に回っていました。そのころのことを知ってるのも、もうジミーぐらいになってしまいました。
ジミー、会えてよかったよ、お礼になんかオーダーするね、ということで、
当初の計画にはなかったのですが、とってもアイルランドらしいケープがあったので、
迷うことなくこれを注文したという次第。
あ、ジミーと写真撮ってなかった。急いでだんだよね、今年は。来年は撮ろうね。
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webShopからもお求めいただけます。

 

 

 


入荷速報。アイルランドのリズ・クリスティLiz Christyから、おなじみ「モネを巻く人/モネ・スカーフ」と、野澤屋100周年を祝賀して11年前のマフラーの復刻版、到着しました。後編。

後編です。
おなじみ「モネを巻く人/モネ・スカーフ」2022年の当店の展開商品一覧です。

サイズは幅34cm x 長さ180cm (+フリンジ8cm x 2)。
今年から価格は27,500円(税込)となります。

例によって、一枚づつ紹介します。
☆WL107…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「ルピナス(マメ科の植物/和名ノボリフジ」Wild Lipine

☆WL108…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「ラベンター・ドリーム(つるバラの一種)」Lavender Dreams

☆WL109…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「瑠璃色(るりいろ)」Lazuli Blue
 

☆JB204※経糸「日本の橋」Japanese Bridge x 緯糸「橙色のカボチャ」(Pumpkin Orange)

 

☆VC302※経糸「クルーズ川の渓谷」(Valley of the Cruese) x 緯糸「謝肉祭のパレード (Mardigras)」
リズのスカーフには珍しく、経糸よりも緯糸の色合いの方が強く主張されているカラーリングです。


今年もスカーフ一枚一枚に個別の商品解説を布にプリントして付けました。
これだと試着したりしても引っ張られたり外れたり商品を傷めることもなく、
ギフトに使っても相手先に商品の意義がわかってもらえます。
付けるのはちょっと大変なんですけれど、これ結構グッドアイデアだと自負してます。

どのスカーフもwebShopからお求めになれます。
(リアルな在庫状況はWebShop内にてご確認ください)

さて、以下は例年と同じ解説になります。
続きを読む →


出来上がり紹介、特別編。レディスのスーツ、アルデックス製。

4年前の店舗移転のときに展開を断念したレディスのスーツですが、
今回、ちょっと変わったカタチで展開を再開しました。

メンズのオーダースーツで主力ファクトリーである豊橋のアルデックスが、
少し前にレディスでも新しいパターンを引き直していいスーツを作り始めていたのは知っていたのですが、
これを店で始めるには、予めそれなりの数のゲージサンプルを作らなければならず、また採寸の勉強もやり直す必要があり、躊躇していたのです。
そしたら、展示会で豊橋にお邪魔した際、「そういうお店のために、有料の出張サービスをしています。静岡にも行きますよ」とのお誘い。

葛利毛織で別注しましたNZ100+JN50の記念のダブルクロスの生地を夫婦で揃いで作りましょう、ということで、Y夫妻のスーツのご注文でこれが実現しました。
7月の某日、アルデックスの東京営業所から担当営業のK女史が来静。
事前に送ってきてある数着のゲージサンプルを使って、採寸してもらいました。
私は見ているだけなので、こうやってその様子を撮影することができました。


今後のためにスカートの採寸も含めます。
一時間ほどかかりました。
そして仕上がったのがこちら。

細腹が美しく入った女性らしいシルエット、やっぱり女性ものは総重量も軽いです。
御本人に試着いただきました。

はい大成功、大満足です。

メンズで多くの方に喜んでいただいているアルデックスの高い技術力を
これからは女性にもお楽しみいただけます。

この出張サービスは、事前に日程の調整が必要ですので、
ご希望の方はお早めにご連絡ください。

まもなくふたり目のご注文が入る予定です。これまた楽しみです。



入荷速報。ヨーツェンJoutsenのレディス。フィンランドから世界最北のダウン専業アパレル、ヨーツェンの最新コレクション。直輸入ならではの独自の価格設定をしてます。

まずはレギュラーコレクションから。
すべてエストニアに設立したヨーツェン直営のファクトリーで製造されています。
また、中身のダウンは以前と変わらずシベリア採集のアークティック・グースダウンがレア状態でフィンランドに送られて、ヨーツェン本社の独自の厳重な洗浄システムでアレルギーフリーに完璧に洗浄されてからエストニア工場に送られています。

シェル素材はすべてつや消しでコットンタッチのポリエステル100%。テカテカしてないです。

☆LAULU

一般販売価格145,000円(税別)の25%offにtaxで当店販売価格119,625円。
斜めの大きなキルト、細身のAラインシルエット、裾捌きが使いやすいやや長めの着丈、袖口は折り返しあり、
高めの衿、立体的なフードは取り外し可。

Desert Taupe

Desertは砂漠、Taupeはモグラのことですが、砂漠にいるモグラはこんな色をしているのでしょうか。
写真に撮ってもこのくらい濃い色なので、実際もサンドベージュよりも濃い色だと捉えていただいていいです。
今年の新色で、やや男性的な色合いですが、とってもいい色が出てきたな、と思ってます。

Blue

ネイビーと言わずにブルーと言っていることからも、明るめの紺色だとお分かりでしょう。
メンズっぽいビジネス的な色合いではなく、女性らしい暖かさを感じられる色合いです。

LAULUが小さめの作りなのが昨年もやっていてわかっているので、どちらもサイズはSだけを取りました。
胸囲108cm、裾周り132cm,着丈96cm,裄丈86cm(7cmの折返しを除く)、です。

☆SOINTI

一般販売価格158,000円(税別)の25%offにtaxで当店販売価格130,350円。
ホリゾンタルなキルト、胴回りをゆったり取ったバルーン的シルエットで裾はさらに絞れます。
ベルト付き、両脇の目立たないベルトループは身長に応じて2箇所調整あり、膝上の着丈、
高めの衿、立体的なフードは取り外し可。

SilverGrayのみ


このシルバーグレーは、過去3年間ぐらい、ヨーツェンで一番ヒットしたご自慢の色です。
LAULUやMYSIよりもワンランク上の素材をシェルに使っています。
価格がちょっと高めなのはそのためです。
白に見えている画像も実際はこのシルバーグレーです。つまりかなり白っぽいグレーだと思ってください。
ゆったりシルエットなので、サイズはXSのみです。胸囲104cm、裾周り110cm,着丈90cm,裄丈86cm。

☆MYSI

一般販売価格140,000円(税別)の50%offにtaxで当店販売価格77,000円。
ヨーツェンのコレクションでは継続している現役品番ですが、当店での仕入れがボギー(一年前)なので、50%offでの提供です。
シンプルな斜めのキルト、少しだけアシメになったフロントが衿の重なり方でお分かりでしょうか、
ゆったり目のシルエットですが、裾周りは細くして短めの着丈、で見た目はスッキリ、
高めの衿、立体的なフードは取り外し可。

Black

ブラックは今年も継続している現役カラーです。つや消しの黒なので、落ち着いています。

Cabernet(red wine)

このカベルネは昨年でディスコンになりました。素材がコットンタッチで艶なしなので、
派手じゃなくて落ち着いた赤です。

MYSIは大きめのサイズ設定なので、XSを仕入れています。胸囲112cm、裾周り110cm,着丈85cm,裄丈86cm。

続いてライトコレクション。
フィンランドでは春夏物に当たるライトコレクション、
温暖化傾向にある日本の気候では、真冬でもこれで充分かもしれません。
ライトコレクションのシェルは、レギュラーコレクションよりも薄手で光沢のあるポリエステル100%素材を使います。

☆RUUT
一般販売想定価格100,000円(税別)の25%offにtaxで販売価格82,500円。

今年のヨーツェンのレディス全品番の中で最も着丈の短いスタイルになります。
ホリゾンタルなキルト、フードは外せずボディと一体化、背中と裾周りは絞れるので表情を変えられます。
この品番のみMade in Chinaです。

SilverGray

このシルバーグレーはかなり濃い目の色で、白っぽい印象は全くありません。
光の具合によってはベージュっぽくも見える冷たさを感じない色合いです。

BurntOrange

今年の新色です。直訳すると、焦がしミカン、
なので、フィンランドでも「焼きミカン」を食べる風習があるのかな、と思ったのですが、
そうじゃなくて、色名のときのburntは、焦げたという意味ではなくて、元の色よりも濃い色を指す、ということがわかりました。つまり普通に濃いめのオレンジ色、であります。
黒、紺、グレー、ばかりじゃつまらない、
初めて買うダウンじゃないんだから、今度は少し変わった色も着てみたい、
というある顧客の声をヒントに、採用してみました。
こちらの写真は、背中と裾口を少し絞ってみました。

近年のライトコレクションは作りが小さめになってきているので、
このRuutもXSではなくて、Sを取りました。
サイズはSのみ。胸囲104cm、裾周り116cm,着丈74cm,裄丈86cm。

今さら、ですが、ヨーツェンのブランドや工場探訪、当店との長い関わりについては、
こちらに書いていますので、まだの方はご一読を。


 

 


靴を作ろう!partⅡ(6月度) ~④マニッシュな婦人靴 MIYAGI KOGYO for WOMEN。トランクショー(期間限定オーダー会)では、自分だけのカラーオーダーもできます。6/10(木)~6/20(日)。短期間ですが当店ファンの女性にはぜひご感想を聞かせてもらいたいのです。

その4.は、初登場のレディス靴です。

「メンズっぽいレディス、やってよ」と、長年続いた要望の声に押されて実現した待望の婦人靴です。


モデルはわずか7型ですが、既存の展開色だけでなく、
トランクショー限定で色革サンプルから自分だけのカラーオーダーができるようになっています。
価格はだいたい32,000円くらいです。基本サイズ22.5~24.5cm。

他店からも引き合いが多いらしく、短期間しか借りられません。
6/10(木)から6/20(日)の週末2回ですので、ぜひご予定ください。