リンクルはシワのこと、フリーはナシのことで、リンクルフリーはシワがない、
つまり、形態安定加工を施したシャツのこと、
別名ノーアイロンシャツ、ともいいますが、多くのノーアイロン生地がポリエステルたっぷりのチープな素材であリ、イメージが悪い。こちらはコットン100%の快適素材ですので、なにか別の名前はないものか、
ということなんでしょう、
ですので、リンクルフリー、と呼んでいる、というわけ。ふうっ。
で、どういう生地があるかというと、はい、
結構ありますよ。
これらの生地を選びますと、2,200円off,にて、承ります。
11/13(日)まで、と、短期ですので、ご注意ください。
月: 2022年10月
入荷速報。遅れていました、スーツのバラケ生地、到着しました。
追加入荷ありで再掲です。乗馬マック、マッキントッシュ・レインウェア社 Mackintosh Rainwear Ltd.(Ireland)よりFrancisCampelliのブランドで。男女で大きな価格差があります、それは……
サイズ補充の追加入荷が届きました。
定番商品の位置づけなので、価格以外の変更はありません。
ですので、過去の原稿を再利用して、紹介いたします。
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防水素材をコットンでサンドイッチした生地で仕立てたレインコートを
英語でMacマックといいます。ちょっとパリッとした感触がなんとも英国らしいコートです。
マックの呼称は、原点であるゴム引き生地を発明したチャールズ・マッキントッシュ博士にちなんでいます。
アイルランドのマッキントッシュ・レインウェア社 Mackintosh Rainwear Ltd.(Ireland)が
古くから作っていた乗馬用コートのデイテールを盛り込んで、
特に作ってもらった別注品が当店の「乗馬マック」です。
水洗いもドライクリーニングもできる、というのは、他社のマックと違う大きなウリ。
ボタンには社名が刻まれています。
胸留めの錠、脚通しのストラップ、裾のボックスプリーツ、など、
乗馬のデイテールを盛り込んでいます。
ただ、コートのシルエット自体は、かつてのAラインではなく、
細身のストレートラインにしています。
OLIVE(オリーブグリーン) このところ人気急上昇のカラーです。
ブリティシュカーキというか、英国の軍人さんっぽい男っぽい感じです。
TAN(モカブラウン)
ジャケットは着用せずシャツの上からXSを着ています。
ビジネス用のコートとしても、スーツ・ジャケットの上からも着用できます。
サイズは、XS(=日本のS~Mに相当)とS(=日本のM~Lに相当)の2つ。
スーツでの着用を考えて、少しゆとりのあるサイズ取りになっています。
在庫状況は動きます。在庫の有無はwebshopでご確認ください。
☆レディスは3色。レディスは追加はなく昨年在庫そのままなので、
価格はセールで値下げしたままもとに戻さずに78,760円(税込)です。
XSとSの2サイズです。
メンズとは合わせが逆なのは当然として、
最大の差は、背中両サイドに細腹(さいばら)が入り、ウェストシェイプが効かせてあること。
上着着用前提のメンズと違って、それほどのゆとりは取ってないし、
細腹も効かせているので、ウェストあたりにはフィット感があります。
RED(レッド) 着用はXS。Sもあり。またREDのみLの在庫(価格応談)もあります。
在庫状況はwebshopでご確認ください
ラグランスリーブの縫製も丁寧です。
こういう伸縮性に乏しい生地をイセ込みして立体的にシワなく仕上げるのは、
結構大変な技術ですが、昔からこのファクトリーはうまいです。
カンペリ氏とは20年来の付き合い。その間いろいろとトラブルもありまして、
しばらく絶交していた時期もありましたが、
やはりこの商品の出来栄えの良さは他にはなく、その魅力に負けて昨年仲直りしました。
乗馬スタイルはかつての当店の売れ筋。それを特に復活してもらい、乗馬マックに仕上げたのが、何よりの復縁の証拠でしょう。
今私が一番勧められる綿コート、それがこの「乗馬マック」です。
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余談。スコットランドのドクター・チャールズ・マッキントッシュというと、
ゴム引きを発明した上記の人とよく混同されるのが、
建築家でデザイナーでもあるチャールズ・レニー・マッキントッシュです。
初めてのグラスゴー訪問の際、私は彼のアレコレに「ハマって」しまって、
挙げ句に使わせてもらったのがコレ。
これマッキントッシュさんが考案したフォントを元にしてます。
初めてロングインタビューの取材を受けました。アランニットの達人、だそうです。ゼムマガジン12月号アイルランド特集で。発売中です。
入荷速報。アイルランド・クッシェンデールCushendaleのスローthrow。アイリッシュウール、ブランケットステッチ、特注サイズ、など、売り言葉たくさん、です。
一番大好きなアイリッシュを一人だけ挙げなさい、と言われたら、私は迷わずフィリップ・クッシェンを推します。
それくらい大好きで、ここのことを話し始めるとついつい情に傾いた長い話になってしまうので、
それはブランド紹介の方に譲るとして、
とにかく、品物の話を始めましょう。
こういうひざ掛けサイズの布のことをスローthrowと言います。
スローイングとかアンダースローとかいうときのスロー、
つまり「投げる」と同じ言葉。投網みたいにぱっと投げられるぐらいの大きさ、という意味なんでしょうか。
本来はダブルベッド用のブランケットとして作られたものを、4分の1のサイズにカットしたものです。
ヨコ115cm x タテ95cm、22,000円(税込)。
色は、モスグリーン、ネイビー、ブルーグレー、パープル、の4色。
モスグリーン
ウリの一。原料。アイルランド原種の唯一の羊、ゴルウェイシープが原料です。
当店ではアランセーターの新ネタ、ゴルウェイウールですでに知られた白い羊ゴルウェイシープですが、
クッシェンデールではかなり以前からこのゴルウェイシープに注目していたのです。
軽くて弾力があるだけでなく、バイニンとも呼ばれる黄みがかった優しさあふれるナチュラルホワイトは他のウールにはない大きな特徴です。
ネイビー
ウリの二。フリースからスローまでを一箇所で一貫製造。
今更言うまでもないことでしょうが、クッシェンデールのミルの最大のウリは、
原毛から製品までをこの小さな坂道の場所の一箇所で内製してしまうところ。
こんなところは、アイルランドはもちろん、ヨーロッパでもまず聞いたことないです。
ブルーグレー
ウリの三。ブランケットステッチ。四方に丁寧に掛けられているステッチ、
これはクッシェンの先代が1946年に購入したSingerの特殊ミシン。
80年も前のミシンがちゃんと稼働している、というのもクッシェンらしいですね。
俺じゃなきゃ直せないよ、ってフィリップは自慢してました。
パープル
ウリの四。最後の関門はサイズでした。これ、本来はブランケットなので、
一番小さいものでもダブルベッドの大きさがあります。こうです。
さすがに躊躇していたところに、娘のミリアムが拡げてくれたのがこれ。
「ベイビー用かな。このミルだけの限定品なんだけど、ヤヒロー(どうもヤイチロウがうまく発音できないみたい)せっかくここまで来てくれたんだし。特別に作っちゃうわよ。どうかしら」
そう、ダブルベッドサイズを4分の1にカットしたんです。どうもこうもない、採用決定。
ということで、グレイグナマナのミル以外では世界で当店だけ、のスローです。
初年度だし、インテリアものはあまり得意じゃないので、最低の枚数しか入れてません。売り切れたらすいません。
なお、本来のブランケットも、ご注文いただければ取り寄せます。上記サイズ表を参考にお考えください。
入荷速報。英ジェイミーソンズJamieson’sのフェアアイルマフラー。最長リピートは100cmと判明、セーターとおんなじ柄です。
このマフラーを頼んだ動機。どこまでリピートが続くのか、それが見たかったんです。
幅約18cm、長さ約160cm(ニットなので幾分個体差があります)。
毛100%(シェトランドウール)、スコットランド製。18,480円(税込)。
この柄のセーターを「リピートがない」と売り出したものの、
それはセーターの着丈の範囲内でのこと、永遠にリピートがないまま続くはずもないだろう、
一体どこまで続くのか、それを知りたくて発注したのがこのマフラーです。
測ってみました。異なるパターンが9つ続き、リピートはちょうど100cmです。
もちろん過去最長、野澤屋100周年を祝うかのような偶然です。
配色は4パターン。セーターと同様にベースカラーで呼び分けます。巻き方も遊んでみました。
まずブルー。カーディガンと同じです。
最も一般的な巻き方。二つ折りからループに両端を突っ込んでます。
次、ミックスネイビー。セーターと同じです。
頭に巻くとなんか風呂上がりみたい。
新色、ブラック。
目出し帽的な巻きは極寒ならアリかも。
これも新色。ベージュ。一番ファンシーです。
ひと結びしてダラリ、です。
製造工程としては、倍の幅(35-40cmぐらい)で編み地を作ってそれを両側で閉じて筒状にしています。
こうしないと編地が丸まってきちゃうからなんですね。
つまりもともと二枚重ねのようになっているので、伸縮性と保温性は抜群です。
ことさらにセーター、カーディガンとのお揃いを勧めるわけではないですが、
セーター、カーディガンの記事はこちらです。