シャツ生地、届きました。200枚の紹介です。

明日からの「エコノミーサービス」の準備が整いました。

届いた生地を簡単にご紹介します。5つのカテゴリーに分けました。


まず最初は、スワッチ、つまり小さな生地見本の一群です。
実際の生地はファクトリーに用意されています。
売れ筋の集約ですね。現物の生地を見なくてもまあ分かるでしょう、という人気の色柄をまとめています。
生地を選ぶのがもう面倒、時間を掛けたくない、という方には、ここから選んでいただければ間違いないです。


今回から、巻物スタイルではなくて、畳んだ生地を袋詰した状態で見ていただきます。
200枚の袋を外して撮影するのはさすがに大変でしたので、ビニール越しに見ていただくことでご容赦ください。
ここは、ブルーの生地ばかりを集めた一群です。
ブルー系は一番出るところなので、そのカテゴリーだけを一つにまとめました。



上段は無地を集めています。下2段はストライプを集めています。
ドレスで着るかカジュアルで着るか、で、選択眼がだいぶ異なってくるところですね。


チェックを集めています。難易度の最も高いところかもしれません。
でも実際に生地を広げて色柄が見られるというのはこのイベントならでは、のメリットでして、
ちいさな生地スワッチだけだと選ぶのに躊躇するような色柄も、
広げて合わせてみると意外な発見があるものです。


白の一群です。わかんないですよね、ごめんなさい。
これらのほとんどがドビー織りのストライプでして、無地のようで無地じゃない、というものばかりです。
同じもののように見えますが、すべて異なる柄です。
白の色合い、生地の薄さ、柔らかさ、など、一枚ずつ違いますから、根気よく選んでください。
もちろん、候補に取り上げた生地は私がどんどん袋から出しますから、遠慮なく多めに取って行ってください。

てな感じです。

もう一度概要を。
シャツを作ろう!!~エコノミーサービス
期間:7/28(木)から8/15(月)まで。
(火曜水曜は休業ですが、8/2(火)、8/9(火)、8/10(水)、8/16(火)、8/17(水)昼、は、予約制で受付可能です)
価格: どの生地でも2枚で19,360円(税込)。男女同価格。別途有料オプションあり。
納期:8/8(月)までのご注文分は9/16(金)。それ以降の方は9/27(火)。

今年の生地の内容はとてもいいです。お待ちしてます。



 


ニコラス・モスが届きました。

先月に皆様からご注文を集めました、アイルランドのハンドメイド陶器、ニコラス・モスの商品が届きました。

いつもどおり、ガッチリしたボックスで厳重な梱包、

地元の新聞紙に包まれているのもいつも通りです。

中身の写真は?

今回もすべての入荷品がご注文品ばかりなので、仕分けに夢中で、
それぞれの写真撮りまでには至りませんでした。ごめんなさい。

ご注文いただきたました方々には、個別にご案内しておりますので、
ご対処よろしくお願いいたします。


出来上がり紹介。シューズ、シャツ、トラウザーズ、ジャケット、スーツなどなど。

このあたりで、出来上がり紹介、です。
コレ出しとかないと、全然仕事してないみたいに思われちゃいますから。

まず靴から。キャンペーン「シウーズを作ろう!!」に賛同していただいたサイドゴアブーツが続々と。

ドレスっぽくなくチノやデニムに合わせたいNさんのご注文。
茶色の型押しステアの革を使い、ストームウェルトのダブル巻きで、
ドスンとしたイメージを付けました。


反対にAさんは、スーツにも着られるドレス仕様で、ということで、
装飾を配したシンプルなスタイルに。
つま先の減りやすい方なので、革底ですがつま先にゴムを配置しました。


Hさんも基本はドレススタイルですが、一工夫しまして、
ストレートなブローグとメダリオンを追加しました。
ストームウェルトダブル巻きも加えて、オフタイムにも使いやすいようにアレンジしています。
絶対滑りたくない、というご要望から、宮城興業オリジナルのタフソールを付けました。


こちらは修理靴。カカトの内側の補強とヒールの付け替え、Hさんから。
大事に履いてくれて嬉しいです。

シャツに行きます。

上の2枚、不動産会社社長のNさんはトーマス・メイソンの生地がお気に入りです。
アリソデナサソなブルーとネイビーのブロード2色。
オプションフェア期間中でしたので、白蝶貝、スプリットヨーク、脇ピース、を無料でお付けしました。

下の白は、電力会社のIさん。婚礼に使いたいとのことで、
カリビアンコットンのマイクロヘリンボーンの白の生地を使い、
剣先がやや開いた角度のあるスチュワートレギュラーの衿にコバステッチ、
白蝶貝の二重タライ釦、共布のポケットチーフ、左袖にイニシャル刺繍、と、
おとなしいけどちょっぴり気取ってみました、風に仕上げてます。


二枚ともレディスですが、別人です。
左、Iさんは、先月のOさんと同じくシアサッカーのオリーブ。やっぱり写真だとグレーに見えますね。
ラウンドカラーの衿裏とカフの裏にブルーの別布を配しました。
そしてちょっとアウトドアっぽく、マーブル釦。オプションフェアを使いこなしたアイデアです。
右は、Kさん。このブルーは伊カンクリーニの無地調極小刷毛目格子。
ショートレギュラーの衿型に、白蝶貝の二重タライ釦、共布のポケットチーフをオプションに。


Sさん、生地違いで同じ仕様2枚。左はお馴染み100/2ブロード。右はピケストライプ。どちらも定番。
フィナモレ調の高い衿のカッタウェイワイドにナポリ風ダブルカフス。
南イタリアのジローラモさんを意識しましたか。


定番のピンオックスで、ロングセラーのボタンダウン。
とってもふつーのシャツです。こういうオーダーが入ると、ホッとしますし、
嬉しいです。バンカーのSさんから。


エミネントのコットンパンツにオーダーが入りました。
Cさん、女性ですが、メンズ仕立てです。
生地は伊ロロピアーナ、グレーの綿ツイル。水洗いできる仕様にしました。
仕上がりはいいのですが、納期がかかるのがマイナスポイント。これも7週間かかりました。


別珍です。Nさんの持ち込み生地で、お仕立てだけの承りです。栃木県の那須夢工房で仕立ました。
生地は磐田市福田(ふくで)のコーデュロイハウスで求められたもの。
ここでは、コーデュロイや別珍の生地を切り売りしています。
私も何度か行って生地を買ってます。びっくりするぐらいの価格で買えます。
コーデュロイハウス、ここです。


スーツが最後になりました。Fさんからの注文は、夏物で濃いめのグレー無地。
いろいろの候補から、葛利毛織の221g/m,毛100%のライトフレスコで、
杢じゃないソリッドなダークグレーの生地を選びました。
この生地のチョイス、我ながら満足してます。
杢のチャコールでは出ない夏物の清涼感がうまく出てます。仕立はアルデックスです。

皆様、ご用命、ありがとうございました。


 


リマインド(改訂更新)。移動ショップ(And Woolへ)、まもなくです。7/23(土)は金谷の茶畑の真ん中に集合。今回、内容が濃いです。

恒例、島田市金谷湯日の「And Wool」への移動ショップ、
まもなく開催です。
7/23(土) 11:00~18:00,です。第6回目となります。

私は、アイルランドから持ち帰った、貴重なゴルウェイ・ウールを持っていきます。
村松さんに見てもらいたいので。


いつものセーターのオーダー会とともに、
当日は「編み物フェア」が実施中でして、こんなことが特別に行われています。
先方のご案内はこちらです。

amuhibi】糸・キット販売会
……福岡のすてきな毛糸屋【amuhibi:アムヒビ】さんの毛糸や編み物キットを販売します。
静岡でなかなか見ることができない人気の輸入糸なども並びます。
また、靴下キットのポイント講習を行います。
靴下が初めての方にもおすすめの編み方で進めますので、気軽にご参加いただけます。(※予約不要)
はじめての方も靴下制作に挑戦するのはいかがでしょう。


期間限定受注販売のステンレス製ソックブロッカー
靴下を編み上げ、形を整えるときにとても重宝するのが『ソックブロッカー』です。
ご縁をいただいて、静岡のステンレス加工工場さんに制作いただきました。 完全受注生産になります。
ステンレス製なので、丈夫で、靴下をしっかりと形を整えてくれます。


毛糸玉専用のカップもあります。

そして、もちろん、の、
【AND WOOL】ニット製品オーダー会
……ANDWOOLが1枚1枚手仕事で仕上げるニット小物やウエアなどの製品を、体に合せたサイズでお作りするオーダー会を開催します。サンプルをご用意して、着心地・丈・素材・色・形のご相談を承ります。


場所がちょっとわかりにくいので、よーく調べて来てください。地図とリンクしておきます。
AND WOOL
〒427-0113 静岡県島田市湯日1124-1
tel. 0547-54-4492fax. 0547-54-4493 営業時間:11:00 – 18:00 定休日: 日・月・火曜日

車がなくて行けないよ、という方には、金谷駅との間で私が送迎しますので、ご連絡ください。
09017434089

当日は静岡市では安倍川花火ですが、私も終日AndWoolに行きますので、当オフィスには不在です。

今回は、事前の来店アポは特に必要ありません。11:00~18:00の間でご自由にお越しください。
が、私、行くよ、っていう事前連絡は大歓迎です。嬉しいです。

私自身のオーダーしたセーター、2枚、紹介しておきます。どちらも愛用してます。



以下は、初めての方への説明です。
 
そもそも、この移動ショップ、ってなんなの、ということです。
来ていただいたことのある方にはわかってもらえるのですが、
なかなか説明が難しい。
動機を言いますと、静岡県の店から近いところにとても魅力的な店があることを知り、
是非ここに当店の顧客をお連れしたかったわけです。
特に4年前に今の場所へ移って以来、レディスへの対応が弱くなってしまったので、
特に女性顧客の皆様に喜んでもらえる企画として思いつきました。
で、じゃあ当日は私を含めて店ごと客ごとAndWoolに移動しちゃおう、という感じで、
移動ショップ、と銘打った次第です。

じゃあ、AndWoolってどんな店なの、ということですが、これも実際来てみないとわかりにくい。
ということで、主宰の村松さんがわかり易い文章をブログに載せてくれていたので、
これをぜひお読みください。
【AND WOOL】で初めてお買い物していただく皆様へ
「私たちは、静岡県島田市の茶畑に囲まれた山間に、アトリエ兼ショップを構えている【AND WOOL:アンドウール】というニット専門ブランドです。私たちのブランドや製品についての「なぜ?」をご案内したいと思います。
・なぜファッションデザイナーがニットブランドを立ち上げたの?」という感じで続きます。読んで下さい。

ね、こんな店、ほかにないです。静岡県のこんな近くにこういう素晴らしい店があること、
これは嬉しいことです。


入荷速報。クレオCLEOのエラボレート・アランElaborate Aran、到着。男女とも。5月に直接買い付けてきた品物です。

ダブリンの専門店クレオCLEOで買い付けてきたアランセーターが届きました。
エラボレート・アラン(elaborate=凝りに凝った、の意)と呼ばれる一群です。
レディスとメンズ。



今年のこれらの商品の取り扱いを機に、アランセーターに関するホームページの記述を大幅に書き換えましたので、
詳しくはそちらをぜひお読みください。
クレオCLEOについてはこちら。

アランセーターとは、についてはこちら。

って、それじゃあまりに不親切ですから、
ここでは簡単に説明を加えます。

クレオの目指すアランセーターは、1930年代のアランセーター・コンテストに出されたような技巧を追求したアランセーター。アランセーターが質より量、商業化され均一化される中でそういうセーターはマーケットから淘汰されてしまいました。
ですので、クレオのエラボレートアランは、デザインも編み手も一段と高いレベルにあります。
それは価格にも反映され、まさに桁違いとなってしまうのは致し方ありません。それだけの価値があるのです。
今回の5月の買付では、クレオのアランセーターの棚がスカスカになるほど、日本人向けのサイズはしっかり抜いてきましたから、
今後これほどまとまった数のエラボレート・アランの入手は難しいはずです。
二度とお目にかかることができないかもしれない貴重なセーターばかりです。
販売の準備が整いました。
こちらからご覧ください。
クレオ・エラボレートアラン 在庫一覧表