解説をリニュアル。英シェトランド島のジェイミーソンズJamieson’s、100周年記念として注文した、「リピートのない」フェアアイル。プルオーバー3種とカーディガン1種。価格も見直しました。

100周年記念のつもりで発注したジェイミーソンズJamieson’sのフェアアイルは、
長年構想を温めていた、リピートなし、の特別なパターンです。

☆丸首プルオーバーが3種。26,400円(税込)。


※グリーン

私、42″を着ました。適度なゆとりがあり、私の好みではこのサイズを選ぶでしょう。


※スチールグレー


私、38″を着ました。パツパツで小さすぎです。

※ミックスネイビー

私、40″を着ました。隙間なくピッタリ、ジャストフィットです。


☆1種だけカーディガンにしました。29,700円(税込)。
※ブルー


私、44”を着てます。ダボッとしてます。
斜めに立っているのは、肩のトップのところにある7番目の柄の赤の部分を見せたかったからです。

ここでサイズについて申し上げます。こうなってます。
提げ札の表記サイズ・38″(インチ)=当店のサイズ感覚はメンズS (衿ラベル表示サイズはM)
提げ札40″=当店メンズM (衿ラベルL)
提げ札42″=当店メンズL (衿ラベルXL)
提げ札44インチ=当店メンズLL (衿ラベルXXL)

つまり、Jamieson’sは日本人を相当小さい人種と考えているようなのですが、
この余計なおせっかいがとても紛らわしいので、まず衿のラベルサイズ表記は無視して、
今後もサイズを言うときはインチサイズで言うことを原則にします。
「Mを買ったつもりなのに品物にはLと表記されている」という事態が今後も起きますが、
こういうことなのでご理解ください。

さて、リピートなし、の説明です。
アランセーターと同じく、フェアアイルでも一つの模様をステッチ、
そのステッチをいくつか合わせた柄の組み合わせをパターン、と呼びます。
アランのパターンは縦向きでひとつだけですが、フェアアイルの場合、パターンは横向きです。
小さいと数センチのこともありますし、大きいと30センチ以上にもなったり、と様々で、
そのパターンを何度も繰り返していきます。その繰り返しをリピートといいます。
これは壁紙と同じでして、リピート10cm,とかリピート30cmとかと称します。
例えば、ということで、わかりやすいもので比較しますとこうなります。

白い紙の幅がひとつのパターンです。ちなみに、セーターは下から編み始めて上に進みます。
左はリピート10cmです。これを5回ほど繰り返してひとつのセーターの大きさにしています。
対して右はリピート30cmととても長いです。2回目の繰り返しが終わらないうちに十分な着丈になります。
2回目の半分過ぎたあたりで終わってます。

ところが今回のセーターは、8-10cmの異なる7つのパターンがひとつづつ現れては消え、
リピートをしないで違うパターンが延々と続くのです。
横向きにしてみるとわかりやすいでしょ。左側が裾で、右側が肩です。44″で撮りました。

44”サイズなので7つ目のパターンの中心にある大きなステッチが現れてきてます。
多分48”ぐらい大きなサイズなら7つ目のパターンも完全に見えてくるんでしょうね。
この7つのパターンはどれも大きなステッチを小さなステッチで挟むという構成で配色も似ているので、
ガチャガチャに見えずに落ち着いた統一感を醸しています。パターンは全部違うのに不思議と派手ではないんです。
むしろリピート30cmぐらいの大きなパターンのもののほうがよほど派手なガチャガチャに見えるほどです。
似て非なる異なるパターンが次々と現れて同じパターンは二度と現れない、
これが、リピートなし、という意味です。

このリピートなしのサンプルを私が初めて見たのは15年以上も前のことです。
しかしそのサンプルは、リピートのないことを強調したかったあまりか、
とても色使いの派手なクレージーなものに見えました。
多くのバイヤーの目にも売れそうもないものに映ったはずです。
色を変えるとどうなるか、までの興味には至らなかったのでしょう。
しかし、いつか一度はやってみたい、と私の記憶の中に常にこのセーターがありまして、
今回、コロナで社長のPeterと会うことができず、
でもJack(私のことです)の頼みなら何でも力になるよ、と言ってくれたのを幸いに、
この色違いを画像で送ってもらい、
今回のようなカラーリングが存在することを知った次第。
いつか実現させたいと構想を温めていましたが、
100周年記念がいいきっかけになりました。
多分日本でこれをやっているのは当店だけのはずです。

なお、ジェイミーソンズJamiesonsのブランド紹介についてはこちらをご覧ください。

サイズ切れが起きる可能性が高いので、最新の在庫状況はwebShopにてご確認ください。
カーデイガンはこちらです。









 


入荷速報。英ジョン・スメドレーJOHN SMEDLEY、6年振りの再開は、待望の24ゲージ・タートルJapan spec.メンズのみ。これは必買です。

スメドレー、6年振りに再開する理由は、待ち望んでいた24Gのタートル日本仕様が登場したからです。
早速商品紹介です。

ピックアップしたのは全部で4色。

メリノウール24ゲージ・日本仕様
M(42″=107cm)とL(44″=113cm)の2サイズ。
価格39,600円(税込)。

※Soft Fawn (fawnは子鹿。VowTrueShetlandでおなじみですね。
杢のベージュのタートル、どこにもないので私とっても欲しかったんです。)

肩線がかなり後ろの方に付いていて、前身頃がセットイン、後ろ身頃はラグランぽい袖付になっています。
手の込んだ作りです。袖付部分の減らし目も美しい模様と化しています。
あ、ついでに。タートルセーターの前後が分からなくなったらどうするんでしたっけ、覚えてますか、
はい、首の縫い目が左に来るように着ればいいんです。

※Orion Green(これをグリーンと呼ぶのはどうしてかな、と思うほど、限りなく青に近い青緑です。
杢ではなくソリッドな色調です)


Lを着ました。ちょっと大きいですし、丈も余ります。しかしいい色ですね。
実は私、昨年この色を30Gで買ってしまったんです。一年待ってればよかった、と、若干後悔してます。

※Hepburn Smoke (何年か前に女優カラーシリーズがあったらしく、他の色は消えたのにいまだに人気で残っているのが、この色だとのこと。チャコールブルーともいうべき青みのある杢のチャコールです)


Mを着ました。それでもまだ少しゆとりはあります。
24Gはやや厚手なので、30Gのように体にまとわるようなことがなく、
お腹や胸のポッツンの気になる人にも24Gはおすすめできます。

※Slate Grey (屋根瓦の石のグレーです。杢でないソリッドなグレーって新鮮ですね)


よーく見ると、首、袖、裾、のリブの太さが微妙に少しずつ違っているのがおわかりでしょうか。
こんな細かい配慮ができるのは恐らく世界でもスメドレーだけでしょう。
確かに値段は高額ですが、こういうところに歴史ある英国ニットファクトリーの矜持を感じます。
悔しいけど参ったな、って正直思います。

今回、定番色のブラックやミッドナイトネイビーなどを外し、
スメドレーらしい特徴的な色をチョイスしました。
そのため、正しい色がわかりにくいのてはないかと危惧します。すいません。
セーター全体を撮っている画像は、スメドレーの公式サイトから転用しました。
この転用した画像の色が最も現物に近い色だと思ってください。

待望の24Gタートル日本仕様、ややゆったり目の新しいシルエットで、まだ誰も持ってません。
これから10年は着られるセーターになるはずです。私は必買だと思います。



入荷速報。英ハーレィHarley of Scotland 、今年は9月に到着です。Voe True Shetland,2プライplainで5色展開は過去最大。4プライplainは百周年記念でwhiteのみ。

英ハーレィHarley of Scotland 到着です。いつものボゥ・トルー・シェトランドVoe True Shetlandです。
昨年は12月の入荷で皆さんをずいぶんを待たせてしまったので、
今年は早めに発注をかけて、過去最速の9月納品が実現しました。
Voe True Shetland,まずは最もスタンダードな2プライplain、
昨年展開の3色に、さらに人気の2色を加えて、過去最大の5色展開です。
価格はちょっとだけ値上がりしまして20,900円(税込)となりました。
昨年までの原稿を手直しするカタチで今年もご紹介をいたします。

☆2ply Plain 20,900円(税込)


おなじみVoe True Shetlandのシリーズ、8年連続。もう惚れ込んでます。
1プライplainも4プライribもディスコン(非継続)品番となった今、
今年は最もスタンダードな2plyPlainの丸首セーターを多色展開いたします。

※White Sheep。
(着用写真、私は40を着てます。ぴったり、ゆとりなし、です)

昨年から展開色に加えたホワイトシープWhiteSheep。
VoeTrueShetlandの羊のうち、白い羊から採集したナチュラルで染めてない天然のホワイトです。
だから晒した真っ白とはまったく違って、とても優しいトーン。
アランセーターで言うところのbaininボィニーンにあたります。
サイズ表示のタックラベルが真っ白なので比較できるかなと思ってタグもそのままにして撮りました。
1plyだと透けてしまうので今まで発注を避けてましたが、2plyなら透けません。
着用写真も赤いギンガムのシャツの着ていますが、ほとんど透けがないのがおわかりでしょう。
白は苦手だな、という人にもてらいなく着てもらえる優しいホワイトシープです。
昨年あっという間に完売してしまったので今年は多めに確保しています。
36”(レディス)、38”(メンズS),40”(メンズM),42”(メンズL),44”(メンズXL)、の5サイズ。

あ、やむなくモデルになっている私の体型、書いておきます。
身長164cm体重73kg胸囲96cm胴囲(スラックスのサイズ)88cm,腕は短くてシャツの裄丈で78cmです。
なので40”でゆとりなしのフィッティング、42”が適度なゆとりの最適サイズです。

※Grey Sheep。
(42を着てます。適度なゆとり、です)

2色目は、グレーシープGrey Sheepです。VoeTrueShetlandの羊のうち、グレーの羊から採集したもの、
ですから、無染色なので、実はグレーと言ってもモノトーンのグレーではなくて、茶系の色、
チャコール(炭)ではなくて、セピア(イカ墨)のトーン、
アランセーターで言うところのブラック・シルバーにあたります。
38”(メンズS),40”(メンズM),42”(メンズL),44”(メンズXL)、の4サイズ。

※Black Sheep。
(44を着てます。だぼっとしてます)


3色目、これも昨年から展開に加わったブラックシープBlack Sheepです。
黒い羊の無染色ですから、厳密に言うと黒ではなくてこげ茶です。
提げ札のベースカラーが真っ黒なので、その違いがわかるかなぁ。

モノトーンの黒ずくめが苦手な人(私です)にも着てもらえる、
とてもナチュラル、天然のブラックシープカラーです。
36”(レディス)、38”(メンズS),40”(メンズM),42”(メンズL),44”(メンズXL)、の5サイズ。

※Silver Sheep。
42″を着ています。

5年前の初登場以来、シルバーシープSilverSheepは一番売れている色なのですが、
意外にも2plyPlainでシルバーをやるのは初めてなんです。
つまり他所で買ったのでない限り、うちのお客様は持っていないはずなんです。
シルバーと言っても無機質で金属的な冷たい色ではなくて、薄グレーの羊から採集した無染色のナチュラルカラー、
アランセーターで言うところのオートミールにあたります。
迷ったらこの色、でしょうか。
36”(レディス)、38”(メンズS),40”(メンズM),42”(メンズL),44”(メンズXL)、の5サイズ。

※Fawn Sheep。
40″を着ています。

Fawnは子鹿のことなのでFawn Sheepという言い方は変なんですが、
他との整合性のためにあえてこう呼ぶことにします。
FawnはSilverが登場するまでは一番人気を誇っていた色で、
古くはエベレストでも最も売れていた色なので、VoeTrueを代表するカラーと言ってもいいでしょう。
色としては行き渡った感がありますが、実はこの色も2plyPlainではやったことがなかったのです。
38”(メンズS),40”(メンズM),42”(メンズL),44”(メンズXL)、の4サイズ。

さて、今年の隠し玉です。
☆4plyPlain 23,100円(税込)

42”を着ています。
初登場の4プライPlainです。
いっぺんやってみたかったんです。100周年の悪ノリだと思ってください。
whiteSheepだけの1色展開です。
なぜ一色だけをWhiteにしたのか、というと、
4プライなら絶対に下のシャツの色が透けないにすけないこと、
実はVoeTrueのうち、Whiteが一番コストの掛かる色であること(白い羊は少ないし、混じり色があってはいけないので)
2plyPlainのwhiteが昨年予想外の人気だったこと、
そんなところが理由です。
4plyだから2plyの2倍のウェイトがあるのかな、そんなに重いようには見えないけれど、と、実際に量ってみました。
そしたら、4plyは2plyの1.43倍でした。そうだよね、糸は2倍の太さでも、その分使っている糸の量は少ないわけだもんな。
正直、日本の気候では4plyPlainはオーバースペックだと思いますので、今年1年限りの限定展開の予定です。
38”(メンズS),40”(メンズM),42”(メンズL),44”(メンズXL)、の4サイズ。


記載のサイズ展開は入荷時のものです。色によってサイズの有無があり、今後もサイズ切れが発生しますので、
最新の色サイズの在庫状況はwebShopにてご確認ください。
そのままご購入へも進めますので是非。

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入荷速報。ゴルウェイ・ウールのアランセーター、ついに届きました。

5月のアイルランド出張から4ヶ月、
わずか4月でここまで実現できるとは正直、思ってませんでした。
苦労話や自慢話をあんまり売り言葉にはしたくないのですが、
しかし、涙が出るほど感慨ひとしおなんです。

ゴルウェイウールというアイルランド原種の羊による貴重なウールが今年初めて発売になる、
というアイルランドからの小さなニュースを見つけ、そこからいろんなつてを頼って連絡が取れて、
ゴルウェイウールのファームまで行って直談判。ブラットネイドBlatnaidに
「このウールを使ったアランセーターを仕掛けたいんだ」というプロジェクトに了解を得ました。


ゴルウェイウールは生産量がとても少ないので、誰もが買えるというものではありません。
そんな中、ゴルウェイウールを小さい単位で仕入れて販売する権利を持っている
アイリッシュファイバークラフターズのサンドラと、
糸の手配、セーターのデザイン、ニッターとのやり取り、など、諸々の打ち合わせ。
世界初、アイルランド原種のウールを使いアイルランドの編み手によるインディビジュアルなアランセーター、
これがようやく目の前に届きました。

ゴルウェイウールに使われるアイルランド原種の羊ゴルウェイシープは白い羊だけなので、
色はbainin(ゲール語でボィニィーン、そのまま、という意味です)だけです。
箱を開けた途端にウール独特のラノリンの香りが漂います。
見ると想像していた以上の浮き彫り模様が目に入ります。
持ってみて、びっくり。驚きました、軽いんです、えっ、と一瞬思いました。
「そうだった、GalwayWoolは2plyなんだ」
今まで、オモーリャにもアランレジェンドにもドネガルの3plyを使ってきましたから、
重量比として3分の2の軽さです。
でもどうです、写真を見ていただくと、この浮き彫り模様が、
今まで以上にくっきりと編み上がっていることがおわかりいただけることでしょう。
これがGalwayWoolの素晴らしいところなんです。膨らみと弾力性がものすごいんですよ。
だから2plyでも3ply以上に凹凸が鮮明に表現できるんですね。

GalwayWoolもIFCも、ラベルやタグの制作ノウハウを持っていなかったので、
これらは日本サイドで用意してアイルランドへ送りました。

さて、届きましたけれど、これから検品、計測、写真撮り、と、まだまだやらなきゃいけないことがありまして、
すぐには販売できません。
先に届いたオモーリャと同時公開が望ましいことなので、
9月1日(木)午前中に同時公開することにします。

価格は決めました。118,800円(税込)です。
GalwayWoolが貴重で少量なため高価であること、
関わる人(ウール提供者、コーディネーター、ニッターなど)すべてが持続可能な適正な利益を得ること、
から、はじき出した価格です。
そのため、オモーリャよりも高くなりましたが、そのような理由から決めたプライスですので、
ご理解を頂けましたら幸いです。

追記9/1
公開しました。こちらからご覧ください。




 

 


入荷速報。オモーリャO’Mailleのアランセーター、5月に現地で買い付けた品々が到着しました。

8月になったら送ってね、と頼んでおいた10枚のアランセーターが到着しました。

混み合う土曜日の店内で、黙々とアランセーターをチェックする小さなジャップは異様に映ったでしょうね。
選びきった傑作ぞろいの10枚です。
バイニン(ナチュラルホワイト)やオートミールは、すべてインディビジュアル(編み手独自のパターン)、
ネイビーやデニムブルーもいい編みです。

オモーリャからこれだけの仕入れができるのもこれが最後です。
今後も隔年ぐらいにゴルウェイの店に行くつもりではあり、
いいものがあれば買い付けることもあるでしょうが、
今回、良さげな物はあらかた私が買い付けてきてますので、
大きな期待は持てません。
これからもアン・オモーリャとは交友を続けますが、健康の維持のために規模を縮めたい、という
彼女の申し出を尊重していきたいと思います。

これから計測や写真撮りに入り、その後HP上に在庫をアップします。
完成するまで、在庫表のページは閉鎖しますので、ご了承ください。

5月アイルランド出張の最大の成果である「ゴルウェイウール」のアランセーターが
もうまもなく到着の予定ですので、
それと合わせて、新入荷商品が載った新しいカタチの在庫一覧表を考えています。
価格も変わる予定です。

公開は9/1(木)午前中、を予定しています。
楽しみにしばらくお待ち下さい。

追記9/1
公開しました。こちらからご覧ください。


入荷速報。ガンジーセーター到着。4年目は手堅く従前踏襲です。英チャネル・ジャンパーChannel Jumperより。

ガンジーセーター、今年も届きました。
昨年版を更新するカタチで記事を書き改めます。

ブランドの紹介やここに至るまでの私との経緯なんかは
初年度に別項チャネル・ジャンパーChannel Jumperに書きましたので、
そちらを読んでいただくとして、商品紹介を進めましょう。
提げタグには諸島の紹介、セーターの歴史などが述べられています。

☆ガンジーセーターGuernsey jumper  26,950円(税込)。値上げになりました。すいません。
展開サイズは、36″(=日本のSに相当)、38″(=同M)、40″(=同L)、42″(=同LL)、44″(=同3L)の5つ。

伝統的なガンジーセーターをことさら現代風にアレンジすることなく、
なるべく忠実に再現しています。
ですから、前身頃と後身頃は同じで、暗がりでも船の上でもすぐ着られるのです。
古くは当然手編みでしたが、今はドイツ製のニッティングマシンを使用、
ついこないだ(2019年)最新のマシンを導入したばかりです。
クラシックなのはシルエットやデイテールはもちろんですが、
特筆すべきは、ピュアなブリティシュウールを100%使用していること。
なので、見た目よりもずっしりとして、天然のクズ糸もしっかりと含まれていて、
クラシックなセーターの雰囲気が大変良く現れています。

無地は3色。



ネイビー(編み柄がわかるように現物よりも少し明るく加工しています)


デニム




オートミール(ベージュグレィ)

前後ろが同じなので、不思議な着心地で肩線が経験のない位置に来ています
実際には着込んでいくとその人の体格なりにセーターが馴染んでくれて、
なんとなく前と後ろがはっきりしてきます。
私が着ているのは38″です。

マイクロストライプの紹介に移ります。

マイクロストライプ・グレー。
スモークグレーのベースに細かいストライプとしてデニムカラーを編み込んでます。
なので肩線がグレー無地のアクセントとして現れます。38″を着ています。



 

 

 

こちらはツートンです。青い森の色にハーベストという小麦の色を上半分だけに入れ込んでます。

マリンボーターは3色展開。


ネイビーベース、38″を着ています。




キナリベース、40″を着ています。


 

 

3色目は、昨年大好評でしたみずみずしいブルーにスモークグレーのストライプです。40″を着ています。

8柄で5サイズ、かなり複雑になるので、在庫の一覧表を作りました。
売れるたびに売り消して最新在庫に更新しますので、下の表をよく見ていてください。

  36″=S 38″-M 40″=L 42″=LL 44″=3L
無地ネイビー      
無地デニム    
無地オートミール    
極細縞グレー        
極細縞ツートンブルー        
マリン縞ネイビー      
マリン縞キナリ      
マリン縞ブルー

☆アルダニーセーター Alderney Jumper 22,000円(税込)。越年在庫につき価格据え置きです。
このファクトリーがチャネル諸島のなかでもガンジー島やジャージー島でなく
アルダニー島にあるからこそ生まれたセーターがこれです。


バーガンディレッド

アルダニー島の資料室に残っていた古いセーターを再現したもので、
フロントに編み込まれた横向きのライオンは英王室の象徴です。

左側を向いて手を挙げている獅子、右に上がっているのがしっぽです。
わかりにくいのですが、絵で描くとこう、ラベルの真ん中の絵がそれです。

ここチャネル諸島が地理的には圧倒的にフランス本土に近いのに、
英国領、しかも英国王室直轄所有の天領であることの矜持、女王陛下への忠誠が編み込まれています。
後ろの柄はこう(現物の色よりも明るくしています)

余談ですが、WWⅡ当時フランスを押さえたナチスは沖合のチャネル諸島まで侵攻していて、
チャネル諸島は英国で唯一ナチスに占領された経験を持ちます。
2019年公開された映画『ガーンジー島の読書会の秘密The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Societyはその当時の様子が描かれていて、なかなか面白い映画でした。

とここまでは誰でも書ける話。(でもないか…)
私がこのアルダニーセーターを見て、すぐに思い出したのが、このセーターです。

お腹に穴の空いた古いセーター。アラン諸島イニシマン島の資料館に保存してあるもので1918年に編まれたものと言われています。

詳しいことは私の書いた本にあるのですが、
紺色のシンプルなガンジーセーターが白い豪華な編み柄のアランセーターに昇華していく歴史の過渡期に、
このように上半分にだけ編み柄の入ったセーターが存在したのです。

今でもアラン諸島のイニシマンやイニシイアへ行くとこういうセーターを擦り切れるほどに着ているお年寄りをたまに見かけることができます。
「これこそが(産業化する以前の)島に伝わる真のアランセーターなんだよ」とイニシイアのパブであった小学校教師の一言が思い出されます。

これと同じようなセーターがアルダニー島にも存在していた、ということは大発見でした。
機械編みだとは言え、このアルダニーセーターの復刻版は、歴史的にも意味のあるセーターだと私は言いたいです。


       40″(=M)を着ています

色はバーガンディレッドだけに絞りました。
ライオン柄は前見頃だけに入っています。
ガンジーセーターと違って、前身頃と後身頃がちゃんと違っていまので、普通のセーターと同じ着心地です。
サイズ。ガンジーよりもシルエットに丸みがありますので、
40″表示でMサイズ相当、42″でLサイズ、という設定にします。

色とサイズの現在の在庫やお買い求めは、当店のwebshopでもご確認できます。