アランセーター34枚の在庫をひとつの表にまとめました。価格も見直してます。商品は別場所に一箇所にまとめました。

今までブランド別に複数に分かれていたアランセーターの在庫一覧表をひとつの表にまとめました。
サイズ別に並べてあります。現在34枚あります。
こちらです。
ちょっと大きく長くなりましたが、買いたい人にはわかりやすくなったと思います。
同時に各セーターの価格も見直しました。
糸や編み手のクオリティ、ブランドの持つ価値、希少性、仕入れのコスト、などから、総合的観点から見直しています。

なお、ここからオフシーズンに入りますので、今まで何箇所かに分散していたアランセーターの在庫はすべて別場所にまとめて保管いたしました。事前のご連絡なしにご来店されるとすぐにご用意できません。
どうかご来店の前日までに見たいセーターの番号をお伝え下さい。


アランセーターの主解説文を書き直しました。読んでください。

アランセーターとは、
という冒頭の一番肝心のところを書き直しました。
きっかけはこれです。

日本ケルト協会・機関誌「cara」第33号、に掲載された私の文章です。
昨年4月の福岡市での講演の議事録を書いてください、という要請でしたが、
締切までの期間も、また字数もかなり頂戴としたので、
この際なので、2002年に拙著を書いて以降の25年間のことを書き加えて、
21世紀版を書きました。機関誌には載せられなかった画像もたくさん載せて、
ひとつの読み物として完成させました。
自分で言うのもなんですが、それなりの力作ですので、
どうか読んでみてください。

アランセーターのトップから入るならこちらから。

アランセーターとは (改訂版)ジャックノザワヤ

書き直した文章を読むならこちらから。

アランセーターの伝説~21世紀に入って




次冬の予約会。アラン・レジェンドの新作発表。先行注文受け付けます。

ダブリンで3時間みっちり詰めてきました。
アラン・レジェンドも進化します。
新たに2つのデザインをコレクションに加えます。そして、関心のある方には先行してご要望を伺おう、ということです。
☆フルジップジャケット

20年ぐらい前に一度やって全く売れなかったのですが、昨年フェアアイルで仕掛けた同様のモデルが大変好評でしたので、アランレジェンドでも復活させることにしました。編み柄はサンプル画像とは少し変わる予定です。価格89,100円を予定しています。

☆フード付き前開きベスト

これも実はかつて仕掛けたもののリバイバルです。前開きベストにフードを付けてカジュアルにしました。こちらも編み柄はサンプル画像とは変えます。予定価格79,200円。

販売品は色、サイズを絞りますが、ご注文はどの色どのサイズでも承ります。
色は4色。下記は色見本として(カタチは違いますので)ご覧ください。

Bainin, Oatmeal, Black&Silver, NavyDyed。
サイズは38″から46″までの5サイズです。
締め切り3/8(日)です。

それから、丸首プルオーバーについては次シーズンの補充追加分から変更します。
パターン(ステッチの組み合わせ)を全面変更します。今サンプルを作っています。
加えて、衿のリブ仕様をダブルからシングルに変更します。
特にご予約を公開受付はしませんが、ご興味のある方はお問い合わせください。ご意見を伺って品揃えに反映します。


色とカタチを入れ替えましたので再掲載です。次冬の予約会。英ジェイミーソンズ(ジェミーソン)Jamiesonsのフェアアイルセーター。どこよりも早く新柄の提案です。2月末まで。

急遽色を入れ替えました。
それから、今回のこのパターンのもとになった写真を博物館のアーカイプから見つけたので、
これも新たに紹介します。これです。

工場まで行ってきました。遠かった、、
探訪記はまた改めて書きます。

2026年の新色柄#960、テーマはcalm&mute、穏やかでくすんだ色調です。世界のどこよりも早く提案します。
2024-5年展開の印象派絵画のイメージを継承しつつ、よりくすみを掛けたオールドファッションなイメージです。アーカイブを下に、新デザイナー、ヘレンのカラーリングで、リピートもとても長い複雑なパターンに仕上がっています。

3つのモデルに絞りました。


☆丸首プルオーバー 1色のみ




col.32のリブベースカラーFog(272).


まさに、fog,つまり霧や霞がかかったような穏やかなトーンです。この2年続いたモネやターナーと行った明るい色合いではなくて、コントラストのあまり出ない色調にまとめています。
プルオーバー、2025年度は43,780円でした。

☆フルジップアップジャケット


 
col.25のリブ・ベースカラーSholmit(103).col.35のリブはsteel(320)
 

昨年初めて仕掛けましたフルジップアップジャケットです。ジップを上げきるとタートルにもなりますし、衿の大きさも滋養自在で、表情の変化が楽しめます。
衿の裏側の縫製やジップの目隠しモールなど、仕上がりもとても丁寧で美しく、
思いのほか好評でしたので、今年はこれを一押しにします。
ジャケットということをあまり意識しないで、今年のテーマcalm&muteの色合いで、
明るめと暗めの2つを選びました。濃い色のジップジャケですと、おっさん臭くなりそうだったので、
地味に暗くなりすぎないようにしました。もちろん女性にもお勧めします。
2025年度の価格は54,780円でした。


☆丸首ベスト 1色のみ



col.24のリブベースカラーはosprey(238)

明るい色調ですが、全体にミュートしていて、霞がかった感じです。赤系の色がいいですね。
どちらかというと女性的な色調です。ベストはVか丸首か悩みましたが、カジュアルな感覚を出しやすい丸首にしました。参考価格39,600円。

と、3万円台、4万円台、5万円台、の3モデルです。

サイズは36″からスタートします。
36″でレディスM/メンズXS,38″でレディスL/メンズS、40″でメンズM,、、、というところです。

2月末締め切り、10月納品予定です。

この2年間、モネ、ターナーなど絵画シリーズが好評でした。
無地と違ってフェアアイルを2年3年と続けて買われる方というのはあまりいらっしゃらないようなので、今年は発注数を抑えるつもりでいます。ですので、ご希望の方はぜひ事前のお申し込みをお願いいたします。
ご注文の際はスタイル、カラーコード、サイズ、を間違いなくお伝え下さい。

1月、Jamiesonsの工場を見学してきました。ここでは書ききれないので、
ヨーツェンの時のように、ブランド紹介のところでそのうちゆっくりと書きたいと思ってます。
エベレストの仲介やフライト、宿泊の手配など、ピーターにはほんとに世話になりました。

 



独占販売特別予約会。英アンダーソンAnderson&CoのエベレストEVEREST、12年ぶりの復活。現地とほぼ同価格でのお届けを目指します。

シェトランドに行ってきた最大の成果がこれです。
経緯を話すととっても長くなるので、予約会の要項を先に述べます。

エベレストが復活します。12年ぶり。これが現物。


色は10色です。まず、FAWN、MOGIT、ShetlandBLACKsheep、LightGREY、CHARCOAL、NAVY、OLIVE、RED。
この8色に、NaturalWHITE、dyedBLACK(染の黒)が加わリまして、全10色の展開です。
糸はShetlandWoolの2plyです。糸自体がHarleyVoeよりも細いので、ウェイトとしてはHarleyVoeの1plyと2plyの中間、という感じです。


この画像ではVoeTrueShetland(2ply)との比較をしています。上段がEverest,下段がVoeTrueShetlandでWhite, Fawn, Moorit, Silver, Black。
同じFawnという呼称でも色が全く違いますので、ご注意ください。VoeのFawnはむしろEverestのMogitに近いですね。
予約は全色受け付けますが、店売りは全色やらないです。Voeは無染天然色6色ですが、Everestには色物があるので、Voeにない色物を中心に絞るつもりで、今のところ、FAWN, Lt.GREY, NAVY, OLIVE, RED,の5色が有力候補です。
サイズは36″から46″まで。写真はサイズ42″にメジャーを当ててます。はい、21.5インチ、大体合ってますね。
目安としては、36″(レディスM/メンズXS-S)、38″(レディスL/メンズS-M)、40″(メンズM-L)、42″(メンズL-LL)、44″(メンズLL-3L)、46″(メンズ3L-4L)、というところでしょうか。

旧モデルとの対比です。旧モデル(16年前の私物、裾はボロボロです)はMogit-40″。新モデルはFawn-42″です。


サドルショルダーの仕様、ネックの形状、に大きな違いが見られます。
糸は2014年に製造休止になったときの当時のものと全く同じです。編立は、当時はハンドフレーム(手横機)のシームレス(無縫製)仕様でしたが、今回はマシンニットでやはりシームレス(ホールガーメント)です。
糸のレシビ、スピナー、そしてマシンニットの委託先、私はすべて把握していますが、ここは企業秘密で非公表とします。
使っているホールガーメントマシンはHarleyと同じくSHIMA製のものなので、Harleyと比較してみました。
42″です。Everestのほうがほんの僅かだけ大きいようです。


これは44″ですが、ほとんど違いがないです。
ほんとに少しだけHarleyが大きいようですが、これは誤差の範囲といっていいでしょう。


で、私がTシャツだけで42″を着てみました。私にはワンサイズ大きいかな。
私・野沢のプロフィールは、年齢68歳、身長164cm、体重70kg,胸囲98cm、ウエスト88cm、首が長くなで肩で胴長、腕は短くシャツの裄丈で78cmです。
ということで、サイズ表を作りました。ただしセーターなので多少の誤差はお許しください。


(注:裄丈は首の後ろのO点から袖口までの直線距離。シャツの裄丈とは異なります)



最大の問題は価格です。仕入れ値から単純に電卓ではじいた金額は5万円を超えました。それはないよね。で、考えました。2014年休止当時、つまり12年前は26,000円(税別)でした。そして2026年のシェトランドのAnderson本店で売る価格が150ポンド(≒32,000円)、当店のHerleyVoe2plyが31350円(税込)、というところから、このセーターの適正な販売価格を39,600円(税込)と算定しました。ほとんど現地価格と同じというところです。秋に入荷のときに為替がどう動いているかわかりませんので、秋の販売価格は決められませんが、予約の分に関してはこの価格39,600円で走ります。
予約締切は2月28日とします。ご来店が原則ですが、電話はダメです。必ずメールなど文字の記録が残るかたちでお伝え下さい。
 初めての方は、実名フルネーム、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、エベレストの色とサイズ、数量、が必要事項です。

と、予約要項はここまで。

以下、ここに至る経緯ですが、長くなります。そこで思いつきました。以下の部分、まるまる今月の倶樂部余話【448】にすることにしました。

業界紙へのプレスリリースのように書いてみます。

 静岡市のメンズショップ「ジャックノザワヤ」(代表・野沢弥一郎)は、英国「アンダーソン」社が手掛けるシェットランドセーターの名品「エベレスト」を2026年秋より12年ぶりに輸入販売することを発表します。

 今から150年前の1873年(和暦では明治6年)に英国シェトランド島ラーウィックに創業したアンダーソンAnderson&Coはシェトランドウールを使ったセーターやレースショール、靴下、下着などのハンドメイドの商品を数多く扱い、1890年代にはいち早くメールオーダーのカタログを作って広く英国本土からの注文も集めていた繁盛店でした。中でもオリジナルブレンドの毛糸を使いハンドフレームで縫い目なく編み上げた同社のセーターが1953年のエベレスト初登頂に成功した英国ヒラリー遠征隊に着用されたことから、このセーターはエベレストEverestと呼ばれるようになりました。エベレストのセーターは今世紀になって広く海外でも販売されるようになり、我が国でも人気を博し、ジャックノザワヤ(当時の店名はセヴィルロウ倶樂部)も輸入卸を通じて2005年から2014年まで相当な数量を販売し、その間オーナーのリースク夫妻とはダブリンの展示会で何度も会って交友を深めていました。
 ところが2014年エベレストは突然生産が休止になります。古い手横の編機の維持管理が難しく人の確保もできなくなった、というのが表向きの理由でしたが、後で聞いたところ、リースク氏の健康上の問題であったらしく、つまりは終活の事業縮小であって、その後まもなくしてリースク夫妻は亡くなり、残った小売の店舗を、長年の従業員であったケイラとジョンのロバートソン夫妻が引き継ぎましたが、それ以来エベレストのセーターはマーケットから忽然と姿を消したのでした。
 それから10年の歳月が流れ昨年の11月、一通のメールが野沢のもとに入りました。「こちらはアンダーソンです。エベレストを復活しました」という知らせ。個人顧客向けの拙いDMメールで半信半疑のところ、ちょうど来日していた同じシェトランド島のニットメイカー、ジェイミーソンJamiesonsの社長ピーターに相談したところ「Jack、よく掴んだなその情報。うちの店とアンダーソンの店は斜向かい、10メートルも離れてないんだ。うちの娘とケイラは小学校からの同級生だよ」
 その言葉に背中を押され、この1月、野沢は意を決してシェトランド島を訪れ、商談に臨みました。今回のエベレストの再開は店売りだけのつもりで、卸売もましてや日本への輸出なども考えていなかったアンダーソンでしたが、年間の取引量は30枚程度、こちらも卸売はせず小売だけで販売する、価格はできるだけ現地価格に近づける、などなどを話し合いました。
 12年ぶりのエベレストの復活は業界の話題となることは間違いないでしょう。

 







次冬の予約会。英ハーレィHarley of ScotlandのVoeTrueShetland。今年は2plyと4ply。2月末締切。

当店がHarleyのVoeTrueShetlandを始めた経緯をご記憶でしょうか。
エベレストの生産休止が決まって困った私は、ハーレィのマネージャーのスザンナとダブリンで直談判、頭を下げて取引を願い出て快諾してもらった経緯があります。
だから12年ぶりのエベレスト復活の今年、ちょっとHarleyには心苦しい思いがあります。
でも、HarleyにはHarleyの良さがありますから、ちゃんと続けていきますよ。
今年は1plyをお休みしまして、2plyと4plyの無地に絞ります。特に4plyは厚手なのに軽くて柔らかいのに強い、シェトランドウールの特性を活かしきったスグレモノとしてジワジワ人気がでてます。

色は変わらず6色です。かたちも変わらず丸首プルオーバーだけです。

おさらいしましょう。上段左から、White、Silver, Fawn,
下段へ行って、Moorit, Grey, Black.
すべて無染色のナチュラルカラーですので、SilverもGreyもBlackも、みんな茶色っぽい、羊そのもの、という色合いです。
サイズは36″から44″まで。設計図は同じなんですが、なぜか4plyのほうが2plyよりもやや大きい感じになります。これは裾のリブの効き目が弱くてシルエットが寸胴(ずんどう)になりやすいという4plyの特性によります。
ここ大事。店売りの色は絞り込むつもりですが、ご予約では、すべてのply (1plyも含めて)、6色すべての色、全てのサイズ、でお受けします。
2025年の価格は、1plyが27,500円、2plyで31,350円、4ply38,500円でした。原価のアップ為替の変化で多少値上がりはあるでしょう。

と、ここまででリピーターの方にはよろしいでしょうが、初めての方もいらっしゃいますが、詳細を過去記事で理解していただきます。2025年版のこの記事をご参照ください。ただしヨークフェアアイルは今年やりません。