出来上がり紹介。怠けているうちに溜まってしまいました。いろいろあります。

春夏期の出来上がり、掲載をサボっている間に秋になっちゃいました。
急ぎご紹介します。

☆県東部のS.T.さんの夏ジャケット。

伊カノニコのウールメッシュ。この生地も今まで何着作ってきたか、
いっときは、紺とベージュの2本立てで「麻に見えるウール」と銘打って、半反ずつ生地ごと買い取って訴求したこともありました。ロンクセラーの夏のジャケットの定番です。

☆岐阜県のH.K.さんのスーツ。

葛利毛織の定番トロピカルです。

☆東京都のGさん。まずは英ハリソンズのSeaShellで上下です。

テトロン混の皺にならないリネン。杢調の色合いもいいです。
上下でお作りしましたが、スーツで着るというよりは、上下バラして単品での着用が多いのではないかと思います。

☆同じくGさん、ジャケットで、英ハリソンズのミスティーク紺ピンヘッド。


無地に見えるような極小の柄、ピンヘッドです。ミスティークはウールのスーツ生地ですが、
その中からジャケット単品で行けそうな生地をチョイスしました。
それに併せてGさんはコットンのトラウザーズを2本ご注文。
ドメスティックの生地で、ストレッチコットン、紺とベージュです。


☆県中部のMさん、スーツです。

困ったときのフロンティア、というくらい、今までも多くのお客様におすすめしてきた英ハリソンズのフロンティア。平織り300gのよそのどこにもない重宝素材です。 
明るめの紺と明るめのグレーの2着。
シャツ5枚口も同時にご注文です。

左がユーロBD、右がロールドレギュラー、カラーステイのない柔らかな衿です。

☆県中部のIさんからトラウザーズ、レディスです。

これは以前に作ったジャケットをスーツとして活用したいということで、
同じ生地で組下を作りました。
何年か経っていたので同じ生地があるかどうか、というところでしたが、
葛利毛織さんが生地を作り続けてくれていて、実現しました。
釜違いの色違いもなく、良かったです。

☆県中部Fさんのスーツ。

葛利毛織の春夏定番、毛100% トロピカル。やや青みのあるチャコールグレーです。

☆靴です。県西部のMさんフルブローグ

チゼルトゥのフルブローグ、ヒールカップつき。リピートオーダーです。
靴は昨年値上げ前の駆け込みが多かったので、今年の注文が激減してます。
予想できたこととはいえ、落ち込みは大きいです。

シャツです。どんどん行きます。

リバティプリント、レディス。

カリビアンコットンの白ピンOX。

Aさんの8枚。カンクリーニ、トーマス・メイソンのインポートや、
アイスコットンなど夏の清涼素材も。長袖あり、半袖あり、と様々。
間違えないようにオーダーを入力するのに、神経を使います。


100/2ブロードの黒無地ですが、実はロングセラー品番。黒の色の出がいいんです。
メンズ仕立てで女性の着用です。


これもレディス。リンクルフリー白ロイヤルOXとシアサッカーの黒無地。 


Oさん、「いつも」のリンクルフリー・白ロイヤルOX x 2枚口。 


レディス、カリビアンコットンSilver100?2Gの赤ギンガム、クレリックのラウンド衿はKさんのアイコンオプションになりました。


これもレディス、ミットスリーブ(七分袖)。リンクルフリーの白ロイヤルox


リンクルフリーウェア中のオーダーです。白ロイヤルOXのBD。


夏でも着られるタッタソール、というMさんのご要望で、
カリビアンコットンSilverのブロード生地を選びました。

チノシャツ、のオーダー。薄手のチノパン素材でシャツを作ってみました。


Fさん、定番のブロード無地で、色違いで衿違い。白は弔事用とのことでレギュラーカラーに。 


Yさん、ハードマンのリネン白無地はホリゾンタルワイドで2枚同じ。
右2枚夏素材アイスコットンなど、フィナモレタイプのナポリカッタウェイ


リンクルフリーの白無地ですが、遊びを付けたくて、ボタンをチャコールにしました。

まだまだ続きますが、取り急ぎ、このあたりで一区切りにします。


入荷速報。5年目は少し絞り込みました。ロンドン「コーディングスCORDINGS」のモールスキンのトラウザーズ。当店ではウォッシュ&プレシュランク、さらに裾上げ時にはボタン補強をしてお届けします。ブラウンが復活して今年は4色展開。


左から、オリーブグリーン、利休鼠(Lovat)、ネイビー、ブラウン。これが一般販売分。
右に積んだのが予約分。ブラウンが圧倒的です。
後ろに掛けてあるのが昨年からの持ち越し品で、コーンとブラック。
すでに洗いを掛けて縮んだ状態です。こんな状態を経ています。

袋入りハンガーから取り出し、タグを外して、ひっくり返して裏返し、形を整えて、洗って、一時間高温乾燥機にかけ、またひっくり戻してたたみ直し、目立つシワだけはアイロンを掛け、タグを付け直す。5年目ともなると手慣れたものですが、それでも二日かかりました。縮みきってる状態で、裾丈は3cmほど縮んでます。

昨年度の記事を加筆訂正しつつ2025年の解説文といたします。

コーディングスCORDINGSは、1839年創業で180余年の歴史を誇る、
ロンドン・ピカデリーにあるブリティッシュ・カントリーウェアの専門店。
私も何度行ったかしれません、いつも冷やかしばかりでしたが、ずっとずっと憧れの店でありました。


一度経営危機に陥ったとき、この店の大の顧客であったエリック・クラプトン氏が支援を引き受け、
現在もE.C.が筆頭の大株主として経営を支援していることも、この世界ではよく知られた話です。
そのコーディングスの商品をまさか自分の店で売ることができるなんて、
夢にも思ってませんでした。

5年連続の入荷、モールスキンのトラウザーズです。
生地は当然というか必ずというか、英国ブリスベン・モスBRISBANE MOSS、の生地です。
英国の生地と言えばスーツやジャケット生地のような毛織物が多いのですが、例えば西ヨークシャーの名だたる毛織物のミルももともとは綿織物から創業したところも多く、
いわば、ブリスベン・モスはかたくなに綿織物を守り続けた稀有なブランドとも言えまして、
特にこのモールスキンは、他社の追随を許さないブリスベン・モスを代表する素材といえます。
英国でモールスキン(モグラ肌、の意)といえば、ブリスベン・モス、このヘビーな素材以外にありえません。

当店のモールスキンの展開、今年は4色です。

まず3年ぶりの復活ブラウンから。

写真は洗ってない状態です。洗うとさらにいい感じにクタリます。
近年の新色が明るい色ばかりだったので、待望のダークカラー登場で、予約の入りも圧倒的人気でした。

次は、3年目になりました、利休鼠です。


この色、印刷や画像だとなかなかうまく伝わらない色なのです。しかも英国の色名がLOVATですが、
我々がツイードなどでよく知っているロバットグリーンとは全く似てない色なので、
こりゃ混乱するよな、ということから、当店はイメージとして捉えて欲しくて
勝手に利休鼠と名付けました。
茶人・千利休が好んだ茶器の色で、緑がかったねずみ色を指します。
こういうネズミがいるわけではないので念のため。
試みに利休鼠で検索をしてみてください。この色合いが理解できるはずです。

ボタンフロント、ベルトレス、ブレィシス(サスペンダー)釦付、は、
ジッパー発明の前から続いてるんだぞ、のコーディングスの矜持みたいなもんでしょうか。
シルエットもクラシックで、股上深めでそれほどに細身ではありません。
でも裾幅20cmですから裾周りはスッキリ、です。
ウェスト仕上がりもサイズ表記と比べるとやや大きめです。

3色目はオリーブグリーン。5年連続して続けているのはこの色だけです。
一番モールスキンらしい色と言えるでしょうか、まずは最初に一本持っておきたい色です。
つまり、5年目の今年、すでに行き渡った感もあるので、入荷本数は少なめです。


ベルトレスですが左右にゴム入り(背中部分にあり表からは見えません)のアジャスターがあり、
6cmの調整が効きます。
ベルトレスと言うと抵抗を示される方も多いのですが、それが違うんです。私も4本買って
履いてみて感動したのがこのベルトレス、ゴムとアジャスターのおかげで、
ホントによくフィットするんですね、まさにベルトいらず=ベルトレス、であります。
6cmも調整できるので、多少太ったり痩せたりしても、大丈夫です。

4色目。一昨年だけお休みして昨年から復活のネイビーです。

お持ちの方も多いでしょうが、濃紺というよりもやや明るめのネイビーで、
洗ったあとの色合いがとてもいいのが気に入っています。
画像では赤みのあるように見える方もいらっしゃるかと思いますが、決して紫っぽくはありませんのでご安心を。

以下は、昨年からの持ち越し品が少しあるので、ここで紹介。ブラックです。


コーンも一本だけ34″があります。


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さてここからは当店独自の施しになります。
洗濯表記がドライクリーニングのみになってますが、
モールスキンは元々が冬の作業着から由来する素材、洗ってこそ味の出る素材です。
でも洗うと縮みそうだよなぁ、ということが心配になりまして、
日本で一番コーディングスに詳しい富山のKさんに電話をかけて相談しました。
彼は実際にロンドンのコーディングスに勤務し、販売と仕入れを経験しており、
帰国後も、長年に渡りブリスベン・モスのモールスキンの取り扱いを続けているので、
彼の意見をぜひ聞いてみたかったのです。
で、彼の意見を取り入れた上での当店の結論ですが、
全部一度洗ってから販売する、ということにしました。
これ以外の方法は考えられませんでした。
案の定3cmほど縮みまして、また当然風合いも変わりました。あたりが出ていい感じに古ぼけました。
タイトルの総合写真もワンウォッシュ後のものです。

サイズ表です。エージェントの資料にウェストの調節幅や数字の単位を手書きで書き加えました。
たとえば普通は32インチだと81cmが通例ですから
こいつがやや大きめの仕上がりだとお分かりいただけるでしょう。


それから、もう一つ、ボタン補強です。
フロントのボタン付けが甘いものがあるので、裾上げ加工のときに必ずボタン付けもチェックし、
付け方の甘いボタンはしっかり補強をしています。
慌てて小用で構えたらアサガオにカチンと落下、じゃ、笑い話にもならないですから。

最後に価格です。
英国物は値上がりが激しく、今年の価格が36,000円(税別)となりました。
加えて、当店独自の施工として、洗いと乾燥、プレス、裾上げ、ボタン補強、を施しますので、
加工料として1,400円の加算を申し受けます。(この加算はエージェントの了解を得ています)
ですので、当店での提供価格は41,140円(税込)となります。どうかご理解ください。
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サイズ切れが起きやすい商品なので、色、サイズ、別の詳細な在庫は
webShopに反映させます。
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※通販時の裾上げについて。備考欄に股下寸法をご指示ください。裾上げいたします(ミシンたたき三ツ巻仕上げ4cm幅)。ただし裾上げ加工後の返品や交換には一切応じられませんのでご了承ください。
返品交換の可能性があるなどで、裾上げ&ボタン補強をしない場合には、550円を値引きします。
裾上げの目安です。参考までに。

まだもう少しだけ縮むかも、ということで、ややクッションする程度に長めにピンを打ちました。

 

 


バラケの生地サンプル入荷しました。スーツ、ジャケット、他。

お待たせしました、届きました。
色柄が揃わなくなってバラけてしまった生地、当店ではバラケと呼んでいます。
処分価格での提供です。

まずスーツから。

伊ゼニアErmenegildo Zegna ELECTA 100%wool 295g
スーツ140,800円~


伊ロロピアーナLoro Piana 100%wool S130’s 他
スーツ125,400円~


伊カノニコ他
スーツ117,700円~

ジャケットにいきます。

伊ロロピアーナのバラケもの


今回の目玉、ハリスツイードの柄物11柄を処分。
昨年当店が一押しした品番(赤丸印)もあったので、
これだけは1着分確保してます。早いもの勝ちです。


伊カノニコのジャケット生地。チェック柄が多いです。


左はトラウザーズ向きのウール&ストレッチ。
右はウールのネルシャツ生地。シャツジャケットで仕立てると良いです。


これが価格表です。生地カードににある☆の数がグレードになります。
価格表の下に重ねたカードは、私が紹介にあたらず、と判断して、外したもの、
通称ブタです。
上記の生地数は、例年より少ないんじゃない、と感じた方、正解です、
お薦めできないものは予めこうして外してるんです。

バラケ到着一ヶ月はノープラン割引の継続をお約束していましたので、
9月いっぱいのスーツ、ジャケットのご注文は、仕立て代の15%をoffいたします。



出来上がり紹介。スーツ、ジャケット、トラウザーズ、シューズ、シャツ、ソックス・ホーズ。

前回から随分経ってしまいました。
スーツから。

Yさんから略礼服のご注文。葛利のカシミア5%混のおなじみの生地、一体何着この生地で礼服を作ってきたことか。
礼服の場合、どこまでちゃんと礼服にするか、反対にどこまで略式にするか、のさじ加減がお客様によって異なるので、ちゃんと聞き取りをすることが必要です。
Yさんの場合、略礼服だけどビジネススーツとして着てもおかしくない程度に、更に略して、ということなので、ステッチなし、ノーベント、裾シングルモーニングカット、は、礼服のルール通り、
でも、ラペルはノッチドラペルに、前釦は2つ、フタ付きの脇ポケ、アウト1タック、ペルトレスのように見せることもあるということで持ち出しなしのベルトループ付きにしてしかもサスペンダーボタンも付け、さらに御本人のシンボルディテールとして袖ボタンの本切羽、と、細部に神経を使いました。


Aさんから、これが人生最後のスーツだよ、というお断り付きのご注文。
何だかそういうスーツのご要望がこのところ多いんですね、手放しで喜べないのが難しいところ。
もちょっと聞き込むと、定年退職が近いので、退職の日にぴしっと体に合った新しいスーツを着たい、ということのようです。
退職は終わりではなくて次のステップへのスタート、人生の節目には新しいスーツ、
そう思うとAさんのお考え、素敵だなぁ、と思った次第。
さて、最後のスーツだから一年通して長く着るよ、と言われて私が選んだ生地は、とろふわのラグジュアリー感のある素材ではなくて、ある意味とても英国生地らしい、ハリソンズのフロンティア、硬めの素材で型崩れもなく、丈夫で長持ち、色もチャコールよりもやや明るめのダークダークグレー、杢感もある色で、これも今まで何着仕立てたかわからないほどのロングセラーのものです。

ジャケット。

Nさんから羽織るようなシャツジャケットの仕立てで、ハリスツイードを2着、というご注文。
織りラベルを付ける場所がなくてファクトリーは困ってました。


Iさんのジャケットは、英W.BillのIndigoというシリーズの生地。ウール80%リネン20%という組成なので、一応春物のカテゴリーに属するのですが、
麻混っぽくない風合い、春物っぽくない暖色の色使い、から、秋にも使える一着と捉えてこの生地をチョイスしました。
日本人は生地感について割と杓子定規なところがあって、春夏物の生地、秋冬物の生地、と区別したがりますが、確かにこのように柔軟に考えて生地選びをすることも大切だなぁ、と思います。


別のIさんから、英ハリソンズのSeaShellでジャケット。
シワにならない麻、としておなじみの素材となりましたね。
このメランジの色、いいでしょ、セピアグレーとも言える、茶がかったグレー杢の無地、
この色だと、ボトムスにダークカラーもライトカラーも合わせられるんです。

Kさんのスーツ。ですが別に着ることも多いのでジャケット+パンツのセットアップとしてのご注文、
綿100%ベージュのシアサッカーなので、遠目には白っぽい無地に見えます。
大見返し、薄めの肩パット、イン2タック、裾ダブル、など、Kさんらしさを盛り込んでます。

トラウザーズ。
Yさん、5本。まず2本はウール。


生地はフロンティア。困ったときのフロンティア、で、使い道の多い素材です。
左はグレーに見えますが、黒とグリーンを交互に織り込んだグレンチェック。
右は細かい千鳥格子で、これも黒と茶の2色織り込みです。

この3本は色違い。国産のリネンシャンブレーでベージュ、グレー、ネイビー。
水洗いできる仕様に、というご要望でしたので、むくで仕上がったものを一度洗って縮ませた後にもう一回軽くプレスしてから裾上げしました。

夫人のCさんも綿パン。薄手のコットンツイルのキャメル色。
後ほど登場する「チノシャツ」の生地です。
ピスポケットなし、がレディスらしいですね。


4月に値上げ前の駆け込みがあったため、靴のオーダーはこの時期さっぱりでした。
Hさんが御子息の大学入学祝いにとプレゼントした一足は、古い顧客にはおなじみの当店20周年モデル、サイドエラスティックの通称「お通夜靴」、フォーマルにも使える靴べらいらずのイチオシ靴です。


これはHさんからのリペア依頼。ソールの張り替えと同時に、サイドゴアの取り換えをしました。
こういうリペアもできるんですよ。

数が多いのがシャツです。

ハードマンのリネン白無地。Uさん、衿型はホリゾンタルカッタウェイ。
麻モノなので、いつものサイズ取りよりも半回りだけ大きめに作りました。


I女史よりメールでご注文。おなじみ素材のマイクロヘリンボーンのブルー。スタンドカラーよりも更に低いバンドカラーです。


Yさん母娘でご注文。母はメンズっぽい黒いギンガムのBD。
娘は伊カンクリーニのサテンっぽいグレーの無地でふんわりした生地。
趣が全く違うのが面白かったです。


単身赴任の長いKさんですが、帰静のタイミングでシャツを注文してくれます。
左は当店で定評の人気、トーマスメイソンの濃いブルー無地ブロード。この色、ありそでない、よそにない色で、Kさんも2度目の注文です。
右は、これもロングセラー、マイクロヘリンボーンのライトグレー。先述I女史のバンドカラーと色違いです。

 
Aさん、どちらも伊カンクリーニ。ブルー刷毛目ベースのストライプと白地青線のグラフチェック。
衿型はこのところずっとスチュワート・レギュラー。開き具合と衿の大きさのバランスがいい衿型です。


レディスが二枚。
左、Iさん、カリビアンコットンシルバーラインに新たに加わったマルチストライプを選んでもらいました。ショートラウンドの衿。
右、Kさんは、ハードマンのリネン混キャンディストライプ。これも今年からの新生地です。スタンドカラーのところだけ白のクレリック。

 
Iさんの白2枚。
左は、極めてオーソドックスに、カリビアンコットンシルバーの100/2Gロイヤルオックスでホリゾンタルワイドの衿。
右の半袖は、ポロシャツのようなニット生地。糸は伊アルビニから取って国内で仕上げたメリヤス素材。ホリゾンタルワイドをボタンダウン仕様にしてます。
Iさんは製造年を暗号で刺繍で入れます。しかも身頃の下部分に白い糸で目立たぬように。Iさんのアイコンディテールですね。


左は私の注文。姫路方面旅行の折、播州織工房館で買ってきたブラウン無地のネルシャツ生地。
フタ付きのひだポケットは無地でしかできない(柄物だと柄合わせができない)デイテールなので付けてみました。衿はショートレギュラー。ワークシャツっぽいものによく合う衿型です。
右は、チノシャツのサンプル。別項ご参照ください。



最後はソックス、ホーズ。オーダー品ではないのですが、全てご注文品で店売りはないのでここに載せます。
今回5名からのご注文。上段はコットンのホーズ。
定番のクラシックリンキングのリブ無地は、左から、ブラック(2列)、ネイビー、ボルドー、チャコール。右端だけグレンチェックの平編みブラック。
下段、リネンのボールドなボーダー。インターシャコットンアーガイル5ダイア新色、細かいアーガイルは新作2色です。右端、これドリフソックスと呼ぶらしいです。

ご注文いただきありがとうございました。












 

 

 


4月も月間イベントを継続します。綿や麻でトラウザーズやシャツジャケットを作ろう!! 国産生地で手頃な生地が揃いました。もち、英SEA SHELLも健在です。

4月も継続しますので、3月原稿に加筆訂正して再掲載です。
今年はこのシリーズに力を入れます。



左側。薄手のコットンツイル16色。なかなかカラフルで、綿パンに一押し素材です。
トラウザーズ22,550円~ / ジャケット(シャツジャケットを含む)45,100円~。(以下、同様に表示します)

右側上。中薄のコットンツイルストレッチ(ポリウレタン5%)8色。27,500円~ / 49,500円~。

右列下。中厚のチノクロスは全季節対応のチノパン素材、4色。25,850円~ / 48,400円~。


左側の上。インディゴデニム、右のはストレッチ入り。25,850円 / 48,950円~。

左列の中。リネン1/25無地4色。360gの腰のあるしっかりしたリネン。35,200円~ / 58,850円~。

左列下はリネン杢シャンブレー255gで4色。これ真夏にもオススメです。33,550円 ~/ 57,200円~。

右へ行って、上段。おなじみシアサッカーのストライプ4色。特に紺は品切れ必至なのでお早めに。27,500円~ / 49,500円~。

中段は無地の4色。白は透けます。他3色は上でも下でもおすすめ、使いやすいです。価格は同じく、27,500円~ / 49,500円~。

下段はコードレーン。サッカーよりも大人っぽく見えます。価格は同様で、27,500円~ / 49,500円~。



昨年、トラウザーズを作ろう!!でキャンペーンを張りました、
英国ハリソンズのSEA SHELL、シワにならない麻、も、健在です。
ただ値上がりして、ちょいとハードルが高くなりました。

トラウザーズで49,060円~、ジャケットだと72,600円~、です。


なお、上記すべて、トラウザーズの方は水洗い可能な仕立てもできますし、一度水通ししてからの裾上げもします。ただし追加料金別途となります。

 桜も咲いてだいぶ春夏の気分になってきたはず。綿パン欲しいでしょ。今年も春は短く夏は長いそうです。4月に頼むと仕上がりが5月末から6月始めです。


スーツ・ジャケットのご注文は3月中に是非。最新のバラケ情報(春夏物)が届きました。4月から工賃が上がります。

予定より早く届きました。ざっと撮りました。

まずスーツから。伊ゼニア、ロロ・ピアーナ、カノニコなど。


価格表も載せておきます。上段がスーツ、下は、ジャケット&トラウザーズ。
はい、3月までの価格と4月以降の価格が併記されてます。4月からスーツで8,800円上がります。

生地のグレードによってものすごく価格の幅があります。

ジャケット&トラウザーズです。ウール、シルク、リネン、コットン、の4つの天然素材が、
色々です。



なかなか曲者も多いですね、さすがバラケです。