入荷超速報。フィンランドからヨーツェン、到着です。

いつものように、軽くて大きい荷物が届きました。ダウンですからね。

ほんとにココはちゃんとしてるところで、9月の最終週納品だよ、って、発注の時点でもう言われていて、
言ったとおり見事にそのとおり届きました。
アイルランドのシッパーでは絶対に有り得ない、これはフィンランド人の国民性なんでしょうか。

商品の紹介までにはもうちょっと時間をください。
ヨーツェンの紹介はけっこう大変なんです。
10月に入ってしまうと思いますが、少しお待ち下さい。

 


解説をリニュアル。英シェトランド島のジェイミーソンズJamieson’s、100周年記念として注文した、「リピートのない」フェアアイル。プルオーバー3種とカーディガン1種。価格も見直しました。

100周年記念のつもりで発注したジェイミーソンズJamieson’sのフェアアイルは、
長年構想を温めていた、リピートなし、の特別なパターンです。

☆丸首プルオーバーが3種。26,400円(税込)。


※グリーン

私、42″を着ました。適度なゆとりがあり、私の好みではこのサイズを選ぶでしょう。


※スチールグレー


私、38″を着ました。パツパツで小さすぎです。

※ミックスネイビー

私、40″を着ました。隙間なくピッタリ、ジャストフィットです。


☆1種だけカーディガンにしました。29,700円(税込)。
※ブルー


私、44”を着てます。ダボッとしてます。
斜めに立っているのは、肩のトップのところにある7番目の柄の赤の部分を見せたかったからです。

ここでサイズについて申し上げます。こうなってます。
提げ札の表記サイズ・38″(インチ)=当店のサイズ感覚はメンズS (衿ラベル表示サイズはM)
提げ札40″=当店メンズM (衿ラベルL)
提げ札42″=当店メンズL (衿ラベルXL)
提げ札44インチ=当店メンズLL (衿ラベルXXL)

つまり、Jamieson’sは日本人を相当小さい人種と考えているようなのですが、
この余計なおせっかいがとても紛らわしいので、まず衿のラベルサイズ表記は無視して、
今後もサイズを言うときはインチサイズで言うことを原則にします。
「Mを買ったつもりなのに品物にはLと表記されている」という事態が今後も起きますが、
こういうことなのでご理解ください。

さて、リピートなし、の説明です。
アランセーターと同じく、フェアアイルでも一つの模様をステッチ、
そのステッチをいくつか合わせた柄の組み合わせをパターン、と呼びます。
アランのパターンは縦向きでひとつだけですが、フェアアイルの場合、パターンは横向きです。
小さいと数センチのこともありますし、大きいと30センチ以上にもなったり、と様々で、
そのパターンを何度も繰り返していきます。その繰り返しをリピートといいます。
これは壁紙と同じでして、リピート10cm,とかリピート30cmとかと称します。
例えば、ということで、わかりやすいもので比較しますとこうなります。

白い紙の幅がひとつのパターンです。ちなみに、セーターは下から編み始めて上に進みます。
左はリピート10cmです。これを5回ほど繰り返してひとつのセーターの大きさにしています。
対して右はリピート30cmととても長いです。2回目の繰り返しが終わらないうちに十分な着丈になります。
2回目の半分過ぎたあたりで終わってます。

ところが今回のセーターは、8-10cmの異なる7つのパターンがひとつづつ現れては消え、
リピートをしないで違うパターンが延々と続くのです。
横向きにしてみるとわかりやすいでしょ。左側が裾で、右側が肩です。44″で撮りました。

44”サイズなので7つ目のパターンの中心にある大きなステッチが現れてきてます。
多分48”ぐらい大きなサイズなら7つ目のパターンも完全に見えてくるんでしょうね。
この7つのパターンはどれも大きなステッチを小さなステッチで挟むという構成で配色も似ているので、
ガチャガチャに見えずに落ち着いた統一感を醸しています。パターンは全部違うのに不思議と派手ではないんです。
むしろリピート30cmぐらいの大きなパターンのもののほうがよほど派手なガチャガチャに見えるほどです。
似て非なる異なるパターンが次々と現れて同じパターンは二度と現れない、
これが、リピートなし、という意味です。

このリピートなしのサンプルを私が初めて見たのは15年以上も前のことです。
しかしそのサンプルは、リピートのないことを強調したかったあまりか、
とても色使いの派手なクレージーなものに見えました。
多くのバイヤーの目にも売れそうもないものに映ったはずです。
色を変えるとどうなるか、までの興味には至らなかったのでしょう。
しかし、いつか一度はやってみたい、と私の記憶の中に常にこのセーターがありまして、
今回、コロナで社長のPeterと会うことができず、
でもJack(私のことです)の頼みなら何でも力になるよ、と言ってくれたのを幸いに、
この色違いを画像で送ってもらい、
今回のようなカラーリングが存在することを知った次第。
いつか実現させたいと構想を温めていましたが、
100周年記念がいいきっかけになりました。
多分日本でこれをやっているのは当店だけのはずです。

なお、ジェイミーソンズJamiesonsのブランド紹介についてはこちらをご覧ください。

サイズ切れが起きる可能性が高いので、最新の在庫状況はwebShopにてご確認ください。
カーデイガンはこちらです。









 


入荷速報。シャツを作ろう!!新しい生地の追加です。

秋冬の生地の追加です。

最左列。上、細畝(うね)のコーデュロイ、です。畝が細いのでそれほど厚手ではありません。
コーデュロイは毎年人気で品切れが早いのでお早めにご検討くだい。
同下、インディゴ染めのシリーズの追加です。このところ増えてますね。
左から2列目。上。英トーマスメイソン(伊製)。強めのストライプ2柄とビエラ調起毛ツイル無地3色。
同下。カリビアンコットンシルバー100/2Gのドビー新柄。縦縞と斜め柄を組み合わせた複雑な光沢。
左から3列目。上。カリビアンコットンゴールド120/2Gのドビー新柄で4mm角の市松格子。
同下。アメリカン・シーアイランドコットンの一連。いい生地らしいのですが、まだよくわかりません。
最右列。上。クールマックスのリンクルフリー。積極的には薦めていません。
同下。伊、アルビニ、レジューノ、カンクリーニ。凹凸感のあるドビーの花柄は面白いです。
そして下部に並べたのがリバティの新柄です。こうなってます。


はい、よろしくお願いします。


入荷速報。自信を深めた2年目、ロンドン「コーディングスCORDINGS」のモールスキンのトラウザーズ。当店ではワンウォッシュ&ボタン補強をしてお届けします。



昨年も大人気でした、モールスキンのトラウザーズ、
今年は、昨年の反省点を改善した上で、より本気に思い切って、おすすめをいたします。

昨年原稿に加筆訂正しつつ新たな提案をいたします。

コーディングスCORDINGSは、1839年創業で180余年の歴史を誇る、
ロンドン・ピカデリーにあるブリティッシュ・カントリーウェアの専門店。
私も何度行ったかしれません、いつも冷やかしばかりでしたが、ずっとずっと憧れの店でありました。


一度経営危機に陥ったとき、この店の大の顧客であったエリック・クラプトン氏が支援を引き受け、
現在もE.C.が筆頭の大株主として経営を支援していることも、この世界ではよく知られた話です。
そのコーディングスの商品をまさか自分の店で売ることができるなんて、
夢にも思ってませんでした。

昨年度に引き続き、入荷したのはモールスキンのトラウザーズです。


生地は当然というか必ずというか、英国ブリスベン・モスBRISBANE MOSS、の生地です。
英国の生地と言えばスーツやジャケット生地のような毛織物が多いのですが、例えば西ヨークシャーの名だたる毛織物のミルももともとは綿織物から創業したところも多く、
いわば、ブリスベン・モスはかたくなに綿織物を守り続けた稀有なブランドとも言えまして、
特にこのモールスキンは、他社の追随を許さないブリスベン・モスを代表する素材といえます。
英国でモールスキン(モグラ肌、の意)といえば、ブリスベン・モス、このヘビーな素材以外にありえません。


今年のモールスキンの展開は4色。オリーブ、ネイビー、キャメル、ブラウン。

オリーブは一番モールスキンらしい色と言えるでしょうか。
まずは最初に一本持っておきたいですね。
といいつつ、初年度の昨年、売れ足が早すぎて、私も買い損ねました。
今年はしっかり確保させてもらいました。


ボタンフロント、ベルトレス、ブレィシス(サスペンダー)釦付、は、
ジッパー発明の前から続いてるんだぞ、のコーディングスの矜持みたいなもんでしょうか。

ネイビーは一番汎用性の高い色です。下半身のカラーリングを控えめにしたい人のための名脇役となります。

シルエットもクラシックで、股上深めでそれほどに細身ではありません。
でも裾幅20cmですから裾周りはスッキリ、です。
ウェスト仕上がりもサイズ表記と比べるとやや大きめです。

キャメル。赤みのあるらくだ色です。これはぜひセーターと合わせたいです。モグラ感が一番わかる色です。
チノだと寒そうだし、コーデュロイでは野暮ったいし、というときにこのキャメルは最適です。



ベルトレスですが左右にゴム入り(背中部分にあり表からは見えません)のアジャスターがあり、
6cmの調整が効きます。
ベルトレスと言うと抵抗を示される方も多いのですが、それが違うんです。去年私も2本買って
履いてみて感動したのがこのベルトレス、ゴムとアジャスターのおかげで、
ホントによくフィットするんですね、まさにベルトいらず=ベルトレス、であります。
6cmも調整できるので、多少太ったり痩せたりしても、大丈夫です。

最後は新色、ブラウンです。

さてここからが当店独自の施しになります。昨年の記載をアレンジして書きます。
洗濯表記がドライクリーニングのみになってるけど、これは洗いたいですよね。
でも縮みそうだよなぁ、ということが心配になりまして、
日本で一番コーディングスに詳しい富山のKさんに電話をかけて相談しました。
彼は実際にロンドンのコーディングスに勤務し、販売と仕入れを経験しており、
帰国後も、長年に渡りブリスベン・モスのモールスキンの取り扱いを続けているので、
彼の意見をぜひ聞いてみたかったのです。
で、彼の意見を取り入れた上での当店の結論ですが、
全部一度洗ってから販売する、ということにしました。
これ以外の方法は考えられませんでした。
で、全部を裏返してコインランドリーで洗って、さらに乾燥機に掛けまして、しっかりと縮ませました。
案の定結構縮みまして、また当然風合いも変わりました。あたりが出ていい感じに古ぼけました。
タイトルの総合写真もワンウォッシュ後のものです。
サイズも測り直して、以下のサイズ表はワンウォッシュ後の実寸です。

サイズ表です。実際に私がメジャーを当てた実測値です。手書きですいません。
たとえば普通は32インチだと81cmが通例ですから
こいつがやや大きめの仕上がりだとお分かりいただけるでしょう。
今年は28″も仕入れてます。サイズ表にはないですが、72~78cm(中心75cm)です。


それから、もう一つ、今年からのことです。
フロントのボタン付けが甘いことがあるので、裾上げ加工のときに必ずボタン付けもチェックし、
付け方の甘いボタンはしっかり補強をすることにしました。

今年は色によって展開のサイズの幅にかなりの違いがあるので、ここで紹介しておきます。
スタート時の展開サイズです。
※オリーブグリーン…28″から38″
※ネイビー…30″から36″
※キャメル…32″のみ(去年の持ち越しです)
※ブラウン…32″から34″
これを目で見るカタチに表すと、こういうことです。

それから、もう一つ大切なこと。価格です。
英国ものは値上がりが激しく、この商品も今年は29,700円(税込)となりました。
加えて、当店独自の施工として、洗い加工、ボタン補強、裾上げ、を施しますので、
加工料として1,430円の加算を申し受けます。(この加算はエージェントの了解を得ています)
ですので、当店での提供価格は31,130円(税込)となります。どうかご理解ください。

チノのことも言っておかないといけません。これもブリスベン・モスの素材です。
チノは昨年の持ち越しだけなんです。

チノはそれほど分厚くないので、オールシーズン対応、です。
色は、カーキの1色です。
カーキ、と言ってもそれほどグリーンっぽくない、いわゆるチノパンによくある濃いめの色です。


チノはベルトループ付きです。ボタンフロント、ブレイシス釦付はモールスキンと同じです。
これも洗ってあります。
持ち越しで、サイズが32”と36”のふたつしかないので、
これは値引きします。今年の価格は27,500円(税込)なんですが、
28%offの19,800円で提供します。

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サイズ切れが起きやすい商品なので、色、サイズ、別の詳細な在庫は
webShopに反映させます。
モールスキンチノに分けていますので、ご確認ください。

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※通販時の裾上げについて。股下寸法をご指示いただけましたら裾上げ(3つ巻ミシン縫い3cm幅)いたします。ただし裾上げ加工後の返品や交換には応じられませんのでご了承ください。
裾上げの目安です。参考までに。

まだもう少し縮むかも、ということで、ややクッションする程度に長めにピンを打ちました。

 

 


入荷速報。英ジョン・スメドレーJOHN SMEDLEY、6年振りの再開は、待望の24ゲージ・タートルJapan spec.メンズのみ。これは必買です。

スメドレー、6年振りに再開する理由は、待ち望んでいた24Gのタートル日本仕様が登場したからです。
早速商品紹介です。

ピックアップしたのは全部で4色。

メリノウール24ゲージ・日本仕様
M(42″=107cm)とL(44″=113cm)の2サイズ。
価格39,600円(税込)。

※Soft Fawn (fawnは子鹿。VowTrueShetlandでおなじみですね。
杢のベージュのタートル、どこにもないので私とっても欲しかったんです。)

肩線がかなり後ろの方に付いていて、前身頃がセットイン、後ろ身頃はラグランぽい袖付になっています。
手の込んだ作りです。袖付部分の減らし目も美しい模様と化しています。
あ、ついでに。タートルセーターの前後が分からなくなったらどうするんでしたっけ、覚えてますか、
はい、首の縫い目が左に来るように着ればいいんです。

※Orion Green(これをグリーンと呼ぶのはどうしてかな、と思うほど、限りなく青に近い青緑です。
杢ではなくソリッドな色調です)


Lを着ました。ちょっと大きいですし、丈も余ります。しかしいい色ですね。
実は私、昨年この色を30Gで買ってしまったんです。一年待ってればよかった、と、若干後悔してます。

※Hepburn Smoke (何年か前に女優カラーシリーズがあったらしく、他の色は消えたのにいまだに人気で残っているのが、この色だとのこと。チャコールブルーともいうべき青みのある杢のチャコールです)


Mを着ました。それでもまだ少しゆとりはあります。
24Gはやや厚手なので、30Gのように体にまとわるようなことがなく、
お腹や胸のポッツンの気になる人にも24Gはおすすめできます。

※Slate Grey (屋根瓦の石のグレーです。杢でないソリッドなグレーって新鮮ですね)


よーく見ると、首、袖、裾、のリブの太さが微妙に少しずつ違っているのがおわかりでしょうか。
こんな細かい配慮ができるのは恐らく世界でもスメドレーだけでしょう。
確かに値段は高額ですが、こういうところに歴史ある英国ニットファクトリーの矜持を感じます。
悔しいけど参ったな、って正直思います。

今回、定番色のブラックやミッドナイトネイビーなどを外し、
スメドレーらしい特徴的な色をチョイスしました。
そのため、正しい色がわかりにくいのてはないかと危惧します。すいません。
セーター全体を撮っている画像は、スメドレーの公式サイトから転用しました。
この転用した画像の色が最も現物に近い色だと思ってください。

待望の24Gタートル日本仕様、ややゆったり目の新しいシルエットで、まだ誰も持ってません。
これから10年は着られるセーターになるはずです。私は必買だと思います。



入荷速報。アイルランドのリズ・クリスティLiz Christyから、おなじみ「モネを巻く人/モネ・スカーフ」と、野澤屋100周年を祝賀して11年前のマフラーの復刻版、到着しました。後編。

後編です。
おなじみ「モネを巻く人/モネ・スカーフ」2022年の当店の展開商品一覧です。

サイズは幅34cm x 長さ180cm (+フリンジ8cm x 2)。
今年から価格は27,500円(税込)となります。

例によって、一枚づつ紹介します。
☆WL107…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「ルピナス(マメ科の植物/和名ノボリフジ」Wild Lipine

☆WL108…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「ラベンター・ドリーム(つるバラの一種)」Lavender Dreams

☆WL109…経糸「睡蓮」Waterlillies x 緯糸「瑠璃色(るりいろ)」Lazuli Blue
 

☆JB204※経糸「日本の橋」Japanese Bridge x 緯糸「橙色のカボチャ」(Pumpkin Orange)

 

☆VC302※経糸「クルーズ川の渓谷」(Valley of the Cruese) x 緯糸「謝肉祭のパレード (Mardigras)」
リズのスカーフには珍しく、経糸よりも緯糸の色合いの方が強く主張されているカラーリングです。


今年もスカーフ一枚一枚に個別の商品解説を布にプリントして付けました。
これだと試着したりしても引っ張られたり外れたり商品を傷めることもなく、
ギフトに使っても相手先に商品の意義がわかってもらえます。
付けるのはちょっと大変なんですけれど、これ結構グッドアイデアだと自負してます。

どのスカーフもwebShopからお求めになれます。
(リアルな在庫状況はWebShop内にてご確認ください)

さて、以下は例年と同じ解説になります。
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