入荷速報。ロングセラー、麻に見える毛100こと、伊カノニコのウールメッシュ。新色を含む全8色が揃いました。ジャケット&トラウザーズに。

もう何年も続けている人気素材です。

伊カノニコのウール・メッシュ、280g。フレスコと呼ばれたり、
先方では何やらモンテカルロ・ジャケットとも言うらしいですが、
夏になると必ずお呼びのかかる定評素材です。
20年前には、麻に見える毛100,として、
亜麻色(すでに廃番)と紺色の2色をわざわざ一反ずつ別注で買い取ったほどで、
未だに重宝されている顧客も多いことでしょう。
今年の新色はオートミール(最上部)とターコイス(5番目)のふたつで、全8色。
参考価格、ジャケット64,900円~、トラウザーズ42,900円~。


月例エッセイ「倶樂部余話」を更新しました。

第425話「聞いてみるもんだ、2題」
こちらからお読みください。

同時に月例のメルマガをリストに従い、配信いたしました。
今回、画像付きなので、見られない方はリンク先からご覧ください。

いつも届いているのに今回は届かない、などという方がいらしたら、お手数ですが、こちらまでご連絡ください。

また、これを機に、メルマガ購読の申込みをしたい、という方も、こちらのフォームから、
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お読みください。

 


入荷速報&イベント告知。シーシェルで作ろう!! シワにならないリネン、英国製ハリソンズのシーシェルSeaShellが大リニュアルでメランジ色が大増加。3月はトラウザーズをキャンペーンします。3/31(日)まで。

シワにならないリネンとして好評の英ハリソンズ・シーシェルSeaShellがリニュアルになりました。

全26色。ご覧ください、メランジ(杢(もく))のいい色合いが目白押しです。

360g,テトロン55%リネン45%、英国製。化繊混ですが見た目は完璧にリネン100%、
過去2年も評判が良く、ジャケットやスーツでおすすめしてきました。

このメランジばかりの色揃えを見て、ひらめきました。
これ、トラウザーズ(スラックス)に最適じゃないの。
寒い冬にコーディングスのモールスキンを履くごとく、
春夏にはシーシェルのシワにならないリネンを推奨しよう、と、いうアイデアです。

ジャケットでは躊躇するような色合いでも、トラウザーズならトライしやすいですね。
また、グレー系や紺系なら、ビジネスでもしっかり通用します。

ということで、通常ならトラウザーズをオーダーすると4万円超になるこの素材ですが、
冬のモーススキンと同等価格に揃えたいとの思いから、3月だけのキャンペーンプライスを特別に用意しました。
通常価格より約15% offの、37,950円(税込)~です。(ファクトリーや要尺により割増あり)
3/31(日)までの限定価格です。

なんでまだ寒い3月にやるの、というと、納期なんです。
ハリソンズは在庫を英国で一括管理していて、週2回エアーで日本に送るシステムなので、
工場制作と合わせるとどうしても4-5週間の納期が必要になります。
なのでGWあたりから履き始めたい、となると、3月中のご注文が必至になるのです。

あ、トラウザーズのキャンペーンですが、同素材でジャケットやスーツ、ベスト、なども、受け付けますよ。

出来上がる品物については自信があります。一番心配しているのは、
オーダーなので、ご来店が必要になる、ということです。モールスキンなら電話でも頼めるのに、です。
すでに寸法のある方ならリモートでもなんとか可能ですが、原則として対面接客をしたいです。
特に静岡県外の方、なんとか3月中の一日、都合をつけて静岡までいらっしゃいませんか。
どうしても行かれない、という方は、ご連絡ください。なんとか考えます。

言うまでもなく、SeaShellはトロピカルな貝殻のことであります。










シャツを作ろう!!売れ線上質素材4種に限って15%OFF。3/1(金)より3/18(月)までの週末3回。カリビアンコットン、トーマス・メイソン、リネン、リバティ。

シャツを作ろう!!、3月のイベントは、例年と内容が少し変わります。

生地を売れ線の上質素材に絞り込みました。
上段左…おなじみのカリビアンコットンsilver (100/2G)。新加入の細ロンスト、ギンガムの新色も対象です。18,700円から15%offで15,895円。
上段右…カリビアンコットンgold (120/2G)。国産生地の最高峰。スビンコットンやアメリカン・シー・アイランドも含まれます。20,900円~の15%offで17765円~。
下段左…トーマス・メイソン。伊製英国調で欧州素材の第一人気。アリソデナサソな色柄多し。19800円~の15%offで16830円~。
下段中…リネンのコレクション。左側の人気定番素材ハードマン・リネン(17,600円)だけは10%offですが、右側のイタリア素材などは15%offです。
下段右…リバティプリント。ウイリアム・モリス、V&Aモノ、など各種あります。22,000円の15%offで18,700円。

8:2の法則のように、これらの生地群は全体の生地種類の2-3割に過ぎませんが、売上では7-8割の比率を占めます(夏のエコノミーサービスを除く)。それくらい人気の集中するコレクションです。

期間は3/1(金)より3/18(月)までの週末3回分。初日は混み合うので、事前の予約受付もいたします。

レディスも同様です。今回はワンピースも対象です。
メンズではオーバーシャツ(ジャケット衿もあり)も対象です。

シャツを作ろう!!、のこれからのことですが、オプションフェア、リンクルフリーフェア、エコノミーサービス、が予定されています。期間は未定です。
でも今回の「いい生地だけ割引」が一番人気なんです。
お見逃しなく。


古物商の許可が出ました。

標識が出来上がってきたので、本日より古物商としての活動が可能となりました。

長い道のりでした。
これがゴールのような気分ですが、ここからスタートなんです。
これから、仕入れや販売のルールを考えていかないといけません。
まずは私物、デッドストックの新中古品、父の遺品、あたりから品揃えを進めていきます。
まだまだ準備段階です。
あ、一応言っときますが、新たに古着屋を始めるようなつもりはありません。
新しい仕入れ商品として、ユーズド品を加えようということです。
今日から、当店のお客様であるあなたは、当店から買う人であるだけでなく、当店に売る人にもなったのです。
よろしくお願いします。


入荷速報。シャツを作ろう!! に、新しい生地がたくさん届きました。

今回は重要な素材が多いので、いつもより丁寧に紹介しましょう。



当店一番の売れ筋、カリビアンコットン・シルバーライン(100/2G)で、
長い事欠品が続いていた細ロンストとギンガムが復活しました。
これは嬉しいです。


毎年期待の大きいハードマン・リネン。
ハードマンは、北アイルランドにあり、元来は生粋のアイリッシュリネンの会社でしたが、
その種を南アフリカで大量栽培することに成功、
日本最大の麻専業商社である帝国繊維と組んで、高価値なのに安価なリネン生地を提供しています。
2024年春夏では、パステル調が消えて、アースっぽい色合いが増えている印象です。
ストライプやチェックも増えているのが嬉しいです。


トーマス・メーソンThomas Mason。もともと英国のシャツ生地屋さんでした。
伊アルビニ社に買収されてイタリア生産になりましたが、今でも英国的な色柄に特色があり、
いろいろあるインポートの生地の中でも、当店ではダントツの人気を誇っています。
無地の色はいつも「ありそでなさそ」な色を提案します(今回のグレーもそう!)し、
ストライプなどの柄物も、いかにも英国、という雰囲気を醸してくれます。


2万超の一群をまとめます。
左上、カリビアンコットン・ゴールドライン(120/2G)のツイル無地3色。
左下、伊レダのサマーウール100%。シャツもいいですが、オーバーシャツでジャケット的に作るのもいいです。
右列は、伊アルビニの生地。トーマス・メーソンの親会社ですが、こちらの方はいかにもイタリア的な雰囲気。無地のサテンなど色気があります。


左上、吸水速乾性の高いクールマックス(ポリ100%)にリンクルフリー機能を施した素材。
左下、タイプライタークロス。いわゆる高密度綿布のこと。タイプライターのインクリボンの素材だとか、タイプライターの文字が打てるほど紙のような密度のある素材、とか、諸説あります。
右上、ポロシャツのようなカノコ素材。ガス焼き処理で艶があり、撥水加工もしていまして、ファクトリーではイチオシの素材のようです。
右下、シワになりにくい加工しているストライプ生地。
(この高機能素材の一群は、正直、私にもよくわからないところがあって、多分こちらからお薦めする機会は少ないと思われます)

新しい生地がこれだけ一気に入荷することはあまりないことなので、こちらもアワアワしてます。
これから例の台紙にパタパタと貼り付けます。