アイルランドのハンドメイド陶器「ニコラス・モスNicholas Mosse」共同購入オーダー会、今年は4月からロングランでの開催です。4月1日(木)から5月17日(月)まで。10年以上続く春の恒例企画。マグカップひとつからお気軽に。

今年は今までよりも長い期間の開催です。

期間は、4月1日(木)から5月17日(月)までの一ヶ月間です。
東京での春のケルト市がなくなったので、静岡オフィスだけでの開催です。

アイルランドのハンドメイドポタリー「ニコラス・モスNicholas Mosse」。

スポンジウェアの技法を用いた陶器では世界のトップブランドの地位を確立し、
欧米には熱心なコレクターも多数います。

そのニコラス・モスの全商品が、一個一枚から好きなだけ買うことができる、
日本で唯一の機会です。

恒例のニックと私とのツーショット。今年はまだ会えていないので昨年の時の写真です。

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期間中は、私が毎年少しずつアイルランドからスーツケースに詰めて運んできた数々のサンプルをはじめ、
多数の私物サンプルを店頭に用意します。
マグカップ一個から、お皿一枚から、ご注文いただけます。

昨年度との違い。
内容はほとんど変わりないのですが、クローバーの一部のシェイプが生産休止となりました。
また、現地出し値の変更、為替の円安、運賃アップ、など、やむを得ない要因により、
価格が平均3.9%値上がりとなっています。

現地では、私たちの注文がこの時期に入ることは分かっているので、
5月後半に生産スペースを空けて待っていてくれます。
なので、注文がまとまったらすぐに生産に掛かることができ、
6月上旬の到着を予定しています。

年に一度の機会です。現品販売の予定はありませんので、
ご興味ある方、ぜひこの期間にお越し下さい。

商品のほとんどの画像は、ニコラス・モスの本国サイトでご覧いただけます。
https://nicholasmosse.com/
から、Patternsから行くと、色柄別に作れるカタチが一覧で、
また、Shapesから行くと、カタチ別に作れる色柄を一覧で、
というようにソートされますので、大変わかりやすいです。

また、価格表とカタチ&色柄の対応一覧表は、
メール添付で頒布できます。(ExcelまたはPDFで)
事前に予習したい方は、お申し出ください。
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最後に例年のお願いです。
ご予約につきましては、例年通り、ご来店いただくことを原則としております。
ただし、例外的にすでに「ニコラス・モス」製品をお持ちの方、
あるいは、どこかで実際に現品をご覧になったことのある方、に限りまして、
ご来店を伴わずにメールだけでのお申し込みを受け付けることができる場合があります。
ぜひお問い合わせください。

特に今回は、春に予定していました東京での「ケルト市」の開催がなくなりましたので、
今までに「ケルト市」の場でご注文いただいていましたお客様には、ご不便をおかけすることになります。
極力便宜を図るようにいたしますので、どうかご連絡ください。

(写真は主に2020年1月の展示会のものです。原稿は一昨年掲載記事を元に加筆訂正して掲載しています)


入荷速報。ギネスのアパレル、2021年の商品がダブリンから到着しました。こちらは半袖モノ、トートバッグも。


ギネスでコロナを押さえるの図。
まさかこの写真を2年続けて使うとは思わなんだ。

ダブリン、ギネス・ストアハウス内のストア、です。

続いて、半袖モノをご紹介です。
こちらもすべてMサイズをヌードチェスト96cmのメンズ・トルソーに着せました。

★ロゴ・カーキTシャツ 3,850円(税込)
100%コットン。
ギネスといえば黒なんですが、
これは珍しくアーミッシュなカーキ色のロゴTです。
S(102cm=40″.日本のM相当),M(108cm=42″.日本のL)。


Mを着ています。軍人さんっぽい?

★ゲール語入りTシャツ 3,850円(税込)
100%コットン。ゲーリックなグリーンTです。S(102cm=40″日本のM相当),M(108cm=42″日本のL),L(114cm=44″日本のXL)。


売っていながら、なんて書いてあんのか、知らないとまずい、と思って、ダブリンの友人に調べてもらいました。
上側は「液体、 黒、 ダブル」。強い黒い液、つまりスタウトの黒ビール、のこと。
下側はSaint James’s Gate, Dublin。はい、ギネスの所在地です。
そうそう、Dublinの語源は、ゲール語で黒い水の淀み、だからdubは黒なんですよ。
意味も知らずにTシャツ着てると、たとえば、fuck youとか極度乾燥しなさい、とか、!!!、???ということがありますけど、このTシャツは安心して着てもらえますね。

Mを着ています。


★ハープロゴ・Tシャツ 3,850円(税込)
100%コットン。イチバンベタな、パブスタッフ的なTシャツです。
S(102cm=40″日本のM),  M(108cm=42″日本のL)。


Mを着ています。

★袖ライン入り・プレミアムTシャツ 4,290円(税込)
100%コットン(細番手長綿)。つや消しの黒で、全てにワンランク上のプレミアムTです。
小さめの仕上がりです。タイトめに着てください。
S(92cm=36″日本のXS),M(98cm=38″日本のS),L(104cm=40″日本のM)。


これはLを着ました。

★ブラック・トートバッグ 1,980円(税込)
綿100%。横幅40cm x 高さ42cm+取っ手23cm x マチ幅15cm。
こんなものもあります。黒のショッピングトート、って珍しいでしょ。
LPレコードよりもちょっと大きい、という感じの大きさです。

ギネスのこの鳥、トーカンtaucan(=オオハシ(大嘴)といいます。中南米にいる鳥。
バッグは、ロックミシンの袋縫いではなく、マチもちゃんと外縫いされているしっかり縫製です。

現地でわずかに残っていた在庫を買い取りました。売り切れちゃったらごめんなさい。


買い物がしやすいように、webショップに掲載しました。
最新の在庫状況もこちらで把握してください。

(アイルランド社との契約により、ギネスアパレル商品の未成年の購入や着用はご遠慮ください)


入荷速報。ギネスのアパレル、2021年の商品がダブリンから到着しました。まずは長袖モノから。


ギネスでコロナを押さえるの図。
まさかこの写真を2年続けて使うとは思わなんだ。


ダブリンのギネス・ストアハウスでも人気のギネス・アパレル、
2021年販売向けの商品が揃いました。

長袖モノから商品紹介しますが、
サイズが品番によってまちまちなところがあるので、
今年もすべての品番のMサイズを、メンズのトルソー(彼のヌード胸囲は96cm(=38″(inch))に着せました。サイズ選択の目安にしてください。

★ジップ・ジャケット(フード取り外し可) 12,980円(税込)
ポリエステル95%ポリウレタン5%
S(104cm=40″.日本のM相当), M(108cm=42″.日本のL相当), L(112cm=44″.日本のXL相当)。

これ、カットソーではなくて、アウターです。
厚手のポリエステル織布に裏側に薄グレーのフリースをボンディング(圧着)して一枚の生地にしているものです。

フードを外すとシンプルなアウターになります。

左がM,右がSです。私はどっちでも着ます。
袖口には親指通し穴の付いた防風カバーが付いています。これ重宝しそうです。
オールシーズン、様々な場面で使える一枚です。


★パフォーマンス・フーディ・フルジップ 9,900円(税込)
95%ポリエステル 5%ポリウレタン(高機能競技用素材)。
M(94cm=36″.日本のS), L(100cm=38″.日本のM), XL(104cm=40″.日本のL), XXL(110cm=42″.日本のXL)。



ストレッチの高機能素材で、ピッタリ目に着ます。
カットソーですが、裏毛ではないので、防寒性はほとんどなく、むしろ透湿性を重視しています。
もともとレディス物として企画されていた商品のようで、この品番だけサイズ表記よりも仕上がりがやたらに小さめですので、ご注意ください。

私が着ているのがXLです。
後ろの裾はシャツテイルで、スッキリしてます。


★お揃いのベースボールキャップ  3,520円(税込)
ポリエステル100%。フリーサイズ。(52--64cm対応可)


★ロゴ入りパーカー 8,910円(税込)
80%コットン20%ポリエステル。
M(114cm=44″.日本のL)。

裏毛のスウェット素材ですので、やや防寒性あり。

★ストライプラグビーシャツ 9,900円(税込)
100%コットン。S(106cm=42″.日本のM)。


私、お腹が出てきたなぁ。

続いて半袖モノなど。

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買い物がしやすいように、webショップに掲載しました。
最新の在庫状況もこちらで把握してください。

(アイルランド社との契約により、ギネスアパレル商品の未成年の購入や着用はご遠慮ください)


オーダーシャツ、新しくなったこと、など、ここで紹介しておきます。

オーダーシャツでは、生地の追加だけでなくて、
時々できることが増えたり、改良がされたり、
なかなか活発に案内が来ます。
このところでの変更点などをご案内します。

まず最初。デタッチャブル・カラーです。(+1,100円)

取り外しのできる衿ということですね。
英国の倹約主義が生んだアイデア、衿だけの取り換えができる仕様で、
当店でも30年くらい前に英国のハケットで買ったものを店に置いたことがありましたね。
スペア衿として、別に衿だけ作ること、もちろん可能です。3,300円です。
スペア衿は白無地だけでなく、いろんな色や柄が選べます。

次、本前立て。クラシック・プラケット・フロントclassic placket front。

こういう前立てです。
覚えている人も多いでしょう、ナイジェル・ケーボンのオックスのシャツなんかがこういう仕様でしたね。シャツの裾がトラウザーズの中でごろつかないように、という工夫です。3,300円の追加オプションです。

もひとつ、背中だけニット生地にする仕様。

アルビニのニット生地を背中だけに使います。
つまり背中だけポロシャツみたいに伸びるわけ。5,500円の追加オプションです。


最後は、オーバーシャツ。
2,200円の追加で、ジャケット代わりとして作れますよ、と、
ファクトリーもかなり力が入っているのが、オーバーシャツです。
まず、仕様変更です。

これ、気になっていたところなので、改良されてよかったです。
で、衿型も追加です。

つまり、よりジャケットっぽくできます。
更に、オーバーシャツ専用対応の生地というのができました。

はい、シャツ生地ではなくて、もうスーツやジャケットの生地のコレクションですね。
そして、マル秘テクですけれど、当店扱いのスーツやジャケット生地からも、オーバーシャツを仕立てることもできるようになりました。



だから、ジャケット生地としてご紹介した、ベンタイルやシアサッカー、
ハリソンズのSeaShellなんかもオーバーシャツのオーダーができるんです。

さあ、今シーズンはどんなシャツを作りましょうか。


 


オーダーシャツの生地、追加です。

春夏対応の新しい生地が追加になりました。主なモノを紹介します。

左列から、
※リバティプリント、7柄が追加です。
2列目上から、
※ハードマンリネンの綿麻のチェック。
※インディアンマドラスチェックでこれも綿麻。
※インディゴ染めのバイオブリーチとバイオフォッシュ。
中央の列で、
※伊アルビニのリネン100%無地、8色。
※3種のストライプ柄を合体したクレイジーストライプ、2色。出来上がりの写真を添えました。
その次の列、
※トーマス・メイソン。三子糸(3ply)のオックスフォード2色。と、麻29%の清涼素材、2色。
※スイスのアイスコットン。凸凹織りで、ヒンヤリ感あり。
最後は右端列、
※カリビアンコットン・シルバー。100/2G。定番のツイル無地素材のリニュアル。
※カリビアンコットン・ゴールド。120/2G。トリコロールカラーのストライプ、3色。

いつもよりも高解像度で撮っていますので、画像拡大で価格なども読み取れることと思います。




 


Happy St.Patrick’s Day!今日3/17は聖パトリックディ、アイルランドの緑の祭日です。アイルランド料理の試食会に行ってきましたので、レポートします。

袋井市から、アイルランド料理の試食会に来てくれませんか、とのお招きをいただき、3月11日、震災10周年の日に、葛城北の丸に行ってきました。
新聞にも載りましたので、概要は記事をご参照ください。

記事を読んでも、誰がなんのために、ということがはっきりしないでしょ。
出席した私自身、未だに???という疑問が残ってますが、
私の解釈では、恐らく、ですけれど、
St.P’sDayに合わせた、葛城北の丸のデモンストレーション、だったんでしょう。


「アイルランド試食会」ですから、サーブされた料理について、まずは感想を述べますけれど、評価の趣旨を取り違えてはいけませんね。
ここに出ている料理は、日本の宿泊施設がアイルランドの五輪選手団に出す料理ですから、アイルランド選手たちが喜べる料理であることが味づくりの趣旨なんです。
だから味の評価は私の味覚ではなくて、アイルランド選手に成り代わって判断するわけですよね。
そういう前提であれば、現地のアイルランド料理よりもはるかに繊細な味付けで、日本の料理人がサーブする料理としてはよく練られたものだと高評価できます。
こんだけ回りくどく言う意味は、おわかりでしょうが、現地で食べるアイルランド料理との比較は全くナンセンスなわけです。同じ味を求めていったら間違いなのでした。

まあ、そんなことよりも、何より、北の丸の方たちが気を配っていたのは、安全対策でした。料理よりもそっちの方の配慮に神経は集中されていて、それはそれは涙ぐましいものと感じました。

酒なし、黙食、ですから、とても静かな会で、30以上のメニューを一時間が味わうという巻き巻きの時間の中で、あらあら、と、記念撮影に進みました。

渡愛回数だけは20回以上ある私ですので、アイルランド料理についてのコメントを求められることもあるのかと、念の為にいくつかのネタも仕込んで乗り込みましたが、そんな必要はまったくなかったですね。ビジュアルも考えて、せっかくとっておきのアランセーターまで着ていったのに披露の機会もなかったです。

こういう機会だから、もっともっとアイルランドのことを知ってもらいたい、そのために貢献できたら、と、いう意気込みはちょっとしぼんでしまって帰途につきました。
でも、いい機会に参加できたことは感謝です。袋井市の皆さん、そして、北の丸さん、ありがとうございました。
アイルランド五輪選手団80人に喜んでもらえることと確信します。

さて、今日3/17はSt.Patrick’s Day。アイルランドの守護聖人、聖パトリックの命日と言われています。
アイルランドの取引先からは、グリーティングカードの添付メールが続々と届いてます。
本来なら世界中の各地でアイルランド系市民の緑のパレードが行われるところですが、2年続けてそのような催しは世界のどこでも開かれることはなくなりました。
皆さんステイホームでお祝いです。さぁギネスで乾杯。コロナと仲良くしながら。