Happy St.Patrick’s Day!今日3/17は聖パトリックディ、アイルランドの緑の祭日です。アイルランド料理の試食会に行ってきましたので、レポートします。

袋井市から、アイルランド料理の試食会に来てくれませんか、とのお招きをいただき、3月11日、震災10周年の日に、葛城北の丸に行ってきました。
新聞にも載りましたので、概要は記事をご参照ください。

記事を読んでも、誰がなんのために、ということがはっきりしないでしょ。
出席した私自身、未だに???という疑問が残ってますが、
私の解釈では、恐らく、ですけれど、
St.P’sDayに合わせた、葛城北の丸のデモンストレーション、だったんでしょう。


「アイルランド試食会」ですから、サーブされた料理について、まずは感想を述べますけれど、評価の趣旨を取り違えてはいけませんね。
ここに出ている料理は、日本の宿泊施設がアイルランドの五輪選手団に出す料理ですから、アイルランド選手たちが喜べる料理であることが味づくりの趣旨なんです。
だから味の評価は私の味覚ではなくて、アイルランド選手に成り代わって判断するわけですよね。
そういう前提であれば、現地のアイルランド料理よりもはるかに繊細な味付けで、日本の料理人がサーブする料理としてはよく練られたものだと高評価できます。
こんだけ回りくどく言う意味は、おわかりでしょうが、現地で食べるアイルランド料理との比較は全くナンセンスなわけです。同じ味を求めていったら間違いなのでした。

まあ、そんなことよりも、何より、北の丸の方たちが気を配っていたのは、安全対策でした。料理よりもそっちの方の配慮に神経は集中されていて、それはそれは涙ぐましいものと感じました。

酒なし、黙食、ですから、とても静かな会で、30以上のメニューを一時間が味わうという巻き巻きの時間の中で、あらあら、と、記念撮影に進みました。

渡愛回数だけは20回以上ある私ですので、アイルランド料理についてのコメントを求められることもあるのかと、念の為にいくつかのネタも仕込んで乗り込みましたが、そんな必要はまったくなかったですね。ビジュアルも考えて、せっかくとっておきのアランセーターまで着ていったのに披露の機会もなかったです。

こういう機会だから、もっともっとアイルランドのことを知ってもらいたい、そのために貢献できたら、と、いう意気込みはちょっとしぼんでしまって帰途につきました。
でも、いい機会に参加できたことは感謝です。袋井市の皆さん、そして、北の丸さん、ありがとうございました。
アイルランド五輪選手団80人に喜んでもらえることと確信します。

さて、今日3/17はSt.Patrick’s Day。アイルランドの守護聖人、聖パトリックの命日と言われています。
アイルランドの取引先からは、グリーティングカードの添付メールが続々と届いてます。
本来なら世界中の各地でアイルランド系市民の緑のパレードが行われるところですが、2年続けてそのような催しは世界のどこでも開かれることはなくなりました。
皆さんステイホームでお祝いです。さぁギネスで乾杯。コロナと仲良くしながら。