準備を進めていました「オーダー・ジーンズ」、ようやく受注の用意が整いました。
(まずはメンズだけでスタートします。)
8月中は、「スタート・キャンペーン」と銘打ち、特典を増やしてお薦め販売をいたします。
「生地を選ぶ」→「サイズを決める」→「細部のディテールやオプションを選択」、といった手順は、スーツやシャツなどのオーダーと同じですが、
他にないジーンズならでは、というのが、「加工」という過程が加わることです。洗い加工や中古加工、をどこまでやるのか、で、仕上がる顔つきはかなり変わってきます。
製造は岡山県倉敷市児島のベティスミス。児島は国産ジーンズ発祥の地として知る人ぞ知るのジーンズの聖地。今や世界で一番いいデニム生地を作るのはOKAYAMA.KOJIMAというのは「国際的な当たり前」で、インターナショナルな著名ブランドはこぞってOKAYAMAのデニムを使いますし、また、最近ではインディーズ的な国内ブランドもこのエリアから個性的なジーンズをいろいろと登場させています。
代表的な生地と価格をご紹介しておきます。
★14oz縦ムラ糸使いの定番デニム\29,400
★14oz旧式シャトル織機で織った赤耳(セルビッチ)付きデニム\32,550
★本藍染め14ozデニム\36,750
★ベージュ色の倉敷帆布(赤耳付き)\34,650
その他、いろいろ、西陣織なんかまであります。どれも納期は約4週間です。
で、この「倉敷オーダージーンズ」、ちょっと調べてもらえば分かるように、何も当店だけがやっているわけではなく、大手の百貨店や有力セレクト・チェーンストアなんかでも採用しています。その中で、当店らしい独自性は何か、と言うことですね。
①最も視認性が高いのが、レザーパッチです。実はコレ、靴に使っている金型を流用して作りました。
②裏に、オーダージーンズ専用に新たに作ったステンシル調のスタンプを押します。
③リベットとステッチがお揃いのペルトループ型の特製携帯ストラップがオマケに付きます。
……さらに、ですね、
④右の前ポケットにネクタイの生地を施します。使えなくなったお気に入りのネクタイをご持参下さい。当店らしいアイデアでしょ、(と自画自賛?)
⑤最後に「塩」。何で塩なのって? ジーンズと並ぶ倉敷市児島の名産品、それが塩なんです。大相撲に使われている塩も昔からずっとここ児島のお塩なんだそう…。その塩を使った塩羊羹と塩饅頭、そしてお塩、のセットをプレゼントします。近頃は塩キャラメルや塩プリン、塩チョコ、など「塩スイーツ」、流行りですから…。この塩羊羹とオーダージーンズ、どちらも倉敷市より正規に認定を受けている「倉敷ブランド」という共通点があります。(住所もすぐ近くです) 取り寄せて食してみましたが、夏バテで疲れた体にこの塩味は美味でありますよ。
④と⑤は、8月の「スタート・キャンペーン」時期だけの特典としています。
当店には「誂える」の分野がいろいろとありますが、その中でも、ジーンズは今までで最も異色なジャンルかもしれません。私自身、どのくらいの注文が入るものなのか、一番予想がつきません。まあ、とにかく始めてみようよ、というのが今の気持ちです。
あとはいろいろ、店内で悩んでご相談下さい。
「ジーンズを作ろう!」8月いっぱいは「スタート・キャンペーン」、実施します。
暑いけど、ホントに暑いけど、どうか来て下さい。