シャツを作ろう!!~どうしても3月に作りましょう。3/4(土)~21(火祝)に限り、いい生地は20%off、そのほかも10%off。4月には値上がり決定済なので、賢い人は無理してでも3月に是非。ソックス受注も併催。

オーダーシャツのイベントです。
今回は、強く強くおすすめします。シャツを作るなら、無理してでも3月に。

期間は、3/4(土)から21(火祝)の週末3回を含む約半月間(11(土)は臨休)です。

16,000円(税込17600円)以上の生地は20%offです。こんな生地です。

カリビアンコットンのゴールド&シルバー。インポート生地はトーマス・メイソン、カンクリーニ、アルビニなど。麻素材、そしてリバティプリント。これらが20%offです。

さらに今回は、15,000円(税込16,500円)以下のシャツも特別に10%off。

定番モノからビンテージオックスやインディゴもの、リンクルフリーまで、例外なく10%offです。

既にファクトリーから届いている案内によると、4/4からほとんどの品番が1,000円(税込1,100円)値上がりすることが決まっています。

メンズには、オーバーシャツも含みます。
レディスにはワンピースも含みます。

納期は、3週間強、と、前より少し長くなってます。

なお、夏物の生地の追加が3/12に届きます。夏らしい麻などの冷涼生地やリバティプリントなどですので、
綿の定番素材以外でこれらをご希望の方は3/12(日)以降にお越しいただいたほうがいいです。

また、恒例により、シャツイベントのときには、ソックスの受注会も併催します。

が、最新のカタログの制作が遅れていまして、これも3/12(日)からのご紹介となりますので、
定番のリブ・ホーズなど以外で麻混の夏物などをご要望される方も
期間後半にご来店いただいたほうがベターです。

ということでわかりでしょう。
シャツを作るなら、無理してでも3月に。

初めての方は見本試着をしやすい格好でお越しください。
リピータの方は、事前に前寸実績を拾っておきたいので、直前でもかまわないので、ご来店前にお電話ください。
09017434089 
もちろんアポ入れしていただくとより確実です。

営業カレンダーはこちら。3/11(土)は臨時休業です。

 

 


シャツを作ろう! 2023春夏物、新しい生地が届きました。

新しい生地が届きました。順番にご紹介します。


左上から。エイコーンACORN。今どき珍しい英国製生地、おそらくもうここだけでしょうね。
番手は100/2だということなんですが、恐ろしくしなやかで、触るだけでも触って欲しいです。
左下。お馴染み、高い人気のトーマス・メーソンThomasMason。ここもかつては英国製でしたが、今は伊製。でも英国的な雰囲気がちゃんと残っているのが人気の秘訣です。
変わった色の無地シリーズと強めのストライプ柄が増えているのが、昨今のトレンドです。
中列。カリビアンコットン・シルバーライン100/2Gのシリーズ。当店では一番売れているところです。
無地系3色と白場のストライプ3柄。
右上。カリビアンコットン・ゴールドライン120/2Gのシリーズ。光沢感のあるストライプ。
右下。アメリカン・シーアイランド・コットン。近頃増えてきました。グリーンがいい色ですね。


冷涼素材の一群。
左。毎年展開のハードマンのリネン無地。アイリッシュリネンの種を南アで栽培して大成功の素材です。
今年は今までと少し色合いが違ってきてます。
中。伊アルビニのリネン100%。これも毎年の展開でパステルカラーが上手です。
右上。同じく伊アルビニのシアサッカーでリネン100%という珍しい生地。
右下。コットンのからみ織り素材。シワにならずスカスカの風通し。透けますけど。


特殊素材など。
左。綿66%ポリ(SOLOTEX)33%のストレッチ&リンクルフリー。近頃増殖中のリンクルフリー新素材です。
中。ポリエステル100%クールマックスのリンクルフリー。
巷では売れてますよ、というのが営業担当の言葉ですが、どうなんでしょうね。
右。これは普通の綿生地。スレーキっぽいトーンのストライプです。

次の生地配信は3月10日頃予定。内容は既に分かっているので、ご興味ある方はご来店いただければご紹介できます。

さて、次の記事は、いよいよ、イベント。3/4(土)~22(火祝)、オーダーシャツ20%offのご案内です。


緊急募集。この指とまれ。英グローヴァオールGLOVERALLのヘリンボーン・ダッフル。素材が良くなりました。2月末締切。特典付き。

第3弾は、この指とまれ、で、グローヴァオールのヘリンボーンのダッフルです。
素材が良くなったので緊急募集です。
2月末締切、と大変短い期間となりましたが、乗ってくれる人を大募集です。
さり気なく言いますが、予約特典15%offです。

何が良くなったかというと、生地です。伊の某社から英国のMallalieus社に変わりました。
色は、ネイビーとチャコールグレーの2色のみ。

ネイビーは、昨年までの赤味のある明るめの紺ではなくて、ほんとにダークな普通の濃紺になりました。

チャコールは、というと、実はサンプルが間に合っていません。小さな生地サンプルで見ただけですが、
いい意味で、変わったところのない、黒っぽくてダークな普通のチャコールです。

かつての名品キングストンKingstonのディテールはそのまま施して、
シルエットは現代のフィッティングに修正しています。だからアームホールも胴回りもスッキリとしています。

ウール100%の太畝ヘリンボーン織、一枚仕立て総パイピング、
袖裏地付き、袖口タブ付き、3枚ハギの立体的フード、
と、すべてに最高のレベルを施した、グローヴァオールのトップポジションの商品、
日本だけで復活した、日本別注品です。

袖裏付きなのでスーツやジャケットの上から着てもすんなりと腕が通ります。
ビジネス対応を前提に仕入れていますので、サイズは38″を選択しました。私が着ているものです。
これで日本のM~L、と言ったところでしょうか。
大人向きのふんわりと軽いダッフルに仕上がっています。これから肩の上がりにくくなった立派な?オトナでも難なく着られます。
そして、これ大事なポイントです、脱いだときの置き場に困りません。スタバの椅子にも背もたれにもすんなり置けます。手持ちでも重たくないです。

サイズの選びの目安を述べます。
最小サイズは34″。これでメンズXS~S,レディスS~M、というところ。
36″。メンズS~M,レディスM~L。
私が着ている38″で、メンズM~L。
40″が、メンズL~LL。
42″で、メンズLL~LLL。

価格は140,800円(税込)と値が上がりました。グ社でも最上級の価格になりますが、同業他社の同様商品と比較したら未だにとっても良心的プライスでしょう。さらにここから予約特典で2万円以上offになります。

この指とまれ、なので、今回はこのヘリンボーン・ダッフルに限って、予約を受け付けます。
色は、ネイビーとチャコール。チャコールグレーのサンプルがありませんが普通にいい色ですのでご心配なく。
サイズは34″から42″の5サイズ、です。

予約金不要、入荷直後までのキャンセルあり、は、いつもどおり。
お申し込み、お問い合わせは、ご来店またはメールにて。
info@savilerowclub.com

 


次の記事も秋冬物の予約取り。その2は コーディングスCordingsのモールスキン・トラウザーズのご要望を承ります。こっちは「4色持とう」 これも2月末締切です。

3年目になりますが、色違いで持ちたい、という方が多くて、引っ張りだこになりそうなので、
輸入元に2月末まで締め切りを延ばしてもらい、その間にご要望を取りまとめたいと企画しました。
なお、以下の記述は、この商品のことをもうすでによく知っている、
という方を前提として書きますので、ご了承ください。

展開色、2023年度は4色です。

ブラウンはなくなりました。またブラックは当店ではやりません (いい色だとは思えないのであしからず)。
ということで、定番は3色、オリーブグリーン、ネイビー、キャメル、
そしてスポットとして2023年に提案する新色、
先方ではLOVATと読んでいますが、一般的に言うロバットグリーンとは似ても似つかない色なので、
誤解を避ける意味もあって、私が勝手に色名を付けました。
利休鼠(りきゅうねずみ)です。この色です。

この色、何枚写真にとっても微妙に違ってくるので、どうか皆さん、利休鼠、で検索してみてください。
緑がかった明るい灰色、です。
いい色です。グレー、というと作業着っぽくなるのが怖いのですが、作業着にはない色合いです。
明度はキャメルと同じぐらいの明るさですので、
キャメルが暖色系とすれば利休鼠は寒色系、と言えるでしょう。
輸入元がいうには、多分2023年だけのスポット展開です、ということなので、
当然今年のイチオシカラーとなります。
ということで今年も全部で4色の展開となります。

サイズです。28″から2インチ刻みで、38”まで、とします。
少し大きめの作りでアジャスター付きのベルトレス。以下がcmでの目安です。
28″=72~78cm(中心75cm)
30″=76~82cm(中心78cm)
32″=80~86cm(中心84cm)
34″=84~90cm(中心88cm)
36″=88~96cm(中心94cm)
38″=94~100cm(中心98cm)

当店だけの販売手法として、水洗い高温乾燥のブレシュランク(予め縮ませる)処置と前ボタンの補強をしてから裾上げをします。

価格です。輸入元の設定価格は30,000円(税別)です。昨年より3,000円上がりました。
それに当店だけの加工料を1,000円加えますので、税込み販売価格は34,100円です。

ということで皆様のご要望を募ります。
ご希望の色(オリーブ、ネイビー、キャメル、利休鼠、のいずれかとサイズ(28″から38″)をお知らせください。
予約金も不要ですし、キャンセルも可能です。
その代わり、実現できない場合にも、契約違反の損害賠償などもいたしかねますのでご理解ください。
2月末締切、入荷は9月の予定です。

「4色持とう」を標語にしましたので、4色揃った方には何らかの特典を考えます。
ロンドン、またはイングランドにちなんだものを、と思っています。
エリック・クラプトンにちなんだもの、ということはないでしょう、おそらく。

お申し込みは、ご来店またはメールにて。
info@savilerowclub.com

お待ちしてます。

 


春夏物最初の記事が秋冬物の予約取り、とは、いかにも当店らしい。その1.ハーレィHarley of ScotlandのVoeTrueShetlandセーター、ご要望を承ります。6色持とう。2月末締切です。

すでに年末に一回目の発注を出しているのですが、
その後セールにかけたら1月に予定よりもよく売れているので足りなくなりそうでして、
ここで皆様の要望を聞き込んで、できるだけそのご要望を叶えられるようにしていこう、と、
特別予約会を実施します。
なお、これは2015年以来8年続けている商品でして、
以下はすでにこの商品のことをすでによくご理解いただいているという前提で書き進めますのでご了承ください。

スローガン。「1plyも2plyも4plyも全部やる。6色持とうVoeTrue」

VoeTrueShetlandの色は6色です。

すべて無染色のナチュラルカラーです。
Grey…チャコールグレーを意味していますが、無染色なので実際にはブラウンがかっています。
Siliver…これも冷たいライトグレーではなくて温かみのあるオートミールです。
Moorit…シェトランド語、赤茶色です。
Fawn…子鹿のバンビ。ベージュ系。
Ecru…ホワイトですが、漂白していない無染色のままなので、温かみのあるかなりキナリっぽいです。
Black…ブラックシープのことなので、黒ではなくて濃い焦げ茶です。
製品の写真だとこうなります。Mooritを除いた5色です。
上左から、white,Grey,black.下段左からsilver,fawn.


カタチは丸首プルオーバーのみ。ハーレィが得意としているシームレス(縫い目のない)ホールガーメントです。

糸はすべて同じですが、撚り(より)の違いで3種類あります。編地はすべてプレーン(無地編み)、リブ編みはなくなりました。
1ply…1本撚り。sweaterの語源がsweatであるように、もともとは下着でした。VoeTrueShetlandを1953年にエベレスト初登頂のヒラリー隊が着用していたことはつとに有名ですが、これも下着として着られていたもの。そういう意味で1plyはセーターの原点です。かなり薄手ですが、でも丈夫でしかも暖かい。重ね着するにもいいです。明色の3色の場合にはやや透けることがあります。特にEcru(white)は透けます。また、毛玉は出やすいです。どちらも1plyではよくある特徴です。
2ply…2本撚り。最もスタンダードなのが2plyです。世の中によくあるシェトランドセーターのその多くが2plyです。
4ply…4本撚り。2plyをさらにダブルに撚った糸です。以前はリブ編みもありましたが現在はプレーンのみです。厚手ですが柔らかさがあります。当然暖かさは増しますが、重たくなること、高価になることは、致し方ないところです。

サイズ。36″–46″の6サイズで、日本人専用スペック(着丈と袖丈を短く設定)にて編み上げます。
この36とか46とかはインチ(=2.54cm)で胸囲のサイズを表します。
Harleyのホールガーメントマシンを扱うテクニックはどこよりも秀でていて、胸囲サイズが狂うことはまずありませんので、たいへん信頼が置けます。
36”はメンズXSとの位置づけて、実際にはレディス対応サイズなのですが、近頃女性のセーターの着方がオーバーサイズ気味になっているので、女性でも38”をご注文される方が多いです。
一応当方のサイズの位置づけは、36”(胸囲上がり91cm。メンズXS),38”(97cm.メンズS)、40”(102cm.メンズM)、42”(107cm。メンズL),44″(112cm.メンズLL)、46″(117cm.メンズXXL)、となります。
ただ、私は40も42も44も着ます。Harleyの作るセーターはいつも変わりないものですけれど、
着る人の着方はよく変わります。
ぴったり着るかゆったり着るか、着方はいろいろあっていいので、
自分は絶対にこのサイズじゃないとダメ、と決め込まないで、柔軟に考えましょう。

価格。実はまだ決めてません。現地のポンド建ての出し値だけで15%ぐらい上がっていて、これに為替、運賃、のアップを考えると、20%ぐらい上がる恐れもあり、今値付けをすると相当高く設定しておかないと不安なのです。
1plyはなんとか税別2万円以下にしたいし、4plyも3万円は超えたくない、2plyはそのバランスで中間あたり、というのが今のところの目安です。

ということで、皆様からこの秋に買いたいモノのご希望を頂戴したいのです。
1plyか2plyか4plyか、色は6色中どの色か、サイズはどれ、と、いうようにご希望をお寄せください。
予約金も不要ですし、キャンセルしてもいいです。その代わり、必ず実現します、という確実なお約束もできませんのでご了承ください。特に36や46の端サイズは難しいことがあります。

6色持とう、をスローガンにしていますので、6色揃った方には、何らかの特典を考えます。
なにかシェトランドかスコットランドにちなんだものにしたいと思ってます。

締切は2月末。
なるべくご来店、またはメールでご連絡ください。
info@savilerowclub.com

 

 


出来上がり紹介。スーツと靴。そんなにないのですが、ここで冬と春の境目と、一区切りとします。

まずスーツ、Kさん。ほぼ毎年、誕生月の12月にご注文をいただきます。

英ハリソンズの秋冬の代表的生地、プレミア・クリュ。
super100’s+カシミアでヨークシャー・ハダースフィールドの矜持を感じさせます。
柄をわかりやすくするために明るく撮ってますが、実際は濃紺ベース。
グレンチェック部分はほとんどわからないぐらい地味で、
サックスブルーのウィンドペインがわずかに柄物であることを表現しています。
紺のスーツを何着もお持ちのKさんらしい、自信に溢れた良いチョイスです。
毎年この時期のご注文は、ご自分の頑張りの励みにしていただいているようでありがたいです。
そのスーツの成果でしょうか、地元有力企業の重役さんとして大活躍のKさん。
新聞に昇格の人事が載るたびに自分のことのように嬉しく思います。

靴です。
Mさんはご高齢のお父様とお見えになり、お互いに2足ずつのご注文をいただきました。
Mさんに以前おすすめしたサイドエラスティックのモデル、おなじみ当店20周年モデルですが、
これをお父様にも履かせたい、と、スタイル違い、色違いで、2足。

Mさんご本人は、チゼルラストのフルブローグ、と、職人が一番嫌がると言われているホールピース、の2足。

靴には一家言お持ちのMさんらしい、マニアっぽいご注文でした。

次はこれ。

甥御さんの就職祝いに、と、「よし、おじさんが靴をプレゼントしてやるよ」と、
お二人でお見えになりまして、
そういうことならこのモデルしかないでしょうと、スワンネックステッチのキャップトゥ「02明」のご注文です。
紐が付いてないのは、紗乃織靴紐のロウ引き紐に付け替えるからです。


港区にお住まいのGさんからメールでの注文。
前寸がありますから、スタイルと革の色だけ決めればゴーできます。
写真ではわかりませんが、甲と小趾に1段階の乗せ甲をしているんです。
この赤茶色、以前の色はかなり赤っぽかったんですが、
リニュアルされてからは安心して勧められるいい色になりました。


日本一の車屋を目指すMさんのご注文は、南陽市のふるさと納税を活用したご注文。
せっかくだからいい革にしちゃおう、ということで、仏アノネイのカーフを使いました。

今回はここまで。
あれっシャツは、とお思いでしょう。珍しいことに2ヶ月間オーダーシャツがゼロ。
もともと冬場はセーターとアウターの売上が多くて、シャツの注文が減る時期ではあるのですが、
2ヶ月ゼロは初めてです。ファクトリーが心配して、お店潰れてませんよね、と、電話が入りました。
3月に頑張るからね、心配しないで。

ということで、この出来上がり紹介で、季節の切り替えとしましょう。
次項からは、春夏物の記事とになります。