★まずメンズから。新着商品ではありますが、中身は去年と同じ品番で、すべて英国製です。男の手袋は、そう年ごとに変化するものではないのです。
いつも言うことですが、革手袋は、革素材、ライニング(裏)の有無や素材、縫い方が手縫いか機械縫いか、という違いでグレードが分かれてきます。
※ペッカリー、ライニングなし、手縫い。\45,150…デンツと言えばコレ、という代表選手。
アマゾン産のペッカリーはデンツ社が独占的に使用しているもの。そしてデンツの「手縫い」は世界でココだけの技術と言われる「指の股の菱形パーツ」が施されています。
今年も五色の展開です。
2時の位置から時計回りに、コルク、バーク(ダークブラウン)、ブラック、ハンター(グリーン)、キルシュ(レッド)。
サイズは製造最小サイズの7.5、とそのひとつ上の8.0。
イタリアものなどでは一番小さくても8.0、というところが多い中で、7.5というサイズをやってくれるデンツはホントにありがたいです。
手袋というとフリーサイズで8.0といった感覚の方も多いのですが、
実はちゃんとメジャーで測ってフィッティングをすると、
多くの方が7.5が適しているという場合が多いのです。
※ペッカリー、シルクのライニング、手縫い。\53,550…ペッカリーは水に強い革なので本当は裏なしで第二の皮膚としての感触を味わってもらいたいのですが、
中には「ライニングなしは滑りが悪くてイヤだ」という方もいらして、
そういった方にご用意しているのが、このシルクを裏貼りしたタイプのものです。
当然コストは高く付きまして、五万円台です。ブラックの7.5だけの仕入れです。
※ディアスキン(鹿革)、カシミア100%のライニング(取り外し可)、手縫い。\40,950…ワシントン条約がらみのペッカリーはどうも気が引ける、というナチュラリストの方には(もちろんそうでない人でも)、ディアスキンです。
カシミアのライニングはそれだけだと軍手みたいで不様ですが、
真冬にはとても重宝する付属品で、店主・野沢はこのライニングを擦りきれるほどに数年来愛用してます。
今年はクロだけの仕入れで、7.5と8.0があります。
★続いてレディス。相川がコメントを書きます。
暖冬、といわれても、女性の指先は冷えるのです。
だから、しっかりとウールやシルクやカシミアのライニングが付いているモデルをご用意しました。復活モデルあり、ニューフェースあり、です。
※ディアスキン(鹿革)、シルクライニング、手縫い。\30,450…「メンズにあるような手縫いモノはレディスにはないの?」の声にお応えして、ご用意しました。
仕上がりは、予想に反して?エレガントです。
色はタバコ(ブラウン)、ライニングのシルクはイエローです。サイズは7のみ。英国製。
※ヘアシープ(羊革)、シルクライニング、ラビットファー付き、機械縫い。\24,150…ここ数シーズン人気のモデルです。
コートの袖口にふわふわのファーがちらっと見えるのが、好評の理由なのでしょう。肌触りもすべすべです。
ブラック(ライニングはピンク)、モカ(ダークブラウン)(ライニングはイエロー)の2色。
サイズは7のみ。英国製。
※ヘアシープ(羊革)、ウールライニング、機械縫い。\23,100…当店ベストセラーモデルの復活です。
ウールライニングは若干厚みがありますので、指先の感覚が馴染むまでちょっと時間がかかりますが、暖かさは保証できます。
ブラック(ライニングはピンク)、ネイビー(ライニングはターコイズブルー)の2色。サイズは7のみ。英国製。
※ヘアシープ(羊革)、カシミアライニング、機械縫い。\21,000…「コートの袖口の奥までしっかりと収まる長さはないかしら」というリクエストにお応えしました。
女性のコートの袖口は、ベルスリーブだったり、八分丈だったりすることもありますから、こういうモデルも必要でしょう。
ブラックとモカ(ダークブラウン)の2色。ライニングはいずれも無染色カシミア100%。サイズは7のみ。
カシミアの裏なのにウール張りよりも安いのはチェコ製のゆえです。