カバンの展示会は今日で終了しますが、これでオシマイじゃなくて、今後いつでも欲しくなったらお届けできますので、忘れないでいてください。

カバンが欲しくなるときって、職場や通勤形態、服装、旅行など、生活環境が変わった時期に重なるものです。
いきなり、このカバン買って、とお願いしても、その気になりにくくて、
後から、そういえば、と思い出していくようなアイテム、それがカバンだと思うのです。

今日で生田カバンの展示を終えますが、今後もいつでもご注文に応じますので、
その気になったときにまた思い出してください。

以下、記事を転載して、締めます。
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展示受注会。ランドセルメーカーが作った大人の「背負う」バッグ、生田鞄/IKUTA KABAN・SEOU。4月いっぱい展示します。私、一目惚れしてもう一ヶ月毎日使ってます。

2月のある日とある合同展(日本のメーカーばかりの)で見つけた鞄、
私、一目惚れして、いきなり「コレください」と言ってしまいました。

革鞄のメッカ、大阪・生野区のランドセルメーカーが作った「背負う」バッグ、
当然ですが、「背負う」にかけてはプロ中のプロ、です。
会社の名は(株)生田、1950年から70余年、ランドセルを作り続けているファクトリー。
ブランド名はIKUTA KABAN / 生田鞄、といいます。
私だけの独りよがりだといけないので、一ヶ月毎日背負って、時々は歩いて通勤し、
また、店では来店客に感想を聞き、
今のところ、減点ポイントは一つも見当たらない、満点鞄でして、
皆さんにご紹介できる、という自信を深めましたので、
4月一ヶ月間を掛けて実物を見ていただこう、と企画しました。
展示サンプルが届きました。こんな感じでお見せします。

カタチは6型、色はどれも3色あり。と、大変わかりやすい展開。
価格帯、75,900円~110,000円(税込)。実質永久保証です。
右下の簡単なショルダーは、新作で、24,200円。

詳しく知りたい方、専用サイトをご覧ください。
こちらです。

できればご来店のときには、コレを入れたい、というものを持参して、
実際に入れて試してみる、これが何よりです。
こちらにあるものを代用したいときは何でも言ってください。ご協力します。

なお、ご注文の品は、直接ファクトリー倉庫からお客様への直送を原則としています。


も一つ、気に入っているのが、この格子状のブランドマーク。
生田、に見えてくるでしょ。




6月末まで延長です。イベント。靴を作ろう!!~福澤諭吉のシウーズを作ろう。いつもの割引もあり。

半月延長します。
引き続き売上の大事な核となる、オーダーシューズです。
ぜひご参加ください。

以下、既報を転載します(一部加筆訂正)。

野澤屋100年+ジャック50年、合計150年ということで、
今年の「靴を作ろう!」は150年前に福澤諭吉が紹介したシウーズを特集します。

今回の特集が、このシウーズに至った経緯については、最新の倶樂部余話【403】をお読みください。

内容はPOP画像のとおりです。
1.シウーズ(サイドゴアブーツ)に限り、定価の7,700円offの特別価格38,500円で承ります。
2.すべてのオーダーシューズは5,500円offのキャンペーンプライス。
3.リペアも15%off 。

ぜひこの機会に、シウーズ、作ってください。
あ、もちろん他の靴でもいいんですよ。


出来上がり紹介。春夏モノの本格展開の前に整理しておきます。

しばらくサボっていた出来上がり紹介。季節が変わるところなので、忘れないうちに。

まずスーツから。

県内のSさんから、初めてのオーダー。
いい意味で季節感の少ない、葛利毛織の毛100%ナチュラルストレッチ、のツイル、
やや明るめの紺無地で、起毛していないので、
年間通して使用できます。縫製はアルデックス。

シャツ。

会社社長のAさんは、定期的にまとめて何枚かご注文をいただきます。
ほとんどはハイエンドゾーンのカリビアンコットンか伊製の生地のストライプもので、
衿型などのディテールもほぼ一定ですが、
サイズの修正が時々入るので、オーダーシートをうっかり間違えやすくて、注意が必要です。
左2枚が長袖、右2枚が半袖です。


レディス、Cさんからのオーダー。
意外にもブルーの無地のシャツがない、ということで、
オックスフォードの生地を勧めましたが、
メンズのドレスシャツではないので、一般的なブルーよりもやや濃い目のほうがいいでしょう、ということで、
トーマス・メイソンの生地からこの色を選びました。
この濃いめのブルーの色でオックスフォード、実はアリソデナサソな色、
こういうアリソデナサソな色、トーマス・メイソンには時々見つかるんですよね。

靴です。

チゼルトゥ2つ穴のイタリア物っぽいウィングチップ。Tさんから。
色はバーガンディ。かかと+5mmのヒールアップをしています。

同じくチゼルトゥのプレーントゥのクロ。
とってもシンプルな靴ですが、靴の注文の大半はこういうシンプルなものです。
Nさんからのオーダーで、実は吟積みの追加オプション入り。本人だけが知るオプションです。
こういう自己満足、好きです。

当店では定番のようになっているサイドエラステックのスリッポン、
当店開店20周年のときに作ったモデルなので、
通称20周年モデルと呼んでいるものです。
何足もオーダーをもらっているMさんから、
「このカタチはほんとに履きやすいから、もう一足頼みます」という嬉しいリピート。
革色はバーガンディ。この色、最近他の方からも多いですね。

そういえば、靴、ここの3足みんな、敷革が赤でしたね。
別にこちらで赤に決めているわけではなく、お客様の選択なんですけれど。

皆様、ご注文いただき、ありがとうございました。

1月2月は、セーターやアウターなどの売上比率が高く、
オーダー物の仕上がりが割と少ないのです。

3月、春です。
昨日からシャツの3,000円offのイベントが始まっているので、
ここからまた仕上がりが増えてくると期待できます。

 


入荷速報。ギネスのアパレル、2021年の商品がダブリンから到着しました。こちらは半袖モノ、トートバッグも。


ギネスでコロナを押さえるの図。
まさかこの写真を2年続けて使うとは思わなんだ。

ダブリン、ギネス・ストアハウス内のストア、です。

続いて、半袖モノをご紹介です。
こちらもすべてMサイズをヌードチェスト96cmのメンズ・トルソーに着せました。

★ロゴ・カーキTシャツ 3,850円(税込)
100%コットン。
ギネスといえば黒なんですが、
これは珍しくアーミッシュなカーキ色のロゴTです。
S(102cm=40″.日本のM相当),M(108cm=42″.日本のL)。


Mを着ています。軍人さんっぽい?

★ゲール語入りTシャツ 3,850円(税込)
100%コットン。ゲーリックなグリーンTです。S(102cm=40″日本のM相当),M(108cm=42″日本のL),L(114cm=44″日本のXL)。


売っていながら、なんて書いてあんのか、知らないとまずい、と思って、ダブリンの友人に調べてもらいました。
上側は「液体、 黒、 ダブル」。強い黒い液、つまりスタウトの黒ビール、のこと。
下側はSaint James’s Gate, Dublin。はい、ギネスの所在地です。
そうそう、Dublinの語源は、ゲール語で黒い水の淀み、だからdubは黒なんですよ。
意味も知らずにTシャツ着てると、たとえば、fuck youとか極度乾燥しなさい、とか、!!!、???ということがありますけど、このTシャツは安心して着てもらえますね。

Mを着ています。


★ハープロゴ・Tシャツ 3,850円(税込)
100%コットン。イチバンベタな、パブスタッフ的なTシャツです。
S(102cm=40″日本のM),  M(108cm=42″日本のL)。


Mを着ています。

★袖ライン入り・プレミアムTシャツ 4,290円(税込)
100%コットン(細番手長綿)。つや消しの黒で、全てにワンランク上のプレミアムTです。
小さめの仕上がりです。タイトめに着てください。
S(92cm=36″日本のXS),M(98cm=38″日本のS),L(104cm=40″日本のM)。


これはLを着ました。

★ブラック・トートバッグ 1,980円(税込)
綿100%。横幅40cm x 高さ42cm+取っ手23cm x マチ幅15cm。
こんなものもあります。黒のショッピングトート、って珍しいでしょ。
LPレコードよりもちょっと大きい、という感じの大きさです。

ギネスのこの鳥、トーカンtaucan(=オオハシ(大嘴)といいます。中南米にいる鳥。
バッグは、ロックミシンの袋縫いではなく、マチもちゃんと外縫いされているしっかり縫製です。

現地でわずかに残っていた在庫を買い取りました。売り切れちゃったらごめんなさい。


買い物がしやすいように、webショップに掲載しました。
最新の在庫状況もこちらで把握してください。

(アイルランド社との契約により、ギネスアパレル商品の未成年の購入や着用はご遠慮ください)


出来上がり紹介。スーツ、ジャケット、トラウザーズ、シャツ、靴、そしてタイ。

物売りに忙しくて、出来上がり紹介が溜まってしまいました。
一気にご紹介です。
大きいものから順に。まずスーツ。

今春大学の入学式に臨む18歳のAさんに作ったスーツです。葛利毛織のウール100%ナチュラルストレッチのミッドナイトネイビー無地です。
未成年の方にスーツを作るのは正直あまり得意とは言えないのですが、ラガーマンの彼はかなりの大柄で既製品では合うものがなく、以前にお父上にスーツを仕立てた当店にお役が回ってきまして、お引き受けしました。
服というのは、大きい体の人ほどゆとり量を少なく取らないとダボダボに見えてしまいます。さりとて大きい人ほど窮屈に作ると動けなくなります。
特に若い人だとその塩梅がとても難しいのですが、なんとか喜んでいただける仕上がりでホッとしました。
コロナの影響で入学式があるのかどうか自体が微妙らしいのですが、
このスーツが晴れ舞台でお役に立てることを祈ってます。

ジャケットです。大きさも季節も正反対の2着。面白いものです。

小柄なKさんからは、ハリスツイードのジャケットのご注文です。インディゴブルーのヘリンベーンです。
デニムに合わせたいとのことで短めの着丈で仕上げました。


静岡を離れてもつながっているお客様も多いんです。
Tさんは静岡からご家族で東京に移られてしかもその後京都に単身赴任。
お正月の帰省も大事を取って新幹線でなく、レンタカー、
その途中に静岡に寄ってもらってのご来店です。
夏物のジャケットがヘビーローテーションでくたびれてきたので、いよいよ買い換えです。
おんなじ生地がいい、というご要望で、夏の売れ筋、カノニコのウールメッシュ素材です。
生地は同じですが、スタイルはよりかっこよく、フロントカットを大きめに、袖先を細く、と、大柄のTさん、数年前よりも体は大きくなっていましたが、
多分見た目は前のものよりもスッキリと見えているはずです。
真夏に冬物を、とか、真冬に夏物を、といった季節が反対のご注文は、お客様の都合で意外にあることなんですが、
そんなご注文にも難なくお応えできる、これはオーダーのいいところでしょうね。

トラウザーズです。
Yさん父娘のオーダーです。どちらも葛利毛織のブリティシュフラノやカシミア混のサキソニーを手配しました。

父の方から。左から、チャコール、ダークグレー、そしてトープ。
トープtaupeはモグラの意ですが、モグラ色っていうのもピンとこないので、
こういう色をトープと呼ぶことが多いです。

娘さんの方はミディアムグレーとダークグレー。どちらもやや青みのあるグレーです。
メンズの型紙から作ってますが、股上や裾幅などかなり女性向きにいじっています。

シャツに行きましょう。

愛知県のAさんから、再びリモートでのオーダーです。
左、カリビアンコットンシルバーラインの100/2G、サックスの細いロンスト。
生地入れ替えで3,000円offになった生地群から選びました。
右、トーマス・メイソンのブロード青シャツ。前にも言いましたけど、この青の色、日本の生地ではなかなか「ありそでない」色です。

白の無地オックス2枚はNさんのご注文。左右の2枚の違いを探しましょう。
左の生地、定番のピンオークスの真っ白。右はビンテージオックスの白でやや生成りがかっていて生地に重みや膨らみがあります。
左の衿型、ホリゾンタルカッタウェイ。右は、伊F社っぽい高い台衿にカーブの付いた色っぽい衿のナポリカッタウェイ。
左袖のイニシャル刺繍も微妙に変えていて、左はネイビー、右は少し明るい「ブルー」の指示です。
こういう間違い探しみたいな2枚オーダーは、うっかりしているとどっちにどっちだか、混同してホントに間違えやすいので、慎重に慎重に、オーダーシートを書きます。

靴です。

清水のYさんからのご注文。ご子息の婚礼のためモーニング姿の足元に新調しました。チゼルのラストでプレーントゥ。シンプル・イズ・ザ・ベスト、です。


伊豆のFさんからは、スウェードの紺のチゼル・フルブローグ、
♪one for the money, two for the show♪の”blue suede shoes”ですが、
特にFさんがエルヴィスのファンだというわけではないようです。

最後は今日届いたネクタイ。

これ2本口じゃなくて、一本です。Iさんからの小注文。
両端とも大剣のツインタイ、と言います。
普通に締めて使えますが、ループがないので、気になるようなら裏側同士を安全ピンで留めてください。

以上、出来上がり紹介でした。
ご用命ありがとうございました。