出来上がり紹介。春夏モノの本格展開の前に整理しておきます。

しばらくサボっていた出来上がり紹介。季節が変わるところなので、忘れないうちに。

まずスーツから。

県内のSさんから、初めてのオーダー。
いい意味で季節感の少ない、葛利毛織の毛100%ナチュラルストレッチ、のツイル、
やや明るめの紺無地で、起毛していないので、
年間通して使用できます。縫製はアルデックス。

シャツ。

会社社長のAさんは、定期的にまとめて何枚かご注文をいただきます。
ほとんどはハイエンドゾーンのカリビアンコットンか伊製の生地のストライプもので、
衿型などのディテールもほぼ一定ですが、
サイズの修正が時々入るので、オーダーシートをうっかり間違えやすくて、注意が必要です。
左2枚が長袖、右2枚が半袖です。


レディス、Cさんからのオーダー。
意外にもブルーの無地のシャツがない、ということで、
オックスフォードの生地を勧めましたが、
メンズのドレスシャツではないので、一般的なブルーよりもやや濃い目のほうがいいでしょう、ということで、
トーマス・メイソンの生地からこの色を選びました。
この濃いめのブルーの色でオックスフォード、実はアリソデナサソな色、
こういうアリソデナサソな色、トーマス・メイソンには時々見つかるんですよね。

靴です。

チゼルトゥ2つ穴のイタリア物っぽいウィングチップ。Tさんから。
色はバーガンディ。かかと+5mmのヒールアップをしています。

同じくチゼルトゥのプレーントゥのクロ。
とってもシンプルな靴ですが、靴の注文の大半はこういうシンプルなものです。
Nさんからのオーダーで、実は吟積みの追加オプション入り。本人だけが知るオプションです。
こういう自己満足、好きです。

当店では定番のようになっているサイドエラステックのスリッポン、
当店開店20周年のときに作ったモデルなので、
通称20周年モデルと呼んでいるものです。
何足もオーダーをもらっているMさんから、
「このカタチはほんとに履きやすいから、もう一足頼みます」という嬉しいリピート。
革色はバーガンディ。この色、最近他の方からも多いですね。

そういえば、靴、ここの3足みんな、敷革が赤でしたね。
別にこちらで赤に決めているわけではなく、お客様の選択なんですけれど。

皆様、ご注文いただき、ありがとうございました。

1月2月は、セーターやアウターなどの売上比率が高く、
オーダー物の仕上がりが割と少ないのです。

3月、春です。
昨日からシャツの3,000円offのイベントが始まっているので、
ここからまた仕上がりが増えてくると期待できます。