英国はノーザンプトン州ウェリンバラに在する「エリザベス・パーカー」から、
久しぶりに新作のカフスが届きました。
遊びはあるけど悪ふざけはしていない、といういいセンスのカフスを、
三千円台から五千円台という手頃な価格で提供してくれる、そのうまさは相変わらずで、
今回の入荷内容も眺めているだけで楽しくなります。
今年の１月と2月にココの営業担当のクリス女史とゆっくりと話す機会があり、
こんな質問をしました。
「ところで、Elizabeth Parkerって誰? 女社長なの? 」 「Ｎｏ．」
「じゃあ、デザイナーの名前？」 「Ｎｏ．」
「まさか、架空の人物とか?」 「Ｎｏ．」
さて、エリザベス・パーカーとはいったい誰なんでしょ うか、正解はご来店の際にお教えします。(私はこの答えの中に、ココの商売上手の秘訣が潜んでいるような気がするのです。 )
コントンさんの新作を3つ紹介します。
ベルト付きのニットワンピースです。
プリーツの入れ方が絶妙で、試着すると女性らしいきれいなシルエットが完成するんです。着ている本人は、軽やかで楽ちんなところもいいですね。
ブルーグリーンとチャコールグレーの2色。\25,200。
ウールのニットを2型。
このウール素材、ちょっと特殊でして、カシミア混?と間違うほどのヌメリがあります。
八分袖ボレロ(\26,250)と、Uネック半袖プルオーバー(\28,875)。それぞれチョコとブラックの2色。
半年に一度、数柄ずつを別注しているレディスのシャツです。
女性モノですが、メンズの素材を使い、メンズの工場で作る、という、ある意味とても当店らしいシャツで、毎シーズン楽しみにされている女性も多いアイテムです。
今回の衿型はすべて一枚衿のホリゾンタルワイドカラー。タータンあり、マイクロ千鳥あり、ドビー織りストライプあり、の3柄です。\14,700。
ケープの専門屋としてもう何年もの付き合いになるのが、アイルランドのジミー・ホリハンです。
今年の新作として１月に私がチョイスしてきたのが、ご覧の作品。袖があるわけではないのですが、ボタンフロント、衿付きのジャケットタイプで、ベルト付きです。ポケットや肩パット、裏地はありません。
ツイーディな見かけですが、とても軽量で発色もいい、女性らしい素材です。4色入荷しました。\43,575。
秋の新作は、20周年の別注モノが先行して入荷していましたが、レギュラー展開の新柄も到着しました。
メンズは5柄。近頃は、いかにも複雑に考えました、という柄よりも、一見とってもシンプル、といった柄の方が人気が高いので、ご覧のようなチョイスにいたしました。S～XL。
こちら、 レディスは七分袖です。左から二番目と右端はメンズと同柄です。
オーダーシャツの生地が約70柄、追加になりました。
カリビアンコットンの金銀銅の3ランクの糸全てに追加がありますし、またトーマス・メイソンなどインポート素材や、トレンディなスポットもの、はたまたアメカジ復活で懐かしいタッタソールチェックなど、
まんべんなく追加がされました。
オンタイムなドレスシャツだけでなく、オフタイム向きの色柄も多いです。