本日発売。開店30周年記念ジャケット。奥の手ともいえる万能究極の紺ジャケ。限定30着。男女とも。この57,000円は価値アリです。

8月に葛利毛織から届いた別注の生地は、一反・約57m、

これがようやくカタチになって仕上りました。
嬉しくってすぐに着てみました。
わたし用に作ったので当然ピッタリですが、
はい、自分で言います、30周年です。

生地は長年ずっと評判が良かった葛利毛織のsuper90’sジャケット生地ですが、
何年か前に廃番になっていたので、今回無理を言って当店のために復刻版を織ってもらいました。

ただ、色は当時よりも一段階だけ明るい紺にしてもらいました。少し黒っぽいね、という声が多かったので、せっかくの別注、お客様の声を反映しました。

フレスコ織でしかもアンブラッシュト、9月中旬から7月中旬までの10か月を通して使える、テンマンスな素材です。

これさえあれば、の万能素材なので、もうこれを勧めたら次に勧めるモノがなくなってしまう、という、禁じ手というか奥の手というか、
究極のジャケット生地ですけれど、
まあそこが30周年、正直40周年となると私70才ですのでなかなか実現可能性が低いでしょ、禁じ手やるならここしかない、と、思い切っての提案です。

で、縫ってもらったのは、栃木県大田原市のナス夢工房。
俱樂部余話・第347話でも触れましたが、ファクトリエの仲介で実現した、まさに夢のような素晴らしいファクトリー。
肩にほとんど荷重がなく、首廻りは吸い付くようです。

ハンガーに掛けると腕にねじれたような大きなしわが入りますが、
これこそ、腕が立体的に前に振れて作られている何よりの証拠です。
パターンは、英国での修行経験もある、ナス夢工房専属のK氏。
すっきりとした細身のシルエットです。

ディテールは私がデフォルトを決めました。
3ッボタンのフラップポケット、センターベント。
釦はブロンズ色の4つ穴メタル釦、裏地もキュプラ100のブロンズ色。
袖裏地はブルーの細ストライプ、見返しステッチには赤を採用しました。

このデフォルトどおりでもいいし、ご希望によって変更は可能です。
パターンオーダーですので、ご注文から約一か月後の仕上がりとなります。

ということで付いたネームが3つ。
右裏には、ドミンクス(葛利毛織のブラント)、
首後ろには、テイラーグリフ(ナス夢工房のブランド)、
左裏には、セヴィルロウ俱樂部(ジャックノザワヤのブラント)、であります。

価格は57,000円(税別)。この生地この工場でこの価格は価値アリだと自信があります。
で、生地が限られているので、受注は30着が限界です。
(レディスは3着分だけ確保していますが、前寸実績のある方に限ります。また縫製工場はナス夢工房ではなく従前のファクトリーとなりますのでご了承下さい)
事前の仮予約がすでに10着ほどもう入っていますので、あと残り20着です。
ご予約だけでも早い方がいいです。

開店30年の記念品として顧客の皆様にお持ちなっていただきたい一着です。

長年のご愛顧に感謝、よろしくお願いいたします。

 


入荷速報。アイルランドのジョナサン・リチャードJonathan Richardから、あの「いつも」のツイードシャツジャケット、新色登場です。パッチワークベストもあります。

ダブリンから、ジョナサン・リチャードJonathan Richards、到着です。

☆まずはおなじみ一枚布のシャツジャケット。46,000円(税別)。

背中から胴回りが継ぎ目のない一枚布で仕立てられている、という、
大変変わった構造でできていて、
これが適度にリラックスした印象を醸し出しています。

一体何回繰り返して発注しているのか、分からないほどですが、
ドネガルツイードの色柄は同じものを繰り返したことは一度もありません。
いつも違う色柄をチョイスしています。
今年はブルーベースの太めのヘリンボーン柄をセレクトしました。
黒系や茶系は今までやりましたが、
青系は今まで提案がなかったのです。
今年の一月ダブリンに行ったとき、やっと新色提案の中に登場したので、すかさず採用しました。
XS(=日本のMに相当),S(=L),M(=XL),の3サイズあり。

☆パッチワークのベストもまだ在庫があります。27,000円(税別)。

大人っぽいパッチワークは、まるで空から見た英国やアイルランドの牧草地の区割りのようです。
また、後ろ側、背中の方には、サイズ調整できるアジャスターの尾錠が付いてます。
こちらも、XS(=日本のMに相当),S(=L),M(=XL),の3サイズです。


入荷速報。オックスフォード・ブルーOxford Blue、その3。ウール素材もあります。オッドベストと帽子。

その3はウール素材。

☆昨年も好評でしたオッドベスト、今年は新色のブラウンと昨年同様のネイビーの2色です。

22,000円(税別)。MとL、2サイズあり。やや大き目ですが、背中にウェストを絞れる尾錠がありますので、調整できます。

☆ツイードキャップ (サイズL/59cmのみ)


パッチワーク12,000円。ハリスツイード10,000円。


入荷速報。これぞ極めつけのニットジャケット。和歌山の丸和ニットから。着ていないような着心地には秘密がたっぷり。

春にファクトリエを通じて展開した丸和ニットのニットジャケットを覚えいる方は多いと思います。
(紹介記事はこちらです)


それをさらにグレードアップしたモノが今回のジャケットです。
ファクトリエではこの秋この商品は展開しないということなので、
丸和ニットと直接交渉して送ってもらいました。

糸はカシミアに匹敵するほどの超極細メリノウール、今風に言うとスーパー140の細さに当たります。
これを世界で丸和ニットだけが持つ特殊な編み機「バランサーキューラー」で編地に編み立てて型紙で裁断したのち、
これも大変特殊な千鳥ミシンで縫い代のない縫合をしています。

平面で繋げるだけでも大変なのに、肩や脇下をよーく見て下さい、
きれーいに丸みが付いて縫合されています。
まるで一枚布のニット生地を身にまとっているかのような感触で、
秋から春まで長い季節で役立ちます。

(脇下を裏返しにして撮ってます。縫い代なしゴロツキなし、です)

 

 

ラペルから前立てあたりがべらっと笑わないように、
今作は見返しを付けて、さらにそこに内ポケットが左右に付きました。これトラベルジャケットでは必要な装備だったので、ありがたい改善です。

(裏地は袖にも身頃にも全く入っていません。薄手のセーターを着ているようなストレスフリーな着心地です)

 

 

これだけの代物が44,280円(税込)は、正直安すぎないか、と思いますが、工場からダイレクトなのでそれでいいんです、と丸和ニットがそういうんだから、その価格で行きます。

色はネイビーとチャコールグレー。サイズ、M,L,LL、の3種。
ネイビーの方が圧倒的に売れるんだろうと思っていたら、
春のセールスは意外なことにチャコールの方が少しだけ多かったです。

かっちりしたジャケットはいらないんだけど、
シャツ姿のままじゃいやだし、
カーディガンじゃくだけすぎで年寄りっぼいしなぁ、
という人、

はい、そういう人のために持ってて嬉しい一着であります。

ちなみにこの生地、ニット(編む)と布帛(織る)の二つの要素を入れ込んでいて、ハサミでカットしてもまったくほつれません。すごいんです。あ、製品のブランドは「ビブレインBebrain」といいます。

9月の三段跳び、2段目ステップの商品です。

 

 

 

 


入荷速報。ハリスツイード、最新の生地見本が届きました。今年は妙に早く到着です。

ハリスツイードの2017年版の生地スワッチがさっき届きました。
約40色柄あります。
これらすべて、
一般に普段よく出回っている400gのsuperfineではなくて、
それより一段階重たい490gのfeather weightです。
(重たい方がフェザーというのはおかしな感じですが、
ハリスツイードのランクでいうと、この上にライトとかミディアムとかヘビーとか延々と続くのです。そもそも490gの重たい生地を「羽根のよう」とたとえてしまうツイードの業界が妙な世界なんです)

ツイードを着るにはまだまだ早いのですが、
次の冬はツイードジャケットを、ともう決めている人は割といらっしゃるし、
そういう人の要望に限って意外に早く品切れを起こしてしまったりするので、
生地押さえだけでも早い方がいいんじゃないでしょうか、という意味もあり、
もう到着当日にご案内しちゃいます。


Coming soon!!別注していたジャケット生地が葛利毛織から届きました。30周年メモリアルとして9月中旬より販売開始です。

葛利毛織さんにお願いしていたジャケット用の生地が仕上りまして、
ドカンと一反(約50メートル)が届きました。

10マンス使える万能の紺ジャケット生地としてこれ以上適した生地はないので、
葛利毛織で廃番になっていたものを無理にお願いして復刻してもらったものです。

この生地を、今回新しく契約した素晴らしいファクトリー(今はまだ言えないのです)に縫製をお願いします。

開店30周年のメモリアルジャケットとして、最高の生地に最高のファクトリーでの提案ができるはずです。

サンプルのジャケットが出来上がるまで約一か月かかりますので、
それが到着次第販売開始とします。ですので、9月中旬ですね。

もうしばらくお待ちください。

(ご来店のお客様には口頭でもう少し詳しくお話しします)


入荷速報。夏物のスーツとジャケットの生地、問屋から旧品番の放出リストが届きました。広い心で選べる人には朗報です。

舶来服地の問屋から、春夏物の放出品リストが届きました。
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スーツは、テイラー・ロッジやウッドハウスなど、英国とイタリアもの、
約40色柄。スーツ仕立て上がり57,000円(税別)~。生地だけなら18,000円~。

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ジャケットは、カノニコ、ジノーネ、など、こちらも英伊の生地で、
約20色柄。ジャケット仕立て上がり43,000円~。生地のみ12,000円~。

放出モノだけあって、ストライプがきつかったり、色合いが強かったり、
そりゃクセはありますが、クオリティは確かです。

広い目と広い心で選べる方にはいいお知らせでしょう。


入荷速報。グレンオーヴァーGLENOVERが復活。まずは春のコート2モデルとシューティングジャケットを。

旧知のファッションディレクター赤峰幸生さんから
「実はね、グレンオーヴァーを復活させるという計画があるんですよ」
と電話で知らされたのは去年の夏のことでした。
それがやっとカタチになって商品が店に並びました。
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果たしてどのくらいの人がその名を記憶しているのか分かりませんが、
私にとっては懐かしいブランドです。
80年代後半、メンズトラッド業界を席巻したブランドとして、
当時は当社でも年間ン千万円の売り上げがあり、第一位の仕入先でした。

まさか20数年を経て、また『グレンオーヴァー』を扱うことになることになるとは、感慨ひとしおです。

と、まあノスタルジーに浸るのはこのくらいにして、商品紹介です。
先週、赤峰さんに直接お会いしてみっちり説明を受けてきました。

☆オフィサーズトレンチコート 98,000円(税別)
カテキュウとネトルの2色。
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赤峰さんの所有するアーカイブから掘り起こしたクラシックなトレンチコート。
オフィサー(officer=将校)用なのでエポレットやDリング、ガンショルダーなど武器装着のためのパーツは省かれています。
本来の軍服らしい着方を推奨したいとのことから、長めの着丈、ゆったりめのシルエットに仕上げ、
全季節対応を目的に袖にも身頃にも裏地は付けていません。IMG_7594
赤峰さんがどうしてもと譲らなかったのがこの素材と染料。
この綿生地、遠州浜松にある旧式のシャトル織機を使って、
ギザ88エジプト綿の強撚糸をゆっくりと二重高密度織り、にしたグレンオーヴァーのオリジナル素材。
産業革命初期の英国綿織物のイメージから、グラスゴーコットンと名付けました。
染めは天然染料で、赤褐色の方はカテキュウ染め。(アカシアの一種)、防腐剤としての効能もあるので古くから軍服を始めテントや幌にも使われてきた染料です。

カーキ色の方はネトル染め(イラクサ)。ハーブとしても使われるイラクサは防虫効果があり古くから英国陸軍服に使われてきました。「ブリティッシュカーキ」という言葉はここから生まれたのです。
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つまり、ただ、この色が売れそうだから、とか、カッコいいから、いうことではなく、意味を持つ染料と色出しだということです。
(この辺のくだり、久々に赤峰節炸裂、という感じでした。こんなに学者風に服を語れる人はこの人をおいてほかにいないのです。)
赤峰さん自身の着用シーンはこちらをご覧ください。

☆シューティングジャケット 78,000円(税別)
カテキュウとネトルの2色。
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トレンチコートと同じグラスゴーコットンを使って裏なしのジャケットです。
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背中両サイドのアクションプリーツや立ち襟もできるスロートタブなどなど、
こういうものを作らせると昔からやっはりグレンオーヴァーはうまかったよなぁ、と思い出します。
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☆マウンテンジャケットコート 88,000円(税別)
オフホワイトとネイビーの2色展開。
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アーカイブにのっとったクラシックな服だけでなく、
新しい素材で新しい服を作り出すこともグレンオーヴァーの得意技でした。
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ロングコートなのにフード付きでスポーティ、というナイロンコート、
赤峰さんのオリジナルなアイデアでした。
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このナイロン、この手の生地作りでは名の知れた、福井は丸岡の第一織物によるもので、
DICROS D.N.A.という素材。ダウンウェアのシェルとしても使われることが多く、防水性の高い高密度織物なのに動きの大変いい生地として定評のある素材。
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これを表裏の二枚合わせで使っていますので、全季節対応のレインコートとして重宝です。

このコート、「卒業」のダスティン・ホフマンが着ていたマウンテンパーカーをコートの着丈に長くしたアイデアなんだそうな。
こちらのリンクをご覧ください。

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亡くなった父がもう昔から赤峰さんのことを大変買っていたのです。たぶん70年代半ばごろ、WAY OUTの時からの縁で、そのころの赤峰さんまだ20代後半だったはずです。つまり40年来のお付き合いということになりますね。
赤峰幸生さんの会社インコントロのサイトはこちら


入荷情報。ウールジャージ一枚仕立てのライトジャケット。ファクトリエby丸和ニットから。この生地でこの縫製はなかなか真似できない。トラベルにも理想的な全季節対応です。

このジャケットはすごい。
ライトジャケット紺1
写真じゃわからないでしょうが、実際に見てみて、着てみて、
そしたら、実感してもらえるはずです。
ライトジャケット紺2
ファクトリエのブランドですが、
この生地は和歌山の丸和ニットだけが編める「バランサーキュラー」という特殊生地。スムースな動きのできる薄手のメリノウール100%です。
この生地を縫い代なしの特殊なミシンで接合縫製。なので出っ張りのないフラットな仕立てです。
ライトジャケットグレー1
だからフィット感のあるタイトなシルエットでも全くきついストレスを感じない。
真冬や真夏は難しいかもですが、でもオールシーズン着られるし、
畳んで丸めてもシワになりにくいので、
トラベルジャケットとしても使えます。
ライトジャケットグレー2
こいつはなかなか真似できないぞ、まいったな、というのが正直な感想です。

ぜひご来店のうえ、実際に試着してもらいたいです。

紺とグレーの2色。37,000円(税別)。

解説のサイトはこちら。
(このサイトからも直接に購入できますが、
当店経由でご購入の場合には特典がありますので、
事前にご一報いただくことを推奨します)


入荷案内。ご用意できました。ハリスツイードHarris Tweed。一般によく出回っているものよりも1ランクヘビーなウェイトです。

これがないと秋冬のジャケットの提案もままならない、
英国スコットランド・ヘブリディーズ諸島のハリス・ツイード、
今年も生地が揃いました。
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このところ某チェーンSあたりでロゴの露出が多すぎて、
いささか食傷気味という感もありますが、
いや、やはりいいものはいい、
で、一般に多く出回っているランクのモノよりも、
一段階ヘビーウェイトな重さ(厚さ)のランクを中心に揃えています。
新柄も新色も含まれていますので、
よーく見て下さい。
harristwd2
ジャケット62,000円(税別)~、
近頃注文の多いベストは27,000円(税別)より。