まとめて紹介。マフラー~① Maban

マフラーというのは、写真で紹介するのが意外に難しいアイテムです。

細長いカタチそのままを撮って載せてもあんまり意味がなくて、
巻いた感じをお見せすることの方が大切なのですが、
オンオフ、男女、服装、によって巻き方は一通りじゃないので、
見ている人の頭が柔かくなってくれるように訴えるわけですね。
なので、いろんな巻き方をお見せできるように写真を撮りました。

それからもうひとつ写真で伝えにくいのが、素材感です。
首元という敏感な部分に直接触れるものだけに、
タッチの触感は何より大切なものなのですが、
これが画面でどこまで伝わるでしょうか。

特に近頃のマフラーは、「薄手で細長い」というのが特徴ですから、
ますます写真撮りが大変なのですけれど、
ま、言い訳はこの辺にして、商品紹介を始めましょう。

その①は、英国スコットランド・グラスゴーのマーバンMabanの
カシミア100%モノから。
2柄6色の入荷で、サイズはすべて幅25cm長さ180cm(フリンジを除く)と細長タイプです。

☆ブロックチェックは4色。
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左から、①モノトーン、②ボルドーとブラック使いの配色、
③セピア(ベージュ~ブラウン)トーン、④アザミ勿忘草などスコティッシュヘザー系の配色。
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☆ストライプは2色。
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左の①ブラックの地にグレーの差し色、と、右の②明るめのネイビーを地に赤い差し色。

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英ポンドは今年に入って大幅に安くなったので、
価格にも反映できました。
一昨年はこのクラスのモノだと3万円近かったのですが、
今年のプライスは\21,840です。


まとめて紹介。マフラー~② John Smedley

一昨年辺りからスメドレーSmedleyからもマフラーの提案が増えています。
英国が誇るニットブランド「スメドレー」ご自慢のメリノウール、
その肌触りが一番身近にそして手頃に味わえるのがマフラーですから。

ニットのマフラーというのは伸縮性に富んでいて、
首元にぴったりと密着するので、
一般的なウィービングのマフラーとは違った表情が出ます。

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今シーズンの提案はボーダーストライプで、
ところどころに差し色が入ります。
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エッヂが丸まらないように、チュープ状(筒状)に編まれています。

☆Galette\23,100(サイズは幅26cm長さ196cm)
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パインニードル(松の葉) x ホワイト

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ミッドナイトネイビー x シルバーグレー

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チャコールグレー x アーモンド


まとめて紹介。マフラー~③ Johnstons

英国スコットランドのジョンストンJohnstonからは、
メリノウールで極薄に織った大判のロングスカーフです。

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コンパクトに折って巻いて良し、ふんわりと拡げて羽織って良し、
しまうときはとても小さく畳んでおけます。
サイズは幅50cm長さ180cm(フリンジ含まず)、価格\9,975はギフトにも適してます。

☆ネイビーにライラックのトリム
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☆ダークボルドーの地にレッドのトリム
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☆ブラウンの地にブルーのトリム
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☆トラディショナルなタータンチェック。柄名はMutedBlueDressStewartです。
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まとめて紹介。マフラー~④CraigAran

英スコットランドのボーダー地方、織物の町ガラシールズにある
小さな会社CraigAranの製品です。

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ラムズウールのマフラーですが、
7色入りの色組みがうまいなぁ、
と感心したので拾い買いをしてしまいました。

いかにもチャールズ・レニー・マッキントッシュ
(スコットランド・グラスゴー出身の建築家芸術家)
を彷彿とさせるチエック模様じゃないですか。

サイズは幅23cm長さ178cm、価格\6,300。
4種類あります。色名は便宜上私が付けました。

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①サックス使い、

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②ブラウン使い、

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③シーブルー使い、

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④イエロー使い

多色モノとしては、ここ数年人気のエベレストの10色マフラーもあります。
ついでと言ってはなんですが、もう一度ここに一緒に載せておきましょう。
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入荷速報。ピーター・プランスのシェットランドセーター

今年初めて発注しました、英シェットランド島のピーター・プランスPeter Blanceです。

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シェットランドニットと言えば、当店では長いことエベレストがお馴染みですけれど、
きっと狭い島のことです、お互いに顔馴染みでしょうし、
たぶんニッターの融通もやり合っていることと思います。

ここのセーターもエベレストと同じく「シームレス」、
つまり肩や脇の継ぎ目がない一体型の成型編みで作られています。
(もしかしたらエベレストとおんなじ編み機かもしれませんね)

エベレストとの違いは色目と仕上げです。

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まずとてもカラフルです。スコットランドに咲く花々の色ですね。
言葉で言い表すのが難しいので、
できるだけ画像で分かるように写真撮りしましたが、
お分かりいただけるか不安です。

そしてその最後の洗浄工程で、洗濯機にアザミの実を入れ込んで、
引っ掻き洗いをしています。
モヘアのストールなんかで鉄のブラシで引っ掻き起毛をする
「シャギー」shaggy(=毛足の長い)という加工がありますが、
そのシャギーをシェットランドウールでセーター丸ごとにやるとこうなるわけです。
裏を見るとシャギーする前の表情がどうだったかが分かります。
価格\23,100です。


入荷速報。コネマラのヤコブソックス

アランセーターのふるさとアイルランドのアラン諸島に行くには、
対岸のコネマラ地方からセスナに乗ります。

このコネマラの台地は、海あり山あり河あり石あり、
の風光明媚なところ。
私にとっても思い出深いドライブコースです。

そのコネマラのコリブ湖のほとり、
映画「静かなる男」の舞台になったコングにもほど近い村コルナモナにある小さな会社
Stocai Cniotail Connemara Teo(ゲール語なので発音不明) で作られているのが、
このソックスです。
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まだらの羊ジェイコブ(ヤコブ)種のごついウールが編まれています。
余談ながら、なぜまだらの羊をヤコブと呼ぶのか、というのは、
旧約聖書「創世記」に由来する話で、
シェイクスピアの「ヴェニスの商人」でも語られてますよね。

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色の混ぜ具合で3色あります。
英国サイズで4-7/Mediumという表記です。
アウトドアにもいいですが、私は、ぬくぬくと室内履きに使いたいです。\2,520。