「カウント・ゼロ」がやって来る(6/1~10)

6月上旬の恒例となりました「カウント・ゼロ」です。

これは分割10回払いまでの手数料をゼロにする、という日専連静岡の企画でして

毎年6月と11月の年二回、10日間ずつの実施を続けています。

今回の期間は、6月1日(金)から10日(日)までです。

経済学的に言うと、「10回払い手数料ゼロ」は「5.6%の値引き」と同等の意味を持ちます。結構なメリットですよね。シューズやベルト、バッグ、礼服のスーツなど、季節性のない高額品や定番品のご用命にご利用される方が多いようです。

ご利用ご希望の方は、日専連カード、または運転免許証をご持参下さい。(但し静岡県内在住の方に限ります)


地域イベントのお知らせ。富士宮でB級グルメの祭典、ですって…

今週末(6月2~3日)に、「焼きそば」の町、富士宮で、

B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」が開催されるそうです。

昨年の八戸市(せんべい汁ですね!)に次いで第2回目で、

規模は倍になり、来場者予想は十万人を超えそうだとのこと、

富士宮はずいぶん盛り上がっているらしいです。

詳しくは開催イベントのHPまで。

全部で21種のご当地自慢のB級グルメがいっぺんに楽しめるなんて、

私としては、仕事がなけりゃ絶対行ってみたいイベントですよ、コレは。


会期延長します。ニコラス・モスの予約会。

 「ニコラス・モス」の予約会、当初は20日の締め切りでしたが、期間を一週間延長し、5月27日(日)までといたします。

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 延長の理由は、何名かの方のご注文が期間内に間に合いそうもないことと、

「あれ、この人は今年まだ注文がないなぁ」という常連の方がまだ何名かおいでなので…

(そう言われて「ドキッ」とされた方、ハイそうです、アナタのことですょ…)

詳しくは「新着情報」をご覧下さい。


クリップボードをリニュアルしました

ブログの形式に変更いたしました。

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「シャツを作ろう!・オプション・フェア」 5月27日まで

オーダーシャツの有料オプションが5つまで無料、
の好評イベント、
オプション・フェアを開催します。

正式な実施期間は、5月11日(金)から27日(日)まで、
なのですが、
すでに準備はすべて整いましたので、
本日よりフライングで受付を開始いたします。

メンズもレディスも、ドレスもカジュアルも、
いろんなご相談に乗ります。
楽しいシャツを作りましょう。

詳しくは「新着情報」をご覧下さい。


帰国しました。そして偶然にも……

一月海外出張のその一、フィレンツェより、土曜日朝に帰国しました。
何してきたの、を簡単に羅列しますと、

★メンズの展示会「ピッティ・イマジネ・ウォモ」の視察…
…この様子はきっと各メンズファッション誌が詳細にレポートするでしょうから、
あえて私がココで速報する必要はないと思われます。

★ピッティ宮殿「アオスタ夫人の間」で開催の
「ザ・ロンドン・カット/セヴィル・ロウ・ビスポーク・テイラーリング」という展覧会…
この初日のオープニング・レセプションに出席していた日本人は、私を含めてわずか二人。
ということでその様子を日本語でレポートできるのは今のところ世界で私一人です。
早めにまとめてこのweb上にてお伝えいたしますのでどうぞお待ち下さい。

★フィレンツェ名物のステーキ「ビスティカ」を、
一晩はネクタイのドレイク氏一行と、もう一晩はセーターのウィリアム・ロッキーの一行と、
しっかりと食してきました。

★そして、帰国の乗り継ぎでフランクフルト空港の売店で4.5ユーロも出して買った日本経済新聞・国際版、
機内で拡げると、何と自分の名前が目に飛び込んできたのです。
金曜夕刊で長いこと続いている連載コラム、中野香織さんの「モードの方程式」で、
アランセーターの話に、私の著書が紹介されているではありませんか!

記事の内容は、別頁を作りましたので、クリックして読んで下さい。

中野香織さんとはまだお会いしたことはないのですが、
私は、彼女は女性でありながら、すでに日本での紳士服飾史研究の第一人者だと思っていますし、
また、必ず確証をベースにして、しかもとても平易に書くその文章は、
メンズ・ファッションにはこういう楽しみがあるのだ、ということを
広く伝えてくれていて、
私自身が彼女の著作はほとんど読了しているファンでしたので、
彼女が私のアランセーターの本を読んでくれていて、
それだけでなく、その内容にも高い評価をしてくれていたことを知り、
飛行機の席で思わずバンザイしたい気持ちになったのです。
(客室乗務員さんに、思わず「新聞のココに書いてあるこの人ね、実は僕なんですよ!」
と、言いたい衝動に駆られました。)

という、とんでもない嬉しいオマケが最後に付いた、3泊5日のフィレンツェ行でした。

(付記)
この記事は、その後「愛されるモード」(中野香織/中央公論新社・2009年)に収録され、169頁に掲載されています。
また、2017年7月に英国大使館にて中野香織さんとお会いできる機会があり、このときのお礼を申し上げることができました。