入荷速報。ハリソンから秋冬物のソックスやホーズが届きました

ハリソンから秋冬物が到着です。

①ドレス・ホーズ(長靴下)。
メリノウール素材、マイクロハウンドトゥース(極小千鳥格子) \1,575
ふくらはぎ部分がふっくらカーブしている立体構造です。
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レッドはチャコールがベース、オレンジはダークブラウンがベース、
グリーンはネイビーがベース、ブルーはブラックがベース。

実際に見える部分は色付きの部分なので、
ベースカラーに捉われ過ぎないようにして、色決めしてください。

たとえば、黒い靴にオレンジxダークブラウンも、
実際に履くとホーズはオレンジの部分しか見えないので、
人前で靴を脱がない限りは、これもアリなのです。

②ドレス・ホーズ(長靴下)。
メリノウール素材、ヘリンボーン(杉綾模様) \1,575
これもふくらはぎカーブの立体構造。
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ブラック、ネイビー、グレー、ブラウン。
ボディカラーの方がベース色よりも明るくなる、というのが
ベタ無地でなくてヘリンボーン柄をチョイスする所以です。

③ウール100%無地リブホーズ
クラシック・リンキング\1,575

手かがりの様なゴロツキのないリンキングを伊製マシンで実現したのが
「クラシックリンキング」です。
つま先のリンキング部分を触ってもらうと、すんなりとフラットなのがわかります。

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ブラック、ネイビー(少し明るめ)、チャコール(これも少し明るめ)、ブラウン。

複数買いされる方も多い、秋冬の定番です。

④コットンアーガイル
スーピマ綿のインターシャ・アーガイル \1,260

5つダイヤですので、
足の甲のくの字のところに来る5つ目のダイヤの色に気配りして
色選びするのがコツです。
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ネイビー、ブラック、アオミドリ、ブラウン、サンド。


入荷速報。ドレイクスのタイ、残りの発注分が入荷になりました。

本日6柄が届きました。
すべて英国製生地シルク100%。タイ幅85㎜。12,600円です。

★シルクサテンのストライプ。光沢がウォーム感を醸し出しています。

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★ベースの部分とストライプの部分で織り組織を変えているストライプです。
ちょっと幾何学的なイメージです。

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★コレも組織変化型です。
すべて紺ベースですが、紺の部分が平織りなのに
差しのストライプはヘリンボーン織りです。
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★タータンチェックです。シルクですがウール素材のように見えます。
素材の変化で季節感を演出するという手法は春夏から続く傾向です。

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★無地ライクな柄で壁紙のような模様です。
織りの立体感がふつうの無地タイにはない存在感を出しています。

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★ペイズリー柄です。
このぐらいのスッキリした柄ゆきならばペイズリーもとても新鮮に見えます。

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ということで、売り場はこんな感じで並んでいます。

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やっと選択肢充分という品揃え量になりました。
クールビズ終了に間に合ったかな、と一安心です。


入荷速報。スコットランドのBeggからカシミア+シルクの極薄スカーフ、杢色3種が入荷。

英国スコットランドのBeggから素晴らしいスカーフが届きました。
この色合いはイタリアの感性じゃないですね、いかにもスコットランドです。

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品名Staffa。カシミア65%シルク35%。35,700円。

大きさは幅85㎝長さ200㎝。だいたい畳一畳分。
で、重さはたった100g、ミカン一個です。

畳一畳がミカン一個ですよ。

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85cmの幅のまんまで身体にまとうように使う人は恐らく稀で、
だいたいは、男性だと四つ折りでマフラー状にしますし、
女性は二つ折りや三つ折りで使うこともあるでしょう。

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色は三種。
ピンクグレー、ライトデニム、ダークデニム。

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どれも経糸と緯糸が微妙に絡み合った美しいメランジェ(杢)で、
全体的には縦のハケ目が感じられます。

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昨年来当店で展開していたカシミア100%のKishornもそうですが、
Beggは商品名にスコットランドの風光明媚な土地の名前を付けることが多いので、
Staffaも調べてみました。

ありました。西部マル島の付近に実に小さな島でStaffa島が。
見事な柱状節理(北アイルランドのジャイアンツコーズウェイと同じ)が
見られることで知られているところなんだそうです。

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その島の写真を見ていて気付きました。
「そうか、このスカーフの縦のハケ目が、柱状節理に見えたというわけか」


入荷速報。英ドレイクスのタイ、新柄の一部が届きました。

ドレイクス、英国からの生地入れがちょっと遅れてまして、
3柄だけが先行して届きました。

タイ幅は85ミリ、価格はすべて\12,600です。

①ストライプ
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シンプルなストライプのようですが、
差し色のとこだけ「ローシルク」(節くれだったワイルドなシルク)をはめ込んでいる、という、
実は手の込んだ技入りです。

②ジャカード◎柄

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大きなドットのようにも見える◎柄を少しポップな感じに配しています。

③ジャカード・ペイズリー柄

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これは柄の一つ一つがペイズリー柄になっている、クラシカルなイメージです。

現在のタイの什器はこんな風になっています。
今年仕掛けたスティーブン・ウォルターズの別注とドレイクスの新作が
仲良く融合しています。

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入荷速報。秋の第一弾。英国300年の老舗シルクウィーバーStephenWaltersに別注したオリジナル・ネクタイです。

秋冬物の第一弾。

倶樂部余話【289】にてちょっと触れました、
別注のネクタイが仕上がりました。

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打ち合わせは、こんな感じで山のようなサンプルからのピックアップから始まりました。
昨年の11月、場所は恵比寿のウェスティンホテルの一室でした。

相手は英国で300年の歴史を誇るStephen Walters
Stephenと書いてスティーブンと読むのが英国式。
ですので、カタカナでは、スティーブン・ウォルターズです。
創業の1720年は、日本では享保5年。八代将軍吉宗、享保の改革です。古すぎる…
現在の所在地は、イングランド東部のSudbury。絹織物のファクトリーが集まっている街です。
英国ネクタイ業界の黒子役で、名だたる著名ブランドのタイ生地を製造しています。
そこに当店も隅っこの隅っこですがちょっこし仲間入りされていただくことになったわけで、実に名誉なことであります。

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★まずは細幅のヘリンボーン織りに中柄の小紋で4色。
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①ミッドナイト(濃紺)のベースに、ペチュニア(アサガオ系の紫)とマリンブルーの差し色。

②グラファイト(炭グレー)に、ピート(泥炭)とマリンブルーの差し色。

③ハワード(秋の草原のグリーン)に、ワインレッドとマリンブルーの差し色。

④マッド(ぬかるみの淡い土の色)に、フィールド(芝の真緑)とマリンブルーの差し色。

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柄は先方の有り型ですが、
配色は私たちが考え抜いて決めた、全くのオリジナルです。

ドレイクスにありそうな感じでしょ、でもないんですよ、今シーズンの提案の中に。
なので、どうしても欲しい色を4色に絞り切って、別注したのです。

★次はマイクロチェック。ほとんど無地ですが、
紺色が下に潜り込んでますので、独特の光沢感が醸されます。
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⑤ブラックのワープ糸を、ネイビー(紺)の地に入れています。

⑥キウイ(オリーブグリーン系)のワープ糸を、ネイビー(紺)の地に。

⑦フレンチブルーのワープ糸を、ミッドナイト(濃紺)の地に。

⑧スチール(ライトグレー)のワープ糸を、ミッドナイト(濃紺)の地に。

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縫製は、国内です。ドレイクスと同じとこで、
仕立てグレードや副素材もドレイクスに準じてます。

さらに、ループは先端をとじこんだ丁寧な仕様にし、
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そして、当店の別注らしくというか、
お遊びに、どれもそれぞれ小剣には大剣とは違う色を組みましたので、
チラリズムも楽しめます。
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タイ幅は80ミリ。ドレイクスの85ミリよりも少しだけ細めです。
長さは145センチ、これはドレイクスと同じ。

価格11,550円(税込)は、値打ちだと思いますよ。


入荷速報。岡山の石田製帽からマニラ麻の中折れハット、入荷しました。わずか60グラム、クシャッとつぶせて脱いでも持て余しません。

夏の帽子、というと、すぐに浮かぶのはパナマハットでしょう。
ま、近ごろだと、セメント屋さんちの元総理のちぴっこギャングスタイルが
似合うか似合わないか、賛否両論です。
ただ、日本でパナマは果たしてベストなのか、というとちょっと疑問です。
カビも怖いし、それと結構かたいし重い。
本来がドレスアップのときの帽子なので、クールビズのように状態でかぶると、
それこそギャングに見えかねません。
それから、脱いだときに意外に持て余す。
これ大事なことで、帽子は被っているときのことばかりでなく、
脱いだときに持て余さないということ、とても重要な要素なのです。

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ということで、理想を求めて、次の候補になったのが、
ずっと麦わら帽子を作り続けている埼玉県のTというところです。最近は通販でもときどき見掛ける機会があります。
麦わら帽子、まあ、ここではかっこよくストローハット、といいましょう、
これは確かに日本の夏にぴったり合います。
T社のデザインは、もちろんカールおじさんのような野暮ったさはないのですが、
でもどうもピンと来ない、どうしても月亭可朝……、ごめん。

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で、巡り巡って辿り着いたのが、岡山県笠岡市の石田製帽さんです。
ここも古くからのストローハットファクトリーですが、主力は婦人用の既成帽子。
5月に浜松の百貨店で催事販売に出店していたところを掴まえまして、
そこで受注生産で作ってくれるマニラ麻の紳士の中折れ帽子を発注、
待つこと3ヶ月、ようやく届きました。

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いやぁ、待った甲斐がありました。
何しろ、軽い、柔らかい、涼しい、かっこいい。クシャと持てる。
ハカリに載せたら、たったの60グラム、卵一個分の重さしかありません。
予想以上の素晴らしさです。
ただちょっと値は張ります、25,200円です。でも本パナマ帽に比べればずっと手頃です。

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理想の帽子ではありますが、ここのデメリットもありまして、
それは、納期と数です。今回もたった2個の注文で3ヶ月ですから、
もしサイズ違い色違いのご注文があっても、今年はもう夏に間に合わないことになります。
なので、この夏はほんとにご紹介できただけでも良しとしていただいて、
来年は春先に注文を受け付けて、夏の納品、というシステムを採れれば、と思っています。

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今回の在庫は、Mサイズのみ、で、ストライプのリボンの色が、濃紺と黒、の2種です。