入荷速報。英ブラックシープ社からおなじみのニットキャップが到着。ロングセラー品番ですが新色もあります

おなじみの定番ニットキャップ、英国の「ブラックシープ」社です。
過去にも、いろんなところのニットキャップを試しましたが、
やっぱりここのが一番、なんですね。

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最初はちょっときつめですが、使っていくうちにちょうど馴染んでくるのです。
私は色違いで3つ持ってます。で、多分今年またもうひとつ買うと思います。

★リブ無地 3,570円

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上から(12時から時計回りに)ツイスト、グレーツイスト、ダービーツイード(新色)、グリーン、ネイビー。

★ブクレ編み 3,990円
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無線色のブクレ編みで、まだら模様てすから濃淡の出方は一枚ずつ異なります。

★アラン柄 6,300円
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マシンニットですが、立体的ないい柄入れです。
左からオートミール、ブラック・シルバー(ブラウン)。


入荷速報。アイルランドのスタジオ・ドネゴールから今年もひざ掛け到着。見た目はゴツいのに触るとふんわり、は手織りならではのタッチ。よろけ杉綾織り、という離れ業的な柄も新登場です。

アイルランド・ドニゴールはキルカーのスタジオ・ドニゴール(Studo Donegal)から、
今年もひざ掛けが届きました。

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このひざ掛け(英語ではニースローknee throwといいます)、
ずぅっと前から知ってるのに昨年まで仕入れをしなかったのは、
私の先入観による怠慢だったと反省してます。

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↑よろけ柄 グレー系

「ドネガルツイードってことは、見た目はキレイでも、
どうせごわごわで肌触りもチクついて良くないんだろう」との思い込みから、
見るだけで触ってみなかったんですね。

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↑よろけ柄 セピア系

ところが触ってみて、驚いた。
糸はアランセーターに使うような剛毛でなくソフトなメリノ糸だし、
織りも、手織り機でゆっくりと編むので、空気を含んでふっくらと軽く織られている。
つまり、見た目とは大違いのハイクオリティでラグジュアリー。

食わず嫌い、ならぬ、触らず嫌い、なのでした。
しかも、幅110㎝という手織り機ならではの半端な寸法が、
よそにない使い勝手のいいサイズになっている、というオマケまで付いていたのでした。

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↑チェック柄 マウンテン系

更に今年の新柄は驚きの柄です。
ヘリンボーン織りを基調にしながら、両横によろけた柄を入れ込みまして、
なんとも不思議が柄ゆきを醸し出しています。
手織りじゃなけりゃできないでしょ。

写真では立体的にうねっているように見えるかもしれませんが、平面で撮ってるんです。
まるでニューグレンジの遺跡のよう、と思った方はかなりのアイルランド通です。

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↑チェック柄 フルーツ系

このよろけ柄が2色、グレー系とセピア系、
独特な配色が魅力のチェック柄が2色、マウンテン系とフルーツ系、
の全部で4柄です。

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ひざに掛けて良し、肩に掛けて良し、の110 x 155cm。25,200円。


入荷速報。モネのスカーフのリズ・クリスティが手掛けた別シリーズの手織りもの、アイリッシュ・ヘリテージ・コレクションが届きました。

リズ・クリスティの得意モノといえば、モネの絵画をイメージした独特のスカーフですが、
フランス人の絵を元に、イタリアの糸で織ったスカーフ、
果たしてこれをアイルランドのクラフトアートと呼んでもいいのだろうか、
との声が、リズの耳に入ったらしいのです。

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13fw_liz_woolscarf_blu2 ブルー

で、リズが織ったのが、100%アイルランド、ピュアアイリッシュのコレ。
元になった絵は、印象派の一人アイルランド人ロデリック・オコーナ(Roderic O’Conor 1860-1940)が
ゴーギャンたちが集うブルターニュの町を描いたThe Farm at Lezaven(1894)。

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縦糸には、アイルランド・キルケニー在の色の魔術師フィリップ・クッシェン主宰のクッシェンデールが誇る自家染色のウール糸を25色以上引き揃え、
横糸には、これまたアイルランドはドネガルのドネガルヤーン社(旧キルカーラ)が引くドネガルツイード糸をループ状にふんわりと通して、
スローにスローに織り上げました。

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13fw_liz_woolscarf_pl2←パープル

縦糸はすべて同じで、横糸で色違いを作っています。
ブルー、パープル、グリーン。

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13fw_liz_woolscarf_grn2←グリーン

落ち着いた色合いですから、男性でも使えます。私も持っています。
横18 x 縦180㎝。毛100%。16,800円。


入荷速報。アイルランド、リズ・クリスティのスカーフ、新柄到着。モネの絵画をイメージした手織りの一点モノたちです。

15年程前に出会った「モナハンのモネねーちゃん」ことリズ・クリスティと、
今こうやって仕入れ販売をしている、なんて、思いもしなかったことです。

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当時の私は彼女のスカーフを、ただモネの好きな「一発屋」としか見ていなかったのです。

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しかし、なんだか10年以上も続いている。
展示会に行っても、年々ブースはいい場所に移り、中身も充実している。
なぜだろう、と不思議な気持ちがあったのですが、この2年付き合ってみて分かりました。

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変えてるんです、彼女は意識して。
例えば、モネの睡蓮をイメージしている色柄でも、以前と同じモノは作らない、
その都度変えてきてるんです。だからいつも新鮮なイメージの睡蓮が続くのです。

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今回も、だから、フレッシュな色柄で数枚が届きました。
横糸はウールとアンゴラとモヘヤをミックスしたブクレ糸、縦糸は綿糸です。
サイズ38 x 180㎝。17,850円。

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羊のブローチも再入荷しました。1,050円。

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入荷速報。アイルランドの色の魔術師、クッシエンデールのひざ掛け。25色のストライプ織りです。

クッシェンデール・ウールンミルズ、
15年来の付き合いがある古い友人のところなんですが、
製品自体を取り上げるのは本当に久しぶりで、
私、とても嬉しいのです。

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アイルランドの中部キルケニー県、森と水の豊かな小さな町、グレイグナマナ。
中世には水運で栄えた歴史を持つこの町の修道院あとの古い建物に、
6世代も続くクッシェン家のファクトリーがあります。
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小さな毛織物の工場ですが、ここでは、原毛の洗浄から、紡績、染色、織機までも自社でまかなえる設備があります。

こんな小さな規模で、入口で原毛が運び込まれて、出口でブランケットが出てくるファクトリーなんて、
アイルランドでも、いやもしかしたらヨーロッパを見渡しても、そうそうないと思います。
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6代目のフィリップ・クッシェンは「昔からこうやってきたからね、俺にとってはふつうのことだよ」と簡単にいいますが、これはかなりすごいことなんです。

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私も一度ここの工房へ見学に行ったことがありますが、狭い建物の中にありとあらゆる機械、それもかなり古めかしい、が揃っているのに驚いたのでした。

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フィリップは、いつもダブリンの定宿が私と一緒で、私の飲み仲間の一人でして、
一緒に飲んでると、ホントにただの気のいいアイリッシュのオヤジのようなのですが、
実は彼の色に対する感性がすごいのです。

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彼の染める独特な色の毛糸は、例えばリズ・クリスティも好んで使いますし、
同郷隣町の陶芸家ニコラス・モスも、フィリップの色使いにはいつも一目置いています。

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そんな彼のブランド「クッシェンデール」が最新の展示会で出してきたのがこのひざ掛けです。
英語では、knee throw、ニースローですね、ヒースロー空港ではありません。

ひざ掛けというと無地やチェックばかりなところに、ストライプというのは大変新鮮で、
しかもこのストライプがとてもいい、25色もの糸が美しい配色となって施されています。

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ラムズウールの感触はとてもソフトで、横135㎝に縦90㎝というサイズは、
ひざ掛けだけでなく、ストールとしても重宝できるサイズなので、
「フィリップ、これいいよ」と一目惚れで買い付けました。

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グリーン、グレー、ブルー、パープル、の4色。
14,700円。


入荷速報。ハリソンから追加品番です。大柄ヘリンボーンのドレスホーズとタータンチェック柄のウールソックス。

ハリソンから追加入荷です。

★ヘリンボーン柄ウールホーズ 1,575円。

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平編みのホーズで、無地のように使える目立たない柄物、
というのがこのところ皆様から求められるところでして、
この秋冬はそんなところを集中して仕入れを掛けています。

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★タータンチェック柄ウールソックス 1,365円

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トラッドな柄なので今までもありそうなもんでしたが、
意外にもなかったんですよ、こんな柄。

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