リズ・クリスティの得意モノといえば、モネの絵画をイメージした独特のスカーフですが、
フランス人の絵を元に、イタリアの糸で織ったスカーフ、
果たしてこれをアイルランドのクラフトアートと呼んでもいいのだろうか、
との声が、リズの耳に入ったらしいのです。
で、リズが織ったのが、100%アイルランド、ピュアアイリッシュのコレ。
元になった絵は、印象派の一人アイルランド人ロデリック・オコーナ(Roderic O’Conor 1860-1940)が
ゴーギャンたちが集うブルターニュの町を描いたThe Farm at Lezaven(1894)。
縦糸には、アイルランド・キルケニー在の色の魔術師フィリップ・クッシェン主宰のクッシェンデールが誇る自家染色のウール糸を25色以上引き揃え、
横糸には、これまたアイルランドはドネガルのドネガルヤーン社(旧キルカーラ)が引くドネガルツイード糸をループ状にふんわりと通して、
スローにスローに織り上げました。
縦糸はすべて同じで、横糸で色違いを作っています。
ブルー、パープル、グリーン。
落ち着いた色合いですから、男性でも使えます。私も持っています。
横18 x 縦180㎝。毛100%。16,800円。