ちょっと贅沢なスウェットパンツ…
☆ハーマンHERMAN (\24,150)
前項のルースRuthと同じく、オーリンダコットンの吊り編み裏毛で作ったスウェットパンツ、
これ新作です。
街着にしてもいいようなスッキリとしたデザイン、
股のところは優しく切り替えてあります。
ドローストリング(腰ヒモのこと、ね) は、見えないようにインサイド側に通っています。
フィル・メランジェのお得意モノ、裏毛スウェット素材の定番です。
☆ヴィンセントVINCENT(\21,000)
「トレーナー」というのは日本の造語ですが、それを承知であえて言います。
まさに、トレーナーの中のトレーナー、これぞ、という感じの元祖的な出来です。
往年の米チャンピオン社の大傑作「リヴァースウィーブ」を、リスペクトというか、
というよりも挑戦的に宣戦布告というか、
ヴィンテージ感あふれるくず入りの糸を、
吊り編み機(ループウィーラーLoopWheeler)で、これでもか、というぐらい厚みに仕上げています。
フイル・メランジェの公式コメントでは、表面はカリッとして内側はわたのように柔らかなので、まるで「フランスパン」のよう、なんだそうです。
かなりヘビーな一枚です。おまけに身幅と袖はちょっと縮みます。
女には理解できない、男の世界ですね。
カラーは、
ナチュラル(キナリ)、
メランジェ(杢グレー)、
ネイビーメランジェ(紺)。
ネイビーだけは、リブの部分だけ色が変わりますのでツートンのように見えます。
ヤワなトレーナーなんていらない、一枚ごついヤツがあればそれでいい、という方へ、
入魂の一枚であります。
店頭に表示する看板を作るついでに、
この秋冬の展開ブランド一覧表を作ってみました。
並び順は全くテキトーです。
ホントは、ブランドロゴをクリックするとも商品解説が現れたりすると
かっこいいんでしょうが、
まだまだそこまでは作れませんてす。
お馴染みのところ、初めて聞くところ、いろいろでしょうから、
おニュー、または久々の復活のところだけ、簡単に触れておきます。
復活ブランドは、グレンフェル(英国製のトレンチコート)、
ベッグ(スコットランドのスカーフ&マフラー)、
モンテドーロ(イタリア。コットンとウールのダブルフェイスコートやドネガルツイードのPコートなど)。
新参者は、スタジオ・ドニゴール(アイリッシュツイードのジャケットやひざ掛け)、
リー・バレー(アイルランド発のアウトドアウェア。本邦初です)、
リズ・クリスティ(モネの絵画のようなスカーフ)、
ガレリアント(日本男児のためのビジネスバッグ)、
あたりでしょうか。
アラン・レジェンドは、昨年までアテナ・デザインのブランドで展開していたもので、
アラン柄の手編みカーディガンですが、
編み方やデザイン、糸のレベルなど、一般に出回っているものとは大きく変更の指示を出して当社専用に特別に編ませているものなので、
今年から、アラン・レジェンドという新ブランドを付けることにしました。
別にブランドの知名度だけでモノを売ろうとは思っていませんが、
こうやって一覧にすると、けっこう楽しみが広がるんじゃないか、ということで、
載せてみました。