ハリソンから追加入荷です。
★ヘリンボーン柄ウールホーズ 1,575円。
平編みのホーズで、無地のように使える目立たない柄物、
というのがこのところ皆様から求められるところでして、
この秋冬はそんなところを集中して仕入れを掛けています。
★タータンチェック柄ウールソックス 1,365円
トラッドな柄なので今までもありそうなもんでしたが、
意外にもなかったんですよ、こんな柄。
私が巻頭の解説6ページを担当しました。
10/12発売予定だそうです。
教則本なので、書店の手芸コーナーをあたって下さい。
世界の伝統ニット2 アイルランド アランセーター ¥1,890 (日本ヴォーグ社)
http://amzn.to/18aeS1f
続いてレディスです。
レディスはメンズよりも格段にファッション性が高く、毎年の展開が目まぐるしく変わります。
今年の展開は3品番です。
★JENNY 101,850円
昨年からの継続品番で、当店では定番的な商品となった感のあるジェニーです。
独特の直角的なキルティング、店ではあみだくじカット、と呼んでいます、
そして適度にシェイブの掛かったボディ、は、
安心して薦められるスタイルです。
着丈約78cm。カフェラテ(ライトグレージュ)、
ダークブラウン、
ヌートリア(ミディアムブラウン)。
★ERICA 101,850円
ショールカラーのような衿が特徴的で、ダウン量も豊富です。
着丈約93cm。
カフェラテ(ライトグレージュ)。
★MARY 131,650円
予約会では以前から人気のある品番ですが、
店頭販売分として紹介するのは今回が初めてとなります、メアリーです。
この品番だけ、レディス専用のひとランク上の光沢素材を使っていますので、
その分価格も上がりますが、
この何ともいえない光沢感が魅力です。
シャーリングを施した大きめの衿は「マフラー要らず」と好評です。
着丈約84㎝。
色はこの一色のみ。ヌートリア(ミディアムブラウン)です。
あの厳寒の工場訪問から8年が経ちました。
その時はまさかこれほどに太いパイプの繋がりになるとは思いませんでしたが、
振り返ればあの時の工場訪問がこの信頼関係を築く
大きなきっかけになっていたことは間違いありません。
今年のヨーツェン、メンズは3品番です。
★ARCTIC 127,050円
10年来の超ロングセラー品番。着る布団、とまで例えられるほどの北極圏モデルです。
細部は年々に改良していますが、
基本的なサイズ取りなどはずっと変わっていないので、
ややゆったり目の着方となります。
スーツやジャケットの上からでも充分な余裕で着られるタイプです。
ブラック、
ネイビー、
ダークブラウン。
着丈約87㎝。XS(日本のMに相当)とS(日本のLに相当)。
アークティックをよりかっこいいカタチに簡素化したのがフロストです。
ボディ感もスッキリとさせ、着丈はやや短めに。ファーも付けません。
でも、タイト目のスーツやジャケットならば中に着られるように、
適度なゆとりを持っています。
いつまでもアークティック一本槍に頼っているわけにはいかないでしょ、
という我々とヨーツェンの強い思いが一致した、
今シーズン一番の推奨品番です。
ブラック、
ネイビー、
ヌートリア(ミディアムブラウン)。
着丈約77㎝。XS(=日本のM)とS(=日本のL)。
お手軽ヨーツェン、として新登場。
これ、実はフィンランドでは夏物として売られています。
薄手のキルティングジャケットのような風采ですので、
初冬から春先まで長い期間に使える一枚です。
ライトウェイト、袋に収まる、からって、どこぞのウルトラ何とかとは違いまして、
中身のダウンのクオリティはもちろんのこと、
シェル素材、ジッパー、外ポケット、内ポケット、
すべてにヨーツェンのハイクオリティのスピリットが生かされています。
円安の昨今、仕入れ値から計算すると本来なら7万円を超える価格になるのですが、
日本では当店だけしか仕入れていない商品なので、戦略的価格を付けられまして、
5万円台を実現しました。
着丈約70㎝。ブラックとブルーの2色。XS(=日本のM)とS(=日本のL)。
付属の収納袋に入れてハカリに載せてみました。465gです。
昨年、当店3度目の復活取引をスタートしたグレンフェル。
英国内で、これだけレベルの高いコートを縫える技術のあるファクトリー、というと、
もうそんなに残っていないでしょう。
今回、メンズは、トレンチもステンカラーも、濃紺の「グレンフェルクロス」で、
しかも胴にも袖にも裏地を付けない一枚物、という、
レインコート的というか、オールシーズン対応の仕上げでやってみました。
グレンフェル(会社名はヘイソンワース社)がその名を世界にとどろかす契機となったのが、
1923年に開発された「グレンフェルクロス」という綿織物生地です。
エスキモー研究の極地探検に出るグレンフェル卿がつぶやいた一言から、ヘイソンワース氏が開発した特殊素材。
極細番手のエジプト綿を高密度でギャバジン織りに仕上げた素材で、
軽くてしなやかなのに、防水性、防風性、透湿性、に優れ、しかも丈夫で破れない、
という、夢の素材です。
実際に使ってみたグレンフェル卿がその効果を絶賛し、
自らの名前を生地に命名することを許可したことから、その評判は英国に拡がり、
エベレスト探検隊のテントやカーレースの防護服などにも採用されました。
そのグレンフェルクロス、英国の綿織物産業のシンボル的な存在でしたが、
かなりの手間と高価ゆえに、この会社のオーナーが二転三転していくうちに織られなくなって、
久しく市場から消え、古着屋でしかなかなかお目にかかれない幻の素材になっていました。
が、しかし、新オーナーになったのを契機に、数年前に復刻に着手、
それもちゃんと英国製で、しかも当時よりもラグジュアリーな光沢感を備えて、
ようやく復活したのです。
☆トレンチコート 131,250円
昨年版よりも着丈をやや短くしました。
裏地を付けないということは、縫製の処理が丸見えになってしまうので、
実はかえって手間の掛かることなのですが、あらの出ることなく見事に仕立てられています。
トレンチというとかつてはベージュが一番色でしたが、現在のマーケットでは、売れ筋はクロ。
でも私、どうしてもクロはやりたくなくて、なのでミッドナイト、濃紺での一色展開としました。
☆ステンカラーコート 115,500円
これは昨年版よりも着丈をやや長めにとり、少々大人っぽくしました。
防水、防風、透湿、強靱、高級感、という、グレンフェルクロスの特性を
100%引き出した全季節全天候対応のコートを作りました。
ちょこっとウェストシェイプがかかってます。
グレンフェルの本国サイトも新しくなりました。日本語で読めます。
グレンフェルクロスの解説も詳しく書いてあります。