入荷速報。オーダーシャツの生地、追加になりました。

新しい生地の一群が届きました。
総評的に言うと、色柄では、相変わらず、無地調が増えていますね。
素材としては、やはり、やや起毛した、と言ってもネルシャツほどではない、
当店で言うところの「ビエラ調」の生地感を持つようなものが多いです。これも昨年から続いた傾向です。

それでは具体的に、まず、ハイクラスの生地。これは現在の20%キャンペーンの対象になります。

左列。上から。
※カリビアンコットン・ゴールド120/2G。ドビーストライプ3色。
※カリビアンコットン・シルバー100/2G。ハケ目のダークカラー3色。
※伊カンクリーニ。タッタソール調チェック。
※伊アルビニ。極薄ネル、コットン100%。

左2列目。上から。
※伊トーマス・メイソン。英国的色使いのストライプとチェック。今回は意外にもTMに無地がない。
※伊アルビアーテ。新参。こんな硬くてヘビーなオックスフォードは初めてみました。賛否両論でしょうね。

次の列はオーバーシャツにも向いてます。上から。
※伊アルビニ。綿ネル無地3色。
※トルコ製のソクタス。新参。コットン&テンセルのテロンとした無地。
※伊アルビアーテ。硫化染め無地。アウトドアっぽい素材感です。

右の列は、リバティプリントが6柄。ブルーのはおなじみのいちご泥棒ですね。

ミドルクラスに移ります。

左列、上から。
※リンクルフリー。綿100%。
※リンクルフリー。クールマックス(ポリ100%)。
※ジャカード織。スカル柄(個人的には好かないです)。

左から2列め。上から。
※ウーリーコットン、だそうです。ウールのタッチを持つコットン、まんまじゃないか……
※極細畝のコーデュロイ。この2色はいいですね。
※綿85%毛15%のまさにビエラ調のツイル無地。もちろん水洗い可です。

3列目。上から。
※綿100%のビエラタッチの柄物。
※こちらは毛15%混のビエラ調の柄物。

右列。
※前回から登場の37.5℃シリーズ。夏は涼しく冬は温かい、という触れ込みの化学繊維。どんなものだか、よくわからん、です。
※インディゴ生地、ネップ入り。

ふぅっ…


 


シャツを作ろう!!~秋版、いい生地だけ20%off。9/8(金)~25(月)。オーバーシャツもワンピース(レディス)もOKです。

シャツを作ろう!!の恒例企画、
秋は春ほど盛り上がらないのですが、ファクトリーとしてはそうも言ってられないので、
ここで告知です。
期間は、9/8(金)~25(月)。
20%となる、いい生地だけ、という対象は以下のとおりです。

国産ロイヤル・カリビアンコットンのGold(120/2G)とSilver(100/2G)。そしてリバティプリント。

インポート。トーマス・メイソンやカンクリーニなどなど。
原則的に18,700円以上の生地が対象ですね。

今回は、通常のシャツだけでなく、
メンズ・オーバーシャツ(option3,300yen)や
レディスのワンピース(13,200yen )も20%offで対応します。

個人的には、トーマス・メーソンの無地に新しい色が増えているので、
そのあたりを狙ってみたいと考えています。


入荷速報。アランセーター、待望のGalwayWoolが到着。予定通り、明日9/1より販売開始です。


本日到着です。
弾力性抜群のGalwayWoolで編まれたできたてほやほやのアランセーター、
部屋中がウールの香りに包まれています。
これから急いで検品、撮影です。

そして、すでに到着の他のアランセーターと合わせて、いよいよ明日、販売開始です。
なんとか予定通り、に間に合いそうです。


入荷速報。シャツの生地、秋冬の新柄、第一弾です。

新着です。
まずハイエンドのゾーンから。

左上から。
※カリビアンコットン・シルバー100/2G。ロイヤルオックスフォードのリニュアル。
※カリビアンコットン・ゴールド120/2G。白ベースのドビーストライプ。
※アメリカン・シーアイランド・コットン。無地とストライプ。
右上に移ると、
※トーマス・メイソン。上2つは140/2のオックスフォード。これいいです。
次の4色は100/2のブロード、こんな無地モノ今までなかったです。これもいい。
下2柄は120/2の強めのストライプ。これもTMらしい英国調です。
※エイコーンAcornは今や唯一の英国製生地、80/2ピンオックスフォード。
※最後は伊カンクリーニの3柄。

ドメスティック(国内)の生地です。

左列。
※ネルシャツほど厚手でない起毛した無地、私はビエラ調と呼んでますが、ウォーム感のあるこの4色はおすすめです。
※下2色は優しいトーンのロンスト。
中列。
※このところ多いスモーキートーンのストライプ。霞がかった、と言えばいいのかな。
※ダークチェック3柄。平織りなので、さらりとしてます。
右列。
※イージーケア(シワになりにくい)のストライプ2色。
※表記はポリ100%の新素材。よくわかんないので、先方の解説文をそのまま写します。
【37.5™technology】タスラン調の肌触り、衣服内を暑いときは涼しく、寒いときは暖かくコントロールします。
なんか面白いタッチの無地ものです。

海外組も国内組も(サッカーみたいな言い方だ)、
全体的に、柄物よりも無地が面白いなぁ、という印象です。

最後にファクトリーからのホットニュース。
いい生地(原則17600円以上)だけ20%offの太っ腹イベントの日程が出ました。
9/8(金)~9/25(月)です。
エコノミーサービスが終わったばかりで、秋は春ほど盛り上がらないのですが、
そのつもりの方にはお忘れなくご利用ください。


入荷報告。アランセーター到着してます。クレオCLEOの6枚、オモーリャO’Mailleも6枚。どれもすごい。

ほとんどのモノは、1月のアイルランド出張時に現地のショップの店内在庫から買い付けたものです。
時期が近づいてきたので引き取りました。

ダブリンのクレオCLEOの店頭から。

一枚だけ、白baininのMuseum Jumper,通称Wing and a Prayerは、1月に頼んでおいてこのたび編み上がったもの、
貴重な一枚です。

ゴールウェイのオモーリャO’Mailleの店頭からも6枚。

濃いのは、フォレストグリーン。6枚のほぼ全てがインディビデュアル(編み手によって編み柄の異なるセーター)です。

順次、在庫表に掲載しています。御覧ください。
ただし8月中は販売を休止しています。詳しいことは、これまた、在庫表のページを御覧ください。


出来上がり紹介。ジャケット、スーツ、トラウザーズ、シャツ。

ジャケット。

夏用の明るめの紺系統で出物があれば、と、お探しに見えたMさん、
バラケの中から見つけたのが、伊ロロ・ピアーナのヘリンボーンの生地、
ウール45%シルク35%リネン20%、の3者混の素材です。


この上衿のカーブを見ただけでファクトリーがわかりますね、那須夢工房です。

次はスーツ。手持ちの夏物グレンチェックがかなり傷んできたので、買い換えよう、という、
Iさんからのご注文。

これもバラケ物からのチョイスで、やはり伊ロロ・ピアーナのグレーベースにブルーの差し色の、チェック柄。
1%のポリウレタンで、ストレッチが効いてます。ファクトリーはアルデックスです。

トラウザーズ。

ブラックウォッチのパンツが2本、Mさん。
左は英国製のウール。かなりの大柄になるので柄合わせが手作業になります、と、
ファクトリー(M社)から割増請求がありました。
右は日本製のコットン。ちょっとヘビー目の生地です。Mさん、水洗いはしない、ということでしたので、
膝裏も付けて、裾もダブルにしてみました。

これは私・野沢の。英国空軍が開発した防水素材ベンタイルの日本製ライセンス生地で作りました。
手持ちのオリーブグリーンの綿パンが、ヘビーユースで傷み始めてきたので、
こりゃ早めにもう一本手当てしておこう、と、トラウザーズを作ろう、に自ら参加しました。
まだ大雨に合ってないので、その防水効果未検証です。
水洗いできるように、膝裏も付けず、裾仕上げも三ツ巻のミシンたたきです。

シャツ。
リンクルフリーウェアとエコノミーセールのはざまなので、
今回はレディスの一枚のみです。Oさんから。

白ベースにグレージュの、夏らしいチェック、
綿65%に指定外繊維(ヘンプ)35%の素材。
ヘンプは日本語では大麻になるので、間違ったイメージを持たれがちですが、
近年は農薬も殆ど使わず成長も早く何度でも収穫できて、大変エコロジカルな素材として再注目されています。
もちろん、日本では栽培自体が禁止されているので、繊維取得目的にちゃんと管理された海外の農場で栽培されているものです。
更にややこしいことに、日本では麻というと亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)しか認められないので、
ヘンプは指定外繊維というなんか「非通知」みたいな怪しげな呼び方をされてしまうのですね。

さて、この先は、「靴を作ろう!!」の期間になりまして、
靴が続々仕上がってきてます。