2日ほどフライングで、掲載です。アツいうちのほうがいいと思いまして。
第419話「塾高と静高と湘南と」
こちらからご覧ください。
同時にメルマガも2日早く配信しています。
届いてないよ、という方がいらしたら、こちらまでご連絡ください。
また、新たにメルまずの登録、配信、をご希望の方は、こちらのフォームからお申し込みください。
カテゴリー: 11.イベント・お知らせ
大変お待たせいたしました。webShopを再開しました。
【重要】今季のアランセーターの販売方法、ドラフト方式、について。
在庫一覧表を見ていただくとおわかりのように、すでに新しいアランセーターが続々と追加掲載されています。
価格も改定しました。かなり上げざるを得ませんでした。すいません。
また、倶樂部余話にも書いたように、これからも、貴重なセーターが続々と入荷の予定です。
掲載して紹介もしてどんどん見ていただきたいのですが、しかしながら、今のところ、8月下旬までは販売休止となっています。
で、以下のように進めます。
8月下旬には今季のアランセーターがほぼ全て揃う予定です。それまではサイトを整えたりしながら、準備します。店内にもセーターを持ち込んでおきます。
実物の見学も問い合わせもできますが、販売は休止のままです。
ある程度揃った時点(9月1日予定)で、まず予約受付を解禁します。来店でもwebでも同じです。9/18(月祝)締め切り予定で、応募者多数の場合には抽選とします。
プロ野球のドラフト会議みたいなので、ドラフト方式、と名付けました。
抽選が終了しましたら、それ以降は従来どおりの販売方法、つまり早いモノ勝ち、とします。
今季はアランセーターの調達先や手段が多岐にわたり、入荷時期もまちまちであること。
価格もかなり上がっているので、全部が揃った時点で、しかもじっくりと検討していただきたい、という思いがあり、
早い物勝ちやオークション、ということにしないで、日本全国の興味のある人たちに平等に入手機会を設けたい、ということで、
こんなふうに決めました。
PayPayで1,000円戻る。静岡市の消費促進キャンペーン、8-10月のロングランです。
倶樂部余話を更新しました。メルマガも発信しました。
アランセーターの販売にも関係することなので、今回は以下にも転載します。
また、本日月初日なので、月例のメルマガも発信しております。届いてないよ、という方は、お手数ですがご連絡ください。
倶樂部余話【418】Wing and a Prayer (翼と祈り)(2023年8月1日)
アイルランド国立博物館の別館、カントリーライフ館は、アイルランド西部メイヨー県の県都キャスルバーに2001年に開館しました。ここには古いアランセーター11枚が収蔵されています。元々これらのセーターは首都ダブリンでCleo店の向かいにある国立博物館(本館)に古くから収蔵されていたものをこの別館のオープンに際して移送したものです。
私のアランセーターの本が1996年の着想から出版まで8年もかかってしまった一番大きな理由は、この11枚のセーターを取材するためにはこの別館のオープンを待たねばならなかったからでした。ダブリンに保管してあった時期ならばCleo店がそうしていたように割と簡単に頼めば見せてもらえたのでしょうが、私が見たいときに運悪く保管と修復のために非公開の遠い場所に移されてしまったのです。
6年待って、ようやく対面できた11枚のセーター。飾られているものだけではなく、ストレージに厳重管理されているものも学芸員の特別な配慮で拝見することができて、資料もたくさん頂戴し、ようやく私の執筆も進んだのでした。 これらの古いアランセーターはその後2008年のアランセーターの特別展の際に初めて一堂にずらりと並んで展示されました。この展覧会は世界で初めてアランセーターにスポットを当てたもので、嬉しいことに、私が日本での百貨店催事に際して作成した小冊子も一緒に展示されました。
そのまさに博物館級のアランセーターの中で、ナンバーワンの評価を得ているのが、1942年に本館に寄贈された通称Wing and a Prayer (翼と祈り)と呼ばれる一枚です。80年以上も前にアラン諸島で編まれたものですが、前後左右非対称の複雑な編み柄、特殊な袖付、すべてのバランス、編み手の愛情と技量とに溢れた史上最高傑作と言えるでしょう。
余談になりますが、このWing and a Prayerという呼称、このセーターに施された、翼のような、祈るような、中央の柄が印象的なのでそう名付けられたようですが、寄贈当時アメリカで流行していたジャズボーカルの曲名でもあり、それに併せてこの題名の航空関係の映画が作られたり、また奇しくも同名タイトルのドラマが偶然にも今年2023年に公開されたりしています。また、wing and a prayerというのは米国ではよく使われる慣用句でもあるらしく、運を天に任せて祈るしかない、一か八か、という意味があるようです。歌も劇もそれに引っ掛けた内容になっているのですね。便利な時代で、wing and a prayer で検索するといろいろ出てきますので、ご興味ある方はどうぞ。
私はこの国立カントリーライフ館を3度訪問し、その都度学芸員のクロダ・ドイル女史から説明を受け資料の提供をしてもらいますが、いつも、デザインの盗用や商業的な宣伝物に使用されることのないように十分に注意してください、と、念を押されます。まぁ、真似しようにもここまでのレベルのアランセーター、そう簡単には真似なんてできっこないのですが。
さて、ある時ある博物館から、このWing and a Prayerを展示ために貸してほしい、という要請が入りました。しかし貴重な一枚、もし何かあったら大変なので、レプリカ(複製)で良ければ、ということになりまして、その作成依頼がCleoに入りました。技量、経験、長年の博物館との付き合い、いろいろ考えると、Cleo以外にこの複製を引き受けられるところはほかにはないでしょう。相当苦労してようやくレプリカが編み上がった頃、そこにコロナが襲い、欧州はロックダウン。話はすべてオジャンになってしまいました。
ある日CleoのFacebookでこのレプリカが販売されていることを見て、
私は驚くとともに心配になって、博物館モノを模倣したセーター、売って大丈夫、博物館の許可は取ったの、と、
Cleoに問い合わせたことで、このような経緯を知った次第。俄然むくむくと欲が湧いてきて、じゃあもう一枚レプリカを編んでもらったら、それ日本で売ってもいい?、と思い切って聞いてみたら、他ならぬ野沢の頼みであれば、との快諾。
ようやく編み上がって、今荷物は経由地のヒースロー空港にあるらしい。まもなく到着します。ただ、売り方は、早い者勝ちにはせずに、平等公平に機会均等に配慮してちょっと工夫しますので、どなた様もぜひご期待ください。(弥)
(写真はIreland National Museum Countrylife 提供)
毎夏のお楽しみイベント。シャツを作ろう!!~エコノミーサービス。今年から7月開催。オーダーシャツが2枚で19,800円。男女とも。7/6(木)から7/24(月)まで。生地が届いたので内容更新して再掲載。
今まで8月でしたが、今年から7月開催となります。
POPができましたのでご覧ください。
期間: 7/6(木)から7/24(月)まで。週末3回を含む3週間弱です。
価格: 一枚9,900円(税込)。お一人2枚以上でお願いいたします。つまり2枚で19,800円、です。
納期: 7/16(日)までの受注分は9/15(金)着。7/17(月)以降受注分は9/28(木)着。
一年分のシャツをこのときにまとめて作っておこう、という方もいらっしゃるほど、年一回の恒例イベントです。
ぜひ奮ってご参加ください。
今年の生地が届きましたので、ご紹介します。袋に入ったままなので、ちょっと見にくくてすいません。
まずブルー、グレー系をまとめました。ネイビーやチャコールなど、近頃は濃い色のご注文も増えています。
次は、上2段がストライプ、下段が無地のグループ。
グリーン系を増やして、というリクエストが効いてますね。
無地はピンク、イエローの他、ベージュやオリーブ、カーキなど、色数が充実しました。
チェックの一群。こちらもグリーン系を増やしてもらいました。
白系の無地。分かりにくくてすいません。真っ白もあればオフ白もあります。
オックスもあればブロードもツイルもあります。
こちらはドビーのストライプもの。いっときよりも人気薄なので、入荷も少なめです。
最後がスワッチ。ファクトリー持ちの生地です。今年はこれだけ。
もちろん、候補に取り上げた生地は私がどんどん袋から出しますから、遠慮なく多めに取って行ってください。
期間中は火曜水曜でもできる限り対応いたします。前日までにご連絡ください。(7/12(水)を除く)
アポ無しでも構いませんが、準備の都合上、なるべくご来店前にご一報ください。直前でも構いません。
09017434089 または 0542520231 まで。