倶樂部余話【408】令和4年台風15号(アジア名「TALAS」)(2022年10月1日)
(バックナンバーを含めたリンクはこちらからどうぞ)
今回は予定を変えて書きます。この度の台風被災について、触れないわけにはいかないからです。
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ファクトリーからPOP原稿が届きました。
秋冬期はオーダーシャツのご注文が春夏期よりも減りますし、
また、店としても、シャツのオーダーよりもセーターやコートを売ることに忙しくなりますので、
あまり積極的にプッシュすることもしないのですが、
シャツのファクトリーとしてはそんなことも言ってられません。
こうしてイベントも企画してPOPまで作って送ってきます。
ですのでお知らせしないわけにはいきません。
ビエラ調の無地や細畝コーデュロイ、ダンガリーやインディゴもの、などが秋冬期のおすすめです。
ただ、タッタソール柄だけは、もう少しあとに、英国OxfordBlueから既製品の新柄が届きますので、それを待っててください。
なんだかやる気があるんだかないんだか、のおかしなお知らせになっちゃいました。
春の企画まで続けました「3,000円off」のキャンペーンが、この秋から「20%off」にリニュアルされました。
価格が上がるごとに値引き額が増えますので、実質的にはオトク度が増えたことになります。
対象生地を一覧で撮りました。
上段。左、カリビアンコットンシルバー100/2G 17,600円 (当店一番人気の一群です)。
中央、カリビアンコットンゴールド120/2G 19,800円~(国産生地の最高ランクです)。
右、トーマス・メイソン 22,000円~(伊製ですが英ブランド)。
下段。左、伊カンクリーニ 20,900円~(機能性素材も増えました)。
中央、その他インポート 17,600円~(伊のアルビニ、モンティ、レジューノ、など)。
右、リバティプリント22,000円(英リバティのライセンス品)。
これらがすべて20%offです。
期間は9/8(木)~24(土)の3週末。(9/25(日)は晴庭雨業)
秋冬はセーターやアウター、ジャケットが増えるので、
シャツの企画はこれが唯一になる可能性が高いです。
お忘れなくご活用ください。
5月のアイルランド出張から4ヶ月、
わずか4月でここまで実現できるとは正直、思ってませんでした。
苦労話や自慢話をあんまり売り言葉にはしたくないのですが、
しかし、涙が出るほど感慨ひとしおなんです。
ゴルウェイウールというアイルランド原種の羊による貴重なウールが今年初めて発売になる、
というアイルランドからの小さなニュースを見つけ、そこからいろんなつてを頼って連絡が取れて、
ゴルウェイウールのファームまで行って直談判。ブラットネイドBlatnaidに
「このウールを使ったアランセーターを仕掛けたいんだ」というプロジェクトに了解を得ました。
ゴルウェイウールは生産量がとても少ないので、誰もが買えるというものではありません。
そんな中、ゴルウェイウールを小さい単位で仕入れて販売する権利を持っている
アイリッシュファイバークラフターズのサンドラと、
糸の手配、セーターのデザイン、ニッターとのやり取り、など、諸々の打ち合わせ。
世界初、アイルランド原種のウールを使いアイルランドの編み手によるインディビジュアルなアランセーター、
これがようやく目の前に届きました。
ゴルウェイウールに使われるアイルランド原種の羊ゴルウェイシープは白い羊だけなので、
色はbainin(ゲール語でボィニィーン、そのまま、という意味です)だけです。
箱を開けた途端にウール独特のラノリンの香りが漂います。
見ると想像していた以上の浮き彫り模様が目に入ります。
持ってみて、びっくり。驚きました、軽いんです、えっ、と一瞬思いました。
「そうだった、GalwayWoolは2plyなんだ」
今まで、オモーリャにもアランレジェンドにもドネガルの3plyを使ってきましたから、
重量比として3分の2の軽さです。
でもどうです、写真を見ていただくと、この浮き彫り模様が、
今まで以上にくっきりと編み上がっていることがおわかりいただけることでしょう。
これがGalwayWoolの素晴らしいところなんです。膨らみと弾力性がものすごいんですよ。
だから2plyでも3ply以上に凹凸が鮮明に表現できるんですね。
GalwayWoolもIFCも、ラベルやタグの制作ノウハウを持っていなかったので、
これらは日本サイドで用意してアイルランドへ送りました。
さて、届きましたけれど、これから検品、計測、写真撮り、と、まだまだやらなきゃいけないことがありまして、
すぐには販売できません。
先に届いたオモーリャと同時公開が望ましいことなので、
9月1日(木)午前中に同時公開することにします。
価格は決めました。118,800円(税込)です。
GalwayWoolが貴重で少量なため高価であること、
関わる人(ウール提供者、コーディネーター、ニッターなど)すべてが持続可能な適正な利益を得ること、
から、はじき出した価格です。
そのため、オモーリャよりも高くなりましたが、そのような理由から決めたプライスですので、
ご理解を頂けましたら幸いです。
追記9/1
公開しました。こちらからご覧ください。