4/10(土)は島田市「And Wool」へ4回目の「移動ショップ」です。

当店では「移動ショップ」と呼んでいるイベントです。
4/10(土)は私ごと店ごとお客様ごと、AndWoolさんへ移動して、
オーダーのニットや村松氏の新作など、あれこれを一日楽しむ催しです。
今回で4回目になります。
そろそろこちらでもご案内を、と思っていた矢先、
AndWoolさんのほうが先にブログで紹介してくれたので、
シェアすることにします。
どうか4/10(土)は、静岡市のオフィスではなくて、
島田市金谷のAndWoolさんへ集まってください。
レディスが中心となりますが、メンズもあります。

And Woolさんのブログ記事はこちらです。
https://www.andwool.com/blog/2021/03/15/000000

商品の案内なども上記リンクから先方HPにてご覧ください。



【4月10日(土)】ANDWOOL店舗ニットのオーダー会を静岡のアパレルショップ『ジャックノザワヤ』さんと一緒に行います。


私たち ANDWOOLでは、ウールやカシミヤ・ヤクの素材を良さを最大限に引き出すために、一点一点【手編み機】を使い、独自の加工方法で優しく作っています。

編み手職人を育てながら、少しずつ作っているので大量生産はできません。特にセーターやカーディガンは非常に技術や手間がかかるため、生産数に限りがでてしまいます。

そこでこの度、これからの春夏シーズンや、来季の秋冬シーズンに向けて、手編み機ニットのオーダーを承っております。
(店舗では、着丈や身幅、袖丈などをお客様のご希望にお応えするようなセミオーダーも承ります。)


◎春夏シーズンには、リネン素材や、シルクリネン素材が、サラっとした肌触りが汗ばむ季節にも、お手入れしやすく、気持ち良くておススメです。

◎秋冬シーズンには、希少な羊毛や、モンゴルのホワイトカシミヤ糸・遊牧民から分けていただいたヤク糸を手編み機で優しくゆっくり編んだニットは、私たちの独自の加工と合わさって、とても軽く暖かいニットに仕上がります。このニットを是非 一度、袖を通しにご来店いただければ嬉しく思います。

 

ファッションブランド【muuc / ムーク】の新作も並んでおります。

 

 お気軽にご来店ください。

よろしく御願い致します。

ANDWOOL

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期間折り返しにつき再掲します。イベント。シャツを作ろう!~リンクルフリー・フェア。形態安定加工の約40柄を2,000円offで。レディスも。2/19(金)~3/21(日)。


オーダーシャツのイベントでは初めての企画で、
リンクルフリー・フェア、です。
リンクルは皺(しわ)のこと、フリーは「なし」の意味で、
リンクルフリーは、シワなし、でして、
形態安定加工を施した、俗っぽく言うと、ノーアイロンのことです。

すべて日本製で綿100%の約40柄。
12,000円または14,000円(税別)。
ここから2,000円offになります。
仕上がりまでは約2週間です。
期間は、2/19(金)から3/21(日)までのほぼ一ヶ月間、
と、ロングランです。

このリンクルフリー生地、発売当初は、
芯地が固くて熱に弱い、通気性が悪い、など、課題も多かったのですが、
改良が加わって、クリーニングもOKになり、着心地も一般のシャツ生地と変わらないように向上しました。
形態安定のシャツ生地はポリ混紡が多い中で、綿100%というのは割と少ないんです。
ワードローブの中に2.3枚ぐらい持っていると便利です。アイロン好きの私でもそう実感します。

この機会に是非。

初めての方はサイズ見本を試着しやすい服装でご来店ください。
リピートの方には、過去のデータを準備しますので、ご来店前にご一報いただけますと助かります。

 


月例エッセイ「倶樂部余話」を更新しました。メルマガ配信も。

月例エッセイ「倶樂部余話」を更新しました。第389話「おかえり、ただいま。」
こちらからどうぞ。お読みいただけると嬉しいです。

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3月も継続して、ジャケットを作ろう!、です。が、新しい生地。~英国ハリソンズのSEA SHELLを20%offで。まるでリネン100%、でもシワにならない、色も豊富、英国製。

さすがに2月に麻モノの提案はちょっと早すぎたようで、リアクションが少なかったので、もう一ヶ月延長します。

以下、2月開催時の再掲です。

2月いっぱいのイベントは、昨年と同様に、ジャケットを作ろう!!、です。
でも再放送じゃありません。新発売の生地を提案します。

赤いバンチでおなじみハリソンズの新提案は、
SEA SHELL、貝殻の意味ですね。無地の26色です。
裏表紙には沖縄のお土産のようなカラフルな貝殻の写真があります。
360g/m(12.7オンス)、英国はヨークシャー、ハダースフィールド製、
組成、これが大事、書いてあるとおりに言うと、テリレン55%、リネン45%、です。
テリレンは英国の言い方で、日本で言うところのテトロンにあたり、洗濯表示ではポリエステルの表記になります。

まず杢糸(メランジ)の系統がこんな感じ。

リネンらしいミックスな色合いです。

そしてソリッド系がこういう色です。

紺系だけでも4色。色によってはウールやコットンのような色合いもあります。

最大の特徴は、シワにならないリネン、というところ。
でも触感はまるでリネン100% というのがすごい。
従来こういう機能性強調の素材はイタリア製に多くて、
リネン系の素材でもよく見かけますが、
みんなヨレヨレとコシもハリもない、いかにも化繊混じり、のものでしたが、
このSEA SHELLは、ハリもコシもしっかりとあるんですね。
ウェイトも約13オンスとそれなりにあるのに通気性はいいんです。
生地の耳には、誇らしげに、Harrisons Made in Huddersfield Englandの文字。
英国製ですから、イタリアのような2ply x 1plyじゃなくて、経糸緯糸ともに2ply同士というのも、このハリコシの良さに影響しているでしょう。これは嬉しいです。

そして豊富な色数。ご覧のとおり、麻らしいナチュラル系の色合いだけでなく、暖色系や暗色系もしっかりと揃ってます。

価格も魅力ですよ。
ジャケットで57,000円~69,000円(税別)と、ハリソンズのジャケット生地の中では一番手頃な価格です。
ここから、2月限定で20%offで承ります。つまり、45,600円~55,200円となります。

で、なんで春は名のみのこの時期に春夏のジャケットのキャンペーンなのか、
まだ寒いのに、早すぎるんじゃないの、という疑問もあるでしょう。
なので、ここは再放送なのですが、昨年の原稿を引用します。

春夏のジャケットは、秋冬モノに比べれば売れる数は当然少ないのですが、
それでも、このくらいの薄さの春夏ジャケットは確実に需要があるはずなのです。
多分、「持ってないけど持っていたいと感じている服、なんですか?」とアンケートを取ったら、きっと上位に位置するアイテムでしょう。
なのに、それほど売れない。なんでだろう、と、考えると、
お客様からよく聞くのは、「いつ頼んでいいか、タイミングがわからない」という声。
まだまだ早いかな、まだ早くかな、と思っているうちに、暖かくなってきて、しかも出来上がりに5週間掛かりますから、
そろそろなにか考えようか、という頃にはすでに時期を逸してしまう、
じゃあもういいかな、と気合もしぼみ、そしてダラダラ暑いだけの夏に突入、
上着なんか見るのも嫌だ、となってしまう、毎年その繰り返し。
これは売る方にも責任があります。同じく「いつ売ったらいいのかわからない」、こちらもだんだんその気が失せてくるのですね、それじゃいけないのはわかっているのに。

タイミングを見計らうのが難しいのなら、
いっそ一番最初に持ってきちゃえばいいんじゃないか。
想像するのが難しいなら、
想像を躍起するインセンティブを付けようよ。

昨年は、ハリソンズのINDIGOというウール80%リネン20%の生地を紹介し、
それなりの手応えがありました。
今年は、運良くこのSEA SHELLが新発売されましたので、
これを紹介するキャンペーンができて幸運でした。

どうかひたむきに前向きにご検討いただければありがたいです。

私、何色で頼もうかなぁ、悩んでます。


月例エッセイ「倶樂部余話」を更新しました。

倶樂部余話【388】 11ヶ国17都市(2021年2月1日)

毎年この時期の余話は海外出張の報告を慣例にしているのですが、今年はそれがありません。ぽっこり抜け落ちてしまって、ほんとに心に穴が空いたような気持ちです。

 出張の主目的はアイルランドの首都ダブリンで1月に開催される大展示会にのべ丸二日間入り浸って20数社の人と次々に商談をしていくことで、静岡の店を留守にするのは4-5日間だけのことなのですが、ハードな仕事とは言えやっぱり年に一度外国に行くのは楽しいことで、その準備は10月半ばぐらいからわくわくと始まるのです。

 最初の準備はまずフライトプランを考えることから始まります。アイルランドは欧州の西の端にあってしかも日本からの直行便はないので、必ずどこかで乗り継ぎます。これ幸いで、ダブリンの帰りにどこかの都市に立ち寄ってから帰るというプランが組めます。どの航空会社に乗ってどこに寄ろうか、これを考えるのが何より楽しい。

 これまでダブリン出張のついでに飛行機(アラン諸島のセスナ機を除く)を乗り降りしたところを数えてみたら、11ヶ国17都市になっていました。都市数のほうが多いのは、英、伊、愛、は乗降地が復数あるからで、その他の8ヶ国は、仏、独、蘭、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、トルコ、カタール。これで11です。近頃ではありがたいことに欧州内のLCC(格安航空会社)が充実していて、おまけにダブリンはLCCの雄ライアンエアーの本拠地なので、かつてよりもプランの組める可能性が格段に広がっていて、例えば、昨年のように、トルコ航空で三人でダブリン行って、私と妻はローマで観光、娘だけロンドンに飛び、イスタンブールでまた合流して帰る、なんていうプランはライアンエアなしにはできない芸当でした。

 これを国際線の航空時刻表サイトを検索しながら、ここには行けるか行けないか、乗り継ぎが間に合うのか、あれれ曜日が合わなくて飛んでない、とか、いろいろ探るわけです。これも仕事のうち、と自分に言い訳しながら、1ヶ月以上かけて可能性を追求します。実に楽しい作業です。フライトプランが決まると、宿の手配、レストランの検索、などお決まりの準備、もちろん仕入先への発注の下調べも入念にしますよ、仕事ですから。意外に手の掛かる支度が手土産で、外国人や在留邦人に日本から持っていく手土産も20個以上となるとそれなりの荷物ですが、これまでに育んできた大切な友情の証ですから、手抜きはできません。それと稀にあるのが不良品の戻し。セーターやコートなど、これで行きのトランクが一杯になったこともあります。

 と、まあ、わずか4-5日の海外旅行ですが、あれこれこういう下準備があってのもの。今年はこれがごっそり抜け落ちた。なので悔し紛れに今回はこんな余話を書いてみました。(弥)


And Woolさんが大賞を取りました。

何度も移動ショップを実施して、大変お世話になっている島田市のアンド・ウールAnd Woolさんが、静岡県の「お店デザイン表彰」の大賞を受賞し、
このほど新聞記事として紹介されました。

受賞のことはちょっと前から聞いていましたが、新聞に載ったのを契機に紹介いたします。

私の目の付け所は間違ってない、と、ちょっと自信満々、で、
とっても嬉しいです。