
配送会社の伝票登録の手違いがあり、4個口だと思いこんでいた荷物、実は2個だけで、
届いたのはほんの数枚、という事になりました。
問い合わせも増えているところなので、急いで計測を済ませて在庫表にアップしました。
あんまり煽りたくはないのですが、でも、早い者勝ち、という感は否めないです。
カテゴリー: 05.ニット・カットソー
入荷速報。アラン・レジェンドAran Legend、カーディガンとベスト、アイルランドからようやく到着しました。
アイルランドからやっと届きました。郵便で送らせたら3週間も掛かりました。
webにも在庫を載せましたので、もう注文もできます。
webShopからもお求めになれます。
業界紙(繊研新聞)に紹介記事が掲載されましたので、ここに載せます。
情報公開解禁です。私の宝物、モーリンのアランセーターから素晴らしい商品が生まれました。やっと今日からお話できます。
ここからの話は、まず、本日載せた私の月例エッセイ、倶樂部余話【396】A SWEATER IS LOVE (セーターは愛) をお読みいただいていることを前提とします。
本日情報解禁になりました。やっとお話できます。
色々語るよりも、米富繊維から発表された4ページのプレスリリースをそのまま掲載します。
PDFで見られる人は、以下のリンクからどうぞ。こっちのほうがクリアに読めるかもしれません。
THIS IS A SWEATER.アランセーター_compressed
発売は11/15からですが、私の方でも予約注文を取りまとめます。
商品サンプルもまもなく手元に届きます。
私の取りまとめを経由してご購入いただいた方には、
私からのお礼として、私の本(CD版)またはアラン諸島の番組DVDを
私のサインを入れて進呈いたします。
奮ってお問い合わせください。
一つ言い忘れたことがあり、追記します。
このセーターにはもれなくこのセーターに関して述べられた割と豪華な小冊子が付きます。
その中には10000字超えの私の書き下ろし文が入っています。
拙著発刊後20年間のあれこれも綴りましたので、こちらもぜひ読んでほしいです。
出来上がり紹介。いろんなものが仕上がりました。
この辺りで一度やっておきましょう。文末に、特別情報を載せます。

まずはニット。これ私のオーダーしたセーターです。
前回4月の金谷・And Woolさんへの移動ショップのときに注文したもの。
肉厚でしかもカシミアのようなぬめり感のあるタートルが欲しくて、
ラムズウールを3plyして編んでもらいました。
一度着てみたかったマスタードの色を選びました。
最大の特徴は、タートルの部分、変わったケーブル編みになってるでしょ。
これ、ノーマルなケーブル編みをわざと裏向きにして見せています。
前身頃と後身頃をつなぐ肩線のジョイントが手仕事らしい細やかさが伺えて、嬉しくなりました。
かなり満足してます。
サイドゴアブーツはHさんのご注文。トゥにはメダリオンを追加しています。
ソールは、クレープソール。ワラビーなんかでおなじみの生ゴムです。
多分当店では初めての選択かも。
続いてシャツ。
静岡から山梨に引っ越されたMさん。袖口にMの刺繍があリます。
久々のご来店です。中部横断道でアクセスが良くなったのが理由でしょうか。
2枚とも衿腰低めのスタンダードBDで、左は伊カンクリーニのグレー無地、
右はソメロス(ポルトガル製)のブルーのシャンブレー織り。
コーデュロイのシャツはNさん。ワインレッドとブラック、
どちらもナポリカッタウェイ、通称Fィナモレ衿、の
衿の高いカラーです。
ワインにはマーブル釦を、黒には黒蝶貝を施しました。
レディスです。緑のシャツが欲しい、というKさんの熟考の一枚。
クレリックで小さいラウンドカラー、という選択、正解でした。
袖口は白にしないで、という選択も、送りバント的なグッドな貢献です。

オーバーシャツ、Sさんから。グレーの綿ビエラ(薄手のネル)で羽織りのシャツを作ってみました。
オプションフェアを活用して、腰の両ポケット、ナットボタンの黒、背中のハンガーループ、を入れ込みました。

ハリスツイード、濃いブルー(紺じゃなくて)のヘリンボーン、で、ジャケットのご注文はAさん。
一緒に仕上がったオックスフォードのBDシャツと組んで撮りました。
さて、以下の2つは、出来上がり紹介、ならぬ、出来上がらなかった紹介、です。
一つは私の発注ミス、品番を間違えて違う生地を頼んでしまったもの、
もう一つは、生地を頼んだ直後に、やむを得ない事情でお客様からキャンセルが入った生地です。
まずこちらはハリスツイード。濃いブルー(紺ではない)の無地。

2,0mですので、ジャケット用です。
この生地に限り、通常価格より11,000円引きでお作りします。
ジャケットですと、値引き後の価格が61,600円~、となります。
もう一つがこれ。

ベンタイルのオリーブ。英海軍が開発した、海上に墜落したパイロットが20分沈まないための服地、それがベンタイルで、
この生地はそのライセンス品で日本製です。綿100%・強撥水性あり。1.8m。
ジャケットまたはトラウザーズ、に仕立てます。
これは通常価格から6,600円引きで作ります。
ジャケットですと48,400円~、トラウザーズですと24,200円~、となります。
当然ですが、どちらも、先着1着限り、です。
ここの記述までたどり着いた方だけが得られる特典です。
出来上がり紹介。そろそろ秋を視野に入れた品々が仕上がってきました。
秋冬物の入荷が続々と予定されているので、その前に出来上がり紹介をしておきますね。
靴を作ろう!のキャンペーン終了間際に駆け込みで入ったご注文から。
まずKさんのサドルシューズ。
黒同士、スムースとスコッチの革違いでコンビにしました。
ウェルトはストームやスリットにはしないでおとなしめに、
リブはかかとへのダブル巻きで、少しだけずっしり感を出しました。
スコッチの型押しでベルトもお揃いで作りました。
Sさんは宮城デンのVチップ、前回と同じモデルで、色違いでバーガンディ(赤茶)のご注文です。
前回同様に、スリットウェルトのダブル巻き、ソールはタフソール、です。
キャンペーンの最終日7/31にHさんから入ったオーダー、
外羽根のホールピーススタイル、革は英国製のスウェード(スーパーバック)に、
キャップトゥだけエナメル、というコンビ仕様です。
Dウィズで甲も薄いので、甲ベロ(タン)にスポンジを入れ、
ヒールも5mmアップ、さらにピッチドヒールで、シュッとさせてます。
9/2に届いたのがこれ。
わかんないですよね。ジョン・スメドレーです。
すべて秋冬モノのメリノウール、メンズとレディスも入ってます。
4月に顧客に呼びかけて、集めた注文の分だけの入荷です。
一般販売は予定がありませんが、品番によっては取り寄せも可能ですので、
ご希望の方はお問い合わせください。
これらの入荷分は本日見えたY子さんですべて引き渡しが完了しました。
この帽子は、ご主人のジャケット生地の余りで、奥様がご注文の中折れハット。
生地はスコットランド・ロバットミルによるポーター&ハーディングのハーツイストです。

秋に長く着られる素材で、ブルーのジャケットを、というご要望はMさん。
オススメした素材は、英W.Billのフェニックスです。
秋冬のジャケット生地ですが、生地の厚さがスーツと同程度なので、かなり早い時期から着られること、
そして、W.Billはスーツ生地よりもジャケット生地のほうが得意で、他社にはないいい色柄があること、
なんかがおすすめした理由ですかね。
この色も寒色のブルーですが、杢調で彩度をかなり下げているので夏っぽさを打ち消しています。

チャコールグレーのスーツ。Fさんから。
葛利毛織のロングセラー、super140’sフランネル、です。
フランネルなのに軽量で動きやすく、ツヤ感もある、という、
過去十数年にわたり、多くの方にお勧めしてきました。
冬よ来い、早く来い。
今回はここまで。えっ、シャツはないのか、って、
はい、エコノミーサービスの前半の分がまもなく届きますよ。




