フィル・メランジェ、サディアスTHADEUS。
28,080円(税込)。Melangeのみ採用。
タンザニア産のオーガニックコットン100%の糸を、吊り編み機で編み立てた裏毛素材を、
ラグランスリーブのジャンパーに仕立てました。
前立ての裏側やポケットの縁取りには、リップストップ入りの綿布帛を施し、
強度増とアクセントを兼ねています。
スウェット物は興味あるけど、フード付きのパーカーは苦手、という方、
お待たせしました、答えはコレです。
フィルメランジェの定番パーカー、その名もPARKERとJEFFREYがリニュアルされました。
カッコよく言うと、価格と製法の整合性を見直しました、ということでして、
平たく言うと、今までの吊り編み機での生地づくりがかなりのコストアップとなり
想定価格3万円超、となってきたので、
風合いを損なわない工夫を加えたうえで、生地の編立をシンカー編み機に変更をして、
そのかわりに価格を維持する、ということにしたというわけです。
試着してみましたが、
定評のフワトロ感は損なわれていないので、
このマイナーチェンジ、成功と言っていいでしょう。
ということで、リニュアル後の品番名はそれぞれ後ろに2が付いて、
PARKER2とJEFFREY2、となります。
★PARKER2 21,600円(税込)
ジッパーは従来通りスイスのririですが、
メランジタイプから単色モノに変わりました。
ラジオ体操してるわけじゃないんです。
面白い作りをしていまして、脇の下の縫い目が右側にしかありません。
左側はノーシームなので、丸胴じゃなくて片胴、とでも言えばいいのでしょうか。
↑Mix Melange(前身頃と後身頃だけが濃い色になっているツートンタイプです)
↑Light Melange(こちらはすべて同じ色の単色タイプです)
★JEFFREY2 25,920円(税込)
単純にかぶりのPARKER2の前を開けたということではなくて、
両者は根本的な作り方が違っています。
一目でわかることは、まず、こっちはラグランスリーブになっているということです。
そして、さらに、腕の下側に、大きな三角形のガゼット(リブまち)が施されています。
脇下のシームは左右共にあります。
倶樂部余話【313】 でも紹介しましたとおり、
英国スコットランド、シェットランド島で編まれる無地のシェットランドセーターの逸品、
「エベレスト」の生産が今年で終わることになりました。
で、最後の最後に少しだけ確保できました。
ライトグレー、シェラ(ミディアムグレー)、モギ(ダークナチュラル)の3色、
丸首プルオーバーで38サイズのみです。
価格28,080円(税込)です。
商品解説は3年前のこちらの記事をご覧ください。(価格は現在とは異なっています)https://www.savilerowclub.com/clipboard/archives/794
アイルランド、ゴルウェイのオモーリャから今シーズン最終の荷物が届きました。
今回届いたのは次の3種。
☆丸首プルオーバーの追加。
以下の色とサイズが追加になりました。61,560円。
バイニン(白)の38.40
オートミールの36.38
ブラック・シルバーの36.38
ドネガル・インディゴの38.40.42.44
入荷待ちでご予約いただいている方には、これからメールなどで順次ご案内します。
また在庫リストにも準備出来次第掲載していきます。
☆ショール衿のカーディガン、3枚。
オモーリャの店舗で販売しているモノを分けてもらいました。
ですので、サイズもアイルランドサイズ(すべて44)ですし、
使っている糸も我々が指定している糸とは異なっています。
でも、なかなか手に入らない素晴らしい編みですし、
クラシックなショール衿はなんだか懐かしいです。
69,120円と、ちょっと値は張りますが、末永く愛用できる一枚です。
これも詳細を間もなく在庫リストにアップします。
☆ペギーさんのニットキャップ
ちょっと変わった編み方のニットキャップで、
この編み方ができるのはペギーおばさんだけです。
ペギーさんはアラン諸島イニシマン島の出身で、とてもシャイなニッターです。
今は編んだセーターをオモーリャに提供しています。
2年前に会ったときに、彼女から「こんな帽子編んでるんだけど、どう?」と見せてもらい、
一目で気に入ったので、何枚か頼んでおいたものがやっと届いたのです。
一枚ずつ編み柄が異なります。8,964円。