入荷速報。フィンランドから、ヨーツェンのダウン到着。続いてレディス編。こちらも3品番です。

続いて2018ヨーツェンのレディス編。こちらも3品番です。

☆TARU(116,800円(税別))

モデル着用色はbaked apple

今年の紹介をなぜメンズから始めたかと言うと、
このTaruが、メンズのTaistoのレディス版として開発されたモデルだからなのです。
つまりTaistoを先に語っておく必要があったのです。
長いことメンズのど定番Arcticを売っていた頃、よく女性から言われたものです、
「これのレディス版はないの?」と。
ところがヨーツェンはメンズとレディスはデザイナーも別々で、
企画コンセプトが一致していなかったので、
そのご要望に応えることができなかったのです。
で、この度、Taisto発売にあたってようよく長年のリクエストが実現したというわけ。
なので、見かけはこのところのヨーツェン・レディスのようなエレガントさはないのですが、
といって、ただメンズ物をレディスの寸法に修正しているわけではなくて、
ウエストのドローストリングを施してかすかにシェイプをかけられるような工夫があったり、
腕周り肩周りもコンパクトで、
マニッシュだけども女性らしさがある、というデザインになっています。

色選びは悩みました。メンズみたいは単純に黒と紺、とはしたくなかったのです。予約されたお客さんの意見もいろいろと聞いてみて、2色に絞りました。


ベイクトアップル。焼きリンゴという名のレッドです。写真では伝わりにくいのですが、艶を消した落ち着いたいい赤です。


ピート。これまたわかりにくい色ですね。ピートは、スコットランドの泥炭。スコッチウィスキーには欠かせない燃料です。アイルランドではターフとも呼ばれます。暖炉で燃やすと独特の香りがして、郷愁を感じます。オリーブでもモスグリーンでもダークベージュでもない色合いです。

サイズXSのみ。着丈73cm。

☆LAULU  (116,000円(税別))

モデル着用色はblueberry

こちらは、従来からのヨーツェンのレディス・コレクションを踏襲した
ややエレガントさのある女性らしいライン。
大きく取った斜めのキルティング、
胸周りからウェストにかけてのタイトめのシェイプ、
袖丈調整のしやすいダブルカフス仕様、
膝までの充分な着丈(93cm)、と、
自信たっぷりのモデルです。

シエル素材は、TaruやTaistoと同じで、つや消しタイプの色合い。
色は2色です。

ブルーベリー(明るめのネイビー)

ワイン・テイスティング(ぶどう色)

サイズXSのみ。着丈93cm。

☆LINDA (82,400円(税別))

モデル着用色はdark denim

ライトコレクションはフィンランドでは春夏モノにあたります。
そこからこの2年間の予約状況から最も評判いい1モデルをチョイスしました。
飾りを廃したスッキリとしたデザイン、
ライトコレクションならではの充分なロング丈(92cm)、
上部と下部とで大きさの変化をつけたダイヤモンド型のキルティング、
と、いうことなしです。

ダークデニム(かなり明るめの紺)

ブラック

また、ライトコレクションは、小さく収納できる機能がついていて、
内ポケットにヨイショヨイショと畳んでいくと小さくしまえるように小袋が付いています。

ライトコレクションはサイズ取りが小さめなので、
サイズはSのみです。

と、2018年の商品紹介レディス編はここまで。
以下はメンズ同じ記述です。

で、そもそもヨーツェンとは、ですが、
それは、当店のブランド紹介「ヨーツェン」の項目をご覧いただきましょう。
そういうところ、webはいいですね。

あの厳寒の工場訪問から14年、今年もヨーツェンを扱える喜びをひしひしと感じています。


入荷速報。フィンランドから、私が世界一と自賛するダウンウェア、ヨーツェン到着。まずメンズ編。3品番です。

すでにヨーツェン(フィンランド)のことをよくご存知の方も多いと思いますので、
ブランド説明などの前置きは後回しにして、
まず今年の入荷商品をご案内します。
メンズから。

☆TAISTO (116,800円(税別))

モデル着用色はblueberry(当店展開なし)

かつてのロングセラーArcticの後継モデルとして今年新たに登場したのが、
このTaistoです。
ダウン量はそれほど減らすことなく、よりスタイリッシュに変更されました。

ラクーン(アライグマ)ファー付きのフード(フード自体もファーのみも取り外し可)、
ハンドウォーマー・ポケット、
袖口内側のゴムリブカフス仕様、
ツルツルテカテカしていない大人っぽいつや消しのシェル・ファブリック、
などは、Arcticから変わらず踏襲しています。
着丈は77cm(XSで)ですので、お尻までカバーできる長さです。

新たな定番モデルとして続く品番だろうと期待しています。

色展開はブラックのみ。サイズXS(日本のMに相当)とS(同L)。

☆MORRIS (124,800円(税別))

モデル着用色はblack

昨年私が3着目のヨーツェンとして購入したのがこれ。
肩や胸周りに比べて胴回りがスッキリしていて、着丈も長め(82cm)なので、
スーツ、ジャケットの上から着るビジネス対応として最適でした。
何より気に入ったのはシェル素材の色です。
色名はblackなんですが、実際には杢(もく)なチャコールグレーという、
今までのヨーツェンでも見たことのない、柔らかいトーンでして、
真っ黒だと色気のなくなってしまうところが上品な味わいになっています。

ブラック(チャコール)のみ。サイズS(日本のMに相当)とM(同L)。

☆ESKIMO (102,400円(税別))

モデル着用色はblack(当店展開なし)

このESKIMO、かの名品番Arcticよりもずっと以前にやっていた定番モデルの復刻版で、
ディテールもレトロ感があるし、素材もコットン混じりという大変クラシカルな素材。
多分むかしむかしのモデルは綿100%だったのかもしれませんね。
さすがに現代では防水性や重量の関係でそれは難しいので、綿43%という素材を選んでこれにあてたのだと思います。それでも綿を使うっていうのはとても珍しいです。

ダウンはパンパンですし、袖口にも内側にリブが付くので、安心です。
私がSを着ると少し大きいかな、というサイズ感です。
ダークブルー(明るめの紺)のみ。サイズXS(日本のMに相当)とS(同L)。
XSの着丈74cm。

と、2018年の商品紹介メンズ編はここまで。

で、そもそもヨーツェンとは、ですが、
それは、当店のブランド紹介「ヨーツェン」の項目をご覧いただきましょう。
そういうところ、webはいいですね。

あの厳寒の工場訪問から14年、今年もヨーツェンを扱える喜びをひしひしと感じています。

では、レディス編に移ります。


ヨーツェンのダウン、フィンランドから本日着荷しました。明日からご予約品の引き渡しとご来店での販売はできます。

ヨーツェンはホントに真面目で律儀な会社だと尊敬します。

当初の予定とまったく狂うことなく、本日ちゃんと予定通りに着荷しました。

これを今日は6時間かけて仕分けしてすべてオフィスの中に収めました。
よく入ったなぁ、と自分でも感心してます。

ご予約をいただいているお客様については、明日よりお引渡しができます。
また配送希望の方についても発送が可能です。

店で販売する分も、メンズ、レディス、それぞれ3モデルずつのご用意があります。
が、ご紹介するのにはまだもう少し時間がかかります。お待ち下さい。
待ちきれない方は、直接お越しくださればご覧いただけます。

箱に書いてあるヨーツェンのロゴが新しくなっているのがおわかりでしょうか。
新ロゴはこんな感じです。印刷ミスじゃないんですよ。


在庫再掲。オックスフォードブルーのワックスドコットンジャケットとナイロンキルティング。春先に着るのに最適なので再登場。

英国バーミンガムに自社工場を持つオックスフォード・ブルーOxford Blue、
通年の定番としている2 アイテム、春先に着るのにちょうどいいので、
再掲します。

☆Balmoral Wax Jacket 34,000円(税別)
w20_navy_grande
いい意味で、適当にちょうどいい、のがこれです。
裏地も一枚貼ってあるだけで中綿もないし、過度な装飾もありません。フードもなしです。
ワックスド6オンスという薄手のワックスドコットンで、べとつきも匂いもほとんど気にならない程度のワックス度合いです。
スーツ、ジャケットが隠れる着丈ですので、通勤着としても使えます。
balmoralnavy balmoralbrown
ネイビー、ブラウン、グリーン。
S(=日本のMに相当)、M(=同L)、L(=同LL)

☆Highgate Quilting Jacket 18,500円(税別)
w34_navy_grande
ポリエステル生地の中綿キルティングです。
直線的な野暮ったいシルエットではなく、しっかりウェストシェイプの効いたうまいシルエットで、これで2万円でお釣りがくる価格は魅力です。
ネイビー(M,L)。

 

在庫状況は、ウェブショップをご覧ください。


謹賀新年。現店舗撤退につき閉店セール開催中です。1/15(月)まで。

明けましておめでとうございます。

すでに2日から営業しているのですが、
暮れにPCを入れ替えたり、元日にクルマをぶつけられたり、
なんだかんだ大忙しでブログでの挨拶もできないままでした。

お知らせしていますように、
1月で現店舗から撤退をしますので、
在庫一掃売り尽くしの閉店セールを開催しています。
商品販売は1/15(月)までの開催です。

その後21日(日)まで装飾品や備品などの形見分けの会をやり、それから撤去工事に入ります。

セール品を一つ一つ紹介できないので、ばばっと売り場の写真を撮りました。

ドーメルのジャケット生地、冬物も春物もあり、
16956円~19,980円(税込)。

メンズアウター。
Corby,OxfordBlue,Joutsen,Gloverall

メンズニット。
Aran Legend, Harley of Scotland, Jamieson’s, Hawick Knitwear, Aran Islands, Loch Garman

ネクタイ、カフス他
Fairfax, Elizabeth Parker

ベストやシャツは少々です

マフラー、スカーフ、帽子など
Cushendale, Macross, Cleo, BlackSheep, etc.

レデイスいろいろ
John Smedley, Joutsen,  edmund McNulty,  Jimmy Hourihan,  Liberty, Cushendale, Cleo, Harley of Scotland, Loch Garman, etc.

こういう機会なので、保管してあったサンプル類なども出しています。

写真には撮ってませんが、ベルトや傘(FOX)も処分価格です。

ちょっと手が回らない気味なので、混みあったときは掛け持ち接客となっていますが、
どうかご勘弁を。

1月は複雑な営業体制なので、営業カレンダーを載せておきます。

カレンダーはここにも載せています。


イベント開催。フィンランドのダウン「ヨーツェンJOUTSEN」、次冬の予約会を始めます。明日12/21(木)より1/21(日)まで。男女とも。

今年も例年通り早い時期の開催となりました、ヨーツェンの予約会です。(昨年の原稿をベースに書き改めていきます)

期間は1月21日(日)までです。

ヨーツェンJOUTSEN、世界最北にして最高品質のダウンウェアと自負しています。

フィンランドから日本に届いた最新のサンプルを月曜日につぶさにチェックしてきました。そのための臨時休業でした。

今年はエストニアに新しく作った縫製工場が本格的に稼働を始める最初の年に当たるので、品番も精鋭を厳選して、型数を絞っての提案になっていました。
(なお、新工場はアパレル製品の縫製だけで、中身のダウンの洗浄精製はフィンランドのファクトリーで今まで通り行っていますのでご安心を)

近頃は一部有力百貨店でも販売が始まり、
そのためあるインポーターが主体となり、希望販売価格が設定されることになっていますが、
当店はその拘束を受けませんので、
当店での予約の場合には、この一般設定販売価格よりも25%ほど低く設定した独自の特別価格にて承ります。

本当は、一人でも多くの方に最新作の写真や新しい価格の全容をご覧いただきたいのですが、
ちょっと公開するには早過ぎて不特定多数に見られるこのサイト上では詳しく載せることができません。
ぜひ店頭のカタログでご確認いただきたいと存じます。

予約にいたらないまでも、
次の冬はこんな感じのダウンを用意してくれるとうれしいなぁ、
という意見や要望を事前に聞かせておいてくれるだけでも、
発注の参考になりますので、
予約をするつもりではない方にも是非話だけでも聞かせてもらいたいです。

今年は現店舗の撤退移転がある関係で、締切は1月21日(日)となります。仕上がり(&ご決済も)は10月上旬の予定です。

あの厳寒の工場訪問から13年、
その時はまさかこれほどに太いパイプの繋がりになるとは思いませんでしたが、
振り返ればあの時の工場訪問がこの信頼関係を築く
大きなきっかけになっていたことは間違いありません。

フィンランド発の、最高のクオリティと最上のファッション感度、このヨーツェンの魅力を
何年も続けてこうして紹介できることは何よりの喜びです。

ダウン愛好者が最後に行き着く世界最北のダウンウェア、ヨーツェンJoutsen。
是非ご来店下さい。

このところ欧州でヨーツェンのダウンが再評価されている大きな点として、
洗浄が挙げられます。
というのも、粗悪なダウン製品の中には、洗浄が不完全なために、
ほこりや虫の卵が入っていたりして、それが元で喘息が起きたりというような症例が増えているのだそうで、
その点、ヨーツェンは、ダウンのクリーニング業からスタートしただけあって、
最高級のシベリアのグースダウンを完璧にピュアな洗浄をしているので、
信頼度が抜群なんです。
ホント、ヨーツェンやっててよかった。

昨年同様、最後に当店の「予約」について少しお話しします。

当店でいう「予約」は、正式な契約書を交わすような売買契約ではありません。
手付け金も前金も全く不要ですし、商品入荷時直後まではキャンセルもできます。
小さな生地見本やサイズサンプル、写真などから判断して発注をする、というのは、
我々プロのバイヤーなら慣れていることですが、
一般のお客様にプロのバイヤーと同じだけの責任を持って下さい、とは言えません。
ですから、予約といっても、メモ書き程度の「仮予約」の扱いになります。

そういうとお客様は「じゃ気軽に頼んじゃおうかな」と思われるのかもしれませんが、
私たちの気持ちは逆に動きます。
「簡単にキャンセルをされないように確実な注文にならないと受け付け完了とはなりません」と。

私たちが「予約はご来店での受付が原則」とお願いしているのは以上のような理由によります。
静岡市という地方都市にありながらご来店をお願いするのは「なんて高慢な」と思われるかもしれませんが、
安易に注文を受けてしまって数ヶ月後にがっかりする思いをさせてしまうことになったのでは、忍びないものです。どうかご理解下さい。

それでも、「どうしても静岡まで行けないけれど予約を受けて欲しい」という問い合わせは毎年入ります。
そういう時は、ケース・バイ・ケースです。過去にすでにヨーツェン製品をお持ちである、などという方の場合には大体のご希望を受け入れています。ただ、特にレディスの場合、失礼なぐらいにしつこく体型のサイズをお聞きすることになる場合もあると思いますのでどうかそのつもりでいて下さい。
その他のご要望もどうぞお問い合わせ下さい。