入荷速報。英国のオックスフォード・ブルーは庶民的なブリティッシュカントリーウェア。お得意のワックスジャケットやタッタソールシャツ、帽子。3年振りの登場です。

英国バーミンガムにファクトリーを持つオックスフォード・ブルーOxford Blue、
3年ぶりの発注です。

まずはこのブランドのメインの商品、ワックスドジャケットから。
品名はBurley。これに専用のフェイクファーのライナーを付けました。
ライナーとフードは取り外しが可能です。
全部をセットした価格が53,350円(税込)です。色は基本のグリーンだけです。

サイズはXXSとXSの2つ。
このブランドで一番古くからあるクラシックなモデルなので、サイズ取りも昔ながらに大きいのです。
私が着ているのがXXSで、これで胸囲サイズ表記は42″ですので、普通ならこれでMサイズというところでしょう。
XSが44″で日本のL(それもやや大きめの)に相当します。

(
英文の解説をコピペします。訳さなくてもいいですよね。
The Burley Wax coat is crafted from 100% cotton Japara wax and is truly a classic style garment.
Add a W32-Thermal liner for extra warmth for those cold days.
6oz British Millerain Japara waxed cotton. 100% cotton tartan lining.
Detachable hood. 2x Large patch pockets. 2x Hand-warmer pockets.

英国ミレレインの6オンスもので、ワックスはしっかりと染み込んでますが、
匂いは昔ほどではないです。これなら電車に乗っても迷惑ではないですね。
(ただ、最初のうちは満員電車は避けたほうが無難かも)。

ワックスドジャケットはもうみんな持ってるよね、と思ってしばらく扱ってなかったのですが、
意外にまだ行き渡っていないみたいなので、久しぶりに仕入れてみました。
まだ持ってない方、あるいはそろそろ買い替えてもいいかな、という方、ぜひ。

で、私がかぶっている帽子がこれです。
生地はロバットツイード、なので色も当然グリーン系です。

写真では色違いに見えているかもしれませんが、同じ色で、一色のみの仕入れです。
サイズはL=59cmのみ。Lと言っても59cmですから、日本ではMに相当します。
アジア人は頭がでかいんだ、とつくづく思い知らされます。悔しいけど。
価格7,260円(税込)です。

そして、今回一番売りたいのがシャツ、3柄です。価格8,800円(税込)。


サイズ構成は、S,M,L、の3サイズ。
作りはアメリカンなゆったりとしたものです。
Sが日本のM、以下同様に、MはL、LはLL、と考えていいでしょう。
小さめのボタンダウンの衿、バックはボツクスプリーツにハンガーループ付き。
脇の縫製は巻き縫い仕様で、以前のここのタッタソールシャツよりも生地も縫製も
シルエットも改良されています。
生産国が書いてないのですが、担当のJohnnyはChinaと言っていました。
Johnnyはインド・パキスタン系の英国人で、親日家のとってもいい奴です。


Sを着てみました(B柄)。ずんどうな型紙なので、ちょうどぴったりですが、
近頃お腹だけが出てきてしまい、
これで洗って縮んだら、お腹からきつくなりそうです。
袖は私には長いです、左腕はボタンを外してだらりと下げ、
右腕はボタンを留めてみました。
袖詰めはご希望により有料で承りますが、縮みがありそうなので
袖詰めの方には一度私の方で事前に洗ってから加工所に出すようにします。


こちらはMです(A柄)。どうも今後の私の体型にはMを選んだほうがいいようです。

3柄あります。

A柄. 白地に茶x黒 …オフホワイトのベースカラーにブラウンとブラックの
シンプルな2色使いのタッタソールのチェックです。


B柄. キナリ地に橙x緑x紺…淡いベージュのベースにオレンジ、、グリーン、ネイビーの3色使い、
カントリーウェアらしいタッタソールのチェック。


C柄. ベージュ地に赤x橙x青…遠目からも柄が一番はっきりしているチェックで、
ベージュのベースカラーにレット、オレンジ、サックスブルーの太いラインが効いてます。


サイズ表も作りました。ずんどう感が数字でもお分かりでしょう。

cm ①首周り ②裄丈 ③着丈 ④肩幅 ⑤胸回り ⑥胴回り
38.5 86 76 48 114 110
39.5 88 78 49 118 114
41.5 92 80 50 122 118


シャツは3柄3サイズ展開なので、売れていくとサイズ切れが多数発生します。
webShopにて最新在庫を反映させていますのでご確認ください。

 


入荷速報。オーダーシャツの生地、秋冬モノの追加です。カジュアル系のものやダークなドレス生地など、なかなか興味深いです。イベントにギリギリ間に合いました。

新たに配信になった生地です。

まずカジュアル系から。


左上。オーガニックコットンを使った無地の起毛ビエラ。ビエラについては前回配信生地の記事をご参照ください。
左下。チェック柄が6つ。ネルシャツほど分厚くはないのですが、表面を引っかいて起毛させているのでウォーム感が出ています。
中の上。インディゴデニム系の4色。バイオブリーチとかバイオウォッシュとか、日本の生地お得意の加工処理が施されています。
中の中。伊アルビニ、リネン97%ポリウレタン3%と聞くと夏素材のようですが、これが欧州のウインターリネン、というやつ。チェックに入っている差し色が蛍光色っぽくてちょっと色気があります。
中の下。伊カンクリーニ。リサイクルコットンのレジメン的ストライプ。
右。リバティプリントの追加。ウイリアム・モリスのいちご泥棒などトラディショナルな柄が中心です。4柄目の動物園みたいなのが個人的には好きです。

次、ドレス系です。

左上。カリビアンコットン・シルバーラインにダークカラーの追加です。
綾織ツイル(上3つ)もオックスフォード(下3つ)も大変良く売れている売れ筋ラインですが、ここにブラック、ネイビー、ブラウンの濃色が登場です。
在宅のリモートワークが増えて来た影響でしょうか、ノータイで着る濃い色のドレスシャツの要望が増えていることに対応したものです。これ、新しい傾向として注目していきたいです。
左下。葉っぱ柄のドビージャカード。花の模様が入っていない分だけ男性にも着やすい柄ですね。ここでもダークカラーに注目です。
右上。新登場のアメリカン・シーアイランドコットンを使ったシリーズ。海島綿でもなくカリビアンコットンでもないアメリカンシーアイランドコットン、これは半端に説明すると誤解を招きそうなんで、いずれちゃんと解説しますが、ともかく、荒っぽく言うと、カリブ海由来の超高級綿の種を元に米国で栽培した超長綿糸です。
左側はその糸を使ったオックスフォード素材。右側はニット素材です。
右中。カリビアンコットンのプレミアムライン。国産生地最高峰の160番手双糸(160/2)ファプリック。
右下。リンクルフリーに高級バージョン登場。近頃細番手生地によく見かけるmade in Turkey,トルコの生地です。

———
どの生地も、オーバーシャツにも、レディスにも対応します。

昨日からスタートの「シャツを作ろう!」選べる特典(~10/10)に照準を合わせた配信です。
よその店は生地見本が届いたらファイルにまとめるだけですぐに公開できるのでしょうが、
うちの店だけは、独自の台紙に貼り付けるので、まず台紙の方を品切れ生地を取り除いて隙間を詰めて、そこに新しい生地を二つ折りにして両面テープで付ける、という作業が必要でして、
フェア前日に送りつけられても準備が大変なわけです。
間に合ってよかった。

 

 


入荷速報。乗馬マック、今年も入荷しました。マッキントッシュ・レインウェア社 Mackintosh Rainwear Ltd.(Ireland)よりFrancisCampelliのブランドで。男女とも。

今年も入荷しました。8月の入荷は過去最速です。
定番として続けているので、大きな変更はありません。
ですので、従前の原稿をもとに加筆訂正しながらご紹介していきましょう。


防水素材をコットンでサンドイッチした生地で仕立てたレインコートを
英語でMacマックといいます。ちょっとパリッとした感触がなんとも英国らしいコートです。
マックの呼称は、原点であるゴム引き生地を発明したチャールズ・マッキントッシュ博士にちなんでいます。


アイルランドのマッキントッシュ・レインウェア社 Mackintosh Rainwear Ltd.(Ireland)が
古くから作っていた乗馬用コートのデイテールを盛り込んで、
特に作ってもらった別注品が当店の「乗馬マック」です。

水洗いもドライクリーニングもできる、というのは、他社のマックと違う大きなウリ。
ボタンには社名が刻まれています。

☆メンズは3色。98,450円(税込)。


INK(濃紺)
ジャケットを着た上からSサイズを着ています。

胸留めの錠、脚通しのストラップ、裾のボックスプリーツ、など、
乗馬のデイテールを盛り込んでいます。
ただ、コートのシルエット自体は、かつてのAラインではなく、
細身のストレートラインにしています。

OLIVE(オリーブグリーン) このところ人気急上昇のカラーです。
ブリティシュカーキというか、英国の軍人さんっぽい男っぽい感じです。



TAN(モカブラウン)
ジャケットは着用せずシャツの上からXSを着ています。
(XSは裏地のタータンがブラックウォッチに変更になります。Sは写真のとおりのブキャナンです)

ビジネス用のコートとしても、スーツ・ジャケットの上からも着用できます。
サイズは、XS(=日本のS~Mに相当)とS(=日本のM~Lに相当)の2つ。
スーツでの着用を考えて、少しゆとりのあるサイズ取りになっています。

在庫状況は動きます。在庫の有無はwebshopでご確認ください。

☆レディスも今年は3色、価格はメンズと同じく98,450円(税込)。XSとSの2サイズです。


TAN(モカブラウン)メンズと同色。XS着用。

メンズとは合わせが逆なのは当然として、
最大の差は、背中両サイドに細腹(さいばら)が入り、ウェストシェイプが効かせてあること。


INK(濃紺)メンズと同色。XS着用。

上着着用前提のメンズと違って、それほどのゆとりは取ってないし、
細腹も効かせているので、ウェストあたりにはフィット感があります。


RED(レッド) 着用はXS。Sもあり。またREDのみLの在庫(価格応談)もあります。

在庫状況はwebshopでご確認ください

ラグランスリーブの縫製も丁寧です。

こういう伸縮性に乏しい生地をイセ込みして立体的にシワなく仕上げるのは、
結構大変な技術ですが、昔からこのファクトリーはうまいです。
カンペリ氏とは20年来の付き合い。その間いろいろとトラブルもありまして、
しばらく絶交していた時期もありましたが、
やはりこの商品の出来栄えの良さは他にはなく、その魅力に負けて昨年仲直りしました。
乗馬スタイルはかつての当店の売れ筋。それを特に復活してもらい、乗馬マックに仕上げたのが、何よりの復縁の証拠でしょう。
今私が一番勧められる綿コート、それがこの「乗馬マック」です。
webshop
この出来で税込アンダー10万円は値打ちあるものと確信します。

余談。スコットランドのドクター・チャールズ・マッキントッシュというと、
ゴム引きを発明した上記の人とよく混同されるのが、
建築家でデザイナーでもあるチャールズ・レニー・マッキントッシュです。

初めてのグラスゴー訪問の際、私は彼のアレコレに「ハマって」しまって、
挙げ句に使わせてもらったのがコレ。

これマッキントッシュさんが考案したフォントを元にしてます。


出来上がりと取り寄せ。オーバーシャツ、スーツ、ジャケット、トラウザーズ。

シャツのイベントには、オーバーシャツも対象でした。


Aさんからはシャツ、オーバーシャツ、ジャケット、のご注文でした。
オーバーシャツは3着。私には少しブカブカと大きいのですが、
着た姿のほうがわかりやすいでしょうから、私着てみました。
紺のギンガムは伊トーマス・メイソンのシャツ生地。
黒はサテンのちょっと光沢あるシャツ素材です。
ベージュの生地はシャツの生地ではなくて、伊Solotex・麻混のジャケット素材です。
ですので、衿型もシャツっぽい衿でなくて、ジャケットの衿を付けました。


こちらはYさんのご注文。サファリっぽくやってみましょう、というご要望で、
胸、腰とも左右のポケットはフタ付きのボタン留めに、
更に肩にはエポレットを付けました。
生地は伊レジューノの綿66%リネン34%のブルーのチェック生地。
プリーツ付きのポケットが4つもあるのに、柄合わせは完璧にできてます。
さすが、というべきか。


スーツはFさんからのご注文。スペアパンツ付きの上下です。
伊ゼニアのダークグレーの生地ですが、全くの無地ではなくて、
糸自体がまだらの濃淡のある糸で織られています。
生地の表と裏で縞模様の出方が縦と横に変わるので、その事がよく分かります。


夏らしいジャケット。シアサッカーは伊のSolbiatiというところの綿100%の素材です。
フックベントにするのが、Aさんの流儀。


最後はオーダーではなくて取り寄せ品です。地方自治体職員のFさんからのご要望。
鎌倉シャツさんのトラウザーズTexTeq、夏物のダークグレーの無地、
今年から国産生地を使いまして、手頃な価格になりました。
シルエットは結構思い切っていて、浅めの股上に、細めの裾幅、と、美しいスタイルであります。

出来上がり紹介、は、仕上がった品々を随時紹介してます。
ご参考になればいいです。


イベント4連報の②。オーバーシャツを作ろう!~選べる特典。いい生地だけを3,000円off!! or すべての生地でオプション3つ無料。4/16(金)~5/24(月)。

なんだい、シャツとおんなじじゃないか、って思ってません。
まあそのとおりなんです。
シャツのイベントの中にはオーバーシャツも含まれているんですけど、
なんか埋もれてしまうので、別項で取り上げた次第です。

オーバーシャツも基本的には価格も納期もシャツと同じです。
ただポケットのオプションを入れないとサマにならないんで、実質追加オプションが必要になります。
それから、レディスはできません。

内容です。シャツと同じで、どちらかを選んでください。

※「上級の生地(原則的に15,000円以上の生地)に限り、3,000円off!!」…おなじみのカリビアンコットンや、
トーマス・メイソンを始めとするインポート素材、麻の生地、リバティ・プリント、ニット素材、など、
これらは3,000円引きで承ります。
または
※「どの生地でもオプション3つまで無料に」…フラップポケット、左右ポケット、ナットボタン、貝ボタン、ネーム刺繍、など、3つまで無料です。

どちらかの選択です。併用はできません。どちらか安く上がるかを判断してこちらで決めることもあります。
概して、オーバーシャツに関しては、3,000円offよりもオプション3つ無料を選んだほうがメリットがあるように思います。


入荷速報。ギネスのアパレル、2021年の商品がダブリンから到着しました。まずは長袖モノから。


ギネスでコロナを押さえるの図。
まさかこの写真を2年続けて使うとは思わなんだ。


ダブリンのギネス・ストアハウスでも人気のギネス・アパレル、
2021年販売向けの商品が揃いました。

長袖モノから商品紹介しますが、
サイズが品番によってまちまちなところがあるので、
今年もすべての品番のMサイズを、メンズのトルソー(彼のヌード胸囲は96cm(=38″(inch))に着せました。サイズ選択の目安にしてください。

★ジップ・ジャケット(フード取り外し可) 12,980円(税込)
ポリエステル95%ポリウレタン5%
S(104cm=40″.日本のM相当), M(108cm=42″.日本のL相当), L(112cm=44″.日本のXL相当)。

これ、カットソーではなくて、アウターです。
厚手のポリエステル織布に裏側に薄グレーのフリースをボンディング(圧着)して一枚の生地にしているものです。

フードを外すとシンプルなアウターになります。

左がM,右がSです。私はどっちでも着ます。
袖口には親指通し穴の付いた防風カバーが付いています。これ重宝しそうです。
オールシーズン、様々な場面で使える一枚です。


★パフォーマンス・フーディ・フルジップ 9,900円(税込)
95%ポリエステル 5%ポリウレタン(高機能競技用素材)。
M(94cm=36″.日本のS), L(100cm=38″.日本のM), XL(104cm=40″.日本のL), XXL(110cm=42″.日本のXL)。



ストレッチの高機能素材で、ピッタリ目に着ます。
カットソーですが、裏毛ではないので、防寒性はほとんどなく、むしろ透湿性を重視しています。
もともとレディス物として企画されていた商品のようで、この品番だけサイズ表記よりも仕上がりがやたらに小さめですので、ご注意ください。

私が着ているのがXLです。
後ろの裾はシャツテイルで、スッキリしてます。


★お揃いのベースボールキャップ  3,520円(税込)
ポリエステル100%。フリーサイズ。(52--64cm対応可)


★ロゴ入りパーカー 8,910円(税込)
80%コットン20%ポリエステル。
M(114cm=44″.日本のL)。

裏毛のスウェット素材ですので、やや防寒性あり。

★ストライプラグビーシャツ 9,900円(税込)
100%コットン。S(106cm=42″.日本のM)。


私、お腹が出てきたなぁ。

続いて半袖モノなど。

—————————————————————————————————–

買い物がしやすいように、webショップに掲載しました。
最新の在庫状況もこちらで把握してください。

(アイルランド社との契約により、ギネスアパレル商品の未成年の購入や着用はご遠慮ください)