春の企画まで続けました「3,000円off」のキャンペーンが、この秋から「20%off」にリニュアルされました。
価格が上がるごとに値引き額が増えますので、実質的にはオトク度が増えたことになります。
対象生地を一覧で撮りました。
上段。左、カリビアンコットンシルバー100/2G 17,600円 (当店一番人気の一群です)。
中央、カリビアンコットンゴールド120/2G 19,800円~(国産生地の最高ランクです)。
右、トーマス・メイソン 22,000円~(伊製ですが英ブランド)。
下段。左、伊カンクリーニ 20,900円~(機能性素材も増えました)。
中央、その他インポート 17,600円~(伊のアルビニ、モンティ、レジューノ、など)。
右、リバティプリント22,000円(英リバティのライセンス品)。
これらがすべて20%offです。
期間は9/8(木)~24(土)の3週末。(9/25(日)は晴庭雨業)
秋冬はセーターやアウター、ジャケットが増えるので、
シャツの企画はこれが唯一になる可能性が高いです。
お忘れなくご活用ください。
カテゴリー: 06.シャツ
シャツの生地、追加です。秋の第一弾。文末にホットニュースあり。
オーダーシャツの生地、追加です。秋の一回目。
日本の生地。
左列、オーガニックコットンやオックスシャンブレーの素材でストライプもの。
中列上、カリビアンコットンシルバー、100/2Gのドレスタイプのタッタソール。
中列下、カリビアンコットンゴールド、120/2Gの新作、ツイル無地。
左列上、ビエラ調の起毛ツイル無地。
右列下、ポリエステル混の機能性素材の一群。あまり好みではないので私はほとんどおすすめしていません。
インポート。
左列、トーマス・メイソンの追加。英ブランドですが今はイタリア製。でも英国テーストは相変わらず色濃いです。
中列上、伊アルビニのチェックやストライプ。
中列下、伊カンクリーニのストライプ。
右列、英国製のシャツ生地エイコーンから、ビエラっぽい起毛ヘリンボーン。
リバティプリントも6柄の追加です。
さて、ホットニュース。例年9月のキャンペーンは、いい生地だけ3,000円off,の催事を提案してきました。
今年から少し変わりまして、いい生地だけ20%off,となります。
シャツを作ろう!!~いい生地だけ20%off!!
期間:2022年9月8日(木)から9月25日(日)まで。
概ね16,000円以上のシャツが対象となります。レディスも同様です。
ぜひご予定ください。
出来上がり紹介。スーツ、ジャケット、シャツ、靴。
シャツのエコノミーサービスが終わると、気持ちは完全に秋冬に入れ替わって、その準備に追われています。
このあたりで出来上がり紹介をしておきましょう。
まずスーツ。先行入荷した生地、NZ100+JN50、百周年記念の葛利毛織ダブルクロス、
にての最初のご注文分が仕上がりました。
Yさんはスリーピースでご注文。上着はチェンジポケット付きのスラント(斜め)、ウェストコート(ベスト)は衿付き、
トラウザーズ(スラックス)はベルトレスでブレイシス(サスペンダー)を装着しています。
御本人にご試着いただきました。
写真の色が違って見えますが、こちらも同じ100周年の生地なんです。Yセンセ
から。
こちらはオーソドックスに2つボタンの上下です。
ウェイトはありますが、シルクミックスの光沢感もあって、ヘビーには見えませんね。
続いては、ジャケットを3着まとめてご注文いただいたAさん、
私とウチが近いのでいつもは仕上がるとご自宅にお届けしてしまうのですが、
今回は別の要件でちょうど仕上がり日にご来店いただいたので、
御本人の着用写真が撮れました。
シアサッカーですが、素材がシルク、なのでゴワゴワしてません。葛利の生地です。
これも葛利の
サマーウールの格子柄。柄合わせがうまくできてます、さすがアルデックス。
葛利のションヘルで織った極薄のリネン100%。実に涼しげ。
3着すべてフックベントで仕上げるのがAさんのお約束です。
靴です。
左、サイドゴアの「シゥーズ」、それもプレスリーばりのブルー・スウェード・シゥーズ、です。Yセンセから。
右、伝悟郎(MD05)のセミブローグ。バーガンディ(赤茶)のキップ。Aさんから。南陽市ふるさと納税対応です。
どちらも、革底ではなくて、ラバーのタフスタッズ(ダイナイト風)のソールです。
Nさんから伝七郎(MD07)のチャッカブーツ。25.5のF,なので、かなりユーモラスなシルエットになりました。
トラウザーズ。
Yセンセから2本口。左は英ハリソンズの合着的スーツ生地プレミアクリュのグレンチェック柄。毛100%。
右は、シワにならない麻、として好評の英ハリソンズ、SeaShellのグレー生地。リネンにテトロンを混ぜてます。
Kさんからのオーダーは、細身のシルエットの那須夢工房に頼みました。
伊カノニコのストレッチ入のトロピカル、杢グレー。バラケ生地からのナイスチョイスです。
仕上がりが遅れていた鎌倉シャツのトラウザーズ、ご注文分がまとめて到着しました。
一番上だけがコットンのネイビー。他は国産のウールでやや硬めの生地です。
シャツは、この後にエコノミーの仕上がりがどーんとやってくるので、今回はお一人Iさんだけ。
カリビアンコットンシルバーの白ピケで半袖を2枚。
衿型違いで、左、ショートウィンザーワイド。右、ホリゾンタルワイドのボタンダウン。
当然BDの方はボックスプリーツにしています。
この時期の特徴でしょう、夏物と冬物が入り混じってますね。
こうやって季節は入れ替わってきます。
皆様ご用命ありがとうございました。
シャツ生地、届きました。200枚の紹介です。
明日からの「エコノミーサービス」の準備が整いました。
届いた生地を簡単にご紹介します。5つのカテゴリーに分けました。
まず最初は、スワッチ、つまり小さな生地見本の一群です。
実際の生地はファクトリーに用意されています。
売れ筋の集約ですね。現物の生地を見なくてもまあ分かるでしょう、という人気の色柄をまとめています。
生地を選ぶのがもう面倒、時間を掛けたくない、という方には、ここから選んでいただければ間違いないです。
今回から、巻物スタイルではなくて、畳んだ生地を袋詰した状態で見ていただきます。
200枚の袋を外して撮影するのはさすがに大変でしたので、ビニール越しに見ていただくことでご容赦ください。
ここは、ブルーの生地ばかりを集めた一群です。
ブルー系は一番出るところなので、そのカテゴリーだけを一つにまとめました。
上段は無地を集めています。下2段はストライプを集めています。
ドレスで着るかカジュアルで着るか、で、選択眼がだいぶ異なってくるところですね。
チェックを集めています。難易度の最も高いところかもしれません。
でも実際に生地を広げて色柄が見られるというのはこのイベントならでは、のメリットでして、
ちいさな生地スワッチだけだと選ぶのに躊躇するような色柄も、
広げて合わせてみると意外な発見があるものです。
白の一群です。わかんないですよね、ごめんなさい。
これらのほとんどがドビー織りのストライプでして、無地のようで無地じゃない、というものばかりです。
同じもののように見えますが、すべて異なる柄です。
白の色合い、生地の薄さ、柔らかさ、など、一枚ずつ違いますから、根気よく選んでください。
もちろん、候補に取り上げた生地は私がどんどん袋から出しますから、遠慮なく多めに取って行ってください。
てな感じです。
もう一度概要を。
シャツを作ろう!!~エコノミーサービス
期間:7/28(木)から8/15(月)まで。
(火曜水曜は休業ですが、8/2(火)、8/9(火)、8/10(水)、8/16(火)、8/17(水)昼、は、予約制で受付可能です)
価格: どの生地でも2枚で19,360円(税込)。男女同価格。別途有料オプションあり。
納期:8/8(月)までのご注文分は9/16(金)。それ以降の方は9/27(火)。
今年の生地の内容はとてもいいです。お待ちしてます。
出来上がり紹介。シューズ、シャツ、トラウザーズ、ジャケット、スーツなどなど。
このあたりで、出来上がり紹介、です。
コレ出しとかないと、全然仕事してないみたいに思われちゃいますから。
まず靴から。キャンペーン「シウーズを作ろう!!」に賛同していただいたサイドゴアブーツが続々と。
ドレスっぽくなくチノやデニムに合わせたいNさんのご注文。
茶色の型押しステアの革を使い、ストームウェルトのダブル巻きで、
ドスンとしたイメージを付けました。
反対にAさんは、スーツにも着られるドレス仕様で、ということで、
装飾を配したシンプルなスタイルに。
つま先の減りやすい方なので、革底ですがつま先にゴムを配置しました。
Hさんも基本はドレススタイルですが、一工夫しまして、
ストレートなブローグとメダリオンを追加しました。
ストームウェルトダブル巻きも加えて、オフタイムにも使いやすいようにアレンジしています。
絶対滑りたくない、というご要望から、宮城興業オリジナルのタフソールを付けました。
こちらは修理靴。カカトの内側の補強とヒールの付け替え、Hさんから。
大事に履いてくれて嬉しいです。
シャツに行きます。
上の2枚、不動産会社社長のNさんはトーマス・メイソンの生地がお気に入りです。
アリソデナサソなブルーとネイビーのブロード2色。
オプションフェア期間中でしたので、白蝶貝、スプリットヨーク、脇ピース、を無料でお付けしました。
下の白は、電力会社のIさん。婚礼に使いたいとのことで、
カリビアンコットンのマイクロヘリンボーンの白の生地を使い、
剣先がやや開いた角度のあるスチュワートレギュラーの衿にコバステッチ、
白蝶貝の二重タライ釦、共布のポケットチーフ、左袖にイニシャル刺繍、と、
おとなしいけどちょっぴり気取ってみました、風に仕上げてます。
二枚ともレディスですが、別人です。
左、Iさんは、先月のOさんと同じくシアサッカーのオリーブ。やっぱり写真だとグレーに見えますね。
ラウンドカラーの衿裏とカフの裏にブルーの別布を配しました。
そしてちょっとアウトドアっぽく、マーブル釦。オプションフェアを使いこなしたアイデアです。
右は、Kさん。このブルーは伊カンクリーニの無地調極小刷毛目格子。
ショートレギュラーの衿型に、白蝶貝の二重タライ釦、共布のポケットチーフをオプションに。
Sさん、生地違いで同じ仕様2枚。左はお馴染み100/2ブロード。右はピケストライプ。どちらも定番。
フィナモレ調の高い衿のカッタウェイワイドにナポリ風ダブルカフス。
南イタリアのジローラモさんを意識しましたか。
定番のピンオックスで、ロングセラーのボタンダウン。
とってもふつーのシャツです。こういうオーダーが入ると、ホッとしますし、
嬉しいです。バンカーのSさんから。
エミネントのコットンパンツにオーダーが入りました。
Cさん、女性ですが、メンズ仕立てです。
生地は伊ロロピアーナ、グレーの綿ツイル。水洗いできる仕様にしました。
仕上がりはいいのですが、納期がかかるのがマイナスポイント。これも7週間かかりました。
別珍です。Nさんの持ち込み生地で、お仕立てだけの承りです。栃木県の那須夢工房で仕立ました。
生地は磐田市福田(ふくで)のコーデュロイハウスで求められたもの。
ここでは、コーデュロイや別珍の生地を切り売りしています。
私も何度か行って生地を買ってます。びっくりするぐらいの価格で買えます。
コーデュロイハウス、ここです。
スーツが最後になりました。Fさんからの注文は、夏物で濃いめのグレー無地。
いろいろの候補から、葛利毛織の221g/m,毛100%のライトフレスコで、
杢じゃないソリッドなダークグレーの生地を選びました。
この生地のチョイス、我ながら満足してます。
杢のチャコールでは出ない夏物の清涼感がうまく出てます。仕立はアルデックスです。
皆様、ご用命、ありがとうございました。