オーダースーツ、春夏の生地が揃いました。

☆ハリソンズ・オブ・エジンバラ…英国らしい生地、といえば、
その代表選手はハリソンズでしょう。
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Hのマークが入った赤いバンチは、世界中のテイラーから愛されています。

☆ドーメル…フランス企画の英国製、として、欧州的色気を持った英国生地が
ドーメルのウリ。
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スーツ地はトロピカル・アマデウスとドライツイストを、
ジャケット向きにはホライゾンをお薦めします。

☆葛利(くずり)毛織…旧式のションヘル織機が愛知県一宮市のここではフル操業してます。
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スロースピードで空気を一緒に織り込んだsuper140’sウール100%の服地は、
世界のどこへ出しても自信のある逸品。
また、経(たて)糸ウール100%、緯(よこ)糸キッドモヘヤ100%の
シャリ感と繊細さを併せ持った服地も、この夏はおすすめです。


野澤屋創業88周年記念⑤・スーツを作ろう!!\88,000で

「88周年記念なので、ふつうなら10万円を超えるスーツを\88,000で売りたいのです。
2月の一ヶ月だけでいいので、何とか協力して下さい。」と、
一宮の葛利毛織さんと神田のマルキシさんにお願いしまして、
約50着分の生地を揃えました。
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※葛利毛織からは……①super140’sの極細糸をションヘルでゆっくりふっくらと織り上げたウール100%モノ、
        ②super100’sウールを経糸にキッドモヘヤ(南アフリカの子山羊)を緯糸に、これもションヘルで丁寧に織ったシャリ感のある夏素材、
の2種類を。

※神田の舶来羅紗屋(古い言い方!)からは……テイラー・ロッヂ、ドーメル、ハンツマン、ミノヴァ、など
一流どころをズラっと集めました。(って、これは芸者さんみたいな言い方?)

これらすべて\88,000(税込)~というスーツ価格ですが、
この価格を分解すると、生地代\31,500 +仕立て代\56,500~、と分けられます。

ですので、昨年9月のときと同じく、2月には生地だけ押さえておいて、
どう作るかは、これからゆっくりと考えて、3月以降にゴーサインを出す、
という、二段構えで取り組んでいただければいいと思います。

2月というシーズンの始まる直前だからこそ出してもらえたプライスです。
ちょうどこの春夏にスーツ作ろうと思ってた、という方、
そして、そんなつもりはなかったけれどせっかくの機会だから、という方、
どちらのかたも、ぜひご来店下さい。

実施期間は2月末まで。あ、言い忘れました、もちろんレディスもOKです。


イベントのスーツ生地を追加しました

スーツの生地を選ぼう!!「服地押さえよう会」を8月30日までの日程で開催中ですが、
思いのほか好評で、生地が少なくなってきましたので、
葛利毛織さんにお願いして、追加をお願いしました。
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追加をしたのは、特に人気のある二つのシリーズのところで、
※テンマンス的に長く使えるsuper120’sタスマニアウールのコレクション(左列)と
※葛利では最高級品質となるsuper140’sのコレクション(右列)、
です。

売れ筋どころが追加になり、再び充実の品揃えであります。

お待ちしております。


スーツの生地を選ぼう!!「服地押さえよう会」(男女とも)8/30まで。

先日、葛利毛織の社長から電話があって
「TBSの『官僚たちの夏』というドラマで、うちの工場がロケに使われたんですよ。
先週、放送になったんですけどね。
二日間大勢で撮影に入ったので、全然仕事になんなくて。ウチの孫が映りましたよ。
昭和30年代が舞台なんですが、その当時の織物工場の状況が残っているのは
尾州広しと言えども、もうウチしかないということで。
嬉しいやら…情けないやら…」
と、いつも元気な葛谷社長です。

さて、本題に入ります。

オーダースーツの価格は縫製工賃と生地代の二つの合算で決まります。
仕立ての工賃(スーツで\56,700~)はいつ頼んでも同じですが、
生地の方は買い方の工夫で価格を抑えることができます。
そこでこんな相談を葛利毛織さんに掛け合ってみました。

「8月の売れない時期なんで、倉庫で眠っている秋冬物の生地を静岡で放出しましょうよ」とお願いしたのです。もちろん快諾をいただきました。

日本の生地だけじゃ、と舶来問屋さんにも声を掛けたら「じゃ英国生地で、テイラー&ロッヂ、マーチンソンズ、スキャバルなどの在庫品を特別に提供しましょう」とこちらもOKでありました。

で、今回は、約80着分の服地生地が届きました。
ドーメルも2着分(アマデウス)だけ、特別価格で出します。
ジャケット生地も少しだけあります。

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服地価格は葛利で\18,900から\36,750(super140’s)まで。
英国服地はほとんどが\29,400です。
通常時の30~50% OFFを目安に値付けしてますので、
お買い得感は感じていただけるでしょう。

期間は8月30日(月)までです。
ただ、服地は一着分ずつの入荷ですので、品切れ御免、です。

8月はます生地だけ押さえておいて、
涼しくなったら3週間の納期をご予定のうえお好きな時期にお作り下さい。
いつまで、という期限は特に設けません。

ただ仕入先から特別の好条件で提供してもらっているので、
生地代だけ先にご決済いただきますことをご了承下さい。

いいスーツは秋冬物でこそ作りたいよなぁ、と考えていた方、好機到来です。


イベントのお知らせ。「スーツを作ろう!!春場所十五番取組」

久しぶりに「クイック・メニュー」を用意しました。

「スーツは作りたいんだが、たくさんの見本帳からひとつだけ生地を選ぶなんて、何だかどうも苦手で…」という声は時々聞くのです。
そこで簡単に選べる15柄のクイック・メニューを作りました。
価格も、ランチ・メニュー、ということで、通常よりも引いてあります。

チョイスは、日英仏の3ブランドから私なりにバランスよく選びました。
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★上段…葛利毛織(ドミンクス)
  左→super120’s ウール79%とキッドモヘア21%のシャリ感含みの生地3柄、\77,700~
 右→super140’s ウール100%のふんわり素材を3柄、\86,100~

★中段…ハリソンズ(英国製)
  左→フロンティア(300gウール100%)…全季節型のビギナー素材、3柄、\84,000~
 右→ミスティーク(240gウール100%)…典型的夏物英国生地、3柄、\97,650~

★下段…ドーメル(企画は仏、製造は英)
  左→ドライツイスト(240gウール100%)…日本別注のシワなし服地、1柄、\119,200~
 右→トロピカル・アマデウス(240gウール100%)…色っぽくて艶っぽいのに英国製生地、2柄、\112,350~

……という15柄です。(表記した価格は、シングルスーツ上下の基本仕様の税込価格です。)

レストランのランチメニューと同じように、制限がありまして、
先着15着限り、とさせていただきます。