フェアファクスのウールタイ、入荷です

暖冬が当たり前になってきて、
スーツに冬らしい季節感を出すのが年々難しくなってきています。

冬らしいフラノやスポーテックスのスーツ、着たい気持ちは満ち満ちてはいるのですが、
もう少し待たないとさすがにまだ着られません。

なので、近頃は、ネクタイで季節感を出す、という手法が増えています。
確かにタイは、リネンを付けりゃ涼しくてウールを付けてりゃ暖かい、
というものではないのですから、
その時その時の季節感を演出するには最適なアイテムなのかもしれません。

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で、早めに仕込んだのが、ウールタイです。
ほとんどがイタリア製の冬らしいスーツ生地を使っています。
また、ストライプものやドットものなどは差し色にシルクを入れ込んでいます。

タイ幅は75mmと細め。ブランドはフェアファクス、\8,925。


入荷速報。ウールのタイ(Fairfax)

ドレススタイルの季節感をどのアイテムで出すか。
スーツ、ジャケット、シャツ、ソックス、ポケットチーフ、帽子、マフラー……、
いろいろありますが、
一番季節感を強く出せるのがネクタイでしょう。

別にリネンのタイをしたからって涼しくはならないし、
カシミアのタイで暖を取れるわけもないのですが、
タイを変えるだけで季節感の演出は間違いなく強く打ち出すことができます。

そこで重宝なのが、ウール素材のタイ。フェアファクスから仕入れました。\8,925。

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生地はイタリア製のスーツ生地を使っていますが、
実際にスーツと同じ色柄の生地を流用してタイにすると、
(それ単体では見栄えはいいのですが)
意外にスーツと合わせにくい(スーツとタイが同調しすぎてしまう)ので、
はじめからタイを作る目的で専用の色柄を織ってもらってタイに仕上げています。
「今」らしく、パープル使いのストライプ柄なども入っています。

これだとスーツスタイルの時はもちろん、
ジャケットスタイルでも「タイだけが妙にお仕事モード」にならないので、
活躍の場が広がるはずです。

いつものドレイクスのシルクタイよりもトレンド性が強いので、
大剣幅もドレイクスよりも5ミリ細い8.5センチになっています。